2011年05月

2011年05月31日

ファタハとハマスの合意2

金融庁の深山さんのコメントにもあったが,そろそろ,8時テレビも始めたので、このブログを売り出しても良いのではないかと思い,それと、今の日本の憂えて,日本人の勇士を募らねばならないと言う危機意識がこのブログのタイトルを変えた。今のままの日本では本当に世界の極東になってしまう。我々は今,日本をなんと かしなければならない。そうはいっても,一朝一夕には行かないが、今から努力しなければ,いつまでたっても,日本人が世界の仲間に入れてもらえない。それでは問題の解決どころか問題の所在さえも理解してもらえない。東北大震災の一時金が一人10ドルと言う欧米の報道は単に貨幣価値の間違いとは思えない。我々が馬鹿にされているとしか思えない。

今まで、コンサルタントをして来て、本社の30%の効率化を数多くして来た。本当のことを言うと、日本の本社はどこの本社も業務マニュアルがない。そんな本社が本当は何をしているのかわからない。だから、そうした効率化をする前に何をしているのかわかるようにしなければならない。それが私の仕事で、BPOと言っているが、本当はBPOではない。非定型業務を定型化する仕事だ。だからBPO企業がBPOを出来るようにする為の前処理業だ。あえて言えば、Bridge BPOだ。このブログも一緒だ。何が日本の問題かをわかる為には欧米の人の考えがわからなければ議論も始めようが無い。それが今の日本の問題だ。それは文化が問題だが、その文化を変えることは容易ではない。さて、
昨日の続きを始めよう。

A trickier problem concerns prisoners: Although the agreement signed on Wednesday makes no mention of the issue, it has been reported that the two factions were seeking agreement to release Fatah prisoners held in Gaza, and Hamas prisoners held in the West Bank. The latter represents a huge security challenge, however,  because the PA security forces in the West Bank, coached and funded by the U.S. and assisted by the Israelis, have detained hundreds of Hamas activists. Israel won't accept their release, and could well move to grab them itself -- which would provoke a security crisis.

より微妙な問題に捕虜の関係がある。:水曜日に調印した協定にはその問題の事は何も言っていないが,ガザに収容されているファタハの捕虜を釈放し、ウェストバンクに収容されているハマスの捕虜を釈放する協定を2つの派閥が求めていると言う報告があった。 しかしながら、後者は非常に大きな安全保障上の挑戦であり,と言うのはウェストバンクのパレスチナ政府の公安部隊はアメリカから指導と資金提供を受け,イスラエルに支援されて,ハマスの数百人の活動家を拘留してきた。イスラエルは彼等の釈放に同意しないし,彼等自身で彼等を容易に捕えて連れて行く事が出来るだろう。-- それは安全保障の危機を引き起こすだろう。

Washington has been building Palestinian security forces and the governing capacity of Fayyad's administration as part of a war against Hamas. Now that Abbas has called a halt to that war, it's far from clear how the security architecture on the West Bank will change -- and the agreement is vague to the point of being inscrutable on this issue, specifying only that Abbas would form a "Higher Security Committee" of professional officers based on consensus. (This could mean, simply, that Hamas security forces remain in control of Gaza while Fatah's control the West Bank, and Hamas maintains its informal cease-fire with Israel.)

ワシントンはハマスに対する戦争の一部としてパレスチナの公安部隊とFayyadの政権の統治能力を作ってきた。アッバスがその戦争の停止を求めてきたが、ウェストバ ンクの公安の構造どのように変化するのかまったく曖昧である。-- そして協定がこの問題に対してどうして良いかわからない点には曖昧である。アッバスは意見の一致に基づいた専門的な委員による「より高度の安全保障委員会」を創設するだろうと言う事だけを明記している。(この事は単にハマスの公安部隊がガザを管理し、ファタハがウェストバンクを管理し,そしてハマスはイスラエルと非公式に停戦を維持すると言う事を単に意味しうる。)

But the security issues also cloud the political ones: The reason that the Palestinian Legislative Council has not met, for example, is that Israel has locked up enough legislators from the Hamas majority to prevent a quorum being achieved. (That's suited Abbas until now.) Even now, Israel holds enough of those legislators to prevent Hamas seating a legislative majority. And, of course, Israel has hardly bought into Abbas' new deal with Hamas.

しかし、安全保障問題はまた、政治問題にくらい影を投げかける。:パレスチナ立法評議会が開催されていない理由は、例えば,イスラエルが定員数を達成しないようにハマスが過半数を取らないように議員を拘留してきたからだ。(この事は今までアッバスに都合が良かった。)現在ですら,イスラエルはハマスが議員の過半数を取らないようにするためにこれらの十分な数の議員を拘束している。そして、勿論,イスラエルはハマスとのアッバスの新しい取引を持ち込ませないできた。

A democratic election a year from now would require political freedom in both Gaza and the West Bank -- something tolerated neither by Hamas nor by Fatah. Even if both sides changed their authoritarian ways, would the Israelis allow Hamas to campaign openly in the West Bank and East Jerusalem? Unlikely. And no matter what Fatah and Hamas agree, the Palestinian polity continues to operate within limits set by the Israeli occupation.

今から一年に一度の民主的な選挙はガザとウェストバンク双方の政 治的な自由を必要とするだろう。ー ハマスにもファタハにも許容出来ないことだ。仮に双方が彼等の独裁的なやり方を変えたとしても,イスラエルがハマスにウェストバンクと東イスラエルに自由に選挙運動を許すだろうか?ありそうにない。そして、ファタハとハマスが何を合意しようとも,パレスチナの政治体制はイスラエルの占領によって決められた制限の中で機能し続ける。




It's also worth remembering that this is not the first Hamas-Fatah unity agreement: Indeed, it was precisely the breakdown over implementing the last one -- brokered by Saudi Arabia in early 2007 -- that triggered the violent power struggle that saw Hamas take control of Gaza. It's quite conceivable that this one will break down, too.

これが最初のハマスとファタハの統一協定ではない事もまた覚えておく価値がある。:実際に、それは前回の協定の実行でまさに決裂が あった。-- 2007年の早い時期にサウジアラビアの仲介で、-- それは暴力に訴えた力の争いを引き起こし、ハマスがガザを制圧することになった。今回も破綻を来すと言う事もまったくあり得ない事ではない。

Then again, what's different now is the fact that Mubarak has gone -- and with him a willingness of the Egyptians to enable a war against Hamas -- swept away by an Arab spring that no longer tolerates its leaders cooperating with U.S. and Israeli interests at the expense of the Palestinians. Then there's the growing recognition in the West and the Arab world that the Bush Administration's policies aimed at toppling Hamas have failed. And, of course, the fact that Hamas-Fatah reconciliation is the key consensus demand of the grassroots base of both parties.

しかしまた、現在異なった事はムバラクがいなくなり、-- そして彼とともにハマスに対して戦争を可能とするエジプト人の意欲もなくなり-- アラブの春によって一掃され,もはやパレスチナ人の費用でアメリカやイスラエルの利益に協力する指導者達を許容しなくなったと言う事実である。それからハマスを倒そうとした目的のブッシュ政権の政策が失敗してきたことを西側諸国とアラブ世界のなかで増大する認識がある。そして、勿論、ハマスとファタハの和解が主要な大多数の意見であると言う事実が双方の派閥の民衆に根ざした基盤を要求している。

So, even while there'll be plenty of roadblocks and land-mines along the way, the unity government appears to signal a new path by the Palestinian leadership that takes it increasingly outside of Washington's orbit. The "peace process", as we knew it, is dead, and the rules of the Middle East game have changed. That doesn't necessarily mean no peace, but it does mean that getting there will require a new process whose terms may be quite different.

