2008年11月

2008年11月24日

まだ時差が抜けない。朝が眠い。でも、起きてしまえば快調だ。晴れ。

昨日は大忙し。今日も忙しそうだ。なかなか部屋の整理も出来ない。本は買ってくるが部屋から出て行かない。なかなか読めない。今朝は9度だが、大連にいっていたせいか、寒くない。今朝は道路がすいていて気持ちが良かった。それでも起きるのは大変だな。夏だと4時半頃には明るきけど、今は6時になってもくらい。ヘルメットのシールドの擦り傷が一杯で、今日は替えないと左右が見えない。最近はハングオフをしているので、転倒しなくなった。こうして毎日練習しているとうまくなって来たのかも知れない。丸山浩のビデオには毎日一回は転倒しろと言っていたが、今はそれは無理だ。転倒するためには膝を開かないで、バイクを倒さなければならない。ハングオフの練習なので、膝を開かないで、倒す必要が無い。

昨日も言ったように、今日からはOECDの30カ国のうち日本の労働生産性は20位と言う事で、日本の生産性の悪いところを中国人と比較して、話をしよう。ここで中国人と言っているのは彼らの良いところだけを見ている。悪いところをあげればきりがないが、それはこのブログの趣旨ではない。また、中国人のグローバルな側面しか見ないようにしている。そう言う意味で、中国人の評価と言う視点からは多少偏向しているように見えるがご容赦願いたい。目的が中国人をどうのこうのと言うよりかは日本人のグローバル化をはかる事が目的だ。

さて、この労働生産性で、フランスが6位とかイタリアが8位だが、これらの国より日本の労働生産性が悪いのかって言うとそんなことはないとおもうが、数字上は悪い事には違いないので、その思い当たるところを議論しよう。議論の前にその労働生産性について少し説明しておく。労働生産性とは、一人の就業者が1年間にどれくらい国内で新たな価値をうみだしたかを見る。式で見ると、購買力平価で換算のGDP(国内総生産)/就業者 と言うことにある。式を見ればわかるように、他の国が日本のように就業者が実際の数と同じであるとは限らない。不法滞在者はこの数字に含まれないし、ルクセンブルグのように一位であっても、実際には他国の労働者が大半なので、実際の生産性は高くない。

思いつくままにいくつかあげてみよう。
 高い製造業の生産性 (3位)
 農業保護
 効率の悪い政府(国土交通省など)
 終身雇用
 土建業(いらない高速道路)
 円の価値(購買力平価)
 過剰品質(曲がったキュウリ)
 高い貯蓄率
 土地担保の銀行貸し出し
 見えない物に対するサービス価値
 サービス残業
 貧しい衣食住
 米国の倍の情報投資
 外国人の活用
 共産党 社会主義国
 言語
 カントリーリスク

また、話を進めて行く中で、整理して行くが、今日は「高い製造業の生産性」について話をしよう。私はアクセンチュアに32年にいたが、そのほとんどを製造業のコンサルティングで過ごした。特に、30代半ばまでは通算8年、フルタイムで、6年間ヤマハ発動機で過ごした。主に、磐田、浜北の主力工場で朝7時から夜7時まで過ごした。現場のシステムと業務改善をしていた。多い時で、アクセンチュアが30人、ヤマハのプロジェクトが250人。相当な大部隊だった。朝から晩まで、現場にいたので、TQCとかTPMといった現場改善手法とか5Sの勉強をさせてもらった。

ヤマハ発動機はトヨタエンジンを作っていたので、トヨタのカンバンをシステム化することもできた。これがトヨタカンバンのシステム化の世界最初であったと思う。ロイ・ハーマンと森正勝の2人がブレーンで、私の上司で、このプロジェクトを推進したが、この2人がきわめて先進的であった。日本の製造現場の知恵とアメリカのシステム技術の結晶だった。今から30年も前の話である。当時のヤマハ発動機側の責任者であった根本専務は10年以上も前になくなってしまった。立派な方であった。その当時の技術の役員をしていた永易さんも3年前に副社長を退任してしまった。今は何人かがヤマハ発動機にいる。また、当時の相棒の高砲気鵑鷲余召如TRINCという静電気の会社の社長をしている。

