2010年10月27日

オバマとビジネス22

久しぶりに昨日はアグニの高橋社長と会食をした。彼はインドに子会社があるIT企業だ。リーマンショックの時は大変だったようだ。ようやく少し良くなって来たと言っていた。彼はもともとソニーの人で、もうかれこれ、つきあって20年になる。彼はグローバルな人だ。71歳と言っているが、どう見ても私と同年輩にしか見えない。元昭和シェルの守屋さんと一緒だ。彼等のこの若さの秘密は一体なんだろうか。

さて今日も読者からの意見だ。多分そうだろうと思って訳しているところもある。本人に聞かないと本当のことはわからないところもありそうだが、とりあえず、翻訳している。遅々として進まないところもあるが、何とか毎日進んでいる。仕事の方は、多忙で、今日は一日外回りで、会社には戻れそうにない。この朝の時間しかゆっくりできない。この冷静な時間は大事だ。実はこれだけをこの時間にしているのではなくて、仕事もしている。翻訳していても、あれこれ思いついたり、思い出したりすることが多く、それもこなしている。意外とこれが大事なのかもしれない。

さて始めよう。

Nobody wrote:
Dear Sir,

By my comments I don't mean to say Obama has been bad for business, just that he hasn't been great for business. If a more reasonable timeline is put to progressive change.

私の意見としては、私がオバマはビジネスにマイナスであったということではなくて、まさに、彼はビジネスに卓越してはいなかったということだ。より合理的なスケジュールがあるとすれば、漸進的な変化に持って行くべきだ。

Good changes might be more predictable in the market, more palatable to investors, and much more effective economic engine tuners. Good changes are obvious to everybody. Too rapid of an adoption doesn't feel right to anyone, because they instinctively know they are likely to fail. Ask any project manager. Big fast changes are just like dumping gasoline in the carberator. Too much too fast and it stalls out. Set it up right, adjust the mixture and timing, coax it a little and it will work out if it is set up right. Why ain't it running Earl? I dunno I put gas in it.

良い変化とは市場においてより予測できるものかもしれないし、投資家に対してより気に入ってもらえ、そして、より効率的に経済のエンジンのチューンアップをする人たちにとっても。良い変化とは誰にとっても明白である。あまりに早い採用は誰にとってもただしく思えない。というのは彼らが失敗しそうだということを無意識に知っているからだ。どのプロジェクトマネージャーに聞いてみると良い。大きく早い変化はキャブレターの中にドカッとガソリンを投げ入れるようなものだ。あまりに多く、あまりに早いと、それは失速する。それを正しくセットアップしろ。混合とタイミングを調整しろ。少しなだめて、正しくセットアッ プしているならばそれはうまくいく。なぜ指揮官に運転させないんだ。そこにガソリンを入れることじゃないのかもしれない。


指揮官 Earl:王国の領土を統治する首長。英語しかないが、http://en.wikipedia.org/wiki/Earl

でも調べて行く中で、ジミーカーターの名前もEarlで、彼の経歴を読んでいると、オバマの環境に良く似ているので、この著者は彼も意図してこう言ったのかもしれない。注
 
ジミーカーター Earl:1977-1981の大統領 James Earl "Jimmy" Carter, Jr. 彼はオバマに似ていて、立候補したときには誰も知らなかった。1981年にレーガンに負けた。就任後に施行したいくつかの経済政策の失敗と、 1979年のイラン革命に前後した石油危機などから、カーター政権中は高インフレと不況が国内を覆うことになった。任期中に外交において様々な問題が降り かかったこともあり、これらの国内問題を解決することはできなかった。この境遇はオバマによく似ている。

イランにおけるアメリカ人の人質が解放されたのは、事件から実に444日後の1981年1 月20日であり、皮肉にもこの日はカーターが後継のレーガンに政権を譲り、ホワイトハウスから去った日でもあった。アフガニスタンの戦争もきっとそうなるのかもしれない。

大統領職後は地上最強の元大統領と呼ばれている。2002年にノーベル平和賞を受賞するなど、その手腕は国際的にも高く評価された。2009年9 月15日、NBCの番組に出演した際、バラク・オバマに対するWASPの攻撃を「“黒人が大統領であるなど許せない”という差別意識に根ざすもの」と批 判。2010年8月26日に再び朝鮮民主主義人民共和国を訪問し、同国への不法入国罪で服役していたアメリカ人男性のアイジャロン・ゴメスを釈放するよう交渉を行い、特赦を受け、ゴメスと共に出国した。原典はja.wikipedia.org/wiki/ジミー・カーター

以上のことからここで彼が言っているEarlとは大分悩んだが、ジミーカーターのことも言っているんだと思う。彼が同じ境遇を経験したから。考え過ぎかな。でも彼はオバマの境遇と良く似ている。次に出てくるレーガンとはサラ・ペイリン( Sarah Palin)前アラスカ州知事かもしれないな

Middle of the road people rule the vote. Most people know the great freedom and prosperity that the US enjoys because of its reasonably fair regulated free market. Not perfect, and we are open to change, but do it properly and well thought out.

道の途上で、人々は投票を採決する。多くの人々はアメリカが享受している偉大な自由と繁栄を知っていて、それは無理のない、フェアに規制された自由市場だからだ。完全ではなく、そして、我々は変化にオープンであり、しかし適切にそれを行ない、よく考えぬかれている。

Radicals did not put him in office and unless he caters to the "people" he will not be re-elected. His changes are definitely 2 term changes.

急進派の人たちは彼を政権に付けることに賛成しなかった。彼が「人々」に応えないのであれば彼は再選されないだろう。彼のチェンジは明らかに2期に渡るチェンジである。

PS. Very few people I know are rascists, most Americans are proud to call all their fellow citizens brothers and sisters. Even more so in the military. The Tuskeegee Airmen blew away racism in a lasting way by showing their bravery and dedication in WWII. Stories are still told of their heroics. This is not about one person this is about all society.

追伸。私が知っている極めて少数の人々は人種差別主義者であり、多くのアメリカ人はこのすべての市民の連中を兄弟姉妹と呼ぶことを誇りとしている。軍隊においてはなおさらである。タスキギーの米空軍の下士官は第二次世界大戦中に彼らの勇敢な行為と貢献を示すことによって、永続的なやり方で、人種差別を吹き飛ばした。物語はいまだに彼等の勇者達の行為を語りぐさにしている。このことはすべての社会のことであって、ひとりの人のことではない。

The economy will bounce back when it should. Be Strong.

経済が持ち直さなければならないときには持ち直すだろう。強くあれ。

posted on 28/09/2010 21:24:37 pm Recommended (0)Report abuse

なぜ彼が最後に、人種差別の話を出して来たのかわからないが、米陸軍の日系人部隊のWWIIの話は有名だな。未だにニュースになっている。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101007-00000113-san-int

今日はこれまで。


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swingby_blog at 06:23コメント(0)トラックバック(0) 

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海野 恵一
1948年1月14日生

学歴:東京大学経済学部卒業

スウィングバイ株式会社
代表取締役社長

アクセンチュア株式会社代表取締役(2001-2002)
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