2011年05月31日

ファタハとハマスの合意2

金融庁の深山さんのコメントにもあったが,そろそろ,8時テレビも始めたので、このブログを売り出しても良いのではないかと思い,それと、今の日本の憂えて,日本人の勇士を募らねばならないと言う危機意識がこのブログのタイトルを変えた。今のままの日本では本当に世界の極東になってしまう。我々は今,日本をなんと かしなければならない。そうはいっても,一朝一夕には行かないが、今から努力しなければ,いつまでたっても,日本人が世界の仲間に入れてもらえない。それでは問題の解決どころか問題の所在さえも理解してもらえない。東北大震災の一時金が一人10ドルと言う欧米の報道は単に貨幣価値の間違いとは思えない。我々が馬鹿にされているとしか思えない。

今まで、コンサルタントをして来て、本社の30%の効率化を数多くして来た。本当のことを言うと、日本の本社はどこの本社も業務マニュアルがない。そんな本社が本当は何をしているのかわからない。だから、そうした効率化をする前に何をしているのかわかるようにしなければならない。それが私の仕事で、BPOと言っているが、本当はBPOではない。非定型業務を定型化する仕事だ。だからBPO企業がBPOを出来るようにする為の前処理業だ。あえて言えば、Bridge BPOだ。このブログも一緒だ。何が日本の問題かをわかる為には欧米の人の考えがわからなければ議論も始めようが無い。それが今の日本の問題だ。それは文化が問題だが、その文化を変えることは容易ではない。さて、
昨日の続きを始めよう。

A trickier problem concerns prisoners: Although the agreement signed on Wednesday makes no mention of the issue, it has been reported that the two factions were seeking agreement to release Fatah prisoners held in Gaza, and Hamas prisoners held in the West Bank. The latter represents a huge security challenge, however,  because the PA security forces in the West Bank, coached and funded by the U.S. and assisted by the Israelis, have detained hundreds of Hamas activists. Israel won't accept their release, and could well move to grab them itself -- which would provoke a security crisis.

より微妙な問題に捕虜の関係がある。:水曜日に調印した協定にはその問題の事は何も言っていないが,ガザに収容されているファタハの捕虜を釈放し、ウェストバンクに収容されているハマスの捕虜を釈放する協定を2つの派閥が求めていると言う報告があった。 しかしながら、後者は非常に大きな安全保障上の挑戦であり,と言うのはウェストバンクのパレスチナ政府の公安部隊はアメリカから指導と資金提供を受け,イスラエルに支援されて,ハマスの数百人の活動家を拘留してきた。イスラエルは彼等の釈放に同意しないし,彼等自身で彼等を容易に捕えて連れて行く事が出来るだろう。-- それは安全保障の危機を引き起こすだろう。

Washington has been building Palestinian security forces and the governing capacity of Fayyad's administration as part of a war against Hamas. Now that Abbas has called a halt to that war, it's far from clear how the security architecture on the West Bank will change -- and the agreement is vague to the point of being inscrutable on this issue, specifying only that Abbas would form a "Higher Security Committee" of professional officers based on consensus. (This could mean, simply, that Hamas security forces remain in control of Gaza while Fatah's control the West Bank, and Hamas maintains its informal cease-fire with Israel.)

ワシントンはハマスに対する戦争の一部としてパレスチナの公安部隊とFayyadの政権の統治能力を作ってきた。アッバスがその戦争の停止を求めてきたが、ウェストバ ンクの公安の構造どのように変化するのかまったく曖昧である。-- そして協定がこの問題に対してどうして良いかわからない点には曖昧である。アッバスは意見の一致に基づいた専門的な委員による「より高度の安全保障委員会」を創設するだろうと言う事だけを明記している。(この事は単にハマスの公安部隊がガザを管理し、ファタハがウェストバンクを管理し,そしてハマスはイスラエルと非公式に停戦を維持すると言う事を単に意味しうる。)

But the security issues also cloud the political ones: The reason that the Palestinian Legislative Council has not met, for example, is that Israel has locked up enough legislators from the Hamas majority to prevent a quorum being achieved. (That's suited Abbas until now.) Even now, Israel holds enough of those legislators to prevent Hamas seating a legislative majority. And, of course, Israel has hardly bought into Abbas' new deal with Hamas.

しかし、安全保障問題はまた、政治問題にくらい影を投げかける。:パレスチナ立法評議会が開催されていない理由は、例えば,イスラエルが定員数を達成しないようにハマスが過半数を取らないように議員を拘留してきたからだ。(この事は今までアッバスに都合が良かった。)現在ですら,イスラエルはハマスが議員の過半数を取らないようにするためにこれらの十分な数の議員を拘束している。そして、勿論,イスラエルはハマスとのアッバスの新しい取引を持ち込ませないできた。

A democratic election a year from now would require political freedom in both Gaza and the West Bank -- something tolerated neither by Hamas nor by Fatah. Even if both sides changed their authoritarian ways, would the Israelis allow Hamas to campaign openly in the West Bank and East Jerusalem? Unlikely. And no matter what Fatah and Hamas agree, the Palestinian polity continues to operate within limits set by the Israeli occupation.

