2010年05月30日
フェアな貿易と自由貿易20
昨日は研究会があったが、フェアな貿易についてまとめることが出来た。自由貿易もそうだが、日本がそのいずれに於いても、その入り口ぐらいにしか入っていないと言うことがわかった。その理由は日本の非関税障壁と報道テレビによる海外からの情報と言うより、考えの遮断、言語の壁があるからだ。
非関税障壁と言うのは日本特有のもので、新しい人とは付き合わないと言う閉鎖社会のことだ。それ以外に、武器をアメリカから買わないと言ったような保護主義もあるにはある。又防衛に対する国民の意識も世界から見れば大きなアンフェアだ。
農業問題は今回のディベートでも助成金と言うことで、大いに議論が盛り上がったが、日本の農協と米(こめ)の政治問題は自民党の崩壊とともに大きく改善されて行くことだろう。770%の関税よりも、減反政策、自給課題の解決の方が重要だ。農協の構造改革も必要だ。
日本人は日本の防衛がアンフェアだと言うことに気がついていない。憲法の安全保障に対する定義も1970年代に共産党が解釈した内容のままだ。困った問題は報道にある。海外での報道と日本の報道は基本的にちがう。社民党党首が言っている言葉が良い例だ。
彼女は世界の報道を読んでいないから、沖縄の意見とか、日本国内の情報しか見ていないので、彼女の意見をアメリカ人が聞いたら、宇宙人みたいにしか聞こえない。「そんなばかな。」とアメリカ人の誰もが思ってしまう。
先日のラリーキングのCNN於ける豊田章一社長のインタビューも同じだ。ラリーが「Shoichi.You can speak English. Why do'nt you speak English?」と言っていたが、全米の視聴者は彼の日本語の答弁に対して、ものすごい違和感を感じてしまった。
でも日本人はごく自然に彼女の意見を受け止めている。アメリカ政府はいまはアフガニスタンで忙しいので、日本に対しての拡張抑止力はもう出来ないのだが、面子があって言えない。先日、マイケルフィネガンのレポートでそう言わせたが、日本政府は彼のレポートを読んでいない。
鳩山さんのequal partnershipとか東アジア共同体構想も宇宙人だが、日本人はさほど気にもとめていないが、欧米人からすれば、魑魅魍魎の世界だ。アメリカが世界で唯一の日本の支持者だが、彼等の度量がなぜそう深いのかは私には理解できない。日本人がこうしたことを「わーわー」言っていてもニコニコして暖かく見舞ってくれている。私にはこのアメリカの態度が理解できない。
頭に来てもトヨタ問題ぐらいで、それもフェアに責めるだけだ。その日本が世界で唯一の味方を理解しようとしていない。全く信じられないことだ。基地を日本からなくせとか、アメリカの海兵隊は要らないとか。それでもアメリア政府は怒らない。沖縄県民の同意が必要だと言ってくる。
その報道のどこが違うかと言えば、全然ものの見方が違う。事実は報道されるのだが、海外の人の意見は報道されない。日本の報道自体も、今回取り上げたようなディベートは全くない。だから、幅広い意見とか反対意見とかが出て来ない。
もしくは奥が深くない。賛成反対だけで終わってしまう。要は今回のディベートのようには最近の日本人は考えない。その理由は報道のせいだと思う。考えさせないからだ。
普天間基地反対、辺野古反対みたいなことだ。ともかく奥が深くないと言うかあまり考えていない。確か日本の防衛をどうするかと言う意見があってもコメンテーターによって軽く流されてしまう。ゲーツ国防長官が怒っても、なぜ怒っているのかその深層を分析しようとしない。彼が怒って、帰ったのは辺野古の約束を反古にしたからだと言う具合だ。
それで国民は満足してしまう。鳩山総理に反対する。なぜ反対するのかは鶏みたいに3歩歩いてあとは忘れてしまうように、そこまでで終わってしまう。議論してもテレビ番組の切れの良い、一時間だけだ。そこで結論を出してしまう。参加者の中には造詣の深い人がいても、その人の意見が出ないままに終わってしまう。問題提起を長々とは許してくれない。
それと英文を読んでいていつも思っていることだが、大きな不思議だが、日本がどんどんデフレで、景気が20年も落ち込んでいても、日本人はそれに対して、不安とか落ち込んでいないことだ。所得のわりに生活のレベルは米中に比べると低いが、そうは思っていない。悲観的ではない。欧米人には理解できないことだ。
楽観主義ではないのだが、落ち込んではいない。なぜだか私にもわからない。派遣村があったが、それも深刻なものではなくて、茶番みたいなシーンでしかなかった。アメリカとか中国のように、生死に関わると言った深刻さはない。
失業率は高いが、仕事が無いからではない。仕事を選んでいるからだ。派遣村が期限が来て終わればいつの間にはそう言う人たちはいなくなって終わりだ。報道も取り上げない。
