2009年03月

2009年03月30日

テポドン その4

昨日は小石川後楽園に行ってきた。スケートの仲間と一緒に。桜が数本咲いていたが、公園は人でごった返していた。パーティは1時から4時まで。2次会は行かないで、帰ってきた。今朝は1時間ほどしかできないが、今日の午後は書けるかもしれない。

North Korea's Missile Gambit 「危険度が高い優位になるための策」の続きだ。

選挙期間中とクリントン国務長官指名承認公聴会での激しい言葉は断固たる措置で、対応されるのだろうか。

アメリカが何をするべきか。

北朝鮮の行動は挑戦的であり、非生産的であることを強調し、平壌を交渉の相手としての実行力を疑問視する。平壌の要求に従ったアメリカの「敵対政策」ではなく、北朝鮮の威嚇した好戦的態度が交渉の足手まといになっていることを強調したい。

ミサイルの発射とか黄海上での海軍の対立などのいかなる北朝鮮の挑発に対してアメリカは同盟国を守ることを確約する。

もし北朝鮮のミサイルがアメリカの領土に近づいたならば、ロバート・ゲーツ国防長官が撃ち落とすと言った公約を強調したい。

北朝鮮のミサイルの脅威があるので、アメリカ、日本、韓国はミサイル後防衛システムを継続的に開発し、展開する必要性があることを強調したい。オバマの国防長官がミサイル防衛を示唆したが、もしその開発中にオバマが執務室にいたとしたら、その予算をつけなかっただろうということは皮肉だ。

北朝鮮のミサイルの近隣諸国に他する脅威を取り除く交渉を再開しようとしていることを宣言する。しかしながら、そのような交渉は包括的に、ミサイルの開発、配置、拡散を抑制するものであって、ミサイル技術を輸出しないという条件で、現金を支払うような、単なる交換条件を模索するものであってはならない。そのような交渉は6カ国協議での非核化要求から目をそらすものであってはならない。

すべての国連の各国は既存の要求を完全に実行することを要求する。北朝鮮の発射は国連決議1695並びに1718の明らかな違反だ。それに答えて、米国は国連憲章7章42条の強制的な制裁と軍事力の行使を許可する追加の決議を行うよう強く要求するべきだ。

財務、軍事、法的措置並びに諜報組織からなる多国間による取り組みを始め、北朝鮮のミサイル並びに大量破壊兵器の開発ならびに拡散に関与する外国企業と政府並びに北朝鮮を制裁する。

上記勧告を厳守するためにはアメリカが平壌、アメリカのアジアの同盟国、世界に「核の北朝鮮は容認できない。」という明確なメッセージを送ることによって確実なものとすることができる。

彼がここまで書いているので、オバマ政権がここまでやるだろうか。もう少し他の人の意見も聞きたい。日本はせいぜい、迎撃する事しか出来ない。しかも、日本の上空、50kmとか100kmもあり、あたる確率は高くないようだ。あたったとしても、こんな上空だから、実践の実感がない。あたったのか、落ちて来たのかわからない。彼が言うように、北朝鮮に対する制裁をどうするかであろう。拉致問題がいつまでも手が付けられないし、先般、拉致された2人のジャーナリストもいる。

北朝鮮が国連の名の下に武力行使する事は中国があるから考えられない。また、オバマはブッシュとは違い、北朝鮮を悪の枢軸として、武力行使はしないだろう。さてどうなるのか次の記事を探してもよう。




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2009年03月29日

テポドン その3

昨日はチャイナリスク研究会に来ていただいてありがとう。11名が参加した。前回とは違い、活発な議論ができた。来月はこのテポドンともう一つがテーマになりそうだ。

危険度が高い優位になるための策

ミサイル発射は危険度が高い優位になるための策だ。北朝鮮がテポドンのミサイル発射に成功したら、アメリカならびにアジアの同盟国にとっては危険な存在に代わるだろう。テポドン・ミサイルは1998年と2006年に発射され、2006年の核実験では部分的に成功しただけだった。

核弾頭を持って理論的にアメリカに到達することができるミサイルの発射が成功すれば、減少しつつある北朝鮮の軍事脅威に対する認識は逆転するだろう。国際的は緊張が高まることによって、北朝鮮が非核化を確約することに対する要求が弱まるだろうと平壌は計算している。平壌は国際的な怒りを緩和するために、1998年同様、これは民生用の人工衛星の発射だと主張するだろう。