このときにコンサルタントの極意を体得することができた。コンサルしては行けないところがあると言う事を勉強した。工場では毎日仕損品が出る。この仕損品はシステムで管理をしては行けない。3直の職人がそれぞれの機械の習熟度が違うから、仕損品の数が職人によって違うのである。だから、この仕損品を管理しようとする事は不可能である。100個投入しても100個は出来ない。しかしながら、何個入れれば100個出来るかは誰にもわからない。だから管理しては行けないのである。現場のそれぞれに職人に任せれば良い。そう言う事が当時の生産管理部長にはわからなかった。コンピューターで仕損品を管理するのが当たり前だと思っていた。

彼らが自分の仕損品の予備を管理すれば良い。だから機械の回りの彼らの部品を整理しては行けない。そう言う事を8年かけて学んだ。日本人は「正直」「真面目」「実直」「勤勉」「嘘つかない」と言うきわめて世界でもまれな価値観をもっている。この仕損品の管理が工場の極意だが、この日本人の価値観があるが故に100個投入100個完成と言う命題が可能になる。トヨタのカンバン・システムはこの日本人の価値観を仕組みとして展開した。だから、中国の日本企業の工場が日本と同じ生産性と品質を維持できるのはそのためである。工員の頭をこの仕組みでカバーしてしまえばよい。

かってヤマハ発動機の子会社の三信工業で現場改善をしたことがあった。現場は「目で見る管理」をしていた。それを「目で見ない管理」に置き換えた。納入されてくる部品をラインで取り付け位置を確認して間違えないように取り付けることをしていた。それを目で確認しないで、取り付けられるように部品パレットの形状を変えた。そうすれば、零点何秒だがその分ラインの効率は上がる。すべての部品、すべての作業者だから時間は馬鹿にならない。

前工程がきちんと仕掛けをしておけば、後工程が確認しないで作業できる仕組みを作ることによって、仕事の効率が大幅に向上することを知った。こうした改善の積み重ねが日本の製造業の生産性を引き上げて来た。いまや、この生産性は日本だけでなく世界中の日本企業の工場に展開されて来ている。将来は世界中の工場がこうしたノウハウをもって工場の生産性を向上することができるだろう。

かって、20年程前に、インドネシアのオートバイメーカーのベスパに同様のシステムを導入したことがあった。工場の改善は全く同じで、日本と同様のことができた。ハンス・タバルヤンと言う方が華人のオーナーで社長だった。インドネシア人は日本人の価値観とは異なるが、導入成果は同じであった。1989年に大連のマブチモーターにも同様のシステムを導入したが、日本の生産管理をそのまま持ち込むことができた。こうして製造工場は日本の価値観を仕組みにして世界に展開できる。繰り返しの定型業務であれば、こうした事が可能である。ノウハウをマニュアル化が出来るし、そのマニュアル通りに、仕事を進めて行けばよい。勿論改善し続けるためには日本人の価値観があるに越した事がないが、なくても、そのレベルは維持できる。

日本人の得意とした価値観がこうした製造業の生産性を上げて来たと言える。工場は本社のように、サービス精神を発揮して仕事を増やすことができない。自分勝手に残業が出来ない。何をしているか仕事が見える。その上に、外国の工員に日本の価値観を教えることによって、工場の生産性を上げることができる。CADの図面を大連にもって来て、BPOと称して、数百人単位で、描いている企業が結構あるが、これはBPOではなくて、工場そのものである。工員のレベルも工場と一緒で、彼らに対する教育も同じである。

いわゆる本社のBPO業務はそうはいかない。ここまではグローバル化も中国人も関係なく、推進して来たし、私が関心を持っているところではない。今後日本企業が日本の技術と伴に売って行くサービスそのものだ。

