2008年11月29日
今朝は昨日の怪我でギブスをはめているので、ブログをいつものようなスピードで書くことができない.
大した怪我ではないが、片手が使えないので、キーボードの入力時間が3倍以上かかる。しばらくバイクはダメ.クラッチが握れない.今日は晴れなので残念だ.神様がしばらく休養せいということだろう。ほっとしている事も事実だ.毎朝、4時起きはきつい.今日は3時だけど.打つのが遅いので、仕方が無い.ともかく、ギブスが邪魔で、余計なキーを打ってしまう.
今朝は早く起きたので、なんとか書けそうだ.邪魔なので今ギブスの先端をペンチで切った.少し打ちやすくなった.じっとしていれば、痛みはない.先生はたくさん薬をくれたが、捨ててしまった.骨折は慣れているので、どうっていうことはない。先生は針金を入れて、矯正したいと馬鹿なことを言っていたが、きっと自分は骨折した事がないのだろう.いずれにしても、大した事ではない.指が折れただけだ.引っ張って縛っておけば1ヵ月でなおる。バイクは2週間はダメかも知れない.今日は土曜日だが、忙しいので、先を急ごう.
昨日はBPOのセミナーがあった.このブログのような話をさせてもらった.こうした私の考えに賛同していただける人が増えて行く事はありがたい事だ.毎月企画しているので、是非参加してほしい.12月は15日に企画している.今日は新日本監査法人の木村さんからの質問で建設業ではどうのような事が適用できるかと言う質問があった.営業のバックオフィス業務と実績の収集と工事の進行情報の管理が出来ると言った.まさかそこまで出来るとは思っていなかったようだ.今までのBPOはデータ・エントリーとかCADが主体だからそう思うのも無理はない.そもそもCADにようる図面の作成はBPOではない。工場の延長だ.採用する社員の質も全く違う.
こうした質問の答えに対して、「それじゃあ、うんのさん。何でも出来ると言う事ですか?」と聞いてくる人もいる.違う.営業マンとかバイヤーが顧客とか仕入れ先と直接交渉する仕事は基本的には日本だ.ただ、コールセンターと言う機能もあるから、一部は移行できる.先日まで、日本人のオペレーターのコール・センターを大連でやっていたが、採算が取れない.中国人でないとインバウンドのコール・センターは中国では無理だ.
さて、昨日の続きで、「高速道路」の話を続けよう.OECDの30カ国のうち日本の労働生産性は20位と言う事で、日本の生産性の悪いところを中国人と比較して、話をしようということで、その一つにこの「高速道路」をあげた。この高速道路の運営がまずいのではないかと言う事で、天下り先の代表格のつもりで、あげたが、小泉内閣の時に公団から、株式会社化して、体制が大きく変わって来た。昨日の高速道路の距離数も日本が多いわけではない.また、新光証券の財務情報から見ても、所定の損益の管理はされているようだ.社保庁とは違う.
株式会社化することによって、今までの道路公団の課題がすべて解消したわけではないが、大きく改善した事は事実のようだ.しかし未だ、いくつかの懸念事項は残っている.当然、生産性と言う視点だけで、高速道路を議論することはできない.公共性、地域振興、景気対策と言う観点がある.それゆえ、生産性を上げるための測定手段であるとか収益採算の目標の設定が容易ではない.すなわち、特定の高速道路に対する投資と収益の採算を単純に計算できない.そこで、以前の公団時代には歯止めのきかないずさんとも言える支出管理の実態があった.
公共性の高い事業はこうした採算管理が難しいので、どうしても生産性が落ちてしまうのはやむを得ないところがある.株式会社化することによって、かってのような放漫管理はなくなったと思う.今後の大きな課題は高速道路の料金とガソリン税があるが、高速道路の建設、維持にこうした収入をどう扱うかは行政経営の課題であるがここでは取り上げない.私がここで議論したい焦点は生産性である.この生産性について言えば、TQM(トータルクオリティマネジメント)手法が第一にあげられると思う.プロセスを管理する事によって、費用の妥当性を高めることができるからである.
民営化されて未だ、4年であれば、公団時代の残滓が未だ多くあるはずである.こうした残滓をTQMが相当部分は取り除けるのではなかろうか。当然このTQMの実施の成果としては高速道路を利用する人だけでなく関係する人たちに対する調査も生産性の評価項目として、必要になってくる。「効率の悪い政府」でも話をしたように、ここでも私が提唱しているBPOのコンセプトはそのまま適用できる.中国に仕事を持って行くことによって、ともかくコストが半減できる事と持って行かない仕事に対する仕事のやり方を「あうん」から欧米流に変えることによって、30%の効率は追求できるはずである.BPOはこうした古い体質の組織には相当の摩擦はあるが、TQMと合わせることによって、その改革の推進力も倍加できる.
株式会社化によって、いままで、様々か改革を行って来たと思うが、次なる課題は社員の内なるグローバル化であると思う.そうした意味で、まだまだ、活性化による生産性の向上は期待できる。よく、まだまだ、そうしたレベルではないと言う経営者がいるが、どうすればそうしたレベルになれるのかと思う.情報システムによる改革、組織改革、業務改革等いろいろあるが、BPOが一番手っ取り早い.後先が逆だと思う.