経済はだめだと言うことで、経営者が頭を垂れているが、その自信のなさは日本の中だけで、世界の評価はそうではない。だめなのはトヨタのエンジンのように、TPMとかTQCが顧客ではなく、品質そのもののために極致まで改善されてしまい、コストが2倍になったことだ。
これからは、顧客を意識した、品質改善をすることによって、顧客の望むコストと品質まで落とすことだ。もう一つは本社の「あうん」による非効率を30%改善することだ。それが出来れば、日本は再び、世界から注目されることになる。日本の井戸の中に閉じこもっているから、それに気がついていないだけだ。
そうしているのは日本の報道で、政府のせいではない。ただ、日本政府は無駄が今まで多すぎて、事業仕分けで独立行政法人のようなところを削減しているが、日本の政府そのものを見直せば良い。すぐに半分になってしまう。
失業が問題だと言う人がいるが、そうだからといって今のままで良いと言うことはない。桜島の観測所は鹿児島県の観測所だけで十分で、環境省のものは要らない。そうすれば政府が霞ヶ関だけになれば、すぐに半分になる。それで困らない。だから業務仕分けは政府に対してもやるべきだ。日本は防衛が無いから、今までゆとりがありすぎたのかもしれない。
加藤秀樹さんはそれに気がついているはずだ。今はそうしたことに反対する政治家はわずかしかいない。これが出来れば、日本は空前の好景気が再び到来する。ただし、そろそろ日本もその削減した原資を使って、防衛費を増額し、自ら日本を防衛しなければならない。
今の北朝鮮は何をしてくるかわからない。アメリカはそこまで日本を守れない。ソウルに原子爆弾をいつ撃ってもおかしくない。アメリカ軍が心配しているのはそうした北朝鮮の動きを一週間は止められないと言うことだ。その間に、日韓が災難を被りことになってしまうことをアメリカ政府は危惧していると言うような論文があった。
日本が防衛を自ら行わなければ世界から、いつまでもアンフェアな国だと思われたままだ。ただし、鳩山さんが言うように、アフガニスタンに50億ドル支援するにあたって、警察官の教育と称して、自衛隊をカンダハルに送っては行けない。給油活動を始めれば良い。
日本人は戦場に送ると好戦的な民族なので、戦争を始めてしまう。中国政府がいつも自衛隊を非難しているのはまだ、八路軍の兵士が生きているからだ。日本軍は怖い。憲兵隊はもっと怖い。日本軍は強かったからだ。だから、中国政府は日本の軍部を恐れている。只それだけだ。日本軍は中国軍に負けたことはない。
次の課題は日本の以下の状況をどう判断し、どう改革の目途をつけるのかが課題になっている。そうしたことを扱っている世界の記事を探しているが、ない。次はアフガニスタンなので、それをやっている間に、そうした記事が出てくるかもしれない。
また、ヨーロッパの経済問題、アメリカの景気の問題も目が離せない。いろいろあるが、このブログではじっくり構えて行きたいと思う。そうでなくても、言いたいことは山ほどある。焦る必要はない。ただはっきり言えることは日本人が思っているほど、日本の経済がだめではないと言うことだ。なぜだめではないのかが、もう少し分析したい。
以上が昨日の研究会の総括だ。昨日は、ともかくこのディベートの一連の意見を翻訳しようとして、3日間分の仕事をしてしまった。そのため寝不足をしてしまい、昨日はつらかった。今日はその残った、コメントを見てみようと思うが、意外と量があった。昨日の影響もあるので、今日の量は少しになるが、明日一日でこのディベートのコメントを終わらせたい。では少しだけ始めよう。
読者からのコメン ト
Comments from the floor
voluntaryist wrote:
私は「フェア」がどのように使われていたかを理解するまではフェアと自由とは排他的ではないと思っていた。再三、自由貿易は経済を支配し、商品を作っている人から利益を巻き上げようとしている人たちの攻撃下にある。
議論は以下のように進んでいる。:ある人々は他の人たちを経済的な交換を通じて、害を与えるであろうし、そのためには管理される必要がある。我々は力もしくは不正行為に対して処罰するための裁判所を持っているが、十分ではない。
我々は原則に基づいていない数万の複雑な法律とともに経済活動の様々な側面を規制しなければならないが、実用的な基盤に沿ってそれが成り立っていなければならない。我々は政治家や法律家が我々にとっては意味が分からなくても、どのように経済的に活動するかについて我々に語ってくれることを信用することが出来る。
