2011年10月04日

大統領候補リックペリー2/中国の元紙幣

本日ヘルパーさんから電話があって、両親が店を出していると言う驚愕の連絡があった。2人ともこの2ヶ月前には死にそうになってICUにいたのに、何と言う生命力だ。又家具屋を始めたと言うことだ。そのあげくに、今日は母親が食欲がないと言い出して、寝てしまったようだ。 80歳を過ぎても、気持ちは20歳なんだろうか。良いことだが、自己管理しないと、又心臓が止まってしまう。

父親はと言うと、一歩一歩、歩くのがやっとだと言うのに、一昨日は自分で、どこかの耳鼻科に行って、補聴器を注文して来たと言う連絡があった。彼は全くぼけてはいないが、つい先日には動脈を切って、3分の一の血が流れてしまったばかりだ。人間の生命力の強さと年齢と気持ちとのバランスが両親ともとれていな いようだ。明後日は医者との面談があるので、実家に行くことになっているが、私としてはどうしようもない。不安を通り越して、あきれている。私の親なので、自分も気をつけなければ行けない。いつまでも若くはない。考えることと行動のアンバランスに気をつけなければならない。

昨日はソフトブリッジの柳川社長とあった。70才なのに、インドで研修事業をされている。関心して、インドの話を聞かせていただいた。私も数年前まで、インド人会を12年やっていたので、彼の話がよく分かった。今年な無理だが、来年は是非プネに行ってみたい。

さて、今日はペリーの続きが少し残っている。そのあとは中国の元紙幣の話だ。最近、米英の新聞に中国の記事が増えて来た。日本の記事も増えて来ているが、あまり良い記事ではないのが多い。そのうちに、何か探して取り上げよう。
では始めよう。

Meanwhile, Mr Hjelm's question and his follow-up blog post reveal an emerging line of attack on Mr Perry from the most fervently small-government precincts of the tea-party right: Mr Perry is a big-spending, lobbyist-loving, Al Gore-supporting ex-Democrat who is all pork and no tricorne. Sarah Palin, who may yet enter the race, recently retweeted a blog post featuring these charts:

一方ではHjelm氏の質問と彼のその後のブログ投稿はティーパーティ右派の最も熱心な小さな政府を支持する選挙区からのペリー氏への新たな一連の攻撃を明らかにしている。: ペリー氏は支出を切り詰めず、ロビー活動を好み、人気取りばかりで、ティーパーティのメンバーで無い
、アルゴアを支援した元民主党員である。サラペイリンはこの選挙戦にまだ入っていないかもしれないが、最近、下記の図を特集したブログ投稿を引用した。:

 
tricorne:三角帽子の意味で、1773年のボストン茶会事件でこの帽子をかぶっていたので、ティーパーティの代名詞になっている。注

上の図は知事の間の負債残高に於ける累積の変化
下の図は知事の間の負債残高に於ける年間の平均の変化
灰色が合計で、青が一人当たり。


It seems that a good deal of Texas' debt comes from bonds issued to finance new infrastructure. Given Texas' population growth, the last several years' low interest rates, and a large pool of un- and under-employed workers, this might be smart government. But try telling that to Mrs Palin, or Michele Bachmann. Mr Perry's going to have to do better than "You obviously don't know what you're talking about, sister", even if it's true.


テキサスの大量の債務は新たなインフラに資金提供するために発行された債券から来ているようだ。テキサスの人口の成長、最近の数年の低金利、そして失業もしくは潜在失業労働者達の大きな予備要員を考えると、このことは賢い政府なのかもしれない。しかし、ペイリン女史とかミシェルバックマンにそれを語らせよう。ペリーがやっていることはたとえそれが事実だとしても、「あなたが話題にしていることはあなたは明らかに理解していないよ。シスター。」と言うこと以上のことをしなければならない。

要はペリーはたいしたことをやっていないが、政治家としては一流で、庶民をその気にしてしまう魅力を持った男だと言うことかな。だから、ペイリン女史とかミシェルバックマンのうるさ方ががたがた言っても、適当にあしらってしまうことが出来ると言うことか。いずれにしても彼が一番人気の共和党の大統領候補だが、人気はあるが、たいしたことはないようだ。どこかブッシュに似ているような気がする。さて、引き続いて、中国元の話に移ろう。この記事はエコノ ミストの記事だ。

Redback and forth
The yuan is flowing beyond China’s borders—and back again

 

THE helicopter buzzed to and fro, hour after hour, high above Hong Kong’s shining harbour and glistening skyscrapers, a bright red advertising banner trailing behind. What unmissable opportunity was it selling? Government bonds, that’s what, yielding as little as 0.6%.

ヘリが香港の照り返す港と光を反射する摩天楼、その背後にたなびく鮮やかな赤い宣伝の垂れ幕の上高くを行ったり来たり、一時間毎に飛び交っていた。それはどんな見逃せない好機を売っていたのか? 国債。それは何だ。利回りはわずか0.6%しかない。
 

The bonds were issued on August 17th by China’s Ministry of Finance in its own currency, the yuan. That would not normally be a banner-waving event. But what made this sale notable was its size—20 billion yuan ($3.1 billion)—and its buyers: offshore investors in Hong Kong. It represents by far the biggest issue of “dim sum” bonds, securities denominated in the currency of mainland China, but sold in Hong Kong, where people like to eat dumplings, pork buns and other tasty morsels known as dim sum. It therefore marks another step in the globalisation of the redback.

この国債は中国の財務部によって8月17日に、この自身の通貨、元で発行された。そのことは通常は愛国心を盛り上げようとするイベントではないだろう。しかし、この売り出しを注目させたのはその規模だった。ー200億元(31億ドル)ー そしてそのバイヤー達。:香港のオフショア投資家達だ。それは群を抜いて最大級の「点心」国債、大陸中国の通貨建ての証券の発行によって表現しているが、 香港で売られ、そこの人々は水餃子、豚饅頭、その他点心として知られているおいしい品々を食べるのを好む。したがって、中国紙幣のグローバル化に於けるもう 一つの歩みを示している。
 

The first such bond was sold by China Development Bank in 2007. The bank has since been followed by more than 80 other issuers, including the World Bank, a Russian bank, McDonald’s, Volkswagen and a casino operator.

最初のこのような国債は2007年に中国発展銀行によって発売された。この銀行は以来、世界銀行、ロシア銀行、マクドナルド,フォルクスワーゲン、カジノ業者などの80以上の発行体によって利用されて来た。


と言うことで今日はこれまでだが、中国元建ての200億元の国債が香港で売り出された。いよいよ元が中国から本格的に出て行く兆候かもしれない。今まで元はドルに変えて持ち出すことが出来なかった。2、3年前に一億元を香港に持ち出したいと言う依頼を受けたが、調査したら、手数料が5%だった。あの国境を越えるだけの手数料だ。それがようやく、自由に取引できる時がもうじき来そうだ。そうなるとますます中国の経済が加速する。我々にとって良いことなのか悪いことなのかは対応次第だろう。今日はこれまで。



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海野 恵一
1948年1月14日生

学歴:東京大学経済学部卒業

スウィングバイ株式会社
代表取締役社長

アクセンチュア株式会社代表取締役(2001-2002)
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