だから、途中で、多くのバリケードや地雷があっても、挙国一致政府はパレスチナの指導者によって、明らかに新しい道を示し、ますます、ワシントンの軌道の外に出て行く。我々が知っているような、この「平和プロセス」は死んでいるし、そして、中近東のゲームのルールは変わって来ている。それは必ずしも平和を意味しなくはない。しかし、それを得ることは全く異なっているかもしれない条件の新たなプロセスが必要となることを意味するのだ。

以上でこの記事は終わり。この記事では本当にイスラエルはハマスにパレスチナ国家の形成に参加させることを許すのだろうかと言う疑問が出てくる。2007年にもハマスがガザ地区を占領することで、この和平交渉は終わった経緯があるし、今回もそういうことが起こらないと言う保証は無いと言っている。さてどうなるのだろうか。今日はこれまで。明日は同じテーマだが、別の記事を扱う。ではまた明日。











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2011年05月30日

ファタハとハマスの合意

昨日は一日雨で、英語の勉強以外はFacebookの人脈作りをしていた。今までの会社のデータベースは優に1万人は越えているが、果たして、これからの私の交友関係として何人が有効かは疑わしい。なぜかと言うと、それは私の過去の付き合いだからだ。この東北大震災を機会に、すべての関係、資料、情報、媒体を変えている。このFacebookもその手段に一つだ。慣れないので操作のミスがあって、迷惑をかけてしまうケースも多々あるが、この場を借りてお詫びをしたい。

8時テレビの宣伝をしたい。ともかく、一ヶ月に、 1000人ぐらいのネットワークを作りたい。半年で、一万人。このブログは大体100人だが、もともと内容が難しいのでそう増やせない。8時テレビは違う。内容は難しいが、話な ので、娯楽性がある。だから誰が見ても、面白い。このブログはオバマさんと一時間話が出来るようにする為なので、難しいのはしょうがない。このブログのタイトルも今日からそう変えた。さて、今日は最もホットなパレスチナだ。これはタイムの記事だ。では始めよう。

Fatah-Hamas Agreement Starts Palestinians on a Rocky Road to Independence
ファタハとハマスの合意は独立に向けて岩場の道の上のパレスチナ人を始動させる。

Ignoring the objections of Israel and the United States, the rival Palestinian movements Fatah and Hamas have agreed to bury their differences - well, not exactly bury them, but at least to pursue them through democratic competition, rather than via a civil war. Hamas won the last elections, in January 2006, but Fatah -- spurred on by the Bush Administration -- refused to allow the Islamist party to govern. The resulting standoff ended in a violent showdown in 2007 that saw Hamas militias take control of Gaza.

イスラエルとアメリカ合衆国の反対を無視して,対抗しているパレスチナの組織であるファタハとハマスが彼等の意見の相違を葬り去るために合意した。ー さて、正確には葬り去るのではなく少なくとも、内戦よりかは民主的な競争を通じて,それ(相違)を追求するために。ハマスは2006年1月に先の選挙で勝ったが、 ファタハがー ブッシュ政権によって刺激されて,ー このイスラム教過激派に管理をゆだねる事を拒否した。この結果として生じた行き詰まりはハマスの軍隊がガザを管理したことになった2007年の暴力的な対決で終了した。

Since then, an authoritarian Fatah administration has run the West Bank, while an authoritarian Hamas administration has controlled Gaza. But despite Wednesday's promises to "close a dark chapter" in Palestinian history, it's not entirely clear just what Fatah and Hamas have agreed, and how they plan to overcome some of the major obstacles on the ground to implementing the accord.

それ以来,独裁主義のファタハの政権はウェストバンクを運営してきていて,一方で,独裁主義のハマスの政権はガザを管理してきた。しかし、パレスチナの歴史の「暗黒の一章を閉じる」ための水曜日の約束にも拘らず,ファタハとハマスがたった今合意した事と協定を実行するための現場での幾つかの主要な障害を彼等がどのように克服する計画をするかが完全にははっきりしていない

The broad outlines of the new accord, brokered by Egypt's post-Mubarak military rulers who have broken from the U.S.-Israeli script on Hamas, are simple enough: Fatah and Hamas will pick a unity government composed of unaffiliated technocrats, tasked with preparing for new elections that will be held within a year. President Mahmoud Abbas will remain in his executive position despite his term of office having expired, as will the Hamas-dominated Palestinian legislature, whose term has also expired.

新しい協定の大まかな輪郭はエジプトのムバラク後の軍の統治者によって仲介され,彼等はハマスに関してのアメリカとイスラエルの台本を廃棄したが、いたってシンプルだ。:ファタハとハマスは無党派の技術系出身の政治家から成る挙国一致政府をとるだろう。彼等は一年以内に行われる新しい選挙の準備の任務を負う。Mahmoud Abbas大統領はハマスが支配する議会も任期が切れているように、彼の任期が失効しているけれども、彼の幹部としての地位はそのままだろう。

Abbas would be free to pursue any negotiations with Israel - although the peace process was on the rocks even before the Palestinian unity agreement, which the Israelis say precludes talks with Abbas. Political negotiations with Israel are conducted not by the Palestinian Authority, but by the Palestine Liberation Organization (PLO) of which Abbas is the chairman.

アッバスはイスラエルとどのような交渉も自由にできるだろう。ー 平和のプロセスはパレスチナ統一の合意前ですら座礁に乗り上げているが,イスラエルはこのプロセスがアッバスとの対話を邪魔していると言っている。イスラエルとの政治交渉はパレスチナ政府ではなく、アッバスが議長のPLOによって行われている。

Hamas is not part of the PLO, although its leaders have been agitating for a democratization of the body recognized by the United Nations as the "sole legitimate representative of the Palestinian people." The new agreement instructs the unity government to prepare not only for new PA elections, but also for Palestine National Council (PNC) elections -- the PNC is the broad leadership body of the PLO, although it has never been directly elected.

ハマスはPLOの一部ではなく、その指導者達は「パレスチナ人民の唯一の合法的な代表」として国連によって認められた団体の民主化のために運動してきたのではあるが。この新しい合意は挙国一致政府が新しいパレスチナ政府の選挙だけでなく,パレスチナ国家評議会(PNC)の選挙も準備するように指示している。ーこのPNCは直接に選挙された事は決してなかったが,PLOの幅広い指導的組織体である。

Wednesday's agreement specifies that the unity government not operate in conflict with the PLO leadership, which would mean it can't prevent Abbas from negotiating with Israel or from going to the U.N. General Assembly in September to seek recognition of Palestinian statehood. Not that Hamas intended to do that, anyway: Hamas officials say they won't object to further peace talks, despite their abiding skepticism that such talks can produce any gains for the Palestinians.

水曜日の合意は挙国一致政府がPLOの指導者と対立して活動しないことを明記していて,その事はアッバスがイスラエルと交渉したり、パレスチナが国家である事の認知を求めるために9月に国連総会に行く 事を妨げることができない事を意味する。ハマスがそれをする事を意図していない、いずれにしても。:ハマスの当事者達はそのような話し合いがパレスチナ人達に何らかの利益をもたらすかどうか永続する懐疑的な態度ではあるけれども,更なる平和の話し合いに反対はしないと言っている。

And, as Hamas leader Khaled Meshal said at the signing ceremony, "Our aim is to establish a free and completely sovereign Palestinian state on the West Bank and Gaza Strip, whose capital is Jerusalem, without any settlers and without giving up a single inch of land and without giving up on the right of return (of Palestinian refugees)." As a negotiating position, that may be a non-starter for Israel, but it remains within the bounds of the two-state concept.