このような経済的な特質をどのように見つけ出すのか?彼等が我々の生活をベストの方向に持って行っていることをどうやって知ることが出来るのか?もし彼等がそうでなかったならば、我々は何をするのか?これらは独裁主義の主唱者には答えられない質問だ。
Dear Sir,
I thought fair & free were not exclusive until I realized how "fair" was being used. Once again the free market is under attack by those who want to control and profit from those who produce. The argument goes like this: Some people will hurt other people during economic exchanges and need to be controlled. We have courts to punish force or fraud but that's not enough. We need to regulate every aspect of economic activity with tens of thousands of complex laws based on no principles but made up as we go along on pragmatic grounds. We can trust politicians/lawyers to tell us how to act economically, even though it makes no sense to us.
How do find these economic geniuses? How do we know they are running our lives for the best? What do we do if they are not? These are questions not answered by the exponents of authoritarianism.
freemarket forever wrote:
Dear Sir,
「フェアな貿易」とは本来、アンフェアだ。これは稼働しないと証明されて来た計画経済から実行されねばならない。
'fair trade' is inherently unfair. it has to be executed from a command economy which has been proven not to work.
大多数が多くの場合他の舞台にいるので、この課題について間違っている。
the majority is wrong on this issue as they often are in other arenas.
原則を守ることが難しい。もしくは原則がなくて、必要とされていない。危険を覚悟で、自由市場の原則を放棄している。フェアな貿易はベールで覆われた社会主義だ。如何なる経済もやがては破壊してしまう。
principles are hard to abide by, or they wouldn't be principles and they wouldn't be needed. abandon free market principles at your peril. fair trade is veiled socialism and will progressively destroy any economy.
多くの人々は悪いことに、自由貿易が見えないやり方で、悪事とか間違った考えを正してくれるのだが、アンフェアだと思われてしまうと言うことを理解していない。自由貿易はそこに関わるすべての経済を強固にし、すべての人のために生活の標準を引き上げてくれる。
it is too bad that most people don't understand that a free market might look unfair while it corrects misdeeds and misconceptions in ways that aren't visible. free trade will strengthen all economies that are involve in it, thus raising the standard of living for all.
フェアな貿易はわれわれをゆっくりと腐敗の中に虐げて行く。
fair trade will slowly grind us all into decay.
