2010年02月23日
日米同盟かみ合わぬ期待24
とうとうフィネガンの論文を完訳してしまった。彼の言う通りで,今までの50年、何をやっていたんだと言うことだ。残念なことに,そう言うことを認識している人たちがいても,今の政権が動かない。いや動いていると言うのだろうが,実行できない。実戦を知らないからだ。だからこうして、このブログを書いている。 フィネガンの日本は日本防衛だけに特化するべきだと言う彼の結論は支持できない。そんなことにでもなったら,日本は世界から本当に疎外されてしまう。
柳井レポートが言うように,憲法を変えないで,閣議決定で,集団自衛権を内外に公表し,アフガニスタンに派兵するべきだ。これは戦争が目的ではない。参戦している50ヶ国の仲間に入るためだ。世界の仲間に入らなければ,グローバリゼーションも何もへったくれもない。そのために政治資本を使うのはと言うフィ ネガンだが,世界はその国内事情など理解しない。
日本が世界の仲間に入っていない。だから何をしても信用されないと言うことだ。これは恐ろしいことだ。その頼りとなるアメリカからも見放されたら,日本はどこの国と組むのだろうか。日本はどこの国の人たちと親しいのだろうか。はたして、親しい関係を持っているのだろうか。政治的な駆け引き以前なのではない だろうか。日本は中国と親しい関係にはない。インドともない。ましてやオーストラリアともニュージーランドともない。
世界会議で一体、誰とネゴをすれば良いのだろうか。日頃から親しくしていないから,話す相手がいない。親しくないし,相手も好感を持っていないから,話がどこに行くか分からない。下手をするととんでもないことになってしまう。現実はそうなっている。どうしよう。と言うのが本音ではないだろうか。
ブレジンスキーに「日米安保条約は事実上、日本をアメリカの保護国」にしていると嘲笑されたことを忘れてはならない。アーミテージレポートに「日本が集団自衛権を禁止しているのは同盟関係の協力に於いて制約になっている。この禁止を止めることは安全保障の協力をより親密に効率よくすることが出来る。これはひとえに日本国民だけが決めることが出来る。」と言っている。
Z・ブレジンスキー:世界はこう動く、日本経済新聞社、1998、p.236-238
The United States and Japan: Advancing Toward a Mature Partnership INN Special Report 2001
homepage2.nifty.com/HIROSHI_UEHARA/yanai.pdf
さて今日はこの論文の根拠となる調査アプローチとワークショップのシナリオについてみてみよう。
追補A
プロジェクトの活動と方法
この同盟関係の将来に向けての調査はおびただしいものがある。その多くは戦略的な前提から始まり、それはこの同盟関係が分担された安全保障の挑戦に見合うために、発展し続け、そして、それがどのようにこの同盟関係に適用するかを求めて行くことである。他の部分は同様な評価から始まったが、能力、役割、ミッション への戦術的なアプローチに移って行った。
このプロジェクトはむしろ日米同盟関係についての仮説を評価分析し、代替政策の道筋を探るために世間一般社会通念に戻ることからはじめた。この同盟関係は将来、アメリカの利益に十分に貢献しているのだろうか?日本はアメリカ合衆国が要求している同盟国の見本になり得るのだろうか?アメリカ合衆国にとって政 策に於ける暗黙の含みと選択肢は何であるのか。すなわち、どのようにアメリカ合衆国は危険を回避するのか ? もし同盟関係が期待に合わないのであれば、日本の代替案は何か?
