2008年11月04日

昨日は大東亜会議でした.休みなので久々の勉強ができました.今日も晴れ.いい調子だ.今日は「地域信頼社会」の話をしよう。

今朝は朝練のお台場で、前の人がいて、途中から練習をはじめて来たので、あわてて、隣の狭いところに移動した.ぶつかりそうだった.何を考えているんでしょうね.昨日は革パンにニー・スライダーのベースを縫い付けようとしたが、固すぎて諦めました.ボンドで貼付けましたがどうでしょうか。来週の週末に試してみます.これはGS50用です.それとだんだん寒くなって来たので、週末の外出用に加工しました.それと昨日はなんと一日中読書でした.こんなの久しぶり.

昨日2冊読みました.一冊は「日本はどれほどいい國か」.2冊目は「日本と中国は理解しあえない」.今日は2冊目を題材に話をしましょう.ちなみに日下さんはものすごく本をお書きになってるんですね.中国は「騙しあいの世界」とありました.日本人から見るとそうなのでしょうね.中国人から見ると日常の世界では無いでしょうか.これが彼らと言うか私と言うか通常の世界です.騙されないように無意識のうちに構えていますね.ですから、騙されないようにと言うのはちょっと違っていて、無意識に、神経を使わずに、条件反射みたいに、36計を駆使する.と言った方が正しいかもしれませんね.私は中国人に騙されないようになるのに10年かかりましたが、日本人にはこの価値観を体得する事は無理ですね.

いままで、私はグローバル価値観を身につけろと言ってきましたが、中国人になりきれとはいっていない.中国人はそう言う価値観を持っているんだと言う事を理解すると言う価値観を日本人は持つべきだと言っているんです.今までの日本人はこう言う中国人を嘘つきとか人を騙すとか言ってきましたが、そうではないくて、そう言う事なんだと言う事を理解する必要があるんです.日本人に36計を駆使する事はほとんど不可能です.知っていても使えない.そう言う文化を持っていないからです.そう言う価値観が日本人には無いからです.「勤勉」「実直」「真面目」「嘘つかない」文化では36計を使うことはできません。中国人が36計を日本人に使って騙す事は朝飯前ですが.日本人はそのことを理解する価値観を持つべきだと言っているんです.

中国人の世界は日本人から見ると騙しあいの世界とか怒鳴りあいの喧嘩に見えるんでしょうが、それが平常なんですから、私はつかれない。逆に何かしかけてこないと相手を頼りなく思う.価値観ですね.毛沢東はかって、革命後に「地域の信頼社会」を壊したそうですが、それは知りませんでした.私が地方の人との付き合いがないからでしょうか.たしかにかっての「素封家」はもういないのはこの共産社会では当然ですね.ただ、それに変わって旅順に行くと立派な庄屋屋敷の代わりに、8階建ての豪華な町役場がある.そんな立派なものがいるかと言う感じだ.203高地に行く途中なので、一度トイレを借用したが、立派なトイレだった.

そんな町役場がいるかと言うとそうではなくて、昔から「素封家」は立派なところに住んでいたんでしょうか.その継続のような気がします.共産社会になっても人の考えはかわりません。えらい人はいいところにすむと言う歴史は変わらない。役人と奴婢との関係は共産社会でも壊れない.何千年も何万年も続いた歴史は変わらない.自由になっても自由はわからないし、生活をよりよくしようなどとは思わない.今のままで良いと言う習慣はそう数十年で変わることはない.横穴に住んでいた人がビニールハウスに住むようになっただけだ.

その「素封家」はいなくなったようだが、地域の信頼社会は残っている。文化大革命でも相当相互の信頼関係が崩壊したが、それでも残った.それはそうした歴史があるからで、数十年の施策では人間の価値観は抹消できない.例を挙げると大連がそうだ.日本人が1945年に大連から引き上げたが、数十年の日本の大連統治で築かれた日本の文化は日本人がいなくなっても抹消されなかった.残った中国人が対日感情を支えて来た.大連は中国で唯一親日感情が4割に近いところだ.そんな都市は他に台北ぐらいしか無い.

中国で、地域と言っても、日本の地域とは全く違う.国土が広いので、国ですね.そもそも言語が違う.同じ言葉を話せば信頼できるでしょう.そう言う国が未だに中国では数百あるんですね.全く違う言葉もあれば、なまりがひどい言葉もある.その違いで、同郷かどうか判断できる.家族の次に重要な「信用」のベースになるんですね.同じ文化、風習、言語、宗教だ。毛沢東が地域のヒエラルキーを破壊しても、これは破壊できない.