今から一年に一度の民主的な選挙はガザとウェストバンク双方の政 治的な自由を必要とするだろう。ー ハマスにもファタハにも許容出来ないことだ。仮に双方が彼等の独裁的なやり方を変えたとしても,イスラエルがハマスにウェストバンクと東イスラエルに自由に選挙運動を許すだろうか?ありそうにない。そして、ファタハとハマスが何を合意しようとも,パレスチナの政治体制はイスラエルの占領によって決められた制限の中で機能し続ける。




It's also worth remembering that this is not the first Hamas-Fatah unity agreement: Indeed, it was precisely the breakdown over implementing the last one -- brokered by Saudi Arabia in early 2007 -- that triggered the violent power struggle that saw Hamas take control of Gaza. It's quite conceivable that this one will break down, too.

これが最初のハマスとファタハの統一協定ではない事もまた覚えておく価値がある。:実際に、それは前回の協定の実行でまさに決裂が あった。-- 2007年の早い時期にサウジアラビアの仲介で、-- それは暴力に訴えた力の争いを引き起こし、ハマスがガザを制圧することになった。今回も破綻を来すと言う事もまったくあり得ない事ではない。

Then again, what's different now is the fact that Mubarak has gone -- and with him a willingness of the Egyptians to enable a war against Hamas -- swept away by an Arab spring that no longer tolerates its leaders cooperating with U.S. and Israeli interests at the expense of the Palestinians. Then there's the growing recognition in the West and the Arab world that the Bush Administration's policies aimed at toppling Hamas have failed. And, of course, the fact that Hamas-Fatah reconciliation is the key consensus demand of the grassroots base of both parties.

しかしまた、現在異なった事はムバラクがいなくなり、-- そして彼とともにハマスに対して戦争を可能とするエジプト人の意欲もなくなり-- アラブの春によって一掃され,もはやパレスチナ人の費用でアメリカやイスラエルの利益に協力する指導者達を許容しなくなったと言う事実である。それからハマスを倒そうとした目的のブッシュ政権の政策が失敗してきたことを西側諸国とアラブ世界のなかで増大する認識がある。そして、勿論、ハマスとファタハの和解が主要な大多数の意見であると言う事実が双方の派閥の民衆に根ざした基盤を要求している。

So, even while there'll be plenty of roadblocks and land-mines along the way, the unity government appears to signal a new path by the Palestinian leadership that takes it increasingly outside of Washington's orbit. The "peace process", as we knew it, is dead, and the rules of the Middle East game have changed. That doesn't necessarily mean no peace, but it does mean that getting there will require a new process whose terms may be quite different.

だから、途中で、多くのバリケードや地雷があっても、挙国一致政府はパレスチナの指導者によって、明らかに新しい道を示し、ますます、ワシントンの軌道の外に出て行く。我々が知っているような、この「平和プロセス」は死んでいるし、そして、中近東のゲームのルールは変わって来ている。それは必ずしも平和を意味しなくはない。しかし、それを得ることは全く異なっているかもしれない条件の新たなプロセスが必要となることを意味するのだ。

以上でこの記事は終わり。この記事では本当にイスラエルはハマスにパレスチナ国家の形成に参加させることを許すのだろうかと言う疑問が出てくる。2007年にもハマスがガザ地区を占領することで、この和平交渉は終わった経緯があるし、今回もそういうことが起こらないと言う保証は無いと言っている。さてどうなるのだろうか。今日はこれまで。明日は同じテーマだが、別の記事を扱う。ではまた明日。













これより先はプライベートモードに設定されています。閲覧するには許可ユーザーでログインが必要です。



swingby_blog at 05:38コメント(0)トラックバック(0) 

トラックバックURL

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
プロフィール

swingby_blog

プロフィール

海野 恵一
1948年1月14日生

学歴:東京大学経済学部卒業

スウィングバイ株式会社
代表取締役社長

アクセンチュア株式会社代表取締役(2001-2002)
Swingby 最新イベント情報
海野塾のイベントはFacebookのTeamSwingbyを参照ください。 またスウィングバイは以下のところに引っ越しました。 スウィングバイ株式会社 〒108-0023 東京都港区芝浦4丁目2−22東京ベイビュウ803号 Tel: 080-9558-4352 Fax: 03-3452-6690 E-mail: clyde.unno@swingby.jp Facebook: https://www.facebook.com/clyde.unno 海野塾: https://www.facebook.com TeamSwingby
講演・メディア出演

最新記事
月別アーカイブ
Recent Comments
記事検索
ご訪問者数
  • 今日:
  • 累計:

   ご訪問ありがとうございます。


社長ブログ ブログランキングへ
メールマガジン登録
最新のセミナー情報を配信します。
登録はこちらのフォームから↓