一方で、長距離弾道ミサイルが失敗すれば、深夜番組のコメディアンに再びネタを提供するばかりではない。北朝鮮に対する軍事脅威に対する認識はさらに減少し、交渉の手段は弱まるだろう。そのような失敗はミサイルの交渉もしくは六カ国協議の進展に緊張感を欠くことになる。平壌はどこにでも緊張を増すことによって、埋め合わせをすることはできる。たぶん、1999年と2000年におこったような、韓国との海軍対立を引き起こすことも考えられる。

このミサイル発射はオバマ政権の最初の外交政策に対する試練となるであろう。バラック・オバマは選挙期間中に「もし北朝鮮が義務を果たさないのであれば、棚上げにされてきた制裁を再び速やかに課さねばならないし、今後の新たな制限を考えなければならない。」と宣言している。この大統領は北朝鮮のミサイル発射にどう反応するのだろうか。

後は夕方。これからインラインスケート。花見だ。


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2009年03月28日

テポドン その2

北朝鮮が優位になるためのミサイルによる策
ブルース・クリンガー(元北朝鮮担当のCIAで、ヘリテッジ・ファンデーションのアジア研究所の北アジア・リサーチ・フェロー)
http://www.heritage.org/Research/AsiaandthePacific/wm2295.cfm

このミサイル発射は北朝鮮独裁政治に対するアメリカと韓国の政策を緩和するために、プレッシャーを与えようとしたエスカレートした活動だ。言うまでもなく、これはオバマ政権をひどく当惑させ、クリントン長官がアジア歴訪する前に、オバマ大統領が選挙期間中に持っていた強い姿勢の一部を譲歩するように思われた。

平壌は核交渉により協調的な姿勢は持たないということをオバマ政権へのシグナルうを送っている。

ターゲットは:北アメリカ

科学者はこの長距離弾道のテポドン一号、二号について、潜在的なほかの種類も含めて、その距離と核弾頭の可能性についてはわからないといっている。米国諜報機関が出した、2001年の国家諜報評価によると、2段階式のテポドン2号は数百キロの核弾頭を10000キロ運ぶことが可能で、アラスカ、ハワイ、そして米国大陸の一部が圏内となる。この報告書では3段階式になると、飛距離は15000キロとなり、核弾頭を付けたミサイルは北米に到達することができる。

実際には北朝鮮はミサイルを発射するつもりはない。というのは平壌は非生産的な段階を飛び越えて、緊張関係を高めることなしに、外交目的を達成しようとしている。2006年のテポドン2号の発射では同盟国の北京政府を怒らせ、結局、北京政府は北朝鮮に対する米国がスポンサーした国連決議に同意することになってしまった。

ミサイルテストの設備の状況が人工衛星で監視され、発射準備として理解されているので、平壌はこの緊張を高めることが米国と韓国の交渉姿勢を弱めるであろうと希望している。結局のところ、2008年後半に北朝鮮がプルトニウムの再処理を実行すると脅したら、ブッシュ政権は軟化したことがあった。

また、北朝鮮のこうした行動はクリントン政権の終わりにやめてしまった2国間交渉を再開しようとしている。その当時、平壌はミサイルの輸出を中止する代わりに、毎年、10億ドルを要求した。米国はその要求を拒否し、より包括的な協議を模索した。しかしながら、北朝鮮の首脳会議の要求、平壌での2000年10月のオルブライト国務長官との協議の詳細検討の拒否、2000年11月のクアラルンプールでの二国間会議は北朝鮮が主体的に行動しようとしていることを決定づけた。




今日は朝は会社で会議があり、午後はこのチャイナリスク研究会がある。このCIAの記事はまだあるので、続きは明日になってしまうかもしれない。





swingby_blog at 09:32 

2009年03月27日

テポドン その1

まずは最近、北朝鮮から、宇宙衛星ともミサイルとも噂されているものが来週から再来週にも発射される。その最新記事を拾ってみたい。中国がどのような動きをするかも注目したい。まずはTepodonかと思ったが、そうではなくて、Taepodongだった。まずは共同通信のニュースをヤフーニュースから。今朝はまだ3時なので、7時までは4時間あるから、このニュースはまとめることがで来る。ようやく、まともな時間が取れた。ニュースの全訳ではない。また、途中でコメントを入れるので、注意してほしい。