私の家族は台湾ですが、上海に来ると福建省の人たちがすんでいる地域のホテルに泊まる。彼らはそこが故郷と同じなんですね.言葉も生活風習も宗教も同じだ.3元の饅頭も全く同じだ.クリーニング、金物屋も全く同じだ.だからその上海の地域は台湾人にとって台北と同じなんですね.政治の世界では台湾と中国は厳しい状況ですが、民間は関係ないと言う感じだ.これが今の地域の信頼社会だ.

こう言うのは何をしようと壊れない.私の家族はこの福建省の人たちは同郷なんです.ですから、生活レベルでは台北と全く同じような信頼の世界がそこにはあるんですね.我が社の上海の総経理はモンゴル人ですが、私の家族が台湾なので、彼らとの付き合いも全く同様のレベルでつきあっている.不思議と言えば不思議だが、日本とは違い国土が広いので生活一つとってもそうせざるを得ないのでしょう.

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2008年11月03日

さあ、連休3日目。今日で連休は終わりだ.

今朝は仲間がいた。でも20分走らせてもらって帰って来た.帰りはパトカーと一緒.警察は一晩中こうして見回っているんだね.日本の警察は頼もしい限りだ.今日も3時45分おきだ.昨日に続いて、早いなあ.昨日は就寝は9時50分だよ.今5時42分。これから、ブログだね.今日は何を書こうか.最近はこの時間でも真っ暗だ.今日は田母神航空幕僚長の一件があったので、日本の戦前の大東亜会議の中身を少し見てみよう.日本人の価値観を少し歴史にたどってみたい.

第一次世界大戦後のパリ講和会議において、日本が提案した人種的差別撤廃提案も白人の人種差別の例として話をしたいがこれはまた場を改めよう.また、松原久子さんの「驕れる白人と戦うための日本近代史」も必読書だが、この内容もどこかで話をしたい.

さて、浜田靖一防衛相は一昨日の会見で、「田母神の発言は航空幕僚長として不適切であり、これ以上その席に留まるこ とはできない」と解任を正式発表した。田母神幕僚長は最近「日本は侵略国家であったのか」という題名の論文で「今 までも大東亜戦争で我が国の侵略がアジアの国々に耐えがたい苦痛を引き起こしたと思う人々が多い。しかし、私た ちは多くのアジアの国々が大東亜戦争に対する肯定的な視点を持っていることを知る必要がある」と主張した。

彼の論文は短いものだが、下記のところに公開されている.是非読んでほしい.今までの日本の戦争に対する歴史観とは全く違う考えで、書いてある.日本政府を始め、あちこちで、彼を批判している。確かに違う.右翼の方々は感極まったと言う感じだね.彼の内容は「えっ!そう言う事も考えられるの?」と言う感じだ.そんな表現をするとお叱りを受けそうだが、それが実感だ.戦前の日本の歴史を日本はふたをして来たように思う.こう言うところを掘り下げて詳述したものも有るのだろう.一度詳細に読んでみたい.以下の論文と言うか短いものなので、是非読んでほしい.

http://www.apa.co.jp/book_report/images/2008jyusyou_saiyuusyu.pdf#search='日本は侵略国家であったのか'

『黎明の世紀〜大東亜会議とその主役たち〜』深田祐介著(文春文庫)がある。この本は以前から私が関心を持っていて、読もうと思って読んでいない本である.関心があるのは戦時下の昭和18年秋、東京に、タイ、ビルマ、インド、フィリピン、中国、満州国の6人の首脳が集まり、白人支配からの「アジアの開放」を宣言した「大東亜会議」があったと言うことである。この本は、英米の抑圧に苦しむ東アジア各国首脳の、「民族独立」にかけた情熱と、波乱に満ちた「戦い」の事実を描いていると言う事なので、読むべき書物のリストにあがっている。日本語は優先度が今低いので、少し時間がかかっている。

さて、大東亜会議は、昭和18年(1943年)11月5日〜11月6日に東京で行われた首脳会議。当時の日本(大日本帝国)の影響下にあったアジア諸国の国政最高責任者を招請して行われた。そこでは、大東亜共栄圏の綱領ともいうべき大東亜共同宣言が採択された。日本は第2回目の大東亜会議を開催する計画を持っていたが、戦局の悪化に伴って開催困難となり、昭和20年(1945年)5月には代替として駐日特命全権大使や駐日代表による「大使会議」が開催された。

また、『ビルマの夜明け』で、バー・モウは「日本ほどアジアを白人支配から離脱させるのに貢献した国はない。しかし、解放を助けたり、模範を示してやった諸国民から、日本ほど誤解を受けている国はない」と書いているそうだ.この会議もその一つ.私自身は仔細を勉強していないので、今日は参加者とその背景について、少しまとめてみたので、ここに記したい.
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

