2011年10月

2011年10月08日

トルコとシリア2

今朝は早朝にeBay  America Resolution Centerに電話して、取引金額の上限交渉をした。eBayは与信の管理が厳しくて、日本のようには行かない。この交渉も何ヶ月も続いていて、嫌になる くらいのしつこさが必要だ。日本人がこうしたグローバルのビジネス取引の世界に入ることが如何に大変かはこんなことでもよくわかる。基本的に相手を信用し ないと言う世界だから、仕方がない。時差があるので、今電話しないとつながらない。この返事はHong Kong RHQから返事が来ることになっている。

さて、今日はグローバリゼーション研究会だ。あっと言う間だ。先日も言ったように今まで議論して来たテーマについて深堀しようと思う。先月もいろいろなテーマを扱って来たので,中国とかユーロについても改めて取り上げた内容で議論しても良いかと思う。参加者は事前にテーマを決めて来てくれればすすめ易い。 先月からのテーマも結構興味深いものがある。最近はトルコに注目していて,エルドガンの動きも面白い。また、イスラエルとパレスチナの関係で,その動きもどうなるのか興味ぶかい。参加者が今後の彼等の動きを是非予想してほしい。

政治問題だが,結構複雑なパズルだ。双方ともアメリカの覇権がこのアラブには通用しなくなって来ているところが、面白い。中国ではオバマが元の問題を指摘し ているが,世界一のアメリカの国債保有国であり,過去に元高にした経緯から,アメリカの思惑通りに,アメリカの輸出を促進するようには思えない。ユーロに ついてはもうギリシャが破綻しそうだ。どのようにデフォルトをして行くのかを議論した方が良いのかもしれない。完全なデフォルトはあり得ないし,ドラクマ に戻っても、どこの国もドラクマを扱う事ないだろう。だから、ギリシャはユーロから乖離は出来ない。国民は政府の責任だと言うが、4分の一が公務員で、年金も他国なみではEUの諸国が納得しないだろう。そうしたことを今日は話をしよう。では今日のテーマを 始めよう。

 

The current Turkish government sees itself as a bridge between the West and the Arab world, and even between the West and Iran. And it is also as a supporter of Arab democracy and the principle that conflicts must be resolved by political solutions that reflect the popular will. In Libya, despite its longstanding relationships with Colonel Gaddafi, it has pressed for a democratic political solution, remaining actively engaged with and support of the Benghazi-based opposition at the same time as maintaining its good offices with the regime. It has done the same with Syria, urging the regime to make democratic reforms, and criticizing the use of force against demonstrators -- and allow Syrian opposition groups to use Istanbul as a base from which to try and organize themselves.


現在のトルコの政府は彼等自身を西側とアラブ世界の間の橋として考えていて,西側とイランとの間でさえも。そして、また、アラブの民主化と、そして人々の意思を反映した政治的な解決によって紛争は解決されねばならないと言う原則の支持者としてでもある。リビアに於いて,カダフィ大佐との長い関係にも拘らず,民主的な政治解決を強く求めて来たし,同時にベンガジの反対派に積極的に関わり、そして支援し,その政権との調停を維持して来た。シリアでも同様のことをして来ていて,この政権に民主的な改革を促し、そしてデモ隊に対しての暴力の利用を批判して来た。ー そしてシリアの反対派グループがそこから彼等自身が組織化しようとするための基地としてイスタンブールを利用する事を許している。

As the use of military force against protestors has escalated, Turkish leaders have been more bluntly critical, and have taken to warning Assad -- as during last week's visit by foreign minister Ahmet Davutoglu -- that it should his repression continue, he can't count on Turkey's friendship in the event of international military action.

 

抗議活動に対して軍事暴力の利用がエスカレートしてくると,トルコの指導者達はよりあからさまに批判的になって来て、ー Ahmet Davutoglu外務大臣の先週の訪問の時のようにー 彼の弾圧が続くのであれば、彼は国際的な軍事行動の際にはトルコとの友好を頼りにすることは出来ないことをアサドに警告して来た

 

Davutoglu, of course, had been the architect of the new Turkish foreign policy he dubbed "zero problems with neighbors" -- a policy that has given Washington major geopolitical headaches, as it repudiated the U.S. approach of dividing the region in a zero-sum conflict between moderates aligned with Washington and Israel, and radicals aligned with Iran. Instead, "zero problems with neighbors" meant building bridges. But Syria's crackdown on its restive citizenry has turned into a very big problem for Turkey with its neighbor.

 

Davutogluは、勿論、「近隣諸国と問題なし」と彼が呼んでいる新たなトルコの外交政策の設計者であった。ー ワシントンに地政学的な頭痛の種を与えて来た政策で、それはワシントンとイスラエルが連携した穏健派とイランと連携した急進派との間のゼロサム紛争の中での地域を分けようとするアメリカのアプローチを否定していた。その代わり、「近隣と問題なし」は橋を造ることを意味していた。しかし、反抗的な市民へのシリアの取り締まりはその近隣とのトルコの極めて大きな問題に変わって来ている。

 

The government of Prime Minister Recep Tayyip Erdogan is arguably more responsive to domestic public opinion than any in Turkey's history, and just as Turks were outraged at images of Israel pulverizing Gaza in early 2009, so have they been outraged at the spectacle at the Sunni civilian population across the border being shot and shelled for having the temerity to challenge the Assad regime, whose sectarianizing of the conflict also turns the predominantly Sunni Turkish public against Damascus. Then again, Turkey's Alevi sect, that accounts for about 20% of the countries Muslims, has a close affinity with Syria's ruling Allawites. Turkey's interests are arguably less sectarian, in nature, than anti-sectarian.

