2012年08月28日

カリスマ性の教訓2

オプラーの引きつける力。Religiousな祖母の農場で幼少時代を過ごした後、6歳から13歳になるまでウィスコンシンのミルウォーキーに母親と暮らすが、この間母親の親族の数人と親族の知り合いから性的虐待を幾度となく受ける。そんなOprahは「Poor」「Black」「Woman」という3つの悪条件をもっていながらそれを見事に克服して返り咲いている真のアメリカの代表者なのである。彼女が言ったフレーズの中で私が一番好きな言葉はI always feel if you do right, right will follow. お金も名誉も地位ももっていても苦しんでるのを見ると、個人の幸せっていうのは物質が与えてくれるものじゃない。



In a conversation with The Economist, Ms Cabane talks about quantifying charm, Oprah’s magnetism and the reason why charisma has so long been ignored as a topic of scientific study (hint: it has to do with Hitler). 
 
エコノミスト誌との会話の中で,Cabane女史は魅力
の定量化、オプラーの引きつける力、そしてなぜカリスマが科学研究のトピックとして長い間無視されて来たのかその理由について話をした。(ヒント:それはヒトッラーを扱わねばならない。)

オプラー:Oprah Winfreyは’アメリカの代名詞’と言い切ったのには訳があるのだ。 今の彼女にはそれさえも感じさせないほど実はダークな過去がある。ミシシッピーのkosciuskoっていう農村で共にティーンの両親の間に生まれたOprah。(ちなみに両親は結婚していない)  Religiousな祖母の農場で幼少時代を過ごした後、6歳から13歳になるまでウィスコンシンのミルウォーキーに母親と暮らすが、この間母親の親族の数人と親族の知り合いから性的虐待を幾度となく受ける。 捻じ曲がってしまったOprahの子供時代は成長していくにつれてドラッグへ溺れていった。 14歳になったときには子供を身ごもり出産したが、未熟児であったために生まれてすぐに亡くなる。  

この事件のリカバリー後Oprahは厳しい父親と住むことを決める。 門限を定められ、毎週本を一冊読んでそれに対してのブックレポートを提出することを父親に義務ずけられたOprahは次第にDisciplineを学ぶようになり自分の人生をよりよくしていくことを決意していく。

17歳になると、WVOLのラジオリポーターとしてパートタイムで働き2年後テネシー大学でSpeechとPerforming artsを学ぶ。1972年には黒人女性初のアンカーとしてナッシュビルのWTVF-TVで務める。 1976年にはWJZ-TVのためボルティモアへ移り、’people are talking'で8年勤めた後、シカゴテレビにリクルートされる。 シカゴテレビの’A.M Chicago'で7〜8ヶ月の間にHottest show in town(一番ホットな番組)にのし上げ番組を30分から1時間へ延ばし、後に’Oprah Winfrey Show'へとなった。 その1年間の間に120チャンネルで世界の10億人もの視聴者を獲得して125億ドルをも収益をおさめるまでになった。

そして彼女の活躍は現在に至るわけなのだけど、そんなOprahは「Poor」「Black」「Woman」という3つの悪条件をもっていながらそれを見事に克服して返り咲いている真のアメリカの代表者なのである。彼女のトークShowはたくさんある世俗的な番組と一線を置いて一般市民の目線から見た一般市民のためのShowで、オーディエンスを見ても分かるように人種を超えた客層をつかんでいる。 

彼女の一言一言のコメントには深いものがあっていつも感心させられるけど、彼女が言ったフレーズの中で私が一番好きな言葉は
I always feel if you do right, right will follow.
自分が正しいと思ってやっていると、おのずと正しいことになっていくっていうような意味なのだけど、彼女の深い言葉を聞くたびに英語と出会った事そしてその英語を使っているCultureを知っていることに感謝する。 言葉っていうのはどんなに上手く訳してあっても、訳した本人の意思などがどうしても入ってしまって本来の意味から少しずれてしまうことが多かったり、英語のみを勉強してそこの文化をしらないと言葉は理解できたとしてもその意味がわからなかったりしてしまうことが起きる。 

ニューヨークでサバイバルしていくってことは決して簡単なことじゃない。友達になっては帰って行く日本人を見送るたびにイヤというほど自分がここの地では外国人なのだということを思い知らされるし、なんともいえない孤独感に包まれる。 そんなときにこのOprah Winfrey Showを見てると世界中にはこんなにもそれぞれ大なり小なり悩みを抱えてる人がいてそれぞれみんな自分の人生と戦ってるんだなって自分の立場を改めてappreciateすることが出来るの。 よくセレブがShowに出演して自分達の過去を初めて明かすことがある。 お金も名誉も地位ももっていても苦しんでるのを見ると、個人の幸せっていうのは物質が与えてくれるものじゃないんだな・・・って改めて気づかせてくれる。 ’それぞれの幸せ’を探すためにまずは自分探しからはじめなくちゃなって心から思う。 そしてそれが最終的には’幸せになること’の近道になるのだろうな・・・って。
 http://flowerinny.exblog.jp/i8/

Is charisma quantifiable? 

カリスマは定量化出来るのか?
 
That's a real problem. Everyone has a different definition of charisma. You can look at charisma as a way to get people to like you, trust you and want to do whatever it is that you want them to do. It's what gets people to follow you, or want to work with you, your team, or your company. I have gotten a lot of pressure to create a charisma metric, but I won't do it because it's not solid. Charisma is the result of a set of behaviours, not an innate or natural quality. 
 