Greater_East_Asia_Conference以下参加者だ.
国政責任者
日本:東條英機内閣総理大臣(大東亜共同宣言中には「大日本帝国」ではなく「日本国」と表記されている)
中華民国(南京)国民政府:汪兆銘行政院長
満州国:張景恵国務総理大臣
フィリピン共和国:ホセ・ラウレル大統領
ビルマ国:バー・モウ内閣総理大臣

代理参加
タイ王国:タイの総理大臣ピブーンソンクラームは、第二次世界大戦前より独立国であったタイが、日本の傀儡政権であった満州国、南京政府、また独立を果たしたものの日本軍の影響下にあったフィリピン、ビルマと同列に扱われることに不満を表明、日本側の度重なる慫慂にもかかわらず、王族のワンワイタヤーコーンを代理参加させるにとどまった。公式には「健康上の理由」によるとされた。

オブザーバー参加
インド:インドからは、日本と協力しインド全土のイギリス(イギリス領インド帝国)からの完全独立を目指していた自由インド仮政府首班のチャンドラ・ボースが参加した。ただし、同じくイギリス領インド帝国からの完全独立を目指していたものの、ボースとは別に国民会議派の主流として活動していたガンディーやネルーらは、日本による中華民国侵略などを非難し、日本からの支援を拒否した。

不参加

参加できなかった主な地域
マライ:昭和18年(1943年)の「大東亜政略指導大綱」が同地域を「(大日本)帝国領土」と位置づけていたため、いかなる民族代表も参加を許されなかった。(マレーシア)
インドネシア:やはり同様に「(大日本)帝国領土」と位置づけられていたため、オランダからの独立運動の指導者であったスカルノやハッタが参加を熱望するも容れられなかった。
参加を希望しなかった地域
仏領インドシナ:この時期日本はヴィシー政権を承認しており、同地域はヴィシー政権の植民地統治機構を維持したまま日本軍が駐留するという微妙な関係にあり、ヴィシー政権からの参加の希望は出されなかった。

ちなみに、当時の中国大陸は、4大勢力に分かれていて、
満州国(反露、親日)首都は新京(長春)
中華民国(反英米、親日)首都は南京
国民党(反日、親英米)首都は重慶
共産党(反国民党、反日、親英米)首都は延安
(http://milky.geocities.jp/bolero66jp/a6-3d.htm)

第2次世界大戦が終わって、1955年にバンドン会議が開催され、参加国はアジア・アフリカの29ヶ国であり、日本からは鳩山一郎首相の代理として高碕達之助経済企画庁長官が出席した。これは初の非白人国家だけによる国際会議だ。第二次世界大戦後、アジア諸国が欧米の植民地支配から脱しようとするなか、欧州諸国は日本に占領されていた東南アジアの再植民地化を行おうとし、また、新たに米ソの冷戦構造がアジア・アフリカに波及したため、インドシナ戦争や朝鮮戦争が引き起こされた。

20年以上も前になるが、丁度、シンガポールにいた時に第2次世界大戦の戦勝記念日だった。本屋ではその記念図書のセールがあったので、その一冊を買って読んだことがある.その中で、イギリス人と日本人のことが書いてあった.日本軍がシンガポールを占領した時に3000人の中国人を殺害したそうである.また、占領されると日本人に酒を飲ませると何をするかわからないと言う事で、すべての酒を埋めるか割ってしまったそうである.そう言う事が綿々と書いてあったので、さぞかし、反日だと思って最後まで読んだら、どうもそうではない.

イギリス人と日本人に対する反感情は半々だと言う.イギリス人はシンガポール人を終始人間としてみていなかったと言う事だそうだ.日本人は彼らを人間として扱ったと書いてあった.なるほどと思った.アメリカ人にもイギリス人にもそう言う歴史があった.今Yahooで、オバマとマケインの人気度を毎日出しているが、オバマが333で、マケインがこの一週間で50ポイントあげて、181になった。勝つためには270必要と言う事だそうだ.

投票が明日の4日と言う事だが、アメリカのこのような歴史を考えると、オバマが150ポイントの差を開けているが、白人が黒人の大統領を本当に認めるのだろうか未だに信じられない.明日の結果が見物だ。州知事とか市長が黒人と言う事は許せても、大統領まで黒人を認めるのであろうか.1919年の人種的差別撤廃提案は議長であったアメリカ大統領ウッドロウ・ウィルソンはこの案に反対し、廃案になった.この人種差別はアメリカの白人の根底にある.日本人の価値観にはこのような差別意識はないので、実感が無い.

オバマが勝ったら、アメリカインディアンを殺戮し、黒人を差別し、バスの中まで分けて来た国が本当に白人だけの社会からの決別を意味することになる.今回の選挙はそうした視点から、私は大いに関心がある.これだけの差があったも、未だに信用できない.オバマも同じ心境だろう.少なくとも歴史はそうだった.