プロジェクトの活動
ーワシントンでの最初の企画会議。そこでは主要なプロジェクトの参加者が集合して、ワークショップの資料の概略について、主要な研究員に対してフィードバックと実質的な指針を提供した。
ーこの主要な研究員たちはこの中核となるグループへのプレゼンテーションのためのプロジェクト調査報告書を組み立て、十分にプロジェクトの命題を展開し、分担された、かつ矛盾した同盟関係の期待を調査した。
ー このプロジェクトの中核となるグループ(プロジェクト要員は下記参照のこと)はこのワークショップの報告書の中の調査した議論と評価分析の仮説を洗練して来た。このグループはNBRが開発した「最もありそうな将来に向けての進路」アプローチを利用して、もしかすると、同盟関係が信頼の危機に陥ってしまうと言う一連のもっともありそうな将来の進路を十分に開発しようとした。
このアプローチは最初に将来の中に先に飛びこんで、それぞれの将来のシナリオとなるような状況を検討した。この参加者たちはそれぞれのシナリオから現在の状況までさかのぼって作業し、それぞれの特定の成果に導くような複数の変数の理解を高めるような努力をした。すべてのワークショップは非公開で、招待者だけのイベントとし、自由でオープンな議論が出来るようにするために、責任を問わないルールとした。
ー2008年11月に政策集団のみならず、地域の安全保障の専門家からの幅広い参加者を募ったアメリカだけのワークショップでは、検討されるべき問題のアメ リカ政府の見通を洞察することを行った。このワークショップでは部分的にNBRが開発したもう一つのアプローチである「前に飛び越える。:仮説上の将来の暗示」を利用し、仮定した仮説の危機の地点から始めて、中核となるグループの会議で展開し、幾つかの同盟関係の範囲と双方の同盟国の見通しからとで、仮定した将来についての様々な暗示の分析を参加者に要求した。
このアプローチは特に仮定した将来がどのように展開するか述べなかったが、むしろ、個々の国家の費用と効果と将来のシナリオの共同の反応を評価することによって、今日の状況を照らす試みであった。
ー 2009年6月に日本の学者、高官、選抜した中核となるグループのメンバーによる合同のワークショップを開催し、早い時期のワークショップの成果が発表され、日本人の反応と意見を求めるために議論された。これはアメリカだけの拡張したワークショップと方法や形式は似ているが、全く同じではなく行われた。 このプロジェクトは幾人かの日本の学者と高官には微妙な内容でこの同盟関係を検討しようとしていたので、主要な研究員と上級の顧問が前もって日本に来て、 ワークショップのための知的な基礎を説明し、主導する方法論について主要な日本人の参加者に親しむようにした。
ーこのプロジェクトの主要な構成要員として議論の中に、日米双方から若い学者と政策策定の士官を参加させることであった。このプロジェクトは特に同盟関係の次の世代のマネージャーの間により広範囲な議論を起こすことを希望し、分担された利益に基づいたこの同盟関係の費用と効果の重大な分析を達成するために 世間一般の通念と感情を切り開くことであった。
プロジェクト要員
主な研究者:マイケル・フィネガン NBR上級研究アソシエーツで、主な研究者として貢献し、このプロジェクトのためにNBRによって集められた学際的なチームをリードした。フィネガン氏は北アジアの安全保障の専門家であり、元国防省日本担当上級部長、そして元国防省アジアパシフィック安全保障担当国防次官補に対する地域安全保障のための特別補佐。
上級顧問:リチャード・ローレス 2002-07前アジアパシフィック安全保障政策担当国防次官補 そして、ジム・トーマス 2004-06前計画ならびに資源担当国防次官補
コアグループ:元アメリカ政府の役人並びに指導的な大学の専門家で以下の通り。
James Auer (Vanderbilt University)
Michael Auslin (American Enterprise Institute)
Thomas Christenson (Princeton University)
Aaron Friedberg (Princeton University)
Ambassador James Lilley
Roy Kamphausen (National Bureau of Asian Research)
James Przystup (Institute for National Security Studies)
2つの拡大ワークショップはこのコアグループからと他の日本人とアメリカ人の学者そして、現在のもしくはもとアメリカと日本政府の政策策定者である。
追補B 「かみ合わぬ期待への対応」ワークショップシナリオ
幾 つかのシナリオは下記にまとめてあるように、2つのプロジェクトのワークショップの議論の土台として使って来たが、危機の間、他方の期待に会わないもう一 方のパートナーの結果を調査している。このシナリオは如何なる政策の方向性を指示しようとはしていない。これらは単にまだなされていない意思決定に基づ いたありそうな将来の代替案を意味していた。
シナリオ1 アメリカ人は火星から来て、日本人は金星からである。
