2010年04月26日

アメリカ軍の自殺が多い2

昨日はキンドルの電源コードを中国のどこかのホテルに忘れて来てしまったので、秋葉原に買いに行った。秋葉原は日本製品しか売っていないので、あきらめて行ったのだが、ヨドバシカメラにあった。すごい店員がいて、知っていた。これはMicro-USB B typeといって、これを使う日本の商品があるようだ。本当に店の隅に置いてあった。欧米ではこれが標準なのだが、日本はmini USBを使っている。こうしたちょっとした規格の違いが意外と大変だ。

いよいよ連休の週に突入だな。今年は私はどこにも行かない。身の回りの整理はバイク用品以外は終わったので、後は知識の整理が残っている。グローバリゼーションの考えを出来ればまとめたい。これからの中国300年の繁栄の話だ。

さて、今日はアメリカ軍の自殺者の昨日の続きだ。昨日は鶴見さんがたくさん自衛官の経験を書いてくれた。昨日のスケートでも、元自衛官の衛生兵がいたのだが、インタ ビューしそこなってしまった。スケートの仲間の意見では最近の若い人は昔の軍人と違って、昨日書いたような日本人の精神構造は持っていないと言うことだっ た。

韓国人のスケーターもいて、彼等は徴兵制度があるので、話に参加してくれた。26ヶ月の兵役で、鍛えられているので、戦争に対する意識は違うようだ。北朝鮮がそばにあると言うことで、日本人とは戦争に対する感覚が違う。先日爆破された韓国の軍艦の記事を近いうちに取り上げよう。さて始めよう。




困惑と失望は通常軍隊の指導者によって使われる言葉ではない。しかし、軍隊の自殺率は上昇し続け、2001年から2006年には二倍になり、軍隊の年齢と性別を反映して調整しても、一般市民は横ばいのままで、現役の兵士の自殺者は2003年は77名、2008年には140名で、上昇して、昨年は160名で あった。

この問題の原因をより良く把握するために軍隊は指揮官に将来起こりうる自殺の調査をどのように行うかの新しい命令を出したので、一律に首尾一貫した情報が得られると報道官のGary Tallmanは言っている。この指示の公式な目的は「その事件に関連した状況、方法、そして一因となる要素」を正確に指摘し、「将来の自殺を回避するための明確で、適切な、実務的な勧告」を行うためである。陸軍は死んだ兵士の個人的な関係、最後の会話、財務状況、最近の雰囲気そして人物の特徴に関するすべてのことを知ろうとしている。

Befuddled and frustrating are not words routinely deployed by Army leaders. But the service's suicide rate continues to rise (it doubled between 2001 and 2006) while remaining flat in the civilian population, even when adjusted to reflect the Army's age and gender. Last year, 160 active-duty soldiers killed themselves, up from 140 in 2008 and 77 in 2003. In order to get a better grip on the causes of the problem, the service has issued new orders telling its commanders how to conduct future suicide investigations so that they are consistent across the board, spokesman Gary Tallman says. The directive's stated goal is to pinpoint "the circumstances, methods and contributing factors surrounding the event" in hopes of generating "clear, relevant and practical recommendation(s) to prevent future suicides." The Army wants to know all about the dead soldier's personal relationships, final conversation, financial status, recent moods and other personality traits.

この傾向を一般に説明する時に陸軍の司令官はアフガニスタンとかイラクの戦争が原因だと言う認識を避けようとしている。確認された自殺の3分の一は戦線に配置されない部隊で記録されている。」とMcHughは最近公聴会で語った。しかし、他の3分の二は戦場もしくは戦場から戻った後のいずれかで自殺している。

「戦場に配置された兵士の自殺率の方がそうでない兵士より高い。」と陸軍精神科医総監のElsperth Ritchie大佐が一月の自殺回避コンファレンスで語った。

When accounting publicly for the trend, Army commanders tend to avoid acknowledging that the wars in Afghanistan and Iraq may be a cause. "A third of the confirmed suicides are committed by troops that had never deployed," McHugh recently told a House panel. But the other two-thirds killed themselves either in a war zone or after returning from one. "The suicide rate among soldiers who have deployed to [war zones] is higher than for soldiers who have never deployed," Colonel Elspeth Ritchie, a top Army psychiatrist, told a suicide-prevention conference in January.