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2008年11月02日

3連休2日目。アーもう2日目ですね.今朝も朝練.今戻ったと言う事はいつもより1時間早い.

今朝は朝練は3時半起床で、4時から。もういつものところには一杯バイカーがいて、となりの駐車場で練習しました.狭いのですが、思いきって、膝スリをしてきました.狭くてもやれば出来るもんですね.状況が悪いと人間はそれに適応します.何とかなるもんです.1時間早かったのですが、いつも通りで、時計が1時間早いだけのような気がします.家族はあと2時間は起きてきません.愚息は未だ起きていました.若い人はいいねえ.寝なくても平気なんだから.

さて、昨日は日本の歴史を少し書いたが、今日は視点を変えて、グローバル価値観を出来るだけ平易に説明しよう..昨日は日本人だけが特別な価値観を持っているといったが、そう言う考えを持っている人がどうもたくさんかどうかわからないが私以外にもいるようだ.この価値観は外国人も持っている人がいると昨日、言ったが、インド人のビバウがそうだ.勿論、私の家族もそうだ.よく、日本人と中国人は理解しあえないと言うが、そんなことはない.日本人の価値観を中国人が持つか日本人がグローバルな価値観を持てばお互いに理解しあえる.

最近は江戸が良かったと言う人がいるが、私はそんなことはないと思う.中国人は嘘つきだと言う人もいるが視点の違いだと思う.今が一番良いと思うし、10年先の方がもっと良いに決まっていると思いたい.そう言う行動をして行きたい.中国人が嘘つきなのではなくて、価値観が違う.日本人は中国人に嵌められたとか、アメリカ人の陰謀にかかったとか言う人がいるが、そもそもそう言うのが世界では普通の生き方だ。日本人だけが世界で唯一の価値観、「正直」「勤勉」「実直」「嘘つかない」文化を持っている.くどいようだが、これからのアジアのリーダーになるためにはこの価値観は堅持しなければならない.この価値観は日本人だけが持っている.一方で、これとは全く違う価値観を日本人が持たなければならない.その価値観とは何か?

そんなものを持たずに、鎖国をすれば良いと言う人がそんな考えは現実的ではない.箱庭ニッポンが維持できるわけが無い.アメリカとか中国が日本に関心を持たないでくれなどど戯言を言っても何の実効も無い.一昨日も言ったが、中国から観光客が来て、日本の物価が高い事をどんどん知ってきている。日本人の仕事は効率が悪いから、日本で売っているものは中国より高い.サービスも過剰だからサービスコストも高い.これは賃金が高いからではない.業務効率、サービス効率が悪いからだ.勘違いしないでほしいのは日本の製造業の生産性の効率は世界で第3位だと言う事だ.実質的には世界で一番だ.

こんな状況がいつまでも続くわけがない。国際化、自由化、グローバルスタンダードを馬鹿にしちゃあいけない.昔の日本は良かったみたいなことを考えちゃあいけない.だから私は日本は還暦だと言っているんだ.頭まで年寄りの爺の話を聞いちゃあいけない.人生守りに入った人間の話を聞いてはいけない.還暦ニッポンはそう言う流れにあると思っている。いまこそ、オバマさんではないが、日本は「Change」しなければならない.

どこを「Change」するのかと言えば、日本人の「信用」の考え方とは違う価値観を持てと言っているんだ.日本人の「信用」の仕方は日本人だけにしか通用しない.日本人の不動産会社の元社長が中国で不動産開発をする時に先方の中国人に今まで培って来た日本での40年の「信用」を彼にも適用しようとした.その中国人は彼を信用しなかった.当たり前だ。中国人は日本人の「信用」を信用と思っていないからだ.そこで、その日本人はかれを信用できないと判断した.その中国人こそ迷惑だ.その日本人には日本人の「信用」が中国人には通用しないと何度言っても理解してもらえなかった.こう言うはなしは一度だけではない.何度もあった.特に日本で長年信用を積み重ねて事業に成功した人に多かった.

日本人は直ぐに相手を信用する.中国人は国土が広いし、いろいろな人種がいるから、直ぐには信用しない.そこのところが日本人にはわからない。直ぐに信用したいのであれば、その信用出来るルートを探すしか無い.そのルートから相手をたどって行けば信用のラインが出来る.そこではじめて信用できる.この信用はビジネスには必須だが、日本人はこの信用を確立しないで、中国人とビジネスを始めてしまう日本人が多い.どこかで、おかしくなってしまう事が日本人にはわからない.相手が信用していないと言う事は何があってもおかしくないと言う事だ.だから、陰謀とか騙されたとか言うことになる.