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2008年11月23日

久々にバイク。快晴。

昨日は結構書くことができました。朝5時に起きたからでしょうか。今日はなんとか5時前に起きることができました。時差が1時間ですので、結構きついですね。調子はいいです。大連では食べ過ぎで、昨晩はさすがに食べることができませんでした。それと10時を過ぎても眠くならないのには困りました。さて今日は「なぜ中国人を嫌うのか。」の最後のテーマで「協調性」ですね。私はセミナーで、中国人は協調性が無いね。と言ってきましたが、よく考えてみるとそうでもないなあ。

中国人は協調性が無いと一般的には言われている。本当にそうだろうか。大連桑扶蘭時装有限公司のビジョンの一つにチームワークがある。新商品の開発には各部門の部長さんたちが集まって協議する。お互いに協力しあう。一度そう言う場を見せてもらったが、本当にそうだった。ただこの会社は若いので、部長と言っても30歳にもならない人ばかりだった。学生が会議をしているのかと最初は思ったくらいだったが。日本人にはこうした協力しあう中国人の行動が信じられないようだ。この会社のもう一つのビジョンは忠誠心だ。これも日本人には不思議なようだ。彼らはそう言ったチームワークとか忠誠心を教育次第で、もつことができる。中国人が会社をすぐ辞めてしまうと言うのも日本人の先入観だ。

直ぐに辞めてしまうのはそれなりに理由があるからだ。かれらの文化とか価値観ではない。辞めてしまうのは日本側に問題がある。彼らに対する将来のビジョンがないからだ。また、人事制度があまりに彼らの価値観からかけ離れているからだ。年功とかゆっくりした昇進とかは彼らにとって関心ないし、インセンティブがないのも問題だ。また、本人の評価が曖昧で、仕事の分担がしっかりしていない事もやる気をなくしている。こうした事は実は日本企業だけの特殊な環境だ。我々の方が改めない限り、中国人は日本企業に定着しない。

中国人は一人だと優秀で、「竜」のようだが、3人集まると「豚」になると言う事をよく聞くが、そんなことはない。昔はそうだったのかも知れないが、今は違う。これも日本人の先入観かも知れない。確かに、小平の「南巡講話」までは国自体が後進国であった事は間違いない。文化大革命が終了したのが1976年だから、それまでは3人の「豚」だったかも知れない。その後の中国の変化はめまぐるしい。

日本人の変化に対するスピードの感覚と中国人のそれとは全く違う。もともと中国人は欧米的なギブアンドテイクの世界で仕事をして来ているから、仕事のやり方は欧米に近い。日本人の方が日本人以外の外国人と違うと言った方が良い。だから、協調性に関してはそう大きな違いはなく、日本人の先入観の影響がある。中国では国営企業の人とか役人は仕事をしないとか頭が固いとかを想像する人がいるがそう言う中国人はもういない。そもそも日本のように年寄りがいない。最近は欧米の大学の修士を出た人もたくさんいて、逆に日本人がついて行けない。そう言うケースの方が多い。中国の変化は日本人の想像以上だ。日本人の方が勉強していないし、頭が固い。あげくの果ては英語も話せない。彼らの方が遥かに流暢だ。彼らは日本から学ぶ事はまだまだあるが、知識だけは豊富だ。本で読んでいるからだ。日本人は戦後の技術の蓄積あるが。最近は勉強していない。

こうした関連での中国人との違いは「定住性」と言ったら良いのかどうかわからないが、中国人は移動にこだわらない。確かに日本人も日本国内を移動して、住居を替える事に抵抗はないが、海外に定住はしない。中国人は国内も広いが、国内海外をとわず、昔から国外に生活の場を換える事にこだわらないようだ。前の妻は北京、東京、北京、東京、シアトル、北京と3年から10年サイクルで移動している。今の妻は台北、東京、クアラルンプール、東京。ただ、移動しても、それぞれの地域でも母国の郷土の人たちと生活しているからそれぞれの故郷にいるのと変わらない。日本人のように海外に住居を構えるとそこの地域の同化すると言う事はけっしてない。100年経ってもけっして同化しない。