北朝鮮は4月発射のためにロケットを配備した。
2009年3月27日

北朝鮮の東海岸でのロケットの発射準備は緊張を徐々に高めてきている。国連の禁止したことに違反することになり、深刻な結果をもたらすとワシントンはこの4月を前に警告した。平壌は人工衛星Kwangmyongsong-2を北朝鮮の議会の就任式の夜そして金日成の4月15日の誕生日に軌道に乗せるように設計していると言っている。しかしこれは長距離弾道ミサイルと同じ技術で、アラスカまで攻撃でき、その試射だとも言える。ロケットの頭にカバーが被せてあるので、核弾頭かどうかは予測の域を出ない。

国連安全委員会は2006年にいかなる弾道ミサイルの活動を禁止している。このことを国務長官のクリントンはこの水曜日に北朝鮮に警告を出している。これに対して、北朝鮮は今まで協議してきた原子力の無能化を逆戻りさせることになると言ってきている。北朝鮮の朝鮮中央通信によれば、この人工衛星発射に対するいかなる妨害は軍縮協議の即時無効を意味すると北朝鮮の外務省は26日の夕刻に言っている。

ここでの軍縮協議と訳したが、英語ではdisarmament agreementsで、あれっと思ったのだが、北朝鮮は核弾道の開発を一時停止するような雰囲気で、言っているように思う。日本人が今までの北朝鮮との6ヵ国協議に対する認識では原子炉の問題だという認識だったが、ここでははっきり核開発の中断と言っている。

シンクタンクの国際危機グループのアナリストであるダニエル・ピンクストンによると、平壌の意図は核開発に対してオバマ政権との直接取引をしたいのでこうした注意を引くような行動に出ていると言っている。

今日本の報道はこのミサイルを撃ち落とすことばかりに関心があるが、なぜ北朝鮮がこうした行動をとろうとしているのかについては触れていない。そうした意味では興味深い。

今の6ヵ国協議は原子力開発プログラムをやめる代わりに、物的な援助を受けるような話し合いが続いているが、北朝鮮はこれに満足していない。これを回避する手段としてオバマ政権と直接行使しようとしている。

またここで、アメリカ人であるが、中国系と韓国系の2人が北朝鮮の国境で、拘束された。この2人はアル・ゴアの会社のジャーナリストで、北朝鮮に不法侵入したらしい。ピンクストンは「北朝鮮にとっていい時期とは言えないが、原子力問題での取引で、アメリカに対して北朝鮮の交渉の立場を良くした。」と語った。

韓国メディアによれば、アメリカのスパイ衛星が2日前に、このロケットを把握し、ワシントンの反テロ諜報機関はロケットが配置に付いてることを確認した。韓国の朝鮮日報によると、外交筋によれば、3、4日で「技術的には」発射が可能だそうだ。ロケットの頭部にカバーをかけているのはより関心を集めるためだと北朝鮮研究大学教授のYang Moo-jinが言っている。フランス外務省報道官のFrederic Desagneauxはいずれにしても、この発射は長距離弾道ミサイル開発貢献することにはなると言っている。

北朝鮮は核弾道をこのミサイルに装着できる小型化の技術はまだ持っていないはずで、核兵器を運搬する道具の成功が目的になる。韓国はこれは地域の安全への脅威であり、国連安全委員会の検討課題だと言っている。一方、中国外務省の秦剛報道官は自制を促し、各当事者が半島の平和と安定に貢献することをしてほしいと述べた。

日本はいかなる危険もおかさなかった。東京は10年前のロケットの発射と2006年の弾道弾ミサイルの発射の失敗に驚いて、発射が失敗したら、その破片とかかけらを撃ち落とそうとしていた。日本の北の沿岸に沿って、役人はホットラインを設置し、安全訓練を行った。三沢空軍基地の米軍は北朝鮮から日本海を横切ってその活動を密に監視していると語った。軍事広報担当官のKim Yong-kyuによると、米国海軍は2隻のイージス艦を釜山港に配備していると語った。日本はミサイル迎撃機を備えたイージス艦を配置し、韓国もまた、発射を監視する駆逐艦を派遣する。