相手が信用していないのであるから、何があってもおかしくない.日本人はビジネスをしているから、そんなことはないとたかをくぐっている人がほとんどだが、こんな危険な事は無い.日本人は中国人に「我が国は発展途上国ですから、」とか「老朋友」とか「日中友好」とかと言う言葉を言われるとそのままとってしまう.そんな馬鹿な話は無いんだが、日本人はその気になってしまう.そう言う文化と言うか価値観と言うか言葉通りに受け止めるのは世界でも日本人だけだ.

中国人はそんな事は思っていない.何で毎年一回しか来ない使節団に「老朋友!」なんて言葉を使うのか.言葉だけだ.中身は無い.「日中友好」も同じだ.なぜ「友好」なのか?それも言葉だけの遊びだ.なぜそれを言葉通りに日本人はとってしまうのか?世界で、日本人だけが心から「友好」にしなければならないと思ってしまう.中国人からすれば日本人は「あほ」だ。だから、日本人から中国人を見ると中国人は嘘つきだと言うことになってしまう.嘘つきなんかではなくて、もともと「老朋友」なんて思ってもいないし、「発展途上国」だなんて思ってもいない.ましてや、「友好」は美辞麗句でしかない。そこのところが日本人にはわかっていない.日本人は本気でそう思ってしまう.

中国人からすれば、日本人はうぶな子供のようだ.だから、相手に出来ない.私が今まで言って来たグローバル価値観と言うのはこのことだ。なぜグローバルか。中国人は長い歴史の中で、漢民族とはいえ、いろいろな人種と戦い、話し合いをし、淘汰されて来た.だから、いろんな人種との間の交渉とかやり取りとかはきわめて優れている.それを日本人は学ぶべきだと言っている.そのためには手っ取り早く組む方法がBPOだと言って来た.日本人はいろいろな人種と戦って来ていない.淘汰もされていない.いわば、純粋培養の無菌室にいたような人種だ.それが日本の価値観だ.

中国は日本がアメリカと仲良くならないように仕組んでいると言う人がいる.アメリカは日本が中国と仲良くならないように仕組んでいると言う人がいる.世界とはそう言うもんだ.だから何だと言うんだ.日本は中国ともアメリカとも仲良くなれば良い.どうすれば良いのかもっと政策的に賢くなれば良い.何でもかんでも日本人は「正直」すぎる。グローバリゼーションとは世界が一つになれば良いと言う単純なものではない.様々な宗教、文化、習慣、言語が異なる人たちとの交流、ビジネス、駆け引き、会話が出来ると言う事だ.日本人にはそれが出来ない.そう言う経験が歴史の中に無いからだ.

さらに、還暦ニッポンのリスクは保守的になって来ていると言う事だ.こう言う人種の違う人たちを理解し、説得する事に面倒を感じていると言う事だ.仕事のスピードも長い年月の間にのんびりして来ている.新しい物事の対してチャレンジしなくなって来ている.変化を好まなくなって来ている.狭い常識で生きて行こうとしている.これはまずい.今日は視点を変えて、グローバル価値観を平易に説明したつもりだが、如何かな.

以上今日はこれまでですが、朝早い分、2時間近くも書いてしまいました.読むのも大変ですが、書くのも大変ですね.もうじき7時です.

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2008年11月01日

ここのところ毎日晴れですね.3連休です.いいねえ。今日は日米友好通商条約の話もするよ.

昨日左目が未だ良く見えないので、ステロイドを注射した.目が腫れているが、目は見える.今日の朝練はいつもと同じだが、今日はサングラスをかけて出よう.目が変だから.結果は2、3ヶ月もかかるそうだ.でも最近の医学はすごいねえ.緑内障を予防するために、レザーで目の奥の血管を焼き付けるんですよ.少し痛いんですが、何回か行うんですね.そうすると、将来緑内障にならないそうなんです。もう60歳ですので、これからは病気をいろいろしてくるんでしょうね.

ベルギー人の友人で、ポールハーマンがいますが、先々週、日本に遊びに来ていて、沖縄で、強烈な腹痛にみまわれて、調べたら、腸のがんだった.本人は今まで病気一つした事がない51歳で、先週、聖路加病院に見舞いに行ったら、しょげていた.手術は順調に終わったが、転移が心配だ.妹も数カ月前に肺がんで、手術したが、同様な心配がある.今日か明日、もう一度見舞いに行こうかと思っている.週末に、ベルギーに帰ると言っていたので、帰る前にあいたい.無病息災というけれどポールみたいに今まで全く病気をしていないと、ショックだろうなあ.それに彼はベルギーの大富豪なんですね。人生は金では買えない.健康管理をしっかりしていないとだめですね。

今日はインド人のビバウがインドに帰るので、昼間会いに行く.彼はインドの政治家で、しかも大物だな.将来が楽しみだ.私の方は特に用事はない.以前はインド人会を隔月やっていたが、会社を興してからは忙しくなって、止めてしまった.彼とは日本にいる時は時々会っている.特に何と言うことはないんだが.今は中国だけが商売なので、インドビジネスに手を出していない.そのうちに手伝ってもらおうと思っている.彼とは特に利害関係を持つような事をした事がないので、まだわからないが、中国の「信用」の考えに近いと思う.

