2011年10月05日

中国の元紙幣2

さて今日も昨日の続きだ。中国元の国債の発行の話題だ。私にとっては専門外なので、頑張ってやろう。この分野は今月の海野会の講師の東洋証券の熊谷さんが専門なので、丁度いい。では今日は前置きなしで、始めよう。

Despite these headline-grabbing offerings, the dim-sum market has remained true to its name: “delicious but limited”, as Tony Wang of Bank of China put it at a conference organised by the Centre for Financial Regulation and Economic Development (CFRED). Bond sales have remained bite-sized and quick to digest, with a typical maturity of two or three years. By the end of June, there were 4.7 yuan in Hong Kong deposits for every one yuan of dim-sum debt (valued at its issue price). That is why the finance ministry’s 20 billion yuan offering got everybody’s rotors beating.


こうした一大ニュースになるような販売にも関わらず,この点心市場はその名前通りであった。:「おいしいが、しかし、限定されている」。中国銀行のTony Wangが金融規制並びに経済発展センター(CFRED)が組織したコンファレンスで言った。国債の販売は一口サイズだったし、すぐに消化され,代表的なものは2,3年で満期になる。6月の終わりには(発行価格で評価された)点心国債は一元あたり香港供託金は4.7元であった。その事がなぜ財務部の200億元の販売がすべての人をばたばたさせたのかの理由だ。


No way home

This week’s bond issue will not be the government’s last, according to Li Keqiang, a Chinese vice-premier destined to succeed Wen Jiabao next year as prime minister. In a speech in Hong Kong on the day of the sale, he said that non-financial Chinese firms would be allowed to raise yuan offshore, a privilege previously reserved for mainland banks.


自国への道がない。

来年首相として温家宝を後継する事になっている中国副首相の李克強によれば、今週の国債発行は政府の最後のものではないだろうということだ。この発売の日の香港の演説で,彼は金融企業でない中国企業があらかじめ大陸の銀行に予約した特権としてオフショアで元を起債する事は許されるだとろうと言った。
 

That will expand the menu somewhat. But the biggest deterrent to offshore borrowing is the difficulty of getting the money back onshore again. China’s government remains deeply ambivalent about the redback’s role in cross-border investment. Chinese companies can now buy foreign ones with yuan; foreign firms can invest yuan raised offshore in their operations on the mainland. But both transactions are subject to government approval.

この事は幾分メニューが拡張されることになるだろう。しかし、オフショアの借入の最大の阻害要因は再びお金をオンショアに戻す事の難しさだ。中国の政府は国境を越えた投資について中国紙幣の役割について、深く揺れ動いている。中国の企業は現在,元で外国のものを買うことができるし,外国の企業は大陸で,彼等の事業において元をオフショアで起債して投資をすることができる。 しかし、双方の取引には政府の許可が必要である。


In the early days of dim-sum issuance, approval took only a month or two, a sign the government wanted the market to succeed. But because China’s authorities now worry that capital inflows will stoke an overheated economy, they have tightened up: one company that raised yuan in Hong Kong at the start of this year is still waiting to bring them across the border.


点心の発行が間もない頃,承認はわずか一、二ヶ月であったし,政府が市場での成功を望んだ兆候であった。しかし、中国当局は現在、資本の流入が過熱した経済に一撃を与える事を心配しているので、彼等は引き締めている。: 今年の始めに香港で元を起債したある企業はそれを国境を越えて持ってくるためにまだ待っている。


Mr Li’s speech may signal a softening of attitude. China already allows some “qualified” foreign investors to buy mainland securities, subject to a quota. These investments are settled in dollars. Now, Mr Li said, it will allow such investors to link up to 20 billion of offshore yuan into China’s stockmarket too. That will give foreigners another reason to hold redbacks.


李氏の演説は態度を和らげる兆候かもしれない。中国は既に幾人かの「資格のある」外国の投資家が割当に従って、大陸の証券を買う事が許可されている。これらの投資はドルで行われる。 現在,李氏はこのような投資家には中国の株式市場にも200億のオフショアの元を連結する事を許すだろうとも言った。その事は外国人が中国紙幣を保有するもう一つの理由を与えることになるだろう。

 


かなりの金額だ。
線:香港の元預金 10億元
棒グラフ:元で取引された国際貿易 10億元

China’s government has no such ambivalence about the redback’s role in international trade. In 2009 it allowed firms in China’s most dynamic provinces to trade goods in yuan; this week Mr Li extended this right to the whole country. The currency was used to settle 600 billion yuan-worth of cross-border commerce in the second quarter of this year, up from less than 50 billion a year before (see chart 1). But that still represents only 7% of China’s total trade and 2% of the world’s.


中国の政府は国際貿易に於いて中国紙幣の役割について,そのようなどっちつかずの態度は持っていない。2009年に中国の最もダイナミックな幾つかの省に元で商品を取引す る事を認めた。;今週、李氏はこの権限を全国に広げた。この通貨は今年の第二四半期に6,000億元相当の国境を越えた商取引を行うために利用され,1年前の500億元以下だったところより上昇した。(図一参照)しかし、その事は中国の全貿易のわずか7%で、世界の2%でしかない。


今日はこれまで。金融の素人には少しわかりにくいかもしれないが、中国元がダイナミックに動き出したと言うことだ。特にこの図を見てほしい。尋常は増大ではない。この調子で行けば後数年で、中国の国際貿易は相当の部分が元で取引されることになる。仮に5年で5倍になるとすれば世界の取引の10%が元決済になると言うことだ。そうした現実は不可能ではない。今日はこれまで。明日もこの続きがある。ではまた明日。



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swingby_blog at 06:14コメント(2)トラックバック(0) 

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コメント一覧

1. Posted by 福井宏一郎   2011年10月05日 14:53
5 海野君
今日は家にいて君のブログを読んでいる。大変なエネルギーで驚嘆する。英訳はこなれていないところがあるけどね。今日のだと例えば「彼は金融企業でない中国企業があらかじめ大陸の銀行に予約した特権としてオフショアで元を起債する事は許されるだとろうと言った。」の部分。これでは何を言っているのか分からない。ここは「彼は金融業ではない中国企業でも、以前は大陸の銀行にしか確保されていなかったオフショアで元を起債するという特権が許されるだろうと言った。」の意だ。そんな事より、海野君に中国の話を聞きたい。日中ならどんな時間帯が時間があるのかな。訪ねるから少し時間を割いてくれないか。
2. Posted by swingby_blog   2011年10月05日 16:11
> 海野君
> 今日は家にいて君のブログを読んでいる。大変なエネルギーで驚嘆する。英訳はこなれていないところがあるけどね。今日のだと例えば「彼は金融企業でない中国企業があらかじめ大陸の銀行に予約した特権としてオフショアで元を起債する事は許されるだとろうと言った。」の部分。これでは何を言っているのか分からない。ここは「彼は金融業ではない中国企業でも、以前は大陸の銀行にしか確保されていなかったオフショアで元を起債するという特権が許されるだろうと言った。」の意だ。そんな事より、海野君に中国の話を聞きたい。日中ならどんな時間帯が時間があるのかな。訪ねるから少し時間を割いてくれないか。

ご指摘ありがとう。時間はいつでも良いよ。

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海野 恵一
1948年1月14日生

学歴:東京大学経済学部卒業

スウィングバイ株式会社
代表取締役社長

アクセンチュア株式会社代表取締役(2001-2002)
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