こ のシナリオはアメリカ合衆国が北朝鮮のミサイルからの脅威を判断しているが日本が完全に共有されていない状況を仮定していた。事前の協力と計画作成の欠如 がアメリカ合衆国にアメリカと同盟関係の利益を守ろうとする行動をしなければならないと感じている状況に導いている一方で、日本は軍事行動に気乗りして いない。この状況は両国の指導者に同盟関係が思い描いたように動作してきていないと言う結論に導いて行く。このシナリオはどのように同盟関係が危機にあっ て動作するかに関して期待の断絶と期日までに達成すべき計画作成のレベルと品質、そしてこの断絶が次の信頼の危機にどのように導かれるかを描こうとした。
シナリオ2 日本人が火星からで、アメリカ人は金星からである。
このシナリオは最初のシナリオの逆であり、日本が北朝鮮からの脅威を感知して心配していて、アメリカはいかなる可能な闘争の拡大のリスクを懸念して行動を起こそうとしない。このシナリオは計画作成に於ける同様な断絶を説明するために作られた。
シナリオ3 仲違いの中の失敗
このシナリオは危機が台湾海峡を越えて展開し、ワシントンがアメリカ合衆国が行動しなければならないと決めた際に台湾の潜在的な防衛に関しての政治的な意見の一致の欠如の結果とその結果何がもたらされるかを調査した。このシナリオは日本の政治の意思決定と同盟関係の軍事作戦上の考え方との間の繋がりを説明 した。
シナリオ4 アメリカ合衆国が脱退する。
4番目のシナリオは一部分3番目の逆で、日本が中国と衝突することを仮定していて、アメリカ合衆国は完全には支援せず、少なくとも日本の期待を全うしない。
シナリオ5 核ゲームの仲間はずれ?
このシナリオはグローバルな核拡散の問題と同様にアメリカの核に対する姿勢に関連した意思決定の暗示を調査した。日本の核に対するアプローチの中心的な役割と、国家の全般の防衛戦略とこの核の舞台で日本の期待の添えないアメリカ合衆国の潜在的な影響について説明してる。
この報告書の変わったところはこのようにケーススタディから入っていて,まずはアメリカで,アメリカ人のワークショップを行ってから,日本で,日本人のワークショップを行った。将来の着地点をまずは研究員が探索し,そうしたあとで、その将来を現在の状況に照らして,効果費用分析と同盟国の反応を見た。
明日はその結果のワークショップを見てみよう。今日はこれまで。
柳井レポートが言うように,憲法を変えないで,閣議決定で,集団自衛権を内外に公表し,アフガニスタンに派兵するべきだ。これは戦争が目的ではない。参戦している50ヶ国の仲間に入るためだ。世界の仲間に入らなければ,グローバリゼーションも何もへったくれもない。そのために政治資本を使うのはと言うフィ ネガンだが,世界はその国内事情など理解しない。
日本が世界の仲間に入っていない。だから何をしても信用されないと言うことだ。これは恐ろしいことだ。その頼りとなるアメリカからも見放されたら,日本はどこの国と組むのだろうか。日本はどこの国の人たちと親しいのだろうか。はたして、親しい関係を持っているのだろうか。政治的な駆け引き以前なのではない だろうか。日本は中国と親しい関係にはない。インドともない。ましてやオーストラリアともニュージーランドともない。
世界会議で一体、誰とネゴをすれば良いのだろうか。日頃から親しくしていないから,話す相手がいない。親しくないし,相手も好感を持っていないから,話がどこに行くか分からない。下手をするととんでもないことになってしまう。現実はそうなっている。どうしよう。と言うのが本音ではないだろうか。
ブレジンスキーに「日米安保条約は事実上、日本をアメリカの保護国」にしていると嘲笑されたことを忘れてはならない。アーミテージレポートに「日本が集団自衛権を禁止しているのは同盟関係の協力に於いて制約になっている。この禁止を止めることは安全保障の協力をより親密に効率よくすることが出来る。これはひとえに日本国民だけが決めることが出来る。」と言っている。
Z・ブレジンスキー:世界はこう動く、日本経済新聞社、1998、p.236-238
The United States and Japan: Advancing Toward a Mature Partnership INN Special Report 2001
さて今日はこの論文の根拠となる調査アプローチとワークショップのシナリオについてみてみよう。
追補A
プロジェクトの活動と方法
この同盟関係の将来に向けての調査はおびただしいものがある。その多くは戦略的な前提から始まり、それはこの同盟関係が分担された安全保障の挑戦に見合うために、発展し続け、そして、それがどのようにこの同盟関係に適用するかを求めて行くことである。他の部分は同様な評価から始まったが、能力、役割、ミッション への戦術的なアプローチに移って行った。
このプロジェクトはむしろ日米同盟関係についての仮説を評価分析し、代替政策の道筋を探るために世間一般社会通念に戻ることからはじめた。この同盟関係は将来、アメリカの利益に十分に貢献しているのだろうか?日本はアメリカ合衆国が要求している同盟国の見本になり得るのだろうか?アメリカ合衆国にとって政 策に於ける暗黙の含みと選択肢は何であるのか。すなわち、どのようにアメリカ合衆国は危険を回避するのか ? もし同盟関係が期待に合わないのであれば、日本の代替案は何か?
プロジェクトの活動
ーワシントンでの最初の企画会議。そこでは主要なプロジェクトの参加者が集合して、ワークショップの資料の概略について、主要な研究員に対してフィードバックと実質的な指針を提供した。
ーこの主要な研究員たちはこの中核となるグループへのプレゼンテーションのためのプロジェクト調査報告書を組み立て、十分にプロジェクトの命題を展開し、分担された、かつ矛盾した同盟関係の期待を調査した。
ー このプロジェクトの中核となるグループ(プロジェクト要員は下記参照のこと)はこのワークショップの報告書の中の調査した議論と評価分析の仮説を洗練して来た。このグループはNBRが開発した「最もありそうな将来に向けての進路」アプローチを利用して、もしかすると、同盟関係が信頼の危機に陥ってしまうと言う一連のもっともありそうな将来の進路を十分に開発しようとした。
このアプローチは最初に将来の中に先に飛びこんで、それぞれの将来のシナリオとなるような状況を検討した。この参加者たちはそれぞれのシナリオから現在の状況までさかのぼって作業し、それぞれの特定の成果に導くような複数の変数の理解を高めるような努力をした。すべてのワークショップは非公開で、招待者だけのイベントとし、自由でオープンな議論が出来るようにするために、責任を問わないルールとした。
ー2008年11月に政策集団のみならず、地域の安全保障の専門家からの幅広い参加者を募ったアメリカだけのワークショップでは、検討されるべき問題のアメ リカ政府の見通を洞察することを行った。このワークショップでは部分的にNBRが開発したもう一つのアプローチである「前に飛び越える。:仮説上の将来の暗示」を利用し、仮定した仮説の危機の地点から始めて、中核となるグループの会議で展開し、幾つかの同盟関係の範囲と双方の同盟国の見通しからとで、仮定した将来についての様々な暗示の分析を参加者に要求した。
このアプローチは特に仮定した将来がどのように展開するか述べなかったが、むしろ、個々の国家の費用と効果と将来のシナリオの共同の反応を評価することによって、今日の状況を照らす試みであった。
ー 2009年6月に日本の学者、高官、選抜した中核となるグループのメンバーによる合同のワークショップを開催し、早い時期のワークショップの成果が発表され、日本人の反応と意見を求めるために議論された。これはアメリカだけの拡張したワークショップと方法や形式は似ているが、全く同じではなく行われた。 このプロジェクトは幾人かの日本の学者と高官には微妙な内容でこの同盟関係を検討しようとしていたので、主要な研究員と上級の顧問が前もって日本に来て、 ワークショップのための知的な基礎を説明し、主導する方法論について主要な日本人の参加者に親しむようにした。
ーこのプロジェクトの主要な構成要員として議論の中に、日米双方から若い学者と政策策定の士官を参加させることであった。このプロジェクトは特に同盟関係の次の世代のマネージャーの間により広範囲な議論を起こすことを希望し、分担された利益に基づいたこの同盟関係の費用と効果の重大な分析を達成するために 世間一般の通念と感情を切り開くことであった。
プロジェクト要員
主な研究者:マイケル・フィネガン NBR上級研究アソシエーツで、主な研究者として貢献し、このプロジェクトのためにNBRによって集められた学際的なチームをリードした。フィネガン氏は北アジアの安全保障の専門家であり、元国防省日本担当上級部長、そして元国防省アジアパシフィック安全保障担当国防次官補に対する地域安全保障のための特別補佐。
上級顧問:リチャード・ローレス 2002-07前アジアパシフィック安全保障政策担当国防次官補 そして、ジム・トーマス 2004-06前計画ならびに資源担当国防次官補
コアグループ:元アメリカ政府の役人並びに指導的な大学の専門家で以下の通り。
James Auer (Vanderbilt University)
Michael Auslin (American Enterprise Institute)
Thomas Christenson (Princeton University)
Aaron Friedberg (Princeton University)
Ambassador James Lilley
Roy Kamphausen (National Bureau of Asian Research)
James Przystup (Institute for National Security Studies)
2つの拡大ワークショップはこのコアグループからと他の日本人とアメリカ人の学者そして、現在のもしくはもとアメリカと日本政府の政策策定者である。
追補B 「かみ合わぬ期待への対応」ワークショップシナリオ
幾 つかのシナリオは下記にまとめてあるように、2つのプロジェクトのワークショップの議論の土台として使って来たが、危機の間、他方の期待に会わないもう一 方のパートナーの結果を調査している。このシナリオは如何なる政策の方向性を指示しようとはしていない。これらは単にまだなされていない意思決定に基づ いたありそうな将来の代替案を意味していた。
シナリオ1 アメリカ人は火星から来て、日本人は金星からである。
こ のシナリオはアメリカ合衆国が北朝鮮のミサイルからの脅威を判断しているが日本が完全に共有されていない状況を仮定していた。事前の協力と計画作成の欠如 がアメリカ合衆国にアメリカと同盟関係の利益を守ろうとする行動をしなければならないと感じている状況に導いている一方で、日本は軍事行動に気乗りして いない。この状況は両国の指導者に同盟関係が思い描いたように動作してきていないと言う結論に導いて行く。このシナリオはどのように同盟関係が危機にあっ て動作するかに関して期待の断絶と期日までに達成すべき計画作成のレベルと品質、そしてこの断絶が次の信頼の危機にどのように導かれるかを描こうとした。
シナリオ2 日本人が火星からで、アメリカ人は金星からである。
このシナリオは最初のシナリオの逆であり、日本が北朝鮮からの脅威を感知して心配していて、アメリカはいかなる可能な闘争の拡大のリスクを懸念して行動を起こそうとしない。このシナリオは計画作成に於ける同様な断絶を説明するために作られた。
シナリオ3 仲違いの中の失敗
このシナリオは危機が台湾海峡を越えて展開し、ワシントンがアメリカ合衆国が行動しなければならないと決めた際に台湾の潜在的な防衛に関しての政治的な意見の一致の欠如の結果とその結果何がもたらされるかを調査した。このシナリオは日本の政治の意思決定と同盟関係の軍事作戦上の考え方との間の繋がりを説明 した。
シナリオ4 アメリカ合衆国が脱退する。
4番目のシナリオは一部分3番目の逆で、日本が中国と衝突することを仮定していて、アメリカ合衆国は完全には支援せず、少なくとも日本の期待を全うしない。
シナリオ5 核ゲームの仲間はずれ?
このシナリオはグローバルな核拡散の問題と同様にアメリカの核に対する姿勢に関連した意思決定の暗示を調査した。日本の核に対するアプローチの中心的な役割と、国家の全般の防衛戦略とこの核の舞台で日本の期待の添えないアメリカ合衆国の潜在的な影響について説明してる。
この報告書の変わったところはこのようにケーススタディから入っていて,まずはアメリカで,アメリカ人のワークショップを行ってから,日本で,日本人のワークショップを行った。将来の着地点をまずは研究員が探索し,そうしたあとで、その将来を現在の状況に照らして,効果費用分析と同盟国の反応を見た。
明日はその結果のワークショップを見てみよう。今日はこれまで。