さて、本来であれば、効率の悪さで言えば、社保庁が良い例かも知れないが、資料の「改ざん」のような犯罪が平気で行われて来た役所は生産性以前の問題が累積しているので、対象とはしなかったが、いずれにしても同様のことが言える.これこそ未だそのレベルではないと言う良い例かも知れない.明日はいよいよ「円の価値(購買力平価)」について話そう.本当のことを言うと毎日ここのところテーマがでかすぎて、肩が凝ってしまう.あげく、思うように打てないので、参ったなあと言う感じだ.
今朝は早く起きたので、なんとか書けそうだ.邪魔なので今ギブスの先端をペンチで切った.少し打ちやすくなった.じっとしていれば、痛みはない.先生はたくさん薬をくれたが、捨ててしまった.骨折は慣れているので、どうっていうことはない。先生は針金を入れて、矯正したいと馬鹿なことを言っていたが、きっと自分は骨折した事がないのだろう.いずれにしても、大した事ではない.指が折れただけだ.引っ張って縛っておけば1ヵ月でなおる。バイクは2週間はダメかも知れない.今日は土曜日だが、忙しいので、先を急ごう.
昨日はBPOのセミナーがあった.このブログのような話をさせてもらった.こうした私の考えに賛同していただける人が増えて行く事はありがたい事だ.毎月企画しているので、是非参加してほしい.12月は15日に企画している.今日は新日本監査法人の木村さんからの質問で建設業ではどうのような事が適用できるかと言う質問があった.営業のバックオフィス業務と実績の収集と工事の進行情報の管理が出来ると言った.まさかそこまで出来るとは思っていなかったようだ.今までのBPOはデータ・エントリーとかCADが主体だからそう思うのも無理はない.そもそもCADにようる図面の作成はBPOではない。工場の延長だ.採用する社員の質も全く違う.
こうした質問の答えに対して、「それじゃあ、うんのさん。何でも出来ると言う事ですか?」と聞いてくる人もいる.違う.営業マンとかバイヤーが顧客とか仕入れ先と直接交渉する仕事は基本的には日本だ.ただ、コールセンターと言う機能もあるから、一部は移行できる.先日まで、日本人のオペレーターのコール・センターを大連でやっていたが、採算が取れない.中国人でないとインバウンドのコール・センターは中国では無理だ.
さて、昨日の続きで、「高速道路」の話を続けよう.OECDの30カ国のうち日本の労働生産性は20位と言う事で、日本の生産性の悪いところを中国人と比較して、話をしようということで、その一つにこの「高速道路」をあげた。この高速道路の運営がまずいのではないかと言う事で、天下り先の代表格のつもりで、あげたが、小泉内閣の時に公団から、株式会社化して、体制が大きく変わって来た。昨日の高速道路の距離数も日本が多いわけではない.また、新光証券の財務情報から見ても、所定の損益の管理はされているようだ.社保庁とは違う.
株式会社化することによって、今までの道路公団の課題がすべて解消したわけではないが、大きく改善した事は事実のようだ.しかし未だ、いくつかの懸念事項は残っている.当然、生産性と言う視点だけで、高速道路を議論することはできない.公共性、地域振興、景気対策と言う観点がある.それゆえ、生産性を上げるための測定手段であるとか収益採算の目標の設定が容易ではない.すなわち、特定の高速道路に対する投資と収益の採算を単純に計算できない.そこで、以前の公団時代には歯止めのきかないずさんとも言える支出管理の実態があった.
公共性の高い事業はこうした採算管理が難しいので、どうしても生産性が落ちてしまうのはやむを得ないところがある.株式会社化することによって、かってのような放漫管理はなくなったと思う.今後の大きな課題は高速道路の料金とガソリン税があるが、高速道路の建設、維持にこうした収入をどう扱うかは行政経営の課題であるがここでは取り上げない.私がここで議論したい焦点は生産性である.この生産性について言えば、TQM(トータルクオリティマネジメント)手法が第一にあげられると思う.プロセスを管理する事によって、費用の妥当性を高めることができるからである.
民営化されて未だ、4年であれば、公団時代の残滓が未だ多くあるはずである.こうした残滓をTQMが相当部分は取り除けるのではなかろうか。当然このTQMの実施の成果としては高速道路を利用する人だけでなく関係する人たちに対する調査も生産性の評価項目として、必要になってくる。「効率の悪い政府」でも話をしたように、ここでも私が提唱しているBPOのコンセプトはそのまま適用できる.中国に仕事を持って行くことによって、ともかくコストが半減できる事と持って行かない仕事に対する仕事のやり方を「あうん」から欧米流に変えることによって、30%の効率は追求できるはずである.BPOはこうした古い体質の組織には相当の摩擦はあるが、TQMと合わせることによって、その改革の推進力も倍加できる.
株式会社化によって、いままで、様々か改革を行って来たと思うが、次なる課題は社員の内なるグローバル化であると思う.そうした意味で、まだまだ、活性化による生産性の向上は期待できる。よく、まだまだ、そうしたレベルではないと言う経営者がいるが、どうすればそうしたレベルになれるのかと思う.情報システムによる改革、組織改革、業務改革等いろいろあるが、BPOが一番手っ取り早い.後先が逆だと思う.
さて、本来であれば、効率の悪さで言えば、社保庁が良い例かも知れないが、資料の「改ざん」のような犯罪が平気で行われて来た役所は生産性以前の問題が累積しているので、対象とはしなかったが、いずれにしても同様のことが言える.これこそ未だそのレベルではないと言う良い例かも知れない.明日はいよいよ「円の価値(購買力平価)」について話そう.本当のことを言うと毎日ここのところテーマがでかすぎて、肩が凝ってしまう.あげく、思うように打てないので、参ったなあと言う感じだ.