そして、ハマスの指導者Khaled Meshalが調印式で言ったのは「我々の目的はウェストバンクとガザ地区に自由で,完全な主権を持ったパレスチナの国家を樹立する事であり,その首都はエルサレムである。如何なる移住者もなく,そして国土の一インチたりともあきらめる事なく,そして(パレスチナ難民の)帰還の権利をあきらめる事なく。」 交渉の立場としてはそれはイスラエルにとって絶対にありえないかもしれないが,2つの国家の概念の境界線上の中にはある。

On the new government, Hamas has insisted that Prime Minister Salam Fayyad, a Western favorite, cannot keep his job. That demand may enjoy considerable support even within the Fatah leadership, much of which sees the former World Bank official as having been appointed Prime Minister at the behest of the Bush White House in 2006, rather than elected by Palestinians. But because Fayyad is a trusted conduit for Western aid monies to the PA, Abbas may hope to keep him on as finance minister. (Fayyad is not a affiliated with either Fatah or Hamas.)

新しい政府の中で,ハマスは西側諸国が支持しているSalam Fayyad首相は留まることはできないと主張してきた。その要求はファタハの指導者層の中でさえ,かなりの支持を享受しているかもしれない。その人たちの多くはパレスチナ人によって選挙されるよりも、以前の世界銀行の役人を2006年にブッシュのホワイトハウスの命令で首相に任命してきたのを見て来ている。しかし、Fayyadはパレスチナ政府にとって西側諸国の助成金のために信頼されたルートであったために、アッバスは彼を財務長官として引き止める事を希望するかもしれない。(Fayyadはファタハとかハマスの系列下ではない。)


今日はこれまで。

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2011年05月29日

パキスタンの諜報機関

昨日大連から戻った。たかが、4日間だったが、日本が久しぶりのように感じる。研修は密度が濃いので、そう感じるのだろうか。ブログも最近は研修期間でも書いている。だから、研修期間中は一分も無駄には出来なかった。ただし、毎日1時間寝不足になった。今日は台風が来ているので、インラインスケートは出来そうにない。久しぶりに、今日はパキスタンだ。ワシントンポストの記事だ。では始めよう。

In Pakistan, rare doubts about military and intelligence service over bin Laden case
パキスタンで,ビンラディンの場合に軍や諜報機関を疑うことはめずらしい。
By Karin Brulliard, Wednesday, May 4


ISLAMABAD, Pakistan — As neighbors and reporters swarmed the streets around Osama bin Laden’s compound this week, men in sunglasses and white tunics lurked about on motorbikes. Residents presumed they were Pakistani intelligence agents, there to keep tabs on who spoke to whom. That counted as nothing unusual in a nation where the security establishment has cultivated an image as a nearly omnipresent force that is watchful above all of foreigners who go near military installations.

ISLAMABAD, Pakistanー この週末はオサマビンラディンの屋敷の回りの通りに近隣の人々や記者達があふれたので、サングラスをかけて、白い制服を着た男達がバイクに乗ってうろついていた。彼等はパキスタンの諜報員だと住人は思っていて、そこで、誰が誰に話をしているのか監視している。そのことは国の中で特異なものとしてではなく見なされていて、この公安組織は近くのどこにでもいる軍隊としてのイメージを育んで来ており、軍事施設の近くに来るすべての外国人に対して監視している。

Yet given the choice between pleading incompetence or complicity in bin Laden’s years-long stay in the garrison city of Abbottabad, Pakistani authorities have opted for the former. It is an explanation that strains credulity for many international observers, including U.S. policymakers, who have demanded an investigation into whether Pakistan sheltered the al-Qaeda leader.

さらに、Abbottabadの要塞都市の中にビンラディンの長い年月の滞在において、嘆願するような無能もしくは 共犯のいずれかを考えれば、パキスタン当局は前者を選んできた。それはアメリカの国会議員たちも含めた多くの国際観察者にとってとても信じがたい説明であ り、彼等はパキスタンがアルカイダの指導者をかくまったかどうかの調査を要求している。

Pakistanis have been more inclined to believe that their government was unaware of bin Laden’s presence. But the admissions of error by Pakistani authorities have prompted unusual questioning of a central tenet of the national narrative: that the military and intelligence services are untouchable guarantors of Pakistan’s safety.

パキスタン人は彼等の政府がビンラディンの存在に気がつかなかったと信じている傾向がより強かった。しかし、パキスタン当局による間違いを認めることは国家の記述の中核である見解:軍と諜報機関はパキスタンの安全の疑う余地の無い保証制度であると言うことに対して尋常でない疑問が出て来ている。

Some of the discord centers on the United States, which the Pakistani government rebuked for carrying out an “unauthorized” operation when it choppered in Navy SEALs to raid bin Laden’s sanctuary. But in a development that some analysts hope will buoy Pakistan’s weak civilian government, critics — including hawkish retired generals — are also questioning the ability of the nation’s military to protect nuclear facilities, its large defense budget and even its perception of India as an archenemy.

幾つかの不協和音がアメリカ合衆国の中で集まっている。それはパキスタン政府はネイビーシールズ(アメリカ海軍特殊部隊)がビンラディンの聖所を急襲する為にヘリコプターで飛んできた「許可されていない軍事行動」を行ったことを非難したことである。しかし、幾人かのア ナリストの希望がパキスタンの弱い文民政府を元気づける展開の中で、タカ派の退役将軍達も含めて批判する人たちはまた、核施設を保護するこの国の軍隊の能力、その大きな防衛予算そして、最大の敵としてのインドの認識でさえ疑問視している。

Lt. Gen. Hamid Gul — a nationalist former chief of the nation’s primary spy agency and a vocal backer of the Afghan Taliban — has decried Pakistan’s intelligence capabilities. Letters to newspapers have called for explanations from the military, both for bin Laden’s presence and the undetected U.S. raid. MAK Lodhi, a columnist for the News, an English-language newspaper that typically champions the army, called bin Laden’s killing “shameful for every Pakistani, particularly our intelligence outfits, which bothered little to capture the most wanted and hated man on earth.”

Hamid Gul中将はー 民族主義者で、前の国家の主要なスパイ機関の長であり、アフガニスタンのタリバンの代弁者であるが。ー パキスタンの諜報の可能性について公然と非難して来た。幾つかの新聞社への投書ではビンラディンの存在と気づかれなかったアメリカの急襲の双方に対して、 この軍からの説明を要求してきている。通常は軍隊を支持している英語の新聞のthe NewsのコラムニストであるMAK Lodhiはビンラディンの殺害を「すべてのパキスタン人、特に、我々の諜報組織にとって恥であり、彼等は地球上で最も指名手配され、嫌われている男を捉 えようとは殆どしなかった。」と言った。

Many here assume that the Pakistani military took part in the killing and is withholding information about its parti-cipation, perhaps to prevent a backlash from Islamist insurgents, who have targeted the Pakistani state in recent years. “I think the Pakistanis did have some information and idea about the operation. But if it is accepted that they didn’t, it’s very disgusting and shameful on their part,” said Asad Munir, a retired senior official with the Inter-Services Intelligence (ISI) directorate, Pakistan’s top spy agency. “If they didn’t, they need to put their house in order.”