彼は日本語が堪能で、インドセンターと言う会社の社長をしている。また、日本の政治家との交流も中途半端じゃなさそうだ.彼は珍しく日本人の価値観を持っている.もちろん、私が提唱しているグローバル価値観も持っている.いつも電話は日本語でかけてくる.日本語は日本人と変わらない.彼と会っている時には彼は日本人としての感性で、私と接している.外国人に接する感じは無い.アジア人の日本通は彼みたいなタイプはほとんどいない..そこまで日本語が堪能なVIPはほとんどいない.

彼はそれがわかっていて、日本とインドの橋になっている。日本人はこの橋を渡らなくてすむ.彼が橋を提供してくれるからだ.彼にとってはものすごい戦略だ.多分インドの政治家で、ここまで信頼できる橋を持っているのは彼だけだろう.いわゆる日印の架け橋だ.実はこのことは世界中の国々との価値観の共有を彼らに依存して日本があると言う事だ.これは問題だ.

日本を好きな外国人がどんどん増えてくれることはありがたい。環境問題ではアン・マクドナルドさんはカナダ人だが日本びいきで、日本の環境省をサポートしている.彼らは日本人の価値観を持っているから、2つの価値観を持っていることになる.アンの場合には相手が英語が堪能だと、英語圏の価値観で、話をしてくる.英語が下手だとすぐに日本人の価値観にチャンネルを変えてくる.

日本の価値観を持っていれば、日本人は直ぐに信用する.中国人との商売でも同じだ.日本語が通じると言う事で、日本人は相手を信用する.中国人は言葉だけでは信用しない.日本人は言葉と価値観とが同期している.取引の価格が多少高くても日本語の方を優先する.こんな事を書くと19世紀の日本のような気分になってくる.1858年日米修好通商条約を覚えているだろうか.今の時代はさすがに、かっての清国とのアロー戦争のようなことはない.

ただ気分的には日本人の精神構造は変わっていないと言う事だ.その10年後、日本は明治維新へと向う。アメリカから関税の自主権を回復したのが、なんと1911年の日米通商航海条約までかかった.50年もかかったと言う事だ.その間、岩倉使節団などさまざまなことをして来てだ.この時代には日本人は欧米に取り入ろうと努力していたが、グローバルな価値観を持っている人はいなかった.今と違うのは日本人の価値観の神髄を漢学の素養として理解している人は多かった.今は戦後教育のせいで、ほとんどそう言う人はいなくなった.

そう言う意味で、今の日本人はこの日本人の価値観ですらしっかり持っていないことになる.ただ幸いな事に昔はビバウとかアンはいなかった。だから好き放題にやられてしまった.彼らの個人の価値観が100年経っても変わるものではない.ただ、当時の帝国主義はもう無い.だから、後進国を荒し回る事はもう無い.ただ、グローバル価値観は一緒だと言う事は今も昔も変わらない。これからはビバウとアンに日本は依存してくのだろうか.

間違いなく、インドとのビジネスにおいて、ビバウの右に出る日本人はいない.環境問題で欧米人と丁々発止できる日本の代表はアンをおいて他にはいない.これからの日本はそれで良いのだろうか.今日言いたいのは中期3カ年計画ではグローバルを語れない.せめて、10年と言って来ているが、100年前から同じ課題を日本はもっていた。それが100年経っても何一つ変わっていないのがこのグローバル価値観で、本来的に外国人と価値観を共有できないでいる.そう言う日本をそろそろ変えようと私は言っている.容易な事ではない.今まで日本が出来なかった事だ.

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2008年11月 投稿一覧

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2008年11月01日
ここのところ毎日晴れですね.3連休です.いいねえ。今日は日米友好通商条約の話もするよ.

2008年11月02日
3連休2日目。アーもう2日目ですね.今朝も朝練.今戻ったと言う事はいつもより1時間早い.

2008年11月03日
さあ、連休3日目。今日で連休は終わりだ.

2008年11月04日
昨日は大東亜会議でした.休みなので久々の勉強ができました.今日も晴れ.いい調子だ.今日は「地域信頼社会」の話をしよう。

2008年11月05日
今朝も晴れ。いいねえ。昨日は高校の同窓会.