集団主義と個人主義と言う味方をすれば、日本人は何でも集団で行動するのに比べて、中国人はそう言う事はしない。また、日本人は「おとなしい。」「従順」と言う事が言える。だから、グループで行動しても、問題が起こらない。私の子供はおとなしくないし、従順ではない。欧米人もそうだと思うが、ジッと椅子に座っていない。規律性が乏しいのかも知れない。上のお兄ちゃんは結局日本の学校には行けなかった。いま、カナディアンスクールに行っている。協調性がないと言うよりかは、共同生活のルールが日本人よりも、大雑把だと思うし、許容される範囲が彼らの方が広い。言い方を変えるときちんとしていない。だから日本の社会だと、あれもこれも悪いと言うことになってしまう。上のお兄ちゃんは日本の中学校からパージされてしまった。気の毒としか言いようがなかった。本人は悪くないが、学校からすると不良中学生だった。台湾とかカナダであれば普通の中学生だ。

カナディアンスクールに行ったら、問題がすぐになくなってしまったと言う事は多少本人の性格があるかも知れないが、民族による違いの方が大きい。こうした中国人の特性を理解していないと、中国人に対する評価を間違えてしまう。今回の研修で、講師の大連康百克データベース有限公司 総経理の陳光さんが「日本人の採用した30人の中国人はそのほとんどが優秀な人材ではなかった。」と言っていた。 と言うのは選定の基準が「従順」「おとなしい。」となると中国人の場合にはダメな人材の場合が多い。「言う事を聞かない。」「生意気」の方が優秀な場合が多い。こういうことで協調性が無いと判断してしまうのかも知れない。

あの広い国土で、中国人は云々と言う事自体がおかしいようにおもうが、日本人と比較するとこうなる。よっぽど日本人が変わっているのかも知れない。そうした日本人の価値観はこのアジアでリーダーシップをとるためには残しておかなければならないとは思う。「嘘つかない。」民族は日本人だけだ。今までのように、それだけではこのアジアで通用しないのも事実だ。中国人のように、グローバルな価値観を日本人が今後身につけて行かなければ、アジアをリードできない。そう言う日本人が現在何人かいるのであるから、そう言う事を習得する事が不可能ではない。彼らと同じレベルで対峙しろと言っているのではない。彼らを理解できるレベルになれと言っている。それも大変な事だ。BPOと言って来ているが、この手段が最も手軽だ。コスト削減と言う手短な効果が期待できるからだ。社内でグローバルと言うと反対されたり、構えられたりされるが、このBPOだとそう言うことはない。

明日からはOECDの30カ国のうち日本の労働生産性は20位でなぜそうなのかを中心に話をして行こうと思う。今日は日曜日だが、超多忙だ。明日からのブログも期待してほしい。さあ、もう出ないとならない。

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2008年11月22日

いよいよ今日は日本です。研修最終日。快晴。寒いよ。

いよいよ今日が研修の最終日になった。いつもそうだが、長く感じるこの研修は直ぐに終わってしまうものだ。今日から東京なので、気持ちを入れ替えなければならない。だから今朝は5時前に起床した。昨日の行動を手短にまとめておこう。朝は講師がこの研修を忘れてしまって、私が話をした。こう言うのはしょっちゅうある。経営者に話をしてもらう事が多いので、突然の変更キャンセルは良くある。今回は時間が過ぎてしまったので、私が話をした。

9時からは旅順。旅順口Tかいてある帽子を買ってあげた。203高地、東鷄冠山の売店の人たちはみんな私の部下だ。何時も何か買ってあげている。だから何でも言う事を聞いてくれる。今回の参加者の誰かが、「海野さん。それは戦前の特務機関の人がやっている事と同じだよ。」と言っていたが、そうかもしれない。いざと言う時には味方になってくれる。大事な事だ。50元の帽子は安くはないが、それだけの価値はあると思っている。それと松の種も100元はらった。たまには良い。