ここでの多くの人々はパキスタン軍がこの殺害に参加し、その参加の情報を隠してるのは多分、過激派の反乱分子からの反動を避ける為であり、彼等が近年はパキスタンの国家を目標にして来ている。「パキスタン人はこの軍事行動についての何らかの情報とか考えを持って いたんだと思う。しかし、もし彼等が持っていなかったことを認めたら、彼等にとってみればそれは極めてむかつくような、そして、恥ずべきことだ。」とパキスタンの最高スパイ機関である、統合情報局(ISI)の理事職だった退役した上級役人の Asad Munirが言った。「もし持っていなかったとしたら、彼等は自分の振る舞いを正す必要がある。」

Pakistan, juggling criticism from various corners, has scrambled to soften the damage through at times mixed messages. While insisting that they had no knowledge of the raid, Pakistani officials maintained that their intelligence cooperation since 2001, and particularly over the past two years, helped lead the United States to bin Laden and dozens of other al-Qaeda operatives in Pakistan.

パキスタンは様々な方面からの批判をこなして来ていて、時には矛盾した報告があり、その被害を和らげる為に対応を急いで来た。彼等が急襲を知らなかったことを主張する一方で、パキスタン当局は2001年以来、特に過去2年において、彼等の諜報活動の協力として、パキス タンにいるビンラディンと数多くのアルカイダの工作員をアメリカ合衆国に導く支援をしてきたと主張し続けた。

In 2003, an ISI official said, spies looking for Abu Faraj al-Libi, another al-Qaeda member, raided a construction site that would become the bin Laden compound in Abbottabad. They found nothing at the time, he said. “We are not apologetic, not in the least, for this oversight, omission, for want of a better word, a failure,” the official said. “Why is it that 10 years’ work goes down the drain with just this one?”

2003年にISIの役人が言ったのはもう一人のアルカイダメンバーであるAbu Faraj al-Libiを探しているスパイ達はAbbottabadのビンラディンの屋敷となった建設現場を急襲した。彼等はその時は何も見つけなかったと彼は言った。「我々はこの見過ごし、手抜かり、他に適当な言葉を見つけるとすれば、失敗に対して、少しも自己弁護はしない。」とこの当事者は言った。 「10年間の仕事がただこの一人の為に失敗に終わったのはなぜだ?」

Other security officials emphasized that the ISI was more concerned with homegrown militants than with bin Laden, whom, they noted, the CIA took a decade to find. Prime Minister Yousaf Raza Gillani, speaking in Paris on Wednesday, said this was an intelligence failure of “the whole world, not Pakistan alone.”

他の公安の当事者達はISIがビンラディンよりも国内の過激派により関心を持っていたことを強調した。CIAは彼を見つけるのに10年要したと彼は言及した。Yousaf Raza Gillani首相は水曜日にパリで話をして、これは「全世界の、パキスタンだけではない」諜報の失敗だったと言った。

Pakistani military officials, meanwhile, also focused on the superior technological capabilities of the United States, which, they said, had helped the CIA find bin Laden and allowed U.S. helicopters to slip in and out of Pakistan unnoticed. “Pakistan is spending billions of dollars on the military and the defense budget, and yet they are incapable of intercepting incursions into Pakistan?” asked Javed Hussain, a retired army brigadier and security analyst. “The authorities will have to do something about it, and soon, before they lose total credibility.”

一方で、パキスタンの軍の当局者達はまた、アメリカ合衆国の優れた技術の可能性に焦点を 当てて、彼等が言ったのは、それによってCIAがビンラディンを発見する手助けをし、アメリカのヘリコプターが気づかれずにパキスタンにこっそり出入りしたりできた。「パキスタンは軍隊と防衛予算に数十億ドルを使っている。そして、今なお、パキスタンへの侵入を途中で取り押さえることができないのか?」と 退役した陸軍の准将で安全保障アナリストのJaved Hussainは尋ねた。「当局はそれについて何かをしなければならないだろう。そしてすぐに、彼等が全部の信用を失う前に。」

The Pakistani military, even while pleading ignorance about the U.S. raid, has argued that it is fully capable of protecting the nation’s nuclear weapons. “You give precedent to the area where you expect the threat from, and therefore you take adequate security measures to ward off that threat,” said Maj. Gen. Athar Abbas, the chief military spokesman. “This place was not considered as a very highly vulnerable area.”

パキスタンの軍はアメリカの急襲について知らなかったことを弁明すしているのに、この国家の核兵器を完全に保護することが出来ると主張している。「あなた(ビンラディン)は危険な兆候が予想されるところに対して(新たな)前例を与えた。そして、それ故にあなたはその危険な兆候を避けるために適切な安全措置を取った。」軍の主席スポークス間であるAthar Abbas少将は言った。「この場所は極めて高い攻撃を受けやすい地域とは考えられていなかった。」

But critics — even some within the government — say outrage about U.S. violations of national sovereignty or bin Laden’s hideout drives the debate away from graver questions about the growth of Islamist radicalism in Pakistan and possible state support for it. One official said Pakistanis should be asking why the dozens of al-Qaeda members arrested in their nation came here in the first place or why the military is more focused on India than on terrorism. “Didn’t bin Laden violate Pakistani sovereignty? He’s not a Pakistani citizen,” the official said. “The questions that need to be asked are, ‘Why did he come to this country? Why did he think this country was a safe haven?’ ”

しかし、批判する人はー 政府の中にさえ幾人かいるがー 国家主権もしくはビンラディンの隠れ家に対するアメリカの侵犯についての憤慨がパキスタンのイスラム過激主義の増大とそれに対しての国家の支援の可能性についての大問題を討論から追い出している。ある役人が言ったのはパキスタンはなぜ彼等の国で逮捕された多くのアルカイダが最初の場所としてここに来るのか, もしくはなぜこの軍はテロよりもインドに焦点を当てているのか尋ねるべきだと言う。「ビンラディンはパキスタンの主権を侵犯しなかったのか?彼はパキスタンの市民ではない。」とこの役人は言った。「尋ねる必要のある質問は『なぜ彼がこの国に来たのか?なぜ彼がこの国が安全な避難場所だと考えたのか?」

Special correspondent Shaiq Hussain in Islamabad contributed to this report.


今日は長かったが、これまで。政権とアルカイダとの関係そして、それをかくまうISI。そうした複雑な関係がこの国に歴史的な背景を持ちながら存在する。簡単ではない。アメリカはそうしたことをわかった上で戦争をしているのだろうが、どう考えても、介入するところではない。しかし、このトライバルエリアをアメリカの正義感が放置できなかったのかもしれない。いや、アメリカと言うより、ブッシュかもしれない。今日はこれまで。








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2011年05月28日

レベル7の原子力災害3

この中国では突然テレビが切れる。CNNを見ていて,中国のニュースで,民主化の活動家のニュースになったら,突然画面が消えてしまった。テレビのスウィッチが切れてしまったのである。さて、昨日は旅順とマブチモーターを見学し、相変わらず,この研修はきつかった。旧日本人街はあらかた壊されてしまったが,それでもまだたくさん残っていて,当時の豊かさをしのばせてくれた。また、勝利広場の地下4階まで広がった岩盤の中の喧噪と活気も味わうことができた。今日は研修最終日で、これから反省会をして,市場に向かう。この市場は低所得者層向けの市場で,なんでもゴミのようなものを売っている。中国の活力もここでは感じとることができる。今日の午後には成田に向かう。昨日から同じテーマだが、もう一日、原子力発電所だ。では始めよう。

Hironobu Unesaki, a nuclear physicist at Kyoto University Research Reactor Institute, said the revision was not a cause for worry, that it had to do with the overall release of radiation and was not directly linked to health dangers. He said most of the radiation was released early in the crisis and that the reactors still have mostly intact containment vessels surrounding their nuclear cores.

