2011年10月27日
ホワイトハウスの問題4/ドローンの将来
Senior Obama campaign strategist David Axelrod, who was a top White House aide during the administration’s first two years and was interviewed by Suskind, said Friday that the book’s account was not accurate. He said Obama was in command of his White House and ran an inclusive West Wing.
オバマの選挙運動の上級戦略家であるDavid Axelrodはこの政府の最初の2年間のホワイトハウスの首席補佐官であり、サスカインドにインタビューを受けたが、金曜日に、本の記述は正しくないと言った。オバマは彼のホワイトハウスを指揮していて、西棟すべてを管理していると彼は語った。
Still, apart from the book, Axelrod said he is not surprised that many Democrats at the moment are finding fault with the White House’s strategies – criticisms that he said would likely be different if Obama’s political standing improved. “Whenever you hit turbulence, these kinds of questions always arise,” he said. “It’s like sports. If a team has a losing streak, then the heralded manager all of a sudden doesn’t know baseball.”
この本から離れて、 依然として、Axelrodは多くの民主党員が今のところ、ホワイトハウスの戦略のあら探しをしていることに驚かないと言った。ー オバマの政治な立場が改善するのであれば彼が言った批判は異なるようだ。「あなたが乱気流にぶつかった時はいつでも、こうした類いの質問が起こってく る。」と彼は言った。「それはスポーツと同じだ。チームが負け続けると歓迎されていたマネージャーは突然、野球を知らないことになる。」
以上。オバマにはいろいろ批判があり、この記事では暗示的にいろいろ大統領の悪口を言っているが、擁護もしている。ただ彼はエンタイトルメント(政府の給付, 社会保護, Medicare, Medicaid, フードスタンプ, 農業補助金など)支出の伸びを抑えなければ、また大きな政府を小さくしなければ、また、減税をしなければ、選挙には勝てない。イスラエルを支持しても、アメリカのユダヤ人からの票ももはやそれほど期待は出来ない。彼には失業率は改善出来ない。だから来年の選挙には勝てない。かといって,共和党からはたいした候補が出て来てない。アメリカも日本の政治とそう大差はない。オバマの内情も大変そうだが,彼自身の性sかウのあり方にも相当問題があるのは事実のようだ。さて次をもう少しやろう。全くテーマは違うが、ドローンの話だ。戦争兵器がどんどん無人化されて行くが、宣戦布告をしなくても攻撃出来てしまうし,コンピューターが管理するので,そのうちに訳の分からない大量殺戮が起こらないとも限らない。現在は人間が遠隔操作をしているが,こうした武器が自律的に動き出す時代が来るのかもしれない。今日はそうした記事だ。これはワシントンンポストの記事だ。
A future for drones: Automated killing
By Peter Finn, September 20
ドロ−ンの将来:自動化された殺人
One afternoon last fall at Fort Benning, Ga., two model-size planes took off, climbed to 800 and 1,000 feet, and began criss-crossing the military base in search of an orange, green and blue tarp.
昨秋のある日の午後、ジョージアのFort Benningで、2機の模型飛行機が離陸して、800そして1000フィート上昇して、オレンジと緑と青の防水シートを探して、軍事基地を交差し始めた。
発射と着陸
ドローンの離陸はコマンドセンターで管理されている。ひとたびドローンが空中にいるとそれらは自動的に巡航が始まる。
監視
異なったセンサーと武器を持った幾つかのドローンは標的の可能性のある場所を探す為に一緒に行動することが出来る。
行動
ドローンは直ちに自ら目標と交戦することが出来、もしくは攻撃する前に、その識別を確認する為に、自律的に行動する地上部隊に通報することが出来る。
左:コマンドセンター 中:標的 右:自律的の行動する地上車両
Future war: drones that talk to each other and coordinate an attack
将来の戦争:お互いに会話をし、攻撃を協調するドローン
Researchers are working on software that ultimately could allow drones to work autonomously to hunt, target and kill enemy forces. Advances in technology are raising questions about whether or how systems capable of lethal autonomy should be deployed.
研究者達がソフトウェアに取り組んでいて、究極は自律的に敵の軍隊に損害を与え、標的を見つけ、殺戮する為にドローンに作業させることができるだろう。技術の進歩は殺人を自律的に行動する事の出来るシステムを配置するべきかどうか、もしくはどのようにするのかの争点が起こって来ている。
The automated, unpiloted planes worked on their own, with no human guidance, no hand on any control. After 20 minutes, one of the aircraft, carrying a computer that processed images from an onboard camera, zeroed in on the tarp and contacted the second plane, which flew nearby and used its own sensors to examine the colorful object. Then one of the aircraft signaled to an unmanned car on the ground so it could take a final, close-up look.
自動化した、パイロットのいない飛行機が自ら作動し、人間の誘導もなしで、如何なる手動によるコントロールもない。20分の後、飛行機の一機は機載のカメラから画像を処理するコンピューターを搭載していて、防水シートに照準を合わせ、2番目の飛行機に連絡した。それがすぐそばまで飛び、自分自身のセンサーを使い、色のついた目標物を検査した。それから飛行機の一機は地上の無人車に信号を送り、最終的なクローズアップの光景を送ることが出来る。
今日は以上だが,ホワイトハウスからドローンへと全く違うテーマに変わったが,このドローンはアメリカのアフガニスタン戦争をまったく変えてしまった。ラスベガスの近くからドローンを操縦し、アルカイダを攻撃して来た。これからの戦争はそうした攻撃の仕方がどんどん普及してくのだろうか。そうなると,宣戦布告なしで, ソマリアとかダルフールとかにアメリカ軍がこのラスベガスから攻撃することになるのだろう。まるで子供のゲームと一緒だ。先日、ルルツセキュリティーズとかアノニマスのハッカーの記事を翻訳したが,こうした若い連中がこの戦争の場面に入ってくるのだろうか。そうなると想像もできない複雑怪奇なシステムによる攻撃のパターンが出てきそうだ。人が関与しているうちはまだ制御出来そうだが,自律性を持ってしまったシステムは制御出来ないことになりはしないだろうか。その続きはまた明日。