昼食は講師なしで、参加者だけで、郊外で食事をとり、1時からアセンダスの会社を訪問し、彼らの壮大な計画の話を聞く。最近は上海の楽天地もこのアセンダスの先に開発を始めた。この大連郊外に、どんどん新しい街が旅順に向けて伸びて行く。そのあとはNEUSOFTの大学を訪問。やっぱり、授業時間には誰も校内を歩いていない。校内のスーパーに寄って、お菓子を買う。

その後、ウォルマートを見学して、午後の研修所の得威会館に行く。GENPACTの王春山さんが最初の講師。GENPACTのBPOの説明をしてもらう。この会社は大連でのBPOの草分けで、彼はその当初から参画している。つぎに、恵和ビジネスの渡辺社長、かれは北海道で、ITと印刷、データエントリーの会社をもう50年経営している。大連でもこうした仕事をしている。日本のODAで先頃完成した日中人材育成センターの周さんにも話をしてもらう。渡辺さんはたまたま大連に来ていたので、参加してもらった。周さんは日本語を教えているので、日中間の文化の違いについて話をしてもらった。彼女は撫順の出身で、そこは万人坑がたくさんあり、反日の人が多い。彼女がどうして親日になったかの話は興味深い。

渡辺社長も4人で来てくれた。人数が多かったので、会食は楽しく出来た。あっという間に8時になってしまった。この研修はもう58回目になるが、何度行っても新鮮な気がする。中国が毎月進化しているからだろうか。かならず誰かの講師が新しい事を言う。そんな事は日本ではない。今回は大連桑扶蘭時装有限公司 董事長の鄒 積麗女史の話がすごかった。新規市場展開の話であったが、中国国内に展開を図ろうとしている日本企業にとっては是非聞きたい話であった。中国企業の中でも先駆的な新市場展開を今始めたところだ。

今は5時半だが、もうじき、最終日の研修が始まる。8時から1時間半の反省会だ。いつもは45分私が総括し、あとは参加者がまとめのスピーチを行う。アンケートも量が多いので、参加者は大変だ。それが終わってすぐ、チェックアウト、そして、青空市場に行く。ここは大連に市民が知らない低所得者層のマーケットだ。新宿の青空市場とは大分違う。低所得者が彼らの生活用品を買うところだ。携帯電話と財布に気をつけてそこを見学する。それで、研修はすべて終了だ。今回はダイキンと三井化学の方々が参加した。ご苦労様でした。先月九電で、かっての参加者の同窓会を行った。グローバル価値観の話は直ぐに通じた。東京でも大阪でも定期的に行う必要を感じた。

明日からはまた恒例のブログが始まる。「なぜ中国人を日本人が嫌うのか。」の一連のテーマで最後に「協調性」が残っている。これについて明日は議論しよう。今日はもうあと、30分しかないので、ちょっと話を展開するのは難しい。じゃあ、今日はこれでおしまい。もうじき夜が空ける。

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2008年11月21日

気温は0度ぐらいですが、快晴。今日は旅順。

今日もブログは書きませんが、昨日の事を多少。8時から8時まで、超多忙。ANAの日野さんが一番手。中国人の管理の話とキャリア、給与、ビジョンについて。次の大連医諾(Innobio)生物有限公司 総経理 呉 文忠は操業以来の友人で、ドイツから留学して戻ってから、この会社を設立。2003年から。今は400万ドルの売り上げで、安いので、金融恐慌は彼にビッグな追い風。彼は日本人をほとんど知らないし、商売は欧米がほとんどで、日本とはしていない。日本人と商売しようと考えているが、欧米が忙しくて手を出せない。

こう言う英語圏を向いている会社は中国の90%。日本もそろそろこう言う企業に目を向けないと行けないのではないかと言う目的で会っている。今までは中国の会社が日本にあわせて来たところとだけつきあって来た。これからもそれで良いのか。昼は大連康百克データベース有限公司 総経理:陳光さん。かれは顧客が日本企業で、日本企業とのビジネスの課題を話してもらった。中国人の日本企業に対する接し方についても。