宇根崎(うねさき)博信は京都大学原子炉実験所の原子物理学者だが,この(段階の)改訂が心配の種ではなく、その事は放射能の総合的な放出を扱わなければならないということだ。そして、それは健康の危険とは直接リンクしていないと言った。殆どの放射能はこの危機の早い時期に放出され、こ の原子炉はまだ、原子炉の炉心を取り巻くの格納容器の殆どが損傷を受けていないと彼は言った。

The change was “not directly connected to the environmental and health effects,” Unesaki said. “Judging from all the measurement data, it is quite under control. It doesn’t mean that a significant amount of release is now continuing.”

この変化は「環境と健康への影響に直接関係」しなかったと宇根崎は言った。「すべての測定データから判断するとそれはまったく管理下にある。それは重大な量の放出が現在続いている事を意味しない。」

The revision came a day after the government added five communities to a list of places people should leave to avoid long-term radiation exposure. A 12-mile (20-kilometer) radius already had been cleared around the plant.

 人々が長期間放射能にさらされる事を避けるために離れなければならない場所の一覧表に政府は5つの市町村を加えた次の日にこの改訂が出された。発電所の回りの12マイル(20km)の半径は既に解決されていた。

Continued aftershocks following the 9.0-magnitude megaquake on March 11 have impeded work in stabilizing the Fukushima plant — the latest a 6.3-magnitude one Tuesday that prompted plant operator Tokyo Electric Power Co. to temporarily pull back workers.

3月11日の震度9の地震の後の続いた余震は福島原発を安定化させる作業を遅らせた。ー 最近の震度6.3の火曜日の地震は東電のオペレーターに一時的に作業者を引き上げるように促した。

Officials from Japan’s Nuclear and Industrial Safety Agency said that the cumulative amount of radioactive particles released into the atmosphere since the incident had reached levels that apply to a Level 7 incident. Other factors included damage to the plant’s buildings and accumulated radiation levels for its workers.

日本の原子力・安全保安院(NISA)からの担当者達はこの事故以来、大気中に放出された放射能を持った粒子の累積した量はレベル7の事故に適用されるレベルに達していたと言った。他の要素は発電所の建物の損傷並びにそこでの作業者の累積した放射能レベルを含んでいた。

“We have upgraded the severity level to 7 as the impact of radiation leaks has been widespread from the air, vegetables, tap water to the ocean,” NISA official Minoru Oogoda said.The revision was based on cross-checking and assessments of data on leaks of radioactive iodine-131 and cesium-137, NISA spokesman Hidehiko Nishiyama said.

「放射能漏れの影響が大気,野菜、水道水から海洋にまで広がってきたので我々は深刻度の評価を7に上げた。」とNISAの担当者Minoru Oogodaは言った。この改訂は放射能をもったヨウ素131とセシウム137の漏洩データの照合と評価に基づいているとNISAのスポークスマンの西山秀彦は言った。

“We have refrained from making announcements until we have reliable data,” Nishiyama said. “The announcement is being made now because it became possible to look at and check the accumulated data assessed in two different ways,” he said, referring to measurements from NISA and Japan’s Nuclear Security Council.

「我々は信頼出来るデータを得るまでは公表を差し控えてきた。」と西山は言った。「この発表が現在なされたのは2つの異なったやり方で評価された累積されたデータを見て、チェックする事が出来るようになったからだ。」と彼は言って、NISAと日本の原子力安全委員会の測定に言及した。

Nishiyama noted that unlike in Chernobyl there have been no explosions of reactor cores at the Fukushima Dai-ichi plant, although there were hydrogen explosions. “In that sense, this situation is totally different from Chernobyl,” he said. He said the amount of radiation leaking from the Fukushima Dai-ichi nuclear plant was around 10 percent of the Chernobyl accident.

西山が言及したのはチェルノブイルと違って、水素爆発はしたが、福島第一原子力発電所で原子炉の炉心の爆発はなかった。その意味ではこの状況は全面的にチェ ルノブイルとは異なる。」と彼は言った。福島第一原子力発電所から漏れている放射能の量はチェルノブイルの約10%だと彼は言った。

However, plant operator TEPCO is still estimating the total amount of radioactive material that could be released, company spokesman Junichi Matsumoto said. He acknowledged that, if leaks continue, the amount of radioactivity released might eventually exceed the amount emitted by Chernobyl.

しかしながら、TEPCOの発電所のオペレーターは放出されうる放射能物質の総量をまだ見積もり中だと、この会社のスポークスマンである松本順一は言った。漏洩が持続すれば放出される放射能の量はチェルノブイルで排出された量をそのうちに超えるかもしれないことを認めた。

The company, under fire for its handling of the accident and its disaster preparedness before the March 11 earthquake and tsunami, issued yet another apology Tuesday.

“We humbly accept this. We deeply apologize for causing tremendous trouble to those who live near the nuclear complex and people in the prefecture,” TEPCO spokesman Naoki Tsunoda said.

この事故の扱いと3月11日の地震と津波の前の災害の備えが非難されているこの会社は火曜日にさらにもう一つの謝罪をした。「我々は謙虚にこれを認めます。我々は原子力のコンプレックスの近くに住む人々とこの県にいる人々に多大なご迷惑をおかけしたことを深く謝罪 します。」とTEPCOのスポークスマンの角田直樹は言った。

In Chernobyl, in the Ukraine, a reactor exploded on April 26, 1986, spewing a cloud of radiation over much of the Northern Hemisphere. A zone about 19 miles (30 kilometers) around the plant was declared uninhabitable, although some plant workers still live there for short periods and a few hundred other people have returned despite government encouragement to stay away.

ウクライナのチェルノブイルでは原子炉が1986年4月26日に爆発し、北半球の殆どに放射能の雲を吐き出した。発電所の回りの約19マイル(30km)の地域は住むことが出来ないと宣言された。幾人かの発電所の作業者は短期間の間、まだ住んでいて、他の数百人の人々は政府が近づくなと勧告しても戻っていたのではあるが。

In 2005, the Chernobyl Forum — a group comprising the International Atomic Energy Agency and several other U.N. groups — said fewer than 50 deaths could be confirmed as being connected to Chernobyl. It also said the number of radiation-related deaths among the 600,000 people who helped deal with the aftermath of the accident would ultimately be around 4,000.

2005年に、チェルノブイルフォーラムはー 国際原子力エネルギー機関と幾つかの他の国連のグループからなるグループだが、ー 50人よりも少ない死亡がチェルノブイルに関連して確証しうると言った。また、この事故の直後の処理を手伝った60万人のうち放射能に関連して死亡した数は最終的には約4,000人であっただろうと言った。

The U.N. health agency, however, has said about 9,300 people are likely to die of cancers caused by radiation. Some groups, including Greenpeace, have put the numbers 10 times higher.

