2010年06月30日
オバマ2
さていよいよこのオバマのディベートは始まる。きょうは司会者がいろいろ課題を提起する。昨日紹介したように2人の論客の紹介もしている。今日はまだ良いが、明日あたりから、英文よりかは内容がだんだん難しくなってくる。明後日あたりは超難解になるので、良い勉強だ。さて始めよう。
The moderator's opening remarks
彼はエコノミストのワシントンの特派員。
私の人生で、こう した希望を持った政治家はわずかしかいなかった。私は彼の大領領の選挙戦を担当した時に私はBarack Obamaはアメリカを作り直し、驚くべき数の彼等の個人的な問題を解決すると私に語る数多くの支持者たちにあった。
Few politicians, in my lifetime, have raised such hopes. When I covered his presidential campaign, I met legions of supporters who told me that Barack Obama would remake America and solve a surprising number of their personal problems.
彼の最も熱心なファン達ー彼が一角獣に乗った写真を持っている類 の人たちーの期待に反して評価の結果はオバマ大統領は失敗して来ている。しかしこのディベートに於いて、我々はより合理的な基準を利用しよう。
Measured against the expectations of his most ardent fans—the kind of people who bought pictures of him riding a unicorn—Mr Obama's presidency has been a failure. But in this debate we will use a more reasonable yardstick.
彼の行動は経済を生き返らせて来たのかそれとも妨げて来たのか? 彼はアメリカをより安全にして来たのか?彼は絶えず、保健医療、エネルギーのような彼の大きな国内の改革をやり遂げることに成功して来たのか?そして、も しそうであるならば、彼等は損害を与えるよりも良いことをして来たのだろうか?
彼等とは保健医 療、エネルギーのような彼の大きな国内の改革のこと。エネルギーは以下のことを言っている。
包括的なエネル ギー・温暖化法案の立案:クリーンエネルギー経済をもくろむ米エネルギー・温暖化法案が公開され、この法案は、大きく分けて4つのビジョンの実現を目標と している。まず、1つ目は雇用の創出。これはオバマ政権の公約でもある。今後、エネルギー産業の主役となる分野を明示することによって、その方面の産業を 活性化させる。
2つ目は、長期的にエネルギー生産コストを低下させ、消費者にメ リットを与える。3つ目に、石油、すなわち中東地域に依存したエネルギー政策から脱却し、エネルギー分野で米国の自立を図る。4つ目には、そのうえで二酸 化炭素(CO2)などの地球温暖化汚染物質の排出量を削減するというものである。 http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20090522/101478/
これはBPの原 油漏れで、大きな誤算となった。この改革は当面頓挫したと見ていいだろう。いや、原油漏れ対策の方がアフガンスタン以上に重要な課題になっている。
Have his actions revived the economy or hobbled it? Has he made America safer? Will he ever succeed in pushing through his big domestic reforms, such as health-care and energy? And if so, will they do more good than harm?
David Boazはカトー研究所出身のリバタリアンだが、オバマ大統領は失敗していると言っていて、その理由は彼があまりにもたくさんのことをしようとしているか らだと言う。
リバタリアニズム(libertarianism) は、アメリカの話にはかならず出てくる言葉で、政治学・経済学等では、他者の権利を侵害しない限り、各個人の自由を最大限尊重すべきだとする政治思想のこ とである。ja.wikipedia.org/wiki/リバタリアニズム
合衆国・リバタリアン党 (United States Libertarian Party)は、リバタリアニズムを奉じるアメリカ合衆国の政党。1971年結 成。アメリカ合衆国で3番目に大きな政党。ja.wikipedia.org/wiki/リバタリアン党
Boaz氏は彼を非難しているのは政府が効率的に仕事をしていないか、もしくはアメリカ人が政府の仕事を広げることに如何に寛容でないかを彼が把握していないことに対してである。彼は実業界が既に耐えて来ている負担に加えて、国債、課税、規制に対してイライラしている。だから、有権者が彼の政策をより多く見るほどに嫌に なってくると彼は観察している。
David Boaz, a libertarian from the Cato Institute, argues that President Obama is failing because he tried to do too much. Mr Boaz berates him for not grasping how inefficiently government works, or how little tolerance Americans have for its expansion. He frets that Mr Obama is adding debt, taxes and regulations to the burdens already endured by business. And he observes that the more voters see of his agenda, they less they like it.
ハーバードのケネディ・スクールの公共政策を担当しているElaine Kamarckは同意していない。彼女が言うには彼の前任者の幾人かとはことなり、Obama氏は個人的なスキャンダルのような弱みはない。人間として、 彼は高い尊敬を受けている。
彼女は保健医療改革における民主党員の「妄想」は国民に支持されていないと結論していて、「量が豊富な経済政策」によってObama氏を散漫にさせていると考えている。しかし彼女は彼が勉強し適応すると見ている。Obama氏の一般教書演説を聴いたあとで、彼は仕事に集中し、大衆に信頼を再び得て、2012年の選挙に再選されると彼女は予言している。
Elaine Kamarck of the Kennedy School of Government at Harvard disagrees. She notes that unlike some of his predecessors, Mr Obama exhibits no scandalous personal failings. As a man, he is held in high respect. She concedes that the Democrats' "obsession" with health reform is not shared by the public, and reckons it has distracted Mr Obama from his "robust economic agenda". But she sees him learning and adapting. After listening to Mr Obama's state-of-the-union address, she predicts that he will focus on jobs, regain the public's trust and win re-election in 2012.
我々の2人の論客は活発なオープニングをしようとしている。彼等のこれからの意見の中で国内政策に対してより深く掘り下げていくだろうし、(多分、上述した私の質問の幾つかにも答えて、)そして、外交政策にも触れることを希望する。
外国人が Obama氏をGoerge Bushよりもどれほど好きかどうかは問題であろうか?(それはどうでも良いことだ。)彼が議会で、保護主義者と取引をするために譲歩することがどれほど危険であろうか?彼はパキスタン、イラン、中国とどれほど巧妙に取引をしようとしているのか?さあ、議論を始めよう。
Our two debaters have made a spirited opening. I hope that in later statements they will dig deeper into domestic policy (perhaps addressing some of my questions above), and touch on foreign policy, too. How much does it matter that foreigners like Mr Obama more than George Bush? How dangerous are the concessions he has made to trade protectionists in Congress? How deftly is he dealing with Pakistan, Iran and China?
Let the argument begin.
ここではエネルギー法案の話が出ているが、今オバマはそれどころではない。BPの問題があるからだ。パキスタンにおいては国民に人気の無い総司令官McChrystal を更迭した。そうした背景を明日から検討することになる。今後のアフガニスタン派兵へのヒントもここから出てくるに違いない。今日はこれまで。
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グローバル人材育成の道|海野惠一(元アクセンチュア代表)