今日は昨日の反省が主体で、コメントは殆ど出来なかった。ただ、こうして、フェアな貿易とは何かを考えることによって、今の於かれている日本の状況を分析することは大事だと思う。そういう場がないと、我々はいつまでも、立ち止まることなく流されてしまうような気がする。
いや、立ち止まったまま、立ち枯れてしまうと言った方が良いかもしれない。我々にはまだまだ次のチャンスがあるはずだ。今日も日本の政治は大揺れだが、一歩はなれて、我々は日本の将来をじっくり考える時間を持とう。もう少し先を見て、物事を考える習慣を身につけよう。今日はこれまで。
非関税障壁と言うのは日本特有のもので、新しい人とは付き合わないと言う閉鎖社会のことだ。それ以外に、武器をアメリカから買わないと言ったような保護主義もあるにはある。又防衛に対する国民の意識も世界から見れば大きなアンフェアだ。
農業問題は今回のディベートでも助成金と言うことで、大いに議論が盛り上がったが、日本の農協と米(こめ)の政治問題は自民党の崩壊とともに大きく改善されて行くことだろう。770%の関税よりも、減反政策、自給課題の解決の方が重要だ。農協の構造改革も必要だ。
日本人は日本の防衛がアンフェアだと言うことに気がついていない。憲法の安全保障に対する定義も1970年代に共産党が解釈した内容のままだ。困った問題は報道にある。海外での報道と日本の報道は基本的にちがう。社民党党首が言っている言葉が良い例だ。
彼女は世界の報道を読んでいないから、沖縄の意見とか、日本国内の情報しか見ていないので、彼女の意見をアメリカ人が聞いたら、宇宙人みたいにしか聞こえない。「そんなばかな。」とアメリカ人の誰もが思ってしまう。
先日のラリーキングのCNN於ける豊田章一社長のインタビューも同じだ。ラリーが「Shoichi.You can speak English. Why do'nt you speak English?」と言っていたが、全米の視聴者は彼の日本語の答弁に対して、ものすごい違和感を感じてしまった。
でも日本人はごく自然に彼女の意見を受け止めている。アメリカ政府はいまはアフガニスタンで忙しいので、日本に対しての拡張抑止力はもう出来ないのだが、面子があって言えない。先日、マイケルフィネガンのレポートでそう言わせたが、日本政府は彼のレポートを読んでいない。
鳩山さんのequal partnershipとか東アジア共同体構想も宇宙人だが、日本人はさほど気にもとめていないが、欧米人からすれば、魑魅魍魎の世界だ。アメリカが世界で唯一の日本の支持者だが、彼等の度量がなぜそう深いのかは私には理解できない。日本人がこうしたことを「わーわー」言っていてもニコニコして暖かく見舞ってくれている。私にはこのアメリカの態度が理解できない。
頭に来てもトヨタ問題ぐらいで、それもフェアに責めるだけだ。その日本が世界で唯一の味方を理解しようとしていない。全く信じられないことだ。基地を日本からなくせとか、アメリカの海兵隊は要らないとか。それでもアメリア政府は怒らない。沖縄県民の同意が必要だと言ってくる。
その報道のどこが違うかと言えば、全然ものの見方が違う。事実は報道されるのだが、海外の人の意見は報道されない。日本の報道自体も、今回取り上げたようなディベートは全くない。だから、幅広い意見とか反対意見とかが出て来ない。
もしくは奥が深くない。賛成反対だけで終わってしまう。要は今回のディベートのようには最近の日本人は考えない。その理由は報道のせいだと思う。考えさせないからだ。
普天間基地反対、辺野古反対みたいなことだ。ともかく奥が深くないと言うかあまり考えていない。確か日本の防衛をどうするかと言う意見があってもコメンテーターによって軽く流されてしまう。ゲーツ国防長官が怒っても、なぜ怒っているのかその深層を分析しようとしない。彼が怒って、帰ったのは辺野古の約束を反古にしたからだと言う具合だ。
それで国民は満足してしまう。鳩山総理に反対する。なぜ反対するのかは鶏みたいに3歩歩いてあとは忘れてしまうように、そこまでで終わってしまう。議論してもテレビ番組の切れの良い、一時間だけだ。そこで結論を出してしまう。参加者の中には造詣の深い人がいても、その人の意見が出ないままに終わってしまう。問題提起を長々とは許してくれない。
それと英文を読んでいていつも思っていることだが、大きな不思議だが、日本がどんどんデフレで、景気が20年も落ち込んでいても、日本人はそれに対して、不安とか落ち込んでいないことだ。所得のわりに生活のレベルは米中に比べると低いが、そうは思っていない。悲観的ではない。欧米人には理解できないことだ。
楽観主義ではないのだが、落ち込んではいない。なぜだか私にもわからない。派遣村があったが、それも深刻なものではなくて、茶番みたいなシーンでしかなかった。アメリカとか中国のように、生死に関わると言った深刻さはない。
失業率は高いが、仕事が無いからではない。仕事を選んでいるからだ。派遣村が期限が来て終わればいつの間にはそう言う人たちはいなくなって終わりだ。報道も取り上げない。