しかしながら、国連の健康機関は約9,300人が放射能が原因のがんで死んだようだと言って来てる。グリーンピースを含めていくつかのグループはその数は10倍以上だとしている。

The Fukushima plant was damaged in a massive tsunami March 11 that knocked out cooling systems and backup diesel generators, leading to explosions at three reactors and a fire at a fourth that was undergoing regular maintenance and was empty of fuel.

The magnitude-9.0 earthquake that caused the tsunami immediately stopped the three reactors, but overheated cores and a lack of cooling functions led to further damage.

Engineers have pumped water into the damaged reactors to cool them down, but leaks have resulted in the pooling of tons of contaminated, radioactive water that has prevented workers from conducting further repairs.

福島発電所は3月11日の巨大な津波で、損傷を受け、この津波は冷却システムとバックアップのディーゼル発電機を不能にし、3つの原子炉を爆発させ、4番目に火災を起こさせ、そこは定期メンテナンスをしていたので、燃料は空だった。 震度9.0の地震は直後に津波を起こさせ、3つの原子炉を止めたが、過熱した炉心と冷却機能の欠如で更なる被害を起こした。技術者達は損傷した原子炉に水をポンプでくみ上げ、冷やしたが、漏洩が汚染された、放射能を持った数万トンの貯蔵水となり、作業者が更なる修理をする上で、阻害することとなった。

A month after the disaster, more than 145,000 people are still living in shelters. The quake and tsunami are believed to have killed more than 25,000 people, but many of those bodies were swept out to sea and more than half of those feared dead are still listed as missing.

災害から一ヶ月、14万5千人以上の人々がまだ避難所で生活している。地震と津波が2万5千人以上の人々を殺したと信じられている。しかし、これらの死体の多くは海に流しだされ、死んだと思われている人々の半数以上がまだ行方不明としてリストされている。

___

Associated Press writers Shino Yuasa and Noriko Kitano in Tokyo and Eric Talmadge in Soma contributed to this report.


以上。明日は東京からだ。明日はテーマを戻して、パキスタン当局とオサマビンラディンだ。ではまた明日。




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2011年05月27日

レベル7の原子力災害2

昨日は新天地を訪問した。2009年以来だったが、その後の開発ぶりにびっくりした。大連市内から旅順にむけて、その途中に、30万人の都市を造る計画だ。もうその一部が完成していて,大きな町の形になっていていた。ここは香港資本で,上海の新天地を開発した会社と同じだ。他に大連の億達と三井不動産が参加しているようだ。日本ではそう言う事は考えられない。この東北の大震災の復興にこうしたブレークスルーの発想を導入出来たら素晴らしいと思いながら、見学した。

そのあとはニューソフトの大学の見学,昼をはさんで,スウィングバイの訪問,パソナテックの訪問,そして,日本人街、勝利広場の見学と多忙だった。夕食は極品堂というとんでもなく高いレストランだった。良い勉強になった。
今日は大連研修3日目だ。旅順から開発区に行って、市内に戻って来る予定だ。後二日だ。さて今日も昨日の続きだ。始めよう。


The radiation has not spread evenly from the reactors, but instead has been directed to some areas and not others by weather patterns and the terrain. Iitate, one of the communities told on Monday to prepare for evacuation, lies well beyond the 18-mile radius, but the winds over the last month have tended to blow northwest from the Fukushima plant toward Iitate, which may explain why high readings were detected there.

放射能は原子炉から均等には拡散してきてない。しかし、そのかわり、天候の形態と地形によって他の地域ではなく、ある地域に向けられて来た。飯館は避難を準備するように月曜日に言われた市町村の一つだが、半径18マイルを遥かに超えたところにあるが、過去一ヶ月にわたって、風が福島発電所から飯館の方に北西に吹く傾向にあった。そのため、なぜそこが高い測定値を示しているのかが説明できるかもしれない。

Yukio Edano, the government’s chief cabinet secretary, said that the government would order Iitate and four other towns to prepare to evacuate.

枝野幸男官房長官は政府は飯館と他の4つの町に避難を準備するように命令するだろうと言った。

Officials are concerned that people in these communities are being exposed to radiation equivalent to at least 20 millisieverts a year, he said, which could be harmful to human health over the long term. Evacuation orders will come within a month for Katsurao, Namie, Iitate and parts of Minamisoma and Kawamata, Mr. Edano said.

当局はこれらの市町村にいる人々が一年間で少なくとも20ミリシーベルトの相当の放射能にさらされている事を心配している。彼はそれは長期間にわたって,人 間の健康に害があると言った。避難命令は 葛尾、浪江、飯館と南相馬と川俣の一部に対して一ヶ月以内に出されるだろうと枝野は言った。

People in five other areas may also be told to evacuate if the conditions at the Fukushima Daiichi plant grow worse, Mr. Edano said. Those areas are Hirono, Naraha, Kawauchi, Tamura and other sections of Minamisoma.

五つの他の地域の人々は福島第一発電所の状況が悪くなればまた、避難するように言われるかも知れないと枝野は言った。これらの地域は広野、楢葉、川内、田村と南相馬の幾つかの地域である。

“This measure is not an order for you to evacuate or take actions immediately,” he said. “We arrived at this decision by taking into account the risks of remaining in the area in the long term.” He appealed for calm and said that the chance of a large-scale radiation leak from the Fukushima Daiichi plant had, in fact, decreased.

「この処置はあなた方が直ちに避難するもしくは行動をとる命令ではない。」と彼は言った。「我々は長期的にこの地域に存在するリスクを考慮することによって、 結論を出す。」彼は落ち着くように訴え,福島第一発電所の大規模な放射能の漏洩の可能性が実際に、減少してきたと言った。

Mr. Edano also said that pregnant women, children and hospital patients should stay out of the area within 19 miles of the reactors and that schools in that zone would remain closed.

枝野氏はまた,妊婦、子供,入院患者は原子炉から19マイル以内の地域の外に出るべきであり,その地域の中の学校は閉校したままだろうと言った。

Until now, the Japanese government had refused to expand the evacuation zone, despite urging from the International Atomic Energy Agency. The United States and Australia have advised their citizens to stay at least 50 miles away from the plant.

今まで,国際エネルギー機関の強い要請にも拘らず,日本の政府は避難地域の拡大を拒んできた。アメリカ合衆国とオーストラリアはこの発電所から少なくとも50マイル離れるように彼等の国民に助言してきた。

The international agency, which is based in Vienna, said Sunday that its team measured radiation on Saturday of 0.4 to 3.7 microsieverts per hour at distances of 20 to 40 miles from the damaged plant — well outside the initial evacuation zone. At that rate of accumulation, it would take 225 days to 5.7 years to reach the Japanese government’s threshold level for evacuations: radiation accumulating at a rate of at least 20 millisieverts per year.

この国際機関はウィー ンに本拠地があるが、そこのチームは損傷を受けたは発電所から20から40マイル離れたところで、一時間あたり,0.4から3.7マイクロシーベルトの放射能を土曜日に観測したと日曜日に言った。ーそこは当初の非難地域からかなり離れたところだ。その蓄積率だと日本政府の避難の基準値に225日から5.7 年で達してしまうだろう。:放射能が一年間に少なくとも20ミリシーベルトの率で蓄積すると。

In other words, only the areas with the highest readings would qualify for the new evacuation ordered by the government.

