2011年10月30日

ドローンの将来4

研修はやっともうじき終わる。このブログもなんとかこの研修期間中も書くことができた。食べすぎと疲労とでやっとたどり着いた感じだ。昨日は相変わらず,めまぐるしい一日だった。昼間は一時間の余裕があったので,大明寺の前門まで行った。それから,昔の町並木も見ることができた。パーティでは60人の人と名刺をかわすことができた。最後は武漢の李さんがカラオケに誘ってくれたので,全員で行った。今朝は研修の最終日だが7時出発だ。みんな起きて来れるだろうか。8時10分の鎮江発の高速鉄道なので,7時には出なければならない。そのためこのブログを書き終わったらすぐに出発だ。今朝は体操をしている時間はとれそうにない。今日はこれでドローンは終了する。この朝の世界と昼間の世界が全く違うので,変な感じがする。では早速始めよう。

 “The good technology is far off, but technology that doesn’t work well is already out there. The worry is that these systems are going to be pushed out too soon, and they make a lot of mistakes, and those mistakes are going to be atrocities.” Research into autonomy, some of it classified, is racing ahead at universities and research centers in the United States, and that effort is beginning to be replicated in other countries, particularly China.

「良い技術は遥か彼方にあり,しかし、良く動かない技術は既にここにある。心配はこうしたシステムがあまりに早く押し出されて来ていて、そしてそれらは多くの間違いをして来ている。そして、それらの間違いが残虐行為になっている。」自律性の研究、その幾つかは機密扱いだが,アメリカ合衆国の大学や研究センターで急成長していて,そしてその努力が他の諸国、特に中国に模写され始めている。

“Lethal autonomy is inevitable,” said Ronald C. Arkin, the author of “Governing Lethal Behavior in Autonomous Robots,” a study that was funded by the Army Research Office. Arkin believes it is possible to build ethical military drones and robots, capable of using deadly force while programmed to adhere to international humanitarian law and the rules of engagement. He said software can be created that would lead machines to return fire with proportionality, minimize collateral damage, recognize surrender, and, in the case of uncertainty, maneuver to reassess or wait for a human assessment.

「殺人の自動的な行為
は避けがたい。」とRonald C. Arkinは言ったが,彼は「自律性のロボットによる殺人行為の管理」の著者である。これは軍事研究局の資金供給による研究である。Arkinは倫理的な 軍事のドローンとかロボットを作る事は可能であると信じている。国際人権法と交戦規則を守るようにプログラムして、殺傷能力のある武器を使うことはできる。彼は軍事的利益と文民への被害のバランスをとって反撃し、巻き添えによる殺傷を最少にし、降伏を認識し、そして、不明確な場合には再評価の手段をとったり、もしくは人の評価を待つような機械を誘導するソフトウェアを作り出すことが出来ると言った。

In other words, rules as understood by humans can be converted into algorithms followed by machines for all kinds of actions on the battlefield. “How a war-fighting unit may think — we are trying to make our systems behave like that,” said Lora G. Weiss, chief scientist at the Georgia Tech Research Institute. Others, however, remain skeptical that humans can be taken out of the loop. “Autonomy is really the Achilles’ heel of robotics,” said Johann Borenstein, head of the Mobile Robotics Lab at the University of Michigan.

言い方を変えれば、人間によって理解された規則は戦場に於いてどんな種類の行動に対しても機械によってまねられるアルゴリズムに変換されうる。「戦闘部隊がどのように考えているかー 我々はそのように行動する我々のシステムを作ろうとしている。」とLora G. Weissは言った。彼女はジョージア技術研究機関の技師長だ。しかしながら、他の人たちは人間が蚊帳の外に於かれうると懐疑的である。自律性は確かにロボットのアキレス腱だ。」Johann Borensteinは言った。彼はミシガン大学で、機動ロボット工学の長だ。

“There is a lot of work being done, and still we haven’t gotten to a point where the smallest amount of autonomy is being used in the military field. All robots in the military are remote-controlled. How does that sit with the fact that autonomy has been worked on at universities and companies for well over 20 years?” Borenstein said human skills will remain critical in battle far into the future. “The foremost of all skills is common sense,” he said. “Robots don’t have common sense and won’t have common sense in the next 50 years, or however long one might want to guess.”

「多くの研究がなされて来ていて、そして最小限の自律性が軍事分野に使われるようなところまではまだ到達して いない。軍隊のすべてのロボットは遠隔操作だ。自律性が20年以上にわたって、大学や企業で研究されて来たと言う事実とこうした遠隔操作がどうして併存して来たのか? Borensteinは遠い将来に於いても、人間のスキルは戦闘に於いて極めて重要であると言った。「すべてのスキルで最も重要なものは常識だ。」と彼は 言った。「ロボットは常識を持っていないし、次の50年に於いても常識を持たないだろう。もしくは、しかしながら、長い間、人はそうしたことを推測したがるのかもしれな い。」

なかなか面白い記事だった。今ドローンが戦場ではやっているが、自律性を伴うようになったら,一体どうなるのだろうか。こうした技術は日本が世界で一番進んでいるのかもしれない。興味深い記事だったが,これで終了する。明日は
元旭硝子(株)取締役中央研究所長の山辺正顕さんの紹介の記事で,Common Dreamsより転載した。彼は現在でも国連で委員会の議長をしている。このブログの愛読者だ。ではまた明日。さあ、これから日本だ。


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海野 恵一
1948年1月14日生

学歴:東京大学経済学部卒業

スウィングバイ株式会社
代表取締役社長

アクセンチュア株式会社代表取締役(2001-2002)
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