陸軍の指導者達は個人的なつながりの崩壊が自殺に繋がる最も一般的な道筋のようだと言っている。自殺に何か結びつけられるものがあるとすれば、思い当たるような唯一の漠然とした要素は何らかの人的な関係の崩壊だ。」と陸軍医務総監のElic Schoomaker中将は先月上院の公聴会で語った。しかしながら、彼等が言及できなかったことは繰り返し戦場の配置されることによる精神的に消耗した影響がそうした関係に関係するかどうかである。

Ritchieが一月に指摘したのは「多くの作戦に配置された兵士には心の健康管理の問題と婚姻の問題を持っている場合に、自殺の比率がより高い。」ということだ。
(「兵士の経験:イラクとアフガニスタン」のタイム紙のビデオ参照)

Army leaders say that broken personal relationships seem to be the most common thread linking suicides. "The one transcendent factor that we seem to have, if there's any one that's associated with [suicide], is fractured relationships of some sort," Lieut. General Eric Schoomaker, the Army surgeon general, told a Senate panel last month. What they fail to note, however, is the corrosive effect repeated deployments can have on such relationships. Ritchie pointed out in January that there are "higher rates of mental-health problems and marital problems for multiple deployers."
(Watch TIME's video "The Soldier's Experience: Iraq vs. Afghanistan.")

兵士は近年は戦場に戻るまでに、わずか一年しか滞留時間が許されていなかっ た。滞留時間が2年近くになって来たのではあるが、研究結果が示しているのは一年の戦闘配置のストレスを和らげるためには3年必要だと言っている。

In recent years, soldiers had been allowed only a year of dwell time before heading back to war. Even though dwell time is now getting closer to two years, research suggests it takes up to three years for the stress of a one-year combat deployment to abate.

戦闘自体の経験はまた(この自殺にたしての)役割を果たして来ているのかもしれない。「戦闘は死に対する恐れをなくすが自殺の可能性を高めている。」とテキサス大学の精神科医 Craig Bryanは1月にペンタゴン当局でのブリーフィングで語った。戦闘にさらされ、銃に容易にアクセスできる状況にあれば自殺を考えている人であれば、準備万全である。自殺した兵士の約半分は武器を使う、そして、その数字の93%は戦場での配置の間に起こっている。

The experience of combat itself may also play a role. "Combat increases fearlessness about death and the capability for suicide," said Craig Bryan, a University of Texas psychologist, briefing Pentagon officials in January. The combination of combat exposure and ready access to guns can be lethal to anyone contemplating suicide. About half of soldiers who kill themselves use weapons, and the figure rises to 93% among those deployed in war zones.

Bryanは最近、空軍を離れたばかりの自殺の専門家だが、軍隊はcatch-22の中にそれ自身を見出していると言っている。

chatch-22:(矛盾する規則状況による)金縛り状態(catch-22 situation)米国の小説家Joseph Hellerの同名の小説(1961)の軍規から;狂気なら戦闘を免除されるが, 狂気の届を出すと正気と判定されるから, どのみち戦闘参加となる。

「我々は統制された暴力と侵略行為を行い、逆境に直面して、強烈な感情の反動を抑え、物理的かつ感情的な痛みを抑え、けがと死に対する恐怖に打ち勝つよう に訓練している。」と彼はタイム紙に語っている。

戦闘を要求されると、「こうした特性がまた自殺を増加させるリスクに結びついて行く。」こうした条件付けは「我が軍の戦闘能力にマイナスの影響を与えること無く、」和らげることは出来ない。と彼は加えた。「簡単に言えば、任務中の兵士はプロの教育を完全に受けているが故により自殺しやすいといえる。」
(陸軍の徴兵下士官の写真参照 )