言い方を変えれば,最も高い測定値の地域だけが政府によって命令された新たな避難の対象に指定されているのだろう。

Masataka Shimizu, the president of Tokyo Electric, visited the tsunami-stricken area on Monday for the first time since the crisis began. He called on the governor of Fukushima Prefecture, Yuhei Sato, but was refused a meeting. He left his business card instead.

清水正孝東京電力社長が危機が始まって以来始めて月曜日に津波が襲った地域を訪問した。彼は佐藤雄平福島県知事訪問したが,彼は面会を断った。彼はその代わり名刺を残した。

Moshe Komata and Kantaro Suzuki contributed reporting.


以上で終わりだが,今読んでも新鮮だ。今日はもう少し続けよう。次も震災の記事だ。
Strong new earthquake strikes Japan as more evacuations urged near Fukushima Dai-ichi nuclear plant
強い新しい地震が日本を襲ったので,福島第一発電所の近くで,より多くの避難が要請された。
By Associated Press,
Monday, April 11

TOKYO — Japan raised the severity level of the crisis at its crippled nuclear plant Tuesday to rank it on par with the 1986 Chernobyl disaster, citing cumulative radiation leaks contaminating the air, tap water, vegetables and seawater.

東京ー 日本は火曜日に駄目になった原子力発電所の危機の深刻度を上げて、1986年のチェルノブイルの災害と同列になって、空気,水道水、野菜、海水を汚染している累積する放射能の漏れに言及している。

Gallery: Massive rescue, cleanup efforts underway in Japan: After the earthquake and tsunami, entire towns in Japan have been destroyed. But search-and-rescue teams are fanning out in what will be a lengthy, complex endeavor.

写真:大掛かりな救助、清掃努力が日本で進行中。:地震と津波の後で,日本の完全な町が破壊されてしまった。しかし、捜索と救助チームは非常に長く、複雑な努力であろう地域の中に拡大している。

Japanese nuclear regulators said the rating was being raised from 5 to 7 — the highest level on an international scale overseen by the International Atomic Energy Agency — after new assessments of radiation leaks from the Fukushima Dai-ichi plant since it was disabled by the March 11 tsunami.

日本の原子力監視機関は評価を5から7に引き上げたと言った。ー 国際原子力エネルギー機関によって監督されている国際的な基準で最も高いレベルー 3月11日の津波によって作動しなくなって以来、福島第一発電所からの放射能の漏れの新たな評価の後で。

The new ranking signifies a “major accident” that includes widespread effects on the environment and health, according to the Vienna-based IAEA.

この新たな段階はウィーンを拠点とするIAEAによると環境と健康に広範囲な影響を与える「重大な事故」を意味している。

However, Japanese officials have played down any health effects so far. They said leaks from the Fukushima plant amount to a tenth of the radiation emitted in the Chernobyl disaster, while acknowledging they eventually could exceed Chernobyl’s emissions if the crisis continues.

しかしながら、日本の当局は今までいかなる健康の影響を軽視してきた。彼らは福島発電所からの漏れはチェルノブイル災害で発生した放射能の10分の一になると言った。一方で,この危機が継続するとそのうちにチェルノブイルの放出を越えうることを認識している。

“This reconfirms that this is an extremely major disaster. We are very sorry to the public, people living near the nuclear complex and the international community for causing such a serious accident,” said Chief Cabinet Secretary Yuki Edano.

「これは極めて重大な災害である事を再確認している。我々はこのような深刻な事故を起こしたことに対して,一般の人々、原子力コンプレックスに近くに住んでいる人たち、国際社会に対して,大変申し訳なく思っている。」と枝野幸男官房長官は言った。

But Edano told reporters there was no “direct health damage” so far from the crisis. “The accident itself is really serious, but we have set our priority so as not to cause health damage.”

しかし、枝野は今までは危機によって「直接の健康被害」はなかったと記者に語った。「この事故自体は本当に深刻だが,我々は健康被害が起こらないようにするために我々の優先度を決めてきた。」

今日はここまで。明日ももう一日この原子力発電所が続く。


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2011年05月26日

レベル7の原子力災害

昨日は成田から大連に順調に到着し,いつものように、大連桑扶蘭時装有限公司の董事長 鄒積麗女史のところに訪問出来た。いつもながら,彼女の経営感覚には敬服する。わずか7年で,600店舗を展開した。その思想と教育はすごい。中国の今の発展の典型的な企業なのだろうか。住化の小林さんを訪問した後は,夜には警備保障企業を経営している曽我さんとの会食でもう中国に10数年住んでいるので,日本人離れしている日本人だ。こうした日本 人は中国には少ない。公安OB企業がたくさんある中国で成功しているのも驚きだ。顧客の85%が中国企業だと言うのも驚きだ。

今日は大連研修2日目だ。今回が大連研修の最後回かと思うとあう人ごとに、感慨が深い。この研修は私がアクセンチュアにいたころから行っているので,もう 8年ぐらいになる。その間に、中国は大きな飛躍を遂げ,とうとう昨年は日本を抜いて,高度成長期に入ったようだ。当時とは比べ物にならないくらいに経済が発展 し,我々はそうした中国を勉強する必要がでてきたように思う。そこで、大連研修は卒業し,上海西安研修に変更することにした。大連はアウトソーシングセン ターがあるので、私自身はこれからも隔月ぐらいには来る。さて、今日は再び原子力発電所の問題に戻る。この記事はニューヨークタイムズだ。この記事は4月 11日付けのものだが,内容は未だに新鮮だ。と言う事は何かがおかしいのかもしれない。では始めよう。

April 11, 2011

Japan Nuclear Disaster Put on Par With Chernobyl
日本の原子力災害はチェルノブイルと同等に置いた。
By
HIROKO TABUCHI and KEITH BRADSHER

TOKYO — Japan has decided to raise its assessment of the accident at the crippled Fukushima Daiichi nuclear power plant to the worst rating on an international scale, putting the disaster on par with the 1986 Chernobyl explosion, the Japanese nuclear regulatory agency said on Tuesday.

東京ー 日本はだめになった福島第一原子力発電所での事故の評価を国際基準の最悪の評価に引き上げることを決定し、1986年のチェルノブイル爆発と同等の災害としたと火曜日に日本の原子力規制委員会は言った。

The decision to raise the alert level to 7 from 5 on the scale amounts to an admission that the accident at the nuclear facility, brought on by the March 11 earthquake and tsunami, is likely to have substantial and long-lasting consequences for health and for the environment. Some in the nuclear industry have been saying for weeks that the accident released large amounts of radiation, but Japanese officials had played down this possibility.

警戒レベルを5の段階から7に上げる決定は原子力設備の事故が3月11日の地震と津波で引き 起こされ、健康に対して、そして環境に対して重大かつ長く続く結果になりそうだと言うことを自白したことになる。原子力産業の何人かは数週間の間、この事故は大量の放射能を放出したと言って来たが、日本の当局はこの可能性を軽視して来た。

The new estimates by Japanese authorities suggest that the total amount of radioactive materials released so far is equal to about 10 percent of that released in the Chernobyl accident, said Hidehiko Nishiyama, deputy director general of Japan’s nuclear regulator, the Nuclear and Industrial Safety Agency.

日本当局による新たな判断は今までに放出された放射能物質の総量はチェルノブイリ事故で放出されたそれの10%に等しいと日本の原子力監視機関である原子力安全・保安院事務次長の西山英彦は言った。

Mr. Nishiyama stressed that unlike at Chernobyl, where the reactor itself exploded and fire fanned the release of radioactive material, the containments at the four troubled reactors at Fukushima remained intact over all.

