2010年06月28日

ユーロ17

おばあちゃんと息子はやっと昨日台湾に帰った。心臓の手術をしてから、2ヶ月近くすぎてようやく元気になった。息子も看病で、付き添っていて大変だったろう。これで我が家もいつも通りの、平穏になった。一昨日から、上海のセミナーを行うと言うので、その原稿作成を始めている。環境の講演は久しぶりなので、予想の他大変で、この週末の時間のかなりを使って、ようやく素案が出来た。

今日でユーロはやっと終わった。2週間かかってしまった。大分勉強した。あすから、アメリカ大統領のオバマだ。彼が失敗しているのか、成功しているのか。そうしたディベート だ。明日からはヨーロッパではなく、アメリカの国情を勉強しよう。

アメリカはまた、いろいろの問題を抱えている。難しいのはユーロだけかと思ったが、アメ リカも日本人には難しい。日頃から国内事情に疎いからだ。週末は環境のセミナーのために時間を使ってしまったので、アメリカ大統領の調査の時間は割くことが出来なかった。今週は水曜日までは超多忙なので、このブログも大変なことになりそうだ。

さて始めよう。

勝者の発表
Winner announcement

d51-WallaceP-lg0

June 04, 2010
Mr Paul Wallace 

最終の投票はなされた。提議は負けた。結果では提議に反対したCharles wyploszが62%を獲得して,始めの時の57%から上昇した。負けは負けだが,ユーロ地域が次の10年間でバラバラになるだろうと言う考えの人たち が38%いると言うことはかなり数が反対を唱えた少数派だ。

The final votes have been cast and the motion has been defeated. At the close, 62% supported Charles Wyplosz in opposing the motion, up from 57% at the outset. Defeat is defeat, but the 38% who thought the euro area would fragment over the next ten years represent a substantial dissenting minority.

このディベートは元に戻せないと言う人たちに対して、今の状態が我慢出来ないと言う人たちからの投球だ。Martin Feldsteinはギリシャが過酷な経済の景気後退に受け入れがたいほどの状況に直面し,財務政策をより厳しくねじ込んで,給与を押し下げることによっ て競争力を得ようとしていると主張した。

経済的な苦痛はユーロを離脱しないのであれば堪え難いものとなるであろうし,離脱はその苦痛を軽減し,ユーロに対しての新ドラクマの平価の切り下げによって、純輸出量の増加を促進することができる。

それに比べて,Wyplosz氏は ユーロ参加国が元に戻せないと言うことを訴えた。もしギリシャが離脱しようとしたら、ギリシャはより悪い立場に立たされるだろう。と言うのはユーロベースの債務の負荷は単一通貨に対して下落した新ドラクマでの現地通貨の条件では遥かに大きな負担になるであろう。

もっと大まかにに言うとユー ロ地域にまたがった銀行とともに、永遠に続く通貨同盟の基盤に基づいて、国境を越えた借り入れをしているので、国家の離脱とユーロからその通貨の分離の結果によって、大きな損失と新たな銀行の危機の発生を早めるであろう。

The debate pitched the intolerable against the irreversible. Martin Feldstein argued that Greece faced an unacceptably harsh economic contraction as it wrenched fiscal policy tighter and sought to regain competitiveness by pushing down wages. The economic misery would be unbearable unless it left the euro, which would ease the pain by promoting a rise in net exports as the new drachma devalued against the euro. In contrast Mr Wyplosz invoked the irreversibility of euro membership. If Greece were to leave it would find itself in a worse place, since the burden of euro-denominated debt would become far more onerous in local-currency terms as the new drachma fell against the single currency. More broadly, with banks across the euro area having made cross-border loans on the basis of an everlasting monetary union, the departure of one country and resulting divergence of its currency with the euro could precipitate big losses and a new banking crisis.

Dniel Grosの主張によれば、単一通貨が以前の国の金融市場から、オムレツを作った。

(You can't make an omelet(te) without breaking eggs.|卵を割らなければオムレツはできない;犠牲は目的達成にはつきもの)

あなたはオムレツは卵をかき混ぜなければ出来ない。参加者の多くから指摘があったが、ユーロ地域の運命は経済だけでなく、政治によっても、決められであろう。Feldstein 氏は単一通貨の創造は政治のプロジェクトであり、一つもしくは複数の国家が離別すると言う意思決定は最後には政治であるだろうことを強調した。

 As Daniel Gros argued, the single currency created an omelette from the previous national financial markets; and you can't unscramble an omelette.As many pointed out from the floor, the fate of the euro area will be determined by politics as much as economics. Mr Feldstein said that the creation of the single currency had been a political project and stressed that a decision by one or more countries to leave would ultimately be political.

Wyplosz氏はヨーロッパの指導者達がユーロの危機への挑戦で、立ち上がることは必須だと言った。Dvid Marshが言ったように、ドイツは今や、そうするように準備ができているが、他の諸国はそれを好まないかもしれない。:ユーロはドイツの強さを拘束しようと設計されたのだが、今では反対の効果を持つように準備されているように見える。

これは極めて重大な問題に於ける、張りつめたかつ啓発したディベートだった。参加した全員に感謝したい。ー2人のメイン・スピーカーであるFeldstein氏とWyplosz氏、ゲスト寄稿者の Barry Eichengreen、Mr GrosとMr Marsh。最後に述べるが決して軽んずべきでない、コメントを投稿して、参加した人々。

Mr Wyplosz said that it was vital for European leaders to rise to the challenge of the euro crisis. Germany is now set to do that, argued David Marsh, but other countries may not like it: the euro, designed to shackle German strength, now looks set to have the opposite effect. This was a taut and enlightening debate on a crucial issue. I would like to thank all who took part—the two main speakers, Mr Feldstein and Mr Wyplosz; the guest contributors, Barry Eichengreen, Mr Gros and Mr Marsh; and last but not least the many who took part with their comments from the floor.

以上で、このユーロは終了 した。しかし、このディベートは疲れた。Wyplosz氏の英語は難解で、3日間にも分けるはめになった。ヨーロパ経済の素人にはなんだかわからない文言が多くあった。翻訳しても理解できない文章がたくさんあった。それでもなんとかこの2週間を無難に過ごすことが出来た。暇だときっとこういうことは出来ないだろう。

次に何をするかだが、引き続き、このエコノミストのディベートを扱おう。最新のソマリアにしようか迷ったが、冒頭で話をしたように2月に特集したオバマにすることにした。オバマが失敗するかどうかと言うテーマの方が面白そうだ。でもまたアメリカの国内事情の話がたくさん出てくるので、翻訳しただけでは又なんだかわからないだろう。今日はこれまで。


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海野 恵一
1948年1月14日生

学歴:東京大学経済学部卒業

スウィングバイ株式会社
代表取締役社長

アクセンチュア株式会社代表取締役(2001-2002)
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海野塾のイベントはFacebookのTeamSwingbyを参照ください。 またスウィングバイは以下のところに引っ越しました。 スウィングバイ株式会社 〒108-0023 東京都港区芝浦4丁目2−22東京ベイビュウ803号 Tel: 080-9558-4352 Fax: 03-3452-6690 E-mail: clyde.unno@swingby.jp Facebook: https://www.facebook.com/clyde.unno 海野塾: https://www.facebook.com TeamSwingby
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