経済はだめだと言うことで、経営者が頭を垂れているが、その自信のなさは日本の中だけで、世界の評価はそうではない。だめなのはトヨタのエンジンのように、TPMとかTQCが顧客ではなく、品質そのもののために極致まで改善されてしまい、コストが2倍になったことだ。
これからは、顧客を意識した、品質改善をすることによって、顧客の望むコストと品質まで落とすことだ。もう一つは本社の「あうん」による非効率を30%改善することだ。それが出来れば、日本は再び、世界から注目されることになる。日本の井戸の中に閉じこもっているから、それに気がついていないだけだ。
そうしているのは日本の報道で、政府のせいではない。ただ、日本政府は無駄が今まで多すぎて、事業仕分けで独立行政法人のようなところを削減しているが、日本の政府そのものを見直せば良い。すぐに半分になってしまう。
失業が問題だと言う人がいるが、そうだからといって今のままで良いと言うことはない。桜島の観測所は鹿児島県の観測所だけで十分で、環境省のものは要らない。そうすれば政府が霞ヶ関だけになれば、すぐに半分になる。それで困らない。だから業務仕分けは政府に対してもやるべきだ。日本は防衛が無いから、今までゆとりがありすぎたのかもしれない。
加藤秀樹さんはそれに気がついているはずだ。今はそうしたことに反対する政治家はわずかしかいない。これが出来れば、日本は空前の好景気が再び到来する。ただし、そろそろ日本もその削減した原資を使って、防衛費を増額し、自ら日本を防衛しなければならない。
今の北朝鮮は何をしてくるかわからない。アメリカはそこまで日本を守れない。ソウルに原子爆弾をいつ撃ってもおかしくない。アメリカ軍が心配しているのはそうした北朝鮮の動きを一週間は止められないと言うことだ。その間に、日韓が災難を被りことになってしまうことをアメリカ政府は危惧していると言うような論文があった。
日本が防衛を自ら行わなければ世界から、いつまでもアンフェアな国だと思われたままだ。ただし、鳩山さんが言うように、アフガニスタンに50億ドル支援するにあたって、警察官の教育と称して、自衛隊をカンダハルに送っては行けない。給油活動を始めれば良い。
日本人は戦場に送ると好戦的な民族なので、戦争を始めてしまう。中国政府がいつも自衛隊を非難しているのはまだ、八路軍の兵士が生きているからだ。日本軍は怖い。憲兵隊はもっと怖い。日本軍は強かったからだ。だから、中国政府は日本の軍部を恐れている。只それだけだ。日本軍は中国軍に負けたことはない。
次の課題は日本の以下の状況をどう判断し、どう改革の目途をつけるのかが課題になっている。そうしたことを扱っている世界の記事を探しているが、ない。次はアフガニスタンなので、それをやっている間に、そうした記事が出てくるかもしれない。
また、ヨーロッパの経済問題、アメリカの景気の問題も目が離せない。いろいろあるが、このブログではじっくり構えて行きたいと思う。そうでなくても、言いたいことは山ほどある。焦る必要はない。ただはっきり言えることは日本人が思っているほど、日本の経済がだめではないと言うことだ。なぜだめではないのかが、もう少し分析したい。
以上が昨日の研究会の総括だ。昨日は、ともかくこのディベートの一連の意見を翻訳しようとして、3日間分の仕事をしてしまった。そのため寝不足をしてしまい、昨日はつらかった。今日はその残った、コメントを見てみようと思うが、意外と量があった。昨日の影響もあるので、今日の量は少しになるが、明日一日でこのディベートのコメントを終わらせたい。では少しだけ始めよう。
読者からのコメン ト
Comments from the floor
voluntaryist wrote:
私は「フェア」がどのように使われていたかを理解するまではフェアと自由とは排他的ではないと思っていた。再三、自由貿易は経済を支配し、商品を作っている人から利益を巻き上げようとしている人たちの攻撃下にある。
議論は以下のように進んでいる。:ある人々は他の人たちを経済的な交換を通じて、害を与えるであろうし、そのためには管理される必要がある。我々は力もしくは不正行為に対して処罰するための裁判所を持っているが、十分ではない。
我々は原則に基づいていない数万の複雑な法律とともに経済活動の様々な側面を規制しなければならないが、実用的な基盤に沿ってそれが成り立っていなければならない。我々は政治家や法律家が我々にとっては意味が分からなくても、どのように経済的に活動するかについて我々に語ってくれることを信用することが出来る。
このような経済的な特質をどのように見つけ出すのか?彼等が我々の生活をベストの方向に持って行っていることをどうやって知ることが出来るのか?もし彼等がそうでなかったならば、我々は何をするのか?これらは独裁主義の主唱者には答えられない質問だ。
Dear Sir,