それは本当の問題だ。誰もがカリスマに対して異なった考えを持っている。あなたはあなたを好きになり、あなたを信頼する人々を得て、そしてあなたが彼らにしてほしいことを何でもしてもらう為の方法としてカリスマを考えることができる。そのことが人々があなたに従ったり、もしくはあなたもしくはあなたのチームもしくはあなたの会社とともに仕事をしたがる人々を得る事だ。私はカリスマの基準を作る為に多くのプレッシャーを受けて来ているが、それが目に見えるものではないので、それをしないだろう。カリスマは一連の行動の結果であり、生来のもしくは自然の品質ではない。

Did you have biographical reasons for becoming interested in charisma?

あなたはカリスマに関心を持つようになったのは自伝的な理由があったのか?
 
Desperation, frankly. By my late teens I was so socially inept and awkward that I realised I only really had two choices: either I could exile myself to a desert island—which is still an attractive option on occasion—or I figure out a way to make this whole human thing work. It was out of personal necessity. I had no choice.
 
自暴自棄、ざっくばらんに言えば。私の10代後半までは私はあまりに社会的に認められていなくて、未熟であったので、私は現実的に2つの選択肢しか持つ事を実現しなかった。:私が私自身を未開の島に流浪するかもしれないし、ー それは未だに時として魅力的な選択肢である。ー もしくはこの全ての普通の人類の物事を行える方法を見いだすか。そのことは個人的に迫られていた。私は選択肢を持っていなかった。

Charisma isn't synonymous with popularity, but the two are related. How? Is charisma a vehicle towards popularity?
 
カリスマは人気と同義語ではないが、この2つは関連している。どのように?カリスマは人気の為の手段なのか?

Yes, it's one of the methods towards popularity. Status is another. Of course, charisma and status are two different things. I'm a lot less interested in popularity and a lot more interested in charisma directly. Popularity has been studied, and it doesn't yield as big a result as charisma. Charisma can get people to do pretty much anything. 
 
そうだ。人気の為の方法の1つだ。地位がもう1つだ。勿論、カリスマと地位は2つの異なったものだ。私は人気にあまり関心がない。そしてカリスマ自体に関心がある。人気は研究されて来ていて、カリスマほどの大きな結果を生んでいない。カリスマは人々にかなりの事をさせることができる。

So is charisma dangerous?

だからカリスマは危険のか?
 
The quick answer? Yes, absolutely! We are in a fascinating time as far as the study of charisma is concerned. When I was doing research, I saw that out of 5,000 leadership studies, less than 30 were about anything relating to charisma, which is insane if you think about the power charisma has in business. I was looking into why something so critical to leadership was being so completely ignored. 

即答では? そうだ。間違いなく!我々はカリスマの研究に関わっている限り、魅了した時を持っている。我々が調査をしていた時に、五千のリーダーシップ研究のうち、30以下がカリスマに関連したもので、権力のカリスマがビジネスの世界にあるとあなたが考えるのであれば、それは正気ではない。私はリーダーシップに対して何か需要なことが完全に無視されていた原因を調べていた。

Many people had hypotheses; I did not hear one that made sense to me until I spoke with Ira Jackson, the now-former dean of the Peter F. Drucker and Masatoshi Ito Graduate School of Management at Claremont. Ira told me, "Listen, Drucker [a very influential 'social ecologist'] had a highly, highly dark view of charisma, because for Drucker charisma was Hitler, and of course he's right, in a sense." And let's remember: Drucker's books were banned and burned under Hitler's reign. For that entire generation of thinkers that Drucker influenced, charisma was Mussolini, Mao, Stalin, Hitler. And they're right, charisma is that. It was a taboo subject for a long time—we're talking three decades.
 
多くの人たちは仮説を持っていた。;Peter F. Druckerの会社の現在でも以前でも学部長の Ira Jacksonとクレアモントの経営大学院のMasatoshi Itoと話をするまでは私は私にとって筋が通っているものを聞いた事がなかった。Iraは私に「聞いてください。ドラッカーはかなりの社会生態学者だが、極めて、極めて、カリスマの悲観的な考えをもっていた。と言うのはドラッカーにとってカリスマはヒットラーだった。そして勿論ある意味で彼は正しい。「そして、思い出そう。ドラッカーの本はヒットラー体制のものとでは禁止され、燃やされた。ドラッカーが影響を与えた思想家のその全ての世代にとって、カリスマはムッソリーニであり、毛沢東であり、スターリン、ヒットラーであった。そして、彼らはその通りだ。カリスマはそれだ。長い間タブーのテーマだった。ー 我々は30年話をして来た。

今日はこれまで。



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海野 恵一
1948年1月14日生

学歴:東京大学経済学部卒業

スウィングバイ株式会社
代表取締役社長

アクセンチュア株式会社代表取締役(2001-2002)
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海野塾のイベントはFacebookのTeamSwingbyを参照ください。 またスウィングバイは以下のところに引っ越しました。 スウィングバイ株式会社 〒108-0023 東京都港区芝浦4丁目2−22東京ベイビュウ803号 Tel: 080-9558-4352 Fax: 03-3452-6690 E-mail: clyde.unno@swingby.jp Facebook: https://www.facebook.com/clyde.unno 海野塾: https://www.facebook.com TeamSwingby
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