2010年10月30日
オバマとビジネス25
昨日はIBM本社で講演があって、その後、ロイヤルパークホテルで、10時近くまで、懇親会があった。皆さん熱心にアメリカの政治と経済、中国の動向に関心を持ってくれた。私の元の部下もいた。この企業の活気を頼もしく思った。椎木さんはいい部下を持っている。貝塚さんともう一人の方は早速昨日のうちにコメントしてくれた。有難いことだ。昨晩は寝不足をしてしまったが、気分よく楽しく過ごせた。
今日はグローバリゼーション研究会の日だ。最近は週末に英語の勉強もしているので、この研究会の前後には朝から夕方まで、予定が入っていて、大変だ。この週末は台風も来ているのでなおさらだ。さて、今日は昨日の続きで、 five cats氏の続きだ。金融政策の議論なので、かなり専門的だから、ちょっと難しいが、できるだけ、注釈を入れた。土曜日なので、しっかりと解説しよう。
では始めよう。
It can be argued that government deficits and the financing of the same have resulted in the contraction of M3 measure of money supply. Bankers after being beat up politically find it is safer for job security to play the spread between cost of funds and Treasures.
政府の赤字と同額の資金供給がマネーサプライ(現金通貨に預金通貨を加えた通貨供給量)のM3量の収縮の結果と なったと論じることができる。銀行家たちは、 政治的に袋叩きにされた後に資金の費用と財務省証券とのサヤ取りをすることが雇用確保にはより安全であることがわかった。
私もこの分野は専門ではないし、この文章は難しいので解説しよう。それでも北京の布施は昨日のメールで悲鳴を上げていた。まあ、完璧に理解しようと思う必要はない。さて。
マネー・マーケット・アカウント(MMA):連邦政府の保険付き預金口座。銀行や信用金庫、貯蓄貸付組合(S&L)などでたいてい利用できる。流動性が高く、通常1カ月に3回まで小切手の振り出しができるうえ、償還期限が1年未満の短期証券に的を絞って運用しているため、安定性も高い。また、マネー・マー ケット・ファンド(MMF)とは違い、米連邦預金保険公社(FDIC)の保険もついている。ただし、MMAは利回りが非常に低いため、気をつけないと、インフレによって投資元本が目減りしてしまうかもしれない。
マネー・マーケット・ファンド(MMF) money-market fund ミューチュアルファンドの一種で、安定した短期証券を投資対象としている。すぐに換金ができ、通常は1株(1口)1ドルを割り込むことはないが、連邦政府の保険はついていない。買い付け証券の種類によってさまざまなタイプのMMFがあるが、分配金が課税となるか非課税となるかがいちばん重要な違いと言え る。
http://www.tradersshop.com/i/bin/mainfrm?p=topics/term/557
現先取引:債券等を一定期間後に買い戻す(売り戻す)ことを条件に取引すること。債券の売り手にとっては、短期の資金調達手段となり、買い手にとっては短期の資金運用手段となる。なお、現先取引を売り手から見た場合に「売現先」、買い手から見た場合に「買現先」と呼ぶ。取引の収支尻は現先レートと呼ぶ金利で 計算される。債券を売り買いする場合、債券現先取引と呼び、CD(譲渡性預金)を売り買いする場合、CD現先取引と呼ぶ。 http://www.exbuzzwords.com/static/keyword_1378.html
2006年の3月に米国がマネーサプライ指標のM-3の公表を何故か中止したのは、ニューヨーク連銀から株価平均先物買い支えのために資金を投入するとそれがM-3の変動に容易に反映されてしまうからではないだろうか。http://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/e/c4a21d1225f389a7a6a5410daf8fbda1
Since most small business operate on book audits the inclination to lend money by bankers will be precluded by regulatory policy of increased special mentioning loans for lack of documentation i.e. full audits.
多くの中小企業は帳簿監査を行っているが、銀行家たちによって金を貸し付けるための意向が増大する書類の不備による特記ローンの規制政策によって排除されるだろう。言い換えれば、全面監査である。
特記ローン:これについては香港金融管理局のLoan Classification System ローンの分類体系があったので、それを解説しておこう。
A system introduced by the HKMA in December 1994 requiring authorized institutions to report on a quarterly basis loans (including investment debt securities) and provisions made against them under the following five categories:
1994年の12月にHKMAによって体系が紹介され、正式に認可された機関が四半期ごとにローンを報告することを要求し、(投下資本の債権を含めて)そして、以下の5つの分類の下で、そのローンの引当金を要求している。:
HKMA:香港金融管理局 以下の内容はアメリカと同じだと思う。
Pass: Loans for which borrowers are current in meeting commitments and for which the full repayment of interest and principal is not in doubt.