I thought fair & free were not exclusive until I realized how "fair" was being used. Once again the free market is under attack by those who want to control and profit from those who produce. The argument goes like this: Some people will hurt other people during economic exchanges and need to be controlled. We have courts to punish force or fraud but that's not enough. We need to regulate every aspect of economic activity with tens of thousands of complex laws based on no principles but made up as we go along on pragmatic grounds. We can trust politicians/lawyers to tell us how to act economically, even though it makes no sense to us.
How do find these economic geniuses? How do we know they are running our lives for the best? What do we do if they are not? These are questions not answered by the exponents of authoritarianism.
freemarket forever wrote:
Dear Sir,
「フェアな貿易」とは本来、アンフェアだ。これは稼働しないと証明されて来た計画経済から実行されねばならない。
'fair trade' is inherently unfair. it has to be executed from a command economy which has been proven not to work.
大多数が多くの場合他の舞台にいるので、この課題について間違っている。
the majority is wrong on this issue as they often are in other arenas.
原則を守ることが難しい。もしくは原則がなくて、必要とされていない。危険を覚悟で、自由市場の原則を放棄している。フェアな貿易はベールで覆われた社会主義だ。如何なる経済もやがては破壊してしまう。
principles are hard to abide by, or they wouldn't be principles and they wouldn't be needed. abandon free market principles at your peril. fair trade is veiled socialism and will progressively destroy any economy.
多くの人々は悪いことに、自由貿易が見えないやり方で、悪事とか間違った考えを正してくれるのだが、アンフェアだと思われてしまうと言うことを理解していない。自由貿易はそこに関わるすべての経済を強固にし、すべての人のために生活の標準を引き上げてくれる。
it is too bad that most people don't understand that a free market might look unfair while it corrects misdeeds and misconceptions in ways that aren't visible. free trade will strengthen all economies that are involve in it, thus raising the standard of living for all.
フェアな貿易はわれわれをゆっくりと腐敗の中に虐げて行く。
fair trade will slowly grind us all into decay.
今日は昨日の反省が主体で、コメントは殆ど出来なかった。ただ、こうして、フェアな貿易とは何かを考えることによって、今の於かれている日本の状況を分析することは大事だと思う。そういう場がないと、我々はいつまでも、立ち止まることなく流されてしまうような気がする。
いや、立ち止まったまま、立ち枯れてしまうと言った方が良いかもしれない。我々にはまだまだ次のチャンスがあるはずだ。今日も日本の政治は大揺れだが、一歩はなれて、我々は日本の将来をじっくり考える時間を持とう。もう少し先を見て、物事を考える習慣を身につけよう。今日はこれまで。