2008年11月05日
友人の尾木さんからのメッセージです。

2008年11月06日
朝は大分涼しくなってきました。今日も晴れ.バイクは快調。

2008年11月07日
今日の天気予報は外れ.朝練中は曇りでした.今日は幸先良い.

2008年11月08日
今朝は曇りで、13度.先客がいましたが、走らせてもらいました.

2008年11月09日
昨日は台湾の話でした.中国との関係の話を中心にしました.BPOもすこし。

2008年11月10日
今朝は小雨.昨晩は雨が降ったようだ.

2008年11月11日
今日は曇りだが、調子は順調.今日はニー・スライダーを交換した.

2008年11月12日
今日は雨降っていなかった。予報はずれ.今日は中国の食料の問題を話そう.BPOとどう関係あるかって?

2008年11月13日
今朝はいつもより1時間早く起きた.朝練は3時半から.今日の話は昨日の続きだね.

2008年11月14日
昨日の海野会。ご苦労様。高山さん ありがとう。快晴。

2008年11月15日
今日は比較的暖かい.もう11月も半ばですね.

2008年11月16日
今朝は曇りのち雨.昨晩の予報では雨.だから快適ですね.

2008年11月17日
気持ちの問題だが、真っ暗なので本当は晴れか曇りかの区別がつかない.今日も快調。

2008年11月18日
今日は晴れ。気温は相当高い.久しぶりに汗をかいた.

2008年11月18日
明日から大連なので、ブログは書けないかも知れない。

2008年11月19日
今朝は3時半に起きた。晴れ。今日から大連。

2008年11月20日
GLT(グローバル・リーダーシップ研修)2日目。

2008年11月21日
気温は0度ぐらいですが、快晴。今日は旅順。

2008年11月22日
いよいよ今日は日本です。研修最終日。快晴。寒いよ。

2008年11月23日
久々にバイク。快晴。

2008年11月24日
まだ時差が抜けない。朝が眠い。でも、起きてしまえば快調だ。晴れ。

2008年11月25日
雨上がりの曇り.今日はスリップして転倒。

2008年11月26日
昨晩は石油会で、帰宅が9時。今朝も4時20分。

2008年11月27日
雨が降って来て、またまた転倒.今週は2回目?小雨。

2008年11月28日
今日は天気予報も雨で、小雨でした.道路は大渋滞。

2008年11月29日
今朝は昨日の怪我でギブスをはめているので、ブログをいつものようなスピードで書くことができない.

2008年11月30日
今日も晴れ。昨日は忙しい1日だった.予定をこなせず、今日に持ち越し.

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2008年10月31日

今日も晴れ.昨日は博多に行っていたので、夜が多少遅かった.

今朝も順調な朝だった.昨日は九電の研修の同窓会をしたが、東京でも是非やりたいね.同窓会なので、グローバル・リーダーシップとは何かと言う私の講義を受けているので、グローバル価値観は共通語で理解してもらえた.そうだよなあというはなしの範囲が広く理解してもらえる.肩に力が入らない昼食会だった.勿論職場に戻れば、皆さんはいつもの考えに戻らなければならないでしょう.でもいつかは、私の考えが自由に話せる職場になってほしい.

丁度、九電は30年先のビジョンを作成中だと言うはなしを聞いた.是非、これからの電力企業はサービス産業だと言う事を標榜してほしい.そのサービスを標榜するだけでなく、アジアに世界に売れるような人材を育成してほしい.今はただであげるしか交渉能力が無い.すなわち、日本人としての価値観だけしか持っていないから、グローバル価値観が全くないから、海外に九電の優れた技術を売る事ができない。

よく、九電の方は国内の企業だから、私の言うグローバル化に関心を示さない.違う.近視眼過ぎる.会社を30年先まで考えなければならない.そうすれば、九電の技術をアンゴラとかブラジルに売ることができる.これからは日本はかっての米国のように製造業からサービス業中心の国になって行く。そうなってくると、目に見えるものを売るのとは違って、目に見ないものを売らなければならない.いままでは目に見えるから、会話がいらなかったし、交渉もさほどいらなかった.

私がかってアーサーアンダーセンの頃、目に見えないコンサルティングのビジネスを日本の市場に売ってお金を得る事は大変だった.今でも大変だが、もっと大変だった.そう言う国だ.目に見えないものに対する価値を軽視する国だから尚更だ.それはタダで良いですと言う日本人的な頭があるから、グローバルでは通用しない.それに世界の人たちに売って行くには「真面目」「勤勉」「正直」「実直」「嘘つかない」が取り柄の日本人の価値観は通用しない.中国人が嘘つきだとは言わない.物事にフレキシブルだ.日本人は状況の変化に対応できない.変化について行けない.日本人のこの価値観を否定するのではない.これは世界で日本人だけが持つ貴重な価値観だ.それとは別にもう一つの価値観を持つべきだと言っている.2つの価値観を持つのは日本人だけだ.