午後一番はSwingbyの大連BPOセンター 総経理 欒 鳳茂。かれに、BPOの考え方とどういう事がBPOの対象となるかを話をしてもらった。午後2番目は住化人力資源管理服務有限公司 総経理 川崎さん。夕食会にも来てもらった。董事長の長松さんの丁度、大連にいたので、あうことができた。来週から、上海に赴任だそうだ。夜は川崎さんと広衆科技 総経理 邢さん。かれは今社員が60人で、そのうち20人が大連理工大学出身。毎年倍々の成長をしているIT企業。日の出の勢いとか彼の会社だ。こういう会社が大連だけで、100社はある。中国はすごいと言う事が実感できる。彼は毎日3時間ぐらいしかねてないんだろう。従業員とのコミュニケーションは欠かさない。営業は彼が一手に行っている。任せるが中身のチェックは手を抜かない。未だ30歳だとは思えない。

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2008年11月20日

GLT(グローバル・リーダーシップ研修)2日目。

昨日は無事終了しました。大連桑扶蘭時装有限公司 董事長 鄒 積麗女史の話。いよいよ、中国の中間消費層にターゲットをあてた戦略を開始したと言うはなしでした。日本もこれから彼女の会社同様に次の2億の消費層を狙って行きます。その先駆けですね。いつも彼女はチャレンジャブルですね。昨晩は損保ジャパンの岡本董事長でした。彼は私がいつも言っているグローバル価値観そのものをもっている珍しい日本人です。中国在住18年です。

今日はこれからANAの日野さんで、8時からです。もうでます。今週はブログはお休みですね。さあこれから忙しい1日だ。

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2008年11月19日

今朝は3時半に起きた。晴れ。今日から大連。

やっぱり、ブログを書くのが習慣だね。3時に目が覚めた。今日は6時過ぎには出なければならないので、途中まで書ける。今日はニー・プロテクターを交換した。調子は良いよ。大連に行く日なので特に慎重に走って来た。昨日は「親に忠実」で、教育勅語の話をした。日本人の道徳精神についてだ。改めて考えさせられるものがある。あと残ったのは「面子」と「協調性」だ。先週から「なぜ中国人が日本人が嫌われるのか。」の話をして来た。嫌う理由を突き詰めてみると日本人が中国人を理解していないと言う事がほとんどだ。今日の「面子」のように理解はしているが、ただ単に嫌いだと言うものある。なぜそこに日本人が配慮しなければならないのかと言うこともあるが、そこは「中華思想」の中国人だ。何処が彼らの利点で、欠点かを分析する人たちではない。日本人がそこは鷹揚に理解するしか無いように思う。

昨日もオリックス自動車の三谷社長とこの中国人のグローバル価値観について話す機会があったが、「え、中国人ってむずかしいなあ。日本人が中国人を理解したり一緒に行動するのは無理だよ。海野さんのように中国人の家庭でももたない限り無理だよ。」と仰っていた。その通りだ。日本人が中国人と同じように行動する事はどだい無理だ。日本人のグローバル化には順序がある。まず企業の本社の社員のグローバル化は必須だとしよう。海外に進出したり、サービスを販売したりするかしないかは別にして、今のままでは仕事のスピード感も無いし、チャレンジ精神も足りない。さらに仕事の仕方が日本人の「あうん」の呼吸が災いして、余計な仕事をしている。少なくともこれは何とかしなければならない。日本人がダメだと言っているのではない。日本の中しか知らないから、いつの間にか、仕事が遅くなってしまったということだ。

グローバル化はどこの企業ももう数十年の課題だが、何年経っても解決しない。英語を話せる人材は大幅に増えた。本社の革新プロジェクトも数多くやって来た。グローカルと言う言葉まで産まれた。しかしながら、日本企業の内なるグローバル化、すなわち、本社の社員の頭の中は変わらない。そのためには英語の勉強もさることながら、10年計画で、社員のグローバル化を推進しようと私は言っている。そうはいっても、こうして中国人の価値観について気の遠くなるような話ばかりわたくしがしているので、到底、中国人を理解できないと言う気分になってしまうかも知れない。