もう時間が来てしまったが、中国の立場はいつも北朝鮮に対してはこんな感じだ。日本の報道によれば、北朝鮮のこのミサイルの発射に対して、イージス艦の海上配備型迎撃ミサイル(SM3)が迎撃するだろうし、多分失敗して、地対空誘導弾パトリオット3(PAC3)で対応までするだろう。北京はどう対応するのだろうか。もしくは北朝鮮の発射そのものを差し止めることができるのだろうか。今日の話は今までの日本語のニュースよりも突っ込んだものを取り上げたつもりだが、
世界がどう見ているのか、時間の経過をとともに、見ていきたい。



swingby_blog at 04:19 

2009年03月26日

チャイナ・フリー その7

鉛入り塗料

鉛入りの塗料は大問題で、偶然とか間違った製造の過失ではない。数多くの中国企業からの大量の「鉛入り塗料のリコール」は「おっと。大失敗しちゃった。」ということじゃあない。中国人はこの鉛塗料の危険を十分に知っているし、鉛塗料は意図的であり、輝度を増し、耐久性、しなやかさ、(そして はい 安いんですね。)ベンジャミン・フランクリンは知っていたよ。彼の書いた手紙にもあったよ。だから、我々はなぜか知っているんだよ。安いんだ。なぜアメリカのマーケットを失ってしまったんだろう。今の政治家、過去は大統領がその問題を買っているからだよ。本当に処罰しようとは思っていない。だから、我々は不平を言ったり、文句を言ったり、子供を守ろうとして、高い価格の安全な玩具とか子供の家具、ベット、小物などを他所のところから買っている。そうでもしなきゃあ、子供たちに「鉛入り塗料を食え。」ということになっちゃうよ。国家安全委員会の鉛と子供のレポートを読んで、決めてくれ。

この文章にはベンジャミン・フランクリンが1786年7月31日に彼が80歳のときに彼の友人に書いた手紙の中にこの鉛の公害の話が添付されていた。http://www.ledizolv.com/LearnAbout/LeadHazards/benfranklin.asp
この当時から、鉛を扱う人たちの病気があったということを書いている。家の屋根のペンキも問題だと言っていた。200年以上の前の話が未だに問題なのは不思議だ。この中国製の鉛入り玩具は有名な話だ。鉛中毒は症状が気づきにくい病気で、子供において、学習能力障害、聴覚障害、成長遅延などの毒性が現れる。米国では、1977年に鉛を含有する塗料の使用が禁止され、ガソリン中の鉛も大半が取り除かれたため、鉛中毒は少なくなっている。それでも、フランクリンがいっているように、古い家では屋根の塗料とか鉛管が使われているため、米国では依然として大きな問題となっているようだ。中国では未だに、義歯に鉛が使われているようだが、今朝、中国人の友人が義歯の加工技師なので、メールしたが、本当だろうか。100円ショップとかおもちゃ屋にもそういった鉛の含有率の高いものもあるようだ。

知っていましたか?知ってくださいね。
http://www.foodqualitynews.com/Food-Alerts/Regulators-investigate-China-imports-for-melamine
2007年5月9日

メラニンは中国人が製品に加えた添加剤であり、そのタンパク質を不正なレベルにまで押し上げてしまった。中国人はタンパク質の成分を偽り、危険な製品を売ろうとしている。「メラニンはプラスチックの中にある工業化学品である。米国政府はこの化学品が中国からの小麦グルテンとか米タンパク質に不正に添加されていることを見つけた。米国は現在こうした化学品を飼料のタンパク質のレベルを押し上げる添加剤として使用している輸出業者からの輸入を差し止めた。」
「米国では米国食品医薬局が先週、輸入警告指針を出し、中国からの大多数の小麦、米、トウモロコシ、緑豆を規制の対象とした。この警告は国境検査当局にそれらの輸入品を検査せずに引き止める権限を与えた。」

こうしたメラニンの問題は2008年12月に中国税関総署は中国の乳製品の輸出量が10月、三鹿製粉ミルク事件の影響で9割以上減少したこと発表している。例の粉ミルクにメラニン入れていた事件だ。三鹿集団が販売を手がける一部の粉ミルクに、汚染物質が混入していて、被害者への賠償金支払などで債務超過に陥って三鹿集団は倒産した。こうした事件がおこる前に、欧米ではこのメラニンが混入している食品の輸入を禁止していた。

日本では有害物質メラミンが混入した恐れのある中国メーカーの牛乳が丸大食品(大阪府高槻市)の総菜などに使われていた問題で、同社は新たに混入の可能性がある総菜2商品の自主回収を発表した。ということで、2008年9月21日の日経新聞が書いているが、欧米のような対応を厚生労働省はしていなかったようだ。この事件が起こってから監視を強化している。

中国では中国製の粉ミルクを飲ませなくなった。こうした食品公害は中国人も同じ意識だ。ただ、そうした問題意識をどの時点で持つかということはこの記事を読んでいるときに気がついた。2年も前から、欧米が輸入禁止していたので、中国政府は動いたのだろうか気になるところだ。日本政府はどうして、この問題に対処しなかったのだろうか。これも気になるところだ。