だから、日本人は中国人を嘘つきだと思う事が多々ある.嘘つきなのではない.変化への対応力が日本人より早いだけだ.日本は島国で、箱庭で、変化に乏しく、常識の範囲が広い国だ.外国人には理解できない事が多い.日本だけではこれからは我々は生きていけない。我々も変化しなければならない。

昨日昼食会で、最近は博多に中国人がやたらに多いそうである.観光できている.彼らは岩田屋で、430円のボールペンを見ている.中国では30円で売っているよと私が言ったら、なぜ中国人は日本で売らないのかと言う質問があった.理由は簡単だ.中国は未だ海外にまで目を向けるところまで行っていない.中国全土の共通語を制定したのが1982年.それまでは中国国内ですら、会話がまともに出来なかった.ましてや、ビジネスは国内でも海外に輸出するかそれ以上の困難があった.物流のしくみが出来たのはごく最近だ.その頃は広州のテレビが北京までトラック輸送するのは盗賊がいて大変だった.

資本主義経済が始まったのが15、6年前ぐらいからだ.今の企業の歴史はそんなもんだ.ようやく、国内のビジネスが立ち上がったと言う状況で、国内のマーケットもこれからだ.ましてや、こうしたボールペンを日本で売るのはこれからだ.ただ、昨今の観光客がこうして増えてくると、来年ぐらいから、かごに一杯のポールペンをしょってそれを売って、旅費にする人が激増するのではないかと思う.3倍に売っても十分に売れる事を彼らは知って来ている.なにせ、一本のボールペンは中国では10円だから.

来年あたりから、博多の路上には露天商が激増してくるのではないか.そんな予感がする。彼らは取り締まりに対する罪悪感は全くない.それとさっきの九電のビジョンの話に戻そう.アンゴラにサービスを売れるのかとったが、これは本当の話だ.今から数年前にアンゴラで内紛が終結した。勝った方の代表がマレーシアに来たので、私は友人からの依頼で、クアラルンプールまで行った.彼ら新しい政府の代表は彼らの石油資源を売りたいと言いに来ていた.

私は当時、すべての石油企業のトップにその打診をした.すべての企業がかってのナイジェリアの件以来、そう言うはなしには乗りたくないと言って来た.結局、中国が買った.自動車進出は韓国が出た.彼らは当時反勢力を全部、抹消したと言っていた。いわば彼らはまっさらの利権を手に入れたわけだ.それを売りたい.そう言うのには日本人は出来ない.そうした交渉の価値観を持っていないからだ.将来それで良いのかと言うと良くない.

私の家族は台湾だが、台湾の貿易商が私に言った。「日本人とは商売したくない.」私は聞いた。「どうしてか?」かれは「30円の皿を300円で買うかとビジネスの相手に行ったら、日本で検討してくると言って帰って行った.何でその場で20円と言ってこないのか?私が言った数字を真面目に検討するなんて、商売できないよ.」とかれは言った.日本人の価値観で受け止めるとそうなる.それでは36計の策略に完璧にはめられてしまう.その36計の策略で打って返す事が日本人には出来ない.それがグローバル価値観だ.

上海から車で4、5時間のところに浙江省義烏というところがある、店が26000店舗ある.2年前にそこに行った。アスクルの千代さんと一緒に行った.昼に1時間時間が空いたので、鞄を見に行ったら、3000店舗もあった.小走りで1時間300店舗が限界だった.鞄を3個買った.何も判断する余裕が無かった.そう言う国だ.

そんなはなしを研修同窓会でした.わずか1時間だったが、こうした会話が出来る人材が少なくとも九電には10人いると言う事だ.将来が頼もしい限りだ.未だ副長の人が多いが、そのうちにみんな偉くなれば、九州も変わる.今日はこれまで.

swingby_blog at 06:15コメント(2)トラックバック(0) 
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海野 恵一
1948年1月14日生

学歴:東京大学経済学部卒業

スウィングバイ株式会社
代表取締役社長

アクセンチュア株式会社代表取締役(2001-2002)
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海野塾のイベントはFacebookのTeamSwingbyを参照ください。 またスウィングバイは以下のところに引っ越しました。 スウィングバイ株式会社 〒108-0023 東京都港区芝浦4丁目2−22東京ベイビュウ803号 Tel: 080-9558-4352 Fax: 03-3452-6690 E-mail: clyde.unno@swingby.jp Facebook: https://www.facebook.com/clyde.unno 海野塾: https://www.facebook.com TeamSwingby
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