合格:借り手が現在、義務を果たしていて、そして、利息と元本の完全な返済に疑いのないローン
Special Mention: Loans with which borrowers are experiencing difficulties and which may threaten the authorized institution's position.
特記:借り手が困難に直面していて、委任された機関の立場を脅かすかもしれないローン
Substandard: Loans in which borrowers are displaying a definable weakness that is likely to jeopardise repayment.
要注意:借り手が返済を危うくしそうであると明示できる欠点を示している。
Doubtful: Loans for which collection in full is improbable and the authorized institution expects to sustain a loss of principal and/or interest, taking into account the net realisable value of collateral.
不良:全額回収ができそうになく、委託された機関が元本もしくは/そして利息の損失を被ることを予想していて、担保の正味実現可能価値を考慮している。
Loss: Loans that are considered uncollectable after all collection options (such as the realisation of collateral or the institution of legal proceedings) have been exhausted.
損失:すべての回収の選択肢(担保の現金化もしくは法的な訴訟の機関のような)が考慮され尽くした後に回収不能と見なされたローン
Loans that are classified as substandard, doubtful or loss are collectively known as classified loans.
要注意、不良、損失として分類されたローンはひとまとめにして、分類債権として知られている。
http://www.info.gov.hk/hkma/gdbook/eng/l/loan_classificat_sys.htm
今日は専門家でないとわからない言葉が多く出て来たので、解説の方が遥かに多くなってしまった。それでも、金融、経済に専門的な知識が無いと理解しにくいかもしれない。今日はここまでにしておこう。彼の意見はまだ明日も続くが、彼の難しい話はもう少しだ。このように専門的な内容は滅多にないので、あきらめる必要はない。ここのおかげで、翻訳の貯金が無くなってしまった。ではまた明日。
今日はグローバリゼーション研究会の日だ。最近は週末に英語の勉強もしているので、この研究会の前後には朝から夕方まで、予定が入っていて、大変だ。この週末は台風も来ているのでなおさらだ。さて、今日は昨日の続きで、 five cats氏の続きだ。金融政策の議論なので、かなり専門的だから、ちょっと難しいが、できるだけ、注釈を入れた。土曜日なので、しっかりと解説しよう。
では始めよう。
It can be argued that government deficits and the financing of the same have resulted in the contraction of M3 measure of money supply. Bankers after being beat up politically find it is safer for job security to play the spread between cost of funds and Treasures.
政府の赤字と同額の資金供給がマネーサプライ(現金通貨に預金通貨を加えた通貨供給量)のM3量の収縮の結果と なったと論じることができる。銀行家たちは、 政治的に袋叩きにされた後に資金の費用と財務省証券とのサヤ取りをすることが雇用確保にはより安全であることがわかった。
私もこの分野は専門ではないし、この文章は難しいので解説しよう。それでも北京の布施は昨日のメールで悲鳴を上げていた。まあ、完璧に理解しようと思う必要はない。さて。
M3:米連邦準備銀行は以前、M1,M2,M3の三つの統計を公開していたが、2005年11月10日に2006年3月23日分からM3の公表を中止すると発表した。したがって、2006年春より連邦準備銀行はM1, M2の二つの統計だけを公開している。
M1は、一般に支払いの為に使われる通貨からなり、現金と当座預金からなる。 M2は、M1に流動性の高い預金口座(普通預金及び小額の定期預金)を足したものである。これらの預金は、元本を損失することが全くか、ほとんど無しにM1に交換できるものである。
- M0: The total of all physical currency, plus accounts at the central bank that can be exchanged for physical currency.
- M1: The total of all physical currency part of bank reserves + the amount in demand accounts ("checking" or "current" accounts).
- M2: M1 + most savings accounts, money market accounts, retail money market mutual funds,and small denomination time deposits (certificates of deposit of under $100,000).
マネー・マーケット・アカウント(MMA):連邦政府の保険付き預金口座。銀行や信用金庫、貯蓄貸付組合(S&L)などでたいてい利用できる。流動性が高く、通常1カ月に3回まで小切手の振り出しができるうえ、償還期限が1年未満の短期証券に的を絞って運用しているため、安定性も高い。また、マネー・マー ケット・ファンド(MMF)とは違い、米連邦預金保険公社(FDIC)の保険もついている。ただし、MMAは利回りが非常に低いため、気をつけないと、インフレによって投資元本が目減りしてしまうかもしれない。
マネー・マーケット・ファンド(MMF) money-market fund ミューチュアルファンドの一種で、安定した短期証券を投資対象としている。すぐに換金ができ、通常は1株(1口)1ドルを割り込むことはないが、連邦政府の保険はついていない。買い付け証券の種類によってさまざまなタイプのMMFがあるが、分配金が課税となるか非課税となるかがいちばん重要な違いと言え る。
http://www.tradersshop.com/i/bin/mainfrm?p=topics/term/557
- M3: M2 + all other CDs (large time deposits, institutional money market mutual fund balances), deposits of eurodollars and repurchase agreements.