Diamond Gusset Jeansの宣伝を出している。

このメーカーのジーンズ製造は中国ではなく、アメリカのジョージアで行っている。珍しいケースで、この「チャイナ・フリー」がここで宣伝している。

中国がマテルを非難。
http://www.cbsnews.com/stories/2007/08/22/world/main3194166.shtml?
2007年8月22日

「もしあなたが購買に高い価格を提示するなら工場は高い品質の原材料で、製造する。しかし、価格が低いのであれば、劣った原材料を使うしかない。」と広東省玩具工業協会の副会長Li Zhuomingが言った。米国駐在の中国大使は中国製品の品質を弁護し、報道関係に対して、「煽動した話に嫌悪感を覚える」と咎めた。質の悪い製造業者に責任がないと言う批判だが、その上、ゴミが欲しいなら、それを作って売るよと言っている。さーて、まさしく、彼がそう言うことを言っているんだ。

元の記事はマテルも品質検査をしていないので、双方が悪いと言っている。この玩具の米国への輸出はこの不況で殆ど無くなってしまったようだ。そのため、2000万人の農民工の失業の一部はこのためだ。だから、広東省から米国向けの玩具工場が殆ど倒産してしまったのが現状だ。景気が上向きになっても、こうした低不可価値のビジネスは復興しない。中国はいま産業の高度化を目指しているから、ロボットのようなITがらみの玩具が産業として出現して来るかも知れない。日本企業のようにこの不況にジッと耐える国ではない。産業そのものが新しくなってしまうだろう。

このチャイナ・フリーはまだまだあるが、大体内容は似た者なので、このくらいにしたい。このサイトは一貫して中国製を買うなと言いたいのだろうが、必ずしもそうだはない。このテーマで3月16日から書いてきたので、丁度、11日になる。次は先日来から話題にして来ているが、テポドンにしたい。どういった記事があるのかは見当がつかないが、チャレンジしてみたい。中国がどう思っているか。海外が日本をどう見ているか。も視野に入れて検討してみたい。




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2009年03月25日

チャイナ・フリー その6

さあ、続きを書こう。ちょっとだけだが。

鄭篠萸(Zheng Xiaoyu)の死刑執行
ビジネスウィーク 2007年9月10日

中国国家食品薬品監督管理局の鄭篠萸元局長は薬品の承認に際して、収賄を行った事にたいして、有罪が宣告され、北京市最高人民法院によって断固とした動きがあった。しかしそれはなぜか?誰がその収賄のメッセージを受け取ったのか。その局の中国人だったという人もいる。すなわち、あなたの局を順番にかそれとも狙う弾を手に入れたからか。

しかしながら、対外広報の人気取りかそれぐらいのもんだったと思う。世界は中国人が製品の安全についてどれほど真剣かを推測した。「なぜ彼らがこの局長をさしたのか!」彼らは連日のように人をさしているよ。中国製品の印象を良くしようとして、彼がさされたのではないと思う。「ワオ!高級官僚の野郎をさしたので、彼らはより安全に違いない。だから、私は本当に気分がいい。」あなたはどう?私はそうじゃあないよ。中国の人は上司からの命令なしでは動かないよ。あなたがトップに上り詰めるまで、ランクが上がるほど、命令が多くなるよ。だから、これはトップの責任だ。やっぱり、チャイナフリーで暮らそう。

この英語は分かりにくいので、日本語もわかりにくい。要はこの局長は部下から「さされた」ということだ。そうすれば、彼らは安泰だからだ。確かにそうだ。密告して、自分の身を守ったという想像はいかにも中国らしい。10000の薬の卸業者と23万の薬屋。政府は統合すると入っているが遅々として進んでいない。中央政府の改革に対して、地方政府は汚職だらけだ。こうした状況にも関わらず、外資企業は多大な投資をこの中国にしている。

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プロフィール

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プロフィール

海野 恵一
1948年1月14日生

学歴:東京大学経済学部卒業

スウィングバイ株式会社
代表取締役社長

アクセンチュア株式会社代表取締役(2001-2002)
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海野塾のイベントはFacebookのTeamSwingbyを参照ください。 またスウィングバイは以下のところに引っ越しました。 スウィングバイ株式会社 〒108-0023 東京都港区芝浦4丁目2−22東京ベイビュウ803号 Tel: 080-9558-4352 Fax: 03-3452-6690 E-mail: clyde.unno@swingby.jp Facebook: https://www.facebook.com/clyde.unno 海野塾: https://www.facebook.com TeamSwingby
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