私はこのグローバル化には10年かかると言っているので、中計のように3年で達成したらどうかと言うようには思っていない。まずは3年くらいかけて、日本人の仕事の仕方をグローバル・スタンダードにしようと言っている。中国人もアメリカ人も仕事と給与は連動してる。日本人は連動していないがために、結果として仕事の効率が悪くなってしまった。そこを是正しようと言っている。こうしたサービス精神旺盛なのは日本だけだ。サービス残業も日本だけだ。確かに欧米の社員も残業なしで遅くまで働くが日本人とは意図が違う。自分の能力不足を時間でカバーしているだけだ。30代で社長まで行ってしまう国だから、出世も早い。年功も無い。だから、自分の能力以上の仕事を背伸びしてでもこなそうとする。日本人いはそう言うところはない。時間が金だと言う認識を日本人が持つようになれば、仕事の効率は上がる。給与と仕事が連動するように会社の文化を変えるべきだ。

さて、今日は「面子」について話をしよう。中国人の「面子」は日本人のよりも強烈だ。先日、社内の業務の件で、日本人の社員を責めたら、CCで送っていた中国人が誤解して、自分が責められていると思って、強烈に何度もメールして来た。「なぜ私の仕事の落ち度を追求するのか。」と言った内容だ。本人を責めていないのだが、仕事に対する責任意識は日本人とは全く違う。また、怒り方も違う。

また、先日、顧客との通信回線でのトラブルがあった。そのときに社内で、調査したが、原因が分からなかった。その際に今までの仕事の流れも分析した。課題も出て来た。問題もあった。誰が責任かとなった時に中国人は基本的に「私が悪かった。」とは言わない。日本人は直ぐに謝ってしまう。日中の政治問題の経過を見ていると歴然だ。日本人が何でもかんでも謝罪してしまう。中国人は謝罪しない。そこで、我々はだから中国人は嫌いだと言ってしまわない事だ。嫌いとか悪いとか言ってしまうとそこで、すべてが終わってしまい話が継続できない。

私の会社では中国人に問題がある場合にはかならず、中国人の上司から問題を指摘させるようにしている。「面子」にからむ問題を日本人に担当させない。日本人はこう言う事を理性的に理解できない。どうしても感情的になってしまう。そうでなくても、日本人は情が絡みやすい。中国人はもっと頭に血が上ってしまう。こういうと、「日本人にこう言う風に中国人に対応するべきだ。」と言うことしかここには書いていない事に不思議に思う人がいるに違いない。

そのとおりで、何でもかんでも日本人が中国人にたいしてどう対応するべきかを言うべき事ではないかも知れない。しかし、ここでの私の意図は日本人のグローバル価値観をどう体得するかと言う視点でしか見ていない。中国人のなおすべきと言うか、なおせない課題と言うかあげればきりがない。ここではそれが趣旨ではないので、中国人から我々が学んだり、中国人の価値観を理解したり、習慣、習性を理解し、どう取り入れるのか、理解にとどめるのかをここで議論している。そこをあらかじめ了承してほしい。

明日は「協調性」。これが「なぜ日本人が中国人を嫌うのか。」の最後になる。大連研修が始まるので、明日でないかも知れない。その可能性の方が大きい。

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プロフィール

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プロフィール

海野 恵一
1948年1月14日生

学歴:東京大学経済学部卒業

スウィングバイ株式会社
代表取締役社長

アクセンチュア株式会社代表取締役(2001-2002)
Swingby 最新イベント情報
海野塾のイベントはFacebookのTeamSwingbyを参照ください。 またスウィングバイは以下のところに引っ越しました。 スウィングバイ株式会社 〒108-0023 東京都港区芝浦4丁目2−22東京ベイビュウ803号 Tel: 080-9558-4352 Fax: 03-3452-6690 E-mail: clyde.unno@swingby.jp Facebook: https://www.facebook.com/clyde.unno 海野塾: https://www.facebook.com TeamSwingby
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