2011年07月30日

アフガニスタン戦争は無益だ。3

以前、万年筆の収集が趣味で,結局、多分,日本一の収集家になってしまった。今はその趣味がなくなったので,、eBayで かっての万年筆を処分しているのだが,かってほど万年筆の事がもうわからなくなってしまい,いろいろ間違えて,買う人からクレームが来るようになった。特 にひどいのは今販売しているOMASの万年筆で,金と銀のものなのだが,それを知らないで,$4,000ドルで販売してしまった。閲覧した人から質問が 来たので,その2本の万年筆は金でも銀でもないと応えたのだが,ペンをよく見るとものすごく小さく、金と銀の刻印があった。もう4,000ドルで売り出し てしまったので、変える訳にも行かず,6,000ドルぐらい損するはめになった。まだ売っているので,興味があったら見ることができる。タイトルは以下の 通り。
OMAS RETURN TO THE MOTHERLAND GOLD & SilverFOUNTAIN PEN


OMAS RETURN TO THE MOTHERLAND GOLD & SilverFOUNTAIN PEN

Item number:130552358963

アップしているのはeBayで上記の番号で,検索出来る。万年筆はモンブランがダントツに有名で,私も大抵のものはもっている。特に、1920年代から1930年代のものが、希少価値があり,もうこうしたペン先を作る職人がいない。このペンで字を書くとその人の今の健康状態、精神状態がわかる。筆と一 緒だ。今の万年筆は誰が書いても同じになってしまう。実はカメラも一緒だ。カメラも一時は相当集めていて,今でもたくさん持っている。中でもライカとロー ライフレックスはたくさん持っている。ローライは最近、2台処分してしまったが。この昔のカメラで写真をとると魂が撮られたような写真が撮れる。今日は趣味の話をしてしまったが,本題に入ろう。昨日の続きだ。


And the U.S.-led NATO operation is clearly not winning, even if it's managing to tread water in areas where it has concentrated its forces. Polls show that a majority of Americans no longer believe the war is worth fighting. And that's an opinion long shared by the majority of Afghans in the Pashtun war zone. The comforting prospect offered to Americans looking for an end to a war that is costing upward of $100 billion a year and a slow but steady drip of U.S.

そしてアメリカ主導のNATOの軍事行動は軍隊が集結している地域で、どうにか、無益に過ごしているとしても、明らかに勝っていない。 世論調査ではアメリカ人の大多数はもはやこの戦争が戦う価値があるとは信じていないことを示している。そして、これはパシュトゥン人の戦争地域に於いてはアフガニスタン人の大多数によって長く共有された意見だ。戦争を終結する事を求めているアメリカ人に対して慰めとなる予測として、年間に1,000億ドル以上の費用とゆっくりだが着実なアメリカの下降があった。

casualties is that the U.S. is training and equipping Afghan security forces projected to number 300,000 by October. But few Western military observers have much confidence that this force will be either able or willing to continue NATO's fight once Western troops leave, ostensibly in 2014 — although the rump Northern Alliance elements will certainly fight tooth and nail to protect their turf from any Taliban return. Right now, Kabul doesn't exactly control much of the territory of which it is the sovereign capital, and that's unlikely to change no matter who's in power there.

10月までにアメリカは30万人に計画されているアフガニスタン人の安全保障軍を教育し,装備している。(文章が切れているので前の方はわからない。)しかし、2014年にはっきりとするが、西側の軍事観察者達は西側の軍隊が離れたら、この軍隊はNATOの戦闘力を維持したり、しようとしたりは出来ると言う自信を持っている人は殆どいない。ー  北部同盟の残党は如何なるタリバンの帰還に対して彼等の土地を守るために間違いなく必死に戦うだろう。今現在,カブールは主権を持った首都である領土の多 くをまさに管理していない。そして、そこで誰が権力を持っていても変化しそうにない。

Washington appears to have recognized that the only way to relieve itself of an open-ended burden in Afghanistan is to negotiate a peace agreement with the Taliban enemy it had originally hoped to destroy. Defense Secretary Gates acknowledged last weekend that preliminary negotiations are under way, although with little expectation of near-term progress.

ワシントンはアフガニスタンに於ける無期限の負担を軽減する唯一の方法が当初は破壊しようとしていた敵のタリバンと平和協定を交渉する事であると認識しているようだ。国防長官のゲーツは先週末、予備交渉が進行中だが、近い将来に於ける進展は殆ど期待できないことを認めた。

The purpose of the NATO war effort over the past two years has been to set the negotiating table more favorably to the Western side, hoping to forcefully demonstrate to the Taliban that it can't prevail on the battlefield and therefore it needs to be more amenable to U.S. terms for peace. The Taliban's purpose has been the exact opposite: to demonstrate the futility of the NATO effort so as to give it a better chance of imposing its own terms at the peace table. Despite the surge,  the Taliban doesn't appear to be feeling squeezed to accept U.S. peace terms. On the contrary, it seems to be playing hard to get, believing that time and circumstance work in its favor.

過去2年間のNATOの戦争努力の目的は西側により有利な交渉のテーブルをセットすることであり、タリバンが戦場で圧倒することができず、そして、それゆえ平和の為のアメリカの条件により沿った形で修正する必要があることをタリバンに対して、効果的に証明することを希望している。タリバンの目的は全く反対であった。:平和交渉のテーブルに彼等自身の条件を押し付ける、より良い機会としてNATOの無益を証明することである。この大軍にも関わらず,タリバンはアメリカの平和の条件を認めることに対してなんら脅迫を感じていないようだ。 反対に、お高くとまっていて、時と状況が有利になるように働いていると信じている。

So the outcome of the war is unlikely to be determined by the troop numbers to which Obama commits on Wednesday. Instead, it will be shaped by what the U.S., the Northern Alliance and Afghanistan's key neighbors, most importantly Pakistan, are willing to accept by way of a political compromise.

だから、戦争の成果はオバマが水曜日に約束した軍隊の数によって決められそうにない。そのかわり、アメリカ、北部同盟、そして、アフガニスタンの主要な隣国、最も重要なのはパキスタンが政治的な妥協の手段によって認めようとしていることによって、具体化されるだろう。

以上で終わり。今更と言う感じだが、アメリカもブッシュがあげたアドバルーンを降ろすのに苦労している。アメリカの国民はもううんざりしている。オサマビンラディンを殺害して、この戦争を早く終わらせたいのだろう。これだけの規模になってしまったので、収束もままならない。早くイスラエルを助けないと中東は混乱のままだ。ではまた明日。



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海野 恵一
1948年1月14日生

学歴:東京大学経済学部卒業

スウィングバイ株式会社
代表取締役社長

アクセンチュア株式会社代表取締役(2001-2002)
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海野塾のイベントはFacebookのTeamSwingbyを参照ください。 またスウィングバイは以下のところに引っ越しました。 スウィングバイ株式会社 〒108-0023 東京都港区芝浦4丁目2−22東京ベイビュウ803号 Tel: 080-9558-4352 Fax: 03-3452-6690 E-mail: clyde.unno@swingby.jp Facebook: https://www.facebook.com/clyde.unno 海野塾: https://www.facebook.com TeamSwingby
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