現先取引:債券等を一定期間後に買い戻す(売り戻す)ことを条件に取引すること。債券の売り手にとっては、短期の資金調達手段となり、買い手にとっては短期の資金運用手段となる。なお、現先取引を売り手から見た場合に「売現先」、買い手から見た場合に「買現先」と呼ぶ。取引の収支尻は現先レートと呼ぶ金利で 計算される。債券を売り買いする場合、債券現先取引と呼び、CD(譲渡性預金)を売り買いする場合、CD現先取引と呼ぶ。 http://www.exbuzzwords.com/static/keyword_1378.html
ja.wikipedia.org/wiki/マネーサプライ
アメリカの中央銀行=連邦準備制度がM3を発表しなくなったのは、06年の3月度からである。その時の理由は、「M3はM2に較べて経済活動に関する追加情報をなんら付加していない。M3は金融政策立案プロセスでもう何年間も重要な役割を持たなくなっている。 従ってM3のデータを作成するコストは、M3データを作成する利益をはるかに上回っている。」と説明した。http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/Economy_of_the_US/04.htm2006年の3月に米国がマネーサプライ指標のM-3の公表を何故か中止したのは、ニューヨーク連銀から株価平均先物買い支えのために資金を投入するとそれがM-3の変動に容易に反映されてしまうからではないだろうか。http://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/e/c4a21d1225f389a7a6a5410daf8fbda1
Since most small business operate on book audits the inclination to lend money by bankers will be precluded by regulatory policy of increased special mentioning loans for lack of documentation i.e. full audits.
多くの中小企業は帳簿監査を行っているが、銀行家たちによって金を貸し付けるための意向が増大する書類の不備による特記ローンの規制政策によって排除されるだろう。言い換えれば、全面監査である。
特記ローン:これについては香港金融管理局のLoan Classification System ローンの分類体系があったので、それを解説しておこう。
A system introduced by the HKMA in December 1994 requiring authorized institutions to report on a quarterly basis loans (including investment debt securities) and provisions made against them under the following five categories:
1994年の12月にHKMAによって体系が紹介され、正式に認可された機関が四半期ごとにローンを報告することを要求し、(投下資本の債権を含めて)そして、以下の5つの分類の下で、そのローンの引当金を要求している。:
HKMA:香港金融管理局 以下の内容はアメリカと同じだと思う。
Pass: Loans for which borrowers are current in meeting commitments and for which the full repayment of interest and principal is not in doubt.
合格:借り手が現在、義務を果たしていて、そして、利息と元本の完全な返済に疑いのないローン
Special Mention: Loans with which borrowers are experiencing difficulties and which may threaten the authorized institution's position.
特記:借り手が困難に直面していて、委任された機関の立場を脅かすかもしれないローン
Substandard: Loans in which borrowers are displaying a definable weakness that is likely to jeopardise repayment.
要注意:借り手が返済を危うくしそうであると明示できる欠点を示している。
Doubtful: Loans for which collection in full is improbable and the authorized institution expects to sustain a loss of principal and/or interest, taking into account the net realisable value of collateral.
不良:全額回収ができそうになく、委託された機関が元本もしくは/そして利息の損失を被ることを予想していて、担保の正味実現可能価値を考慮している。
Loss: Loans that are considered uncollectable after all collection options (such as the realisation of collateral or the institution of legal proceedings) have been exhausted.
損失:すべての回収の選択肢(担保の現金化もしくは法的な訴訟の機関のような)が考慮され尽くした後に回収不能と見なされたローン
Loans that are classified as substandard, doubtful or loss are collectively known as classified loans.
要注意、不良、損失として分類されたローンはひとまとめにして、分類債権として知られている。
http://www.info.gov.hk/hkma/gdbook/eng/l/loan_classificat_sys.htm
今日は専門家でないとわからない言葉が多く出て来たので、解説の方が遥かに多くなってしまった。それでも、金融、経済に専門的な知識が無いと理解しにくいかもしれない。今日はここまでにしておこう。彼の意見はまだ明日も続くが、彼の難しい話はもう少しだ。このように専門的な内容は滅多にないので、あきらめる必要はない。ここのおかげで、翻訳の貯金が無くなってしまった。ではまた明日。