 

Recep Tayyip Erdogan首相の政府はトルコの歴史上誰よりも、議論の余地はあるが、国内の大衆の意見により答えている。そして、2009年始めにガザに大打撃を与えたイスラエルの映像にまさにトルコ人が激怒したように。だから、アサド政権に挑戦する為に無謀にも狙撃され、砲撃されている国境をまたいだスンニ派の市民の光景に激怒して来ている。この紛争のこの体制の宗派色はまたダマスカスに反対している大部分のスンニ派のトルコの大衆とは対立している。そして、再び、トルコのアレヴィー派はイスラム諸国で約20%を数えるが、シリアの支配しているアラワイトと密接な関係がある。トルコの関心は議論の余地はあるが、本来は反宗派よりも、宗派色が少ない。

 

Then, there's the fact that some 10,000 Syrian refugees from Assad's crackdown have already flooded into Turkey, and more would surely follow if the Syrian military allowed them to flee. That prompted Prime Minister Recep Tayyip Erdogan to deem Syria a domestic issue, rather than simply a foreign policy challenge for Turkey.

 

それから、アサドの取り締まりから1万人ほどのシリアの難民が既にトルコに流入して来ている事 実がある。そして、シリアの軍隊が彼らが逃亡するのを許すのであれば、間違いなくもっと増えるだろう。そのことはRecep Tayyip Erdogan首相にシリアを単にトルコの外交政策の挑戦と言うよりも、国内問題だと考えさせていた。


シリアは相変わらず国民を迫害しているが、宗派の違いもあって、トルコは抗議行動をしている人たちを支持している。昨日も言ったように、サウジもスンニ派なので、それは同じだ。今日これまで。

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2011年10月07日

トルコとシリア

今日は福井元ルーマニアの大使と会食した。彼は35年前にスタンフォードのMBAをとっていて、その同窓会が来週あるそうだ。 羨ましい限りだが、もうそろそろ引退している人が過半数だろう。そうなると現役の人脈もあまりなさそうだが、昔の仲間がこうしていることは貴重だ。彼は中国に関心があると言うので、昨日説明してあげた。

さて、昨日は、国連の常任理事会があって、シリアへの制裁がロシアと中国の拒否権によって、否決された。リビアの仕返しだと言うことだが、これによって、シリアへの制裁が国連を通じて出来なくなってしまった。今日はそのシリアに対してトルコがどう動いているのかの記事だ。複雑に入り組んだ、このシリアのアラブの背景を勉強しよ う。では早速この記事を見てみよう。これはタイムの記事だ。

Why Turkey Holds the Key to the Regional Power Game on Syria
なぜトルコがシリアの地域の権力競争の鍵を握っているのか。
Posted by Tony Karon Monday, August 15, 2011 at 1:26 am

People take part in a demonstration gathering activists, including Syrians living in Turkey, opposed to Syria's regime of President Bashar al-Assad on August 7, 2011 in front of the Syrian consulate in Istanbul. (Photo: Bulent Kilic / AFP / Getty Images)

人々が活動家を集めてデモに参加していて,トルコに住んでいるシリア人もいて、イスタンブールのシリアの領事館の前で,2011年8月7日にバシャールアルアサド大統領のシリアの体制に反対している。

As the Assad regime on Sunday escalated its brutal crackdown by sending gunboats to shell the coastal city of Latakia, yet the rebellion shows no sign of abating despite at least 1,700 deaths so far, Syria's fate may come to rest less in the hands of its own people, than in the corridors of power in neighboring and more distant capitals.

 

日曜日にアサド政権はラタキアの海沿いの都市を砲撃するために砲艦を送り込んで,残忍な取り締まりへとエスカレートしていて、反乱は今までに1,700人の 死にも拘らず、衰える兆候を示していないけれども、シリアの運命は近隣やもっと遠くの諸国の一連の権力よりも自国の人々の手中にはあまりゆだねられていないのかもしれない。

 

If all politics is local, all geopolitics is inevitably regional, civil conflicts often echoing conflicts among a country's neighbors and requiring that those conflicts be addressed. The U.S. won't leave behind a modicum of stability in Afghanistan unless India, Pakistan, Iran and Russia can  agree on rules for managing Afghan conflicts; failing that, those countries will pursue their interests through local proxies in a civil war -- as some of them are already doing.

 

すべての政治問題が現地にあるのであれば、すべての地政学は必然的に地域の国内紛争であり、それはしばしば国家の近隣諸国の間との紛争に反響し,そしてこう した紛争が問題を解決しようとして取り組まれることを要求している。もし、インド,パ キスタン,イラン,そしてロシアがアフガン紛争を管理する規則に合意することができないのであれば,アメリカはアフガニスタンで,少しばかりの安定を残して去る事はしないだろう。;その事に失敗するとこうした国々は内戦の中で現地の代理人を通じて彼等の利益を追求するだろう。ー幾つかの国家は既にやっているように。

 

Iraq, too, is already a proxy battleground for regional hegemons Iran and Saudi Arabia, and avoiding a full-blown civil war when the U.S. departs is a regional challenge. The same logic applies increasingly to Syria, whose uprising has made it the focus of a complicated regional power game involving not only the usual suspects -- Iran and Saudi Arabia -- but also Turkey.

 

イラクもまた,既に地域の覇権国であるイランやサウジアラビアのための代理戦場であり,そして、アメリカが立ち去った時、本格的な内戦を避ける事が地域の課題である。同じ論理がシリアにますます、適用される。そこの暴動は通常の容疑者ー イランやサウジアラビアー のみならず、トルコも含めた複雑な地域権力の競争に焦点を当てて来ている。

 

Turkey and Iran are Syria's key foreign allies, but they have very different relationships with Damascus -- Tehran's being a long-established strategic alliance, while Ankara's is based on having lately