西山氏は原子炉自体が爆発し、火災が放射能物質の放出を煽ったチェルノブイリと違って,福島の4つの問題のある原子炉の炉心の格納は全体にわたって損なわれていなかった事を強調した。

But at a separate news conference, an official from the plant’s operator, Tokyo Electric and Power, said, “The radiation leak has not stopped completely and our concern is that it could eventually exceed Chernobyl.”

しかし、別の記者会見で,発電所のオペレーターである東京電力の担当者は「放射能漏れは完全には止まっていない。そして我々の懸念はそのうちにチェルノブイリを越えてしまうかもしれないと言う事だ!」と言った。

On the International Nuclear Event Scale, a Level 7 nuclear accident involves “widespread health and environmental effects” and the “external release of a significant fraction of the reactor core inventory.” The scale, which was developed by the International Atomic Energy Agency and countries that use nuclear energy, leaves it to the nuclear agency of the country where the accident occurs to calculate a rating based on complicated criteria.

国際原子力事象評価尺度上で、レベル7の原子力事故は「広範囲に及ぶ健康と環境への影響」ならびに「炉心在庫品のかなりの破片の外部への放出」が含まれる。この尺度は国際原子力機関と原子力エネルギーを利用している諸国によって開発され,複雑な規準に基づいた評価の計算が、事故が起こったその国の原子力機関に委ねられている。

Japan’s previous rating of 5 placed the Fukushima accident at the same level as the Three Mile Island accident in Pennsylvania in 1979. Level 7 has been applied only to the disaster at Chernobyl, in the former Soviet Union.

日本の以前の5の評価は福島の事故を1979年のペンシルバニアのスリ−マイル島の事故と同レベルに於いた。レベル7は以前のソ連邦のチェルノブイリの災害だけに適用されてきていた。

“This is an admission by the Japanese government that the amount of radiation released into the environment has reached a new order of magnitude,” said Tetsuo Iguchi, a professor in the department of quantum engineering at Nagoya University. “The fact that we have now confirmed the world’s second-ever level 7 accident will have huge consequences for the global nuclear industry. It shows that current safety standards are woefully inadequate.”

「この事は自然環境の中に放出され た放射能の量が新たな一桁に達してきた事を日本の政府が認めたと言う事である。」と名古屋大学の量子工学専攻の教授井口哲夫が言った。「我々は現在、世界で今までに二番目のレベル7の事故を立証してきた事実はグローバルな原子力産業にとって非常に大きな重要性を持つことになるだろう。そのことは現在の安全規準はまったく不十分である事を示している。」

Mr. Nishiyama said “tens of thousands of terabecquerels” of radiation per hour have been released from the plant. (The measurement refers to how much radioactive material was emitted, not the dose absorbed by living things.) The scale of the radiation leak has since dropped to under one terabecquerel per hour, the Kyodo news agency said, citing government officials.

西山氏は一時間あたりの放射能の「一兆ベクテルの数万倍」がこの発電所 から放出されたと言った。(この測定はどれほどの放射性物質が出ていたかを言及していて,生き物に吸収された量ではない。)放射能漏れの規模はその後、時間あたり一兆ベクテル以下まで落ちてきていると政府の役人の言葉を引用して共同通信が報道した

The announcement came as Japan was preparing to urge more residents around the crippled nuclear plant to evacuate, because of concerns over long-term exposure to radiation.

日本が駄目になった原子力発電所の周りのより多くの住民に避難を進める準備をしている時にこの発表があった。放射能に長期間さらされる事に対しての懸念があったためである。

Also on Monday, tens of thousands of people bowed their heads in silence at 2:46 p.m., exactly one month since the 9.0-magnitude earthquake and ensuing tsunami brought widespread destruction to Japan’s northeast coast.

また、月曜日に、午後2時46分に数万人の人が黙祷し、9.0の地震そして後に続く津波が日本の北東の沿岸に広範囲な破壊をもたらしてから丁度一ヶ月経った。

The mourning was punctuated by another strong aftershock near Japan’s Pacific coast, which briefly set off a tsunami warning, killed a 16-year-old girl and knocked out cooling at the severely damaged Fukushima Daiichi power station for almost an hour, underscoring the vulnerability of the plant’s reactors to continuing seismic activity.

この悲しみは日本の太平洋沿岸近くのもう一つの強い余震によって中断された。それは少しの間,津波警報が起こり,1人の16才の少女を殺し,殆ど一時間の間,ひどく損傷した福島第一原子力発電所での冷却を不能にした。それは地震活動の継続に対しての発電所の原子炉の脆弱性を強調する事となった。

On Tuesday morning, there was another strong aftershock, which shook Tokyo. The authorities have already ordered people living within a 12-mile radius of the plant to evacuate, and recommended that people remain indoors or avoid an area within a radius of 18 miles.

火曜日の朝に、もう一つの強い余震があって,東京を揺すった。当局は発電所の半径12マイル以内に住んでいる住民に既に避難するように命令を出していて,半径18マイル以内の人々は室内に留まるか地域に近寄らないように勧告した。

The government’s decision to expand the zone came in response to radiation readings that would be worrisome over months in certain communities beyond those areas, underscoring how difficult it has been to predict the ways radiation spreads from the damaged plant.

この地域を拡大する政府の意思決定は放射能測定値に応えて行った。それはこれらの地域の外にある幾つかの市町村で数ヶ月にわたって、懸念されて来たことである。それは損傷を受けた発電所から放射能が拡散するのを予測するのはどれほど難しかったかを強調している。

Unlike the previous definitions of the areas to be evacuated, this time the government designated specific communities that should be evacuated, instead of a radius expressed in miles.

避難されるべき地域の以前の定義と違って、今回、政府は距離で表現した半径に変えて、避難されるべき特定の市町村を指定した。


明日もまだ続くが、このテーマを取り上げたのは今週の月曜日にこのテーマで原子力発電所の問題の議論が夕食会であったので、もう一度、勉強しようと思った。そのときの議論で,まだ放射能が空気中に放出されたままだと言う話があったので、その状況がまだ深刻である事が伺えた。ここでも西山さんが『一時間あたりの放射能の「一兆ベクテルの数万倍」』放出されていたと言う話がでているが,恐ろしい事だ。『その後、時間あたり一兆ベクテル以下』と言う事だが,現在はどうなっているのだろうか。また、昨晩の研修でも、このベクテルについてわかりにくいと言う議論があったが、その通りだ。どれぐらいの量が安全なのか国民にはわからない。原発をコンクリートで埋めてしまうにはまだまだ時間がかかりそうだ。今日はこれまで。さてこれから、朝食会だ。今朝はANA大連支店長の遠藤さんだ。


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プロフィール

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海野 恵一
1948年1月14日生

学歴:東京大学経済学部卒業

スウィングバイ株式会社
代表取締役社長

アクセンチュア株式会社代表取締役(2001-2002)
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海野塾のイベントはFacebookのTeamSwingbyを参照ください。 またスウィングバイは以下のところに引っ越しました。 スウィングバイ株式会社 〒108-0023 東京都港区芝浦4丁目2−22東京ベイビュウ803号 Tel: 080-9558-4352 Fax: 03-3452-6690 E-mail: clyde.unno@swingby.jp Facebook: https://www.facebook.com/clyde.unno 海野塾: https://www.facebook.com TeamSwingby
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