Bryan, a suicide expert who recently left the Air Force, says the military finds itself in a catch-22. "We train our warriors to use controlled violence and aggression, to suppress strong emotional reactions in the face of adversity, to tolerate physical and emotional pain and to overcome the fear of injury and death," he told TIME. While required for combat, "these qualities are also associated with increased risk for suicide." Such conditioning cannot be dulled "without negatively affecting the fighting capability of our military," he adds. "Service members are, simply put, more capable of killing themselves by sheer consequence of their professional training."
(See pictures about suicide in Army recruiters' ranks.)

Bryanの研究では陸軍の最も効果的な自殺回避の戦略はかって自殺をしようとした兵士に干渉するよりかは自殺を食い止める部隊を作ることである。陸軍はこの話に耳を傾けようとしている。この目標は「ただ単に自殺を回避することに焦点を当てることよりも、兵士とその家族の物理的、精神的、宗教的な健全性を 『全体論』的に改善すること」であるとしていると軍の2番目の高官でもあり、主要な自殺対策をしているPeter Chiarelli将軍は言っている。

「一度あることは二度あることを確信する。」彼のボスも同意見だ。あまりに長い間、Casey将軍は3月3日の上院の公聴会で、すでにおそすぎたときに自殺を回避しようとしていて、「目標が行ってしまった後で、我々は撃っていた。」と語った。
(「悪化している自殺率が陸軍の対応を促している。」を読むこと)

Bryan's research suggests that the Army's most effective suicide-prevention strategy would be to make its troops suicide-resistant rather than trying to intervene once soldiers have decided to kill themselves. The Army seems to be listening. Its goal is more aimed at "holistically improving the physical, mental and spiritual health of our soldiers and their families than solely focusing on suicide prevention," says General Peter Chiarelli, the service's No. 2 officer and its key suicide fighter. "If we do the first, we are convinced that the second will happen." His boss concurs. For too long, General Casey told a Senate panel March 3, "we were shooting behind the target," trying to prevent suicide when it was already too late.
(Read "A Mounting Suicide Rate Prompts an Army Response.")
以上。アメリカ軍の自殺の記事だ。自殺の予防に力を入れようと言うことだが、神風のようなジハードは恐怖に違いない。いつどこから、『ハート・ロッカー』のように攻撃してくるかわからない。どう考えてもこうした、戦争は理解できない。テロがイスラム全体に拡散している中にあって、このテロと戦うための方策はこうした戦争ではないように思う。いずれ敗退するしかない。

テロの根源は白人への嫌悪と貧困だ。こうした戦争に使う金を貧困撲滅に回せば、白人を嫌うこうした宗教は後退するに違いないと思うのだが。だから、貧困をなくすのが一番いい方法だ。絶対貧困と言われる一日一ドル以下で生活する人口は12億人だそうだ。その多くがアフリカのサブサハランにいる。アルカイダが狙っているイエメンとかソマリアがそうだ。海賊も同じ問題だ。近いうちにこの貧困の記事も取り上げたい。

さて、次は先日言ったように、日本の政治の問題だ。最近こうした記事が多い。ファイナンシャルタイムズ紙の4月22日から。

http://www.ft.com/cms/s/0/732b55e0-4e3d-11df-b48d-00144feab49a.html







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海野 恵一
1948年1月14日生

学歴:東京大学経済学部卒業

スウィングバイ株式会社
代表取締役社長

アクセンチュア株式会社代表取締役(2001-2002)
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海野塾のイベントはFacebookのTeamSwingbyを参照ください。 またスウィングバイは以下のところに引っ越しました。 スウィングバイ株式会社 〒108-0023 東京都港区芝浦4丁目2−22東京ベイビュウ803号 Tel: 080-9558-4352 Fax: 03-3452-6690 E-mail: clyde.unno@swingby.jp Facebook: https://www.facebook.com/clyde.unno 海野塾: https://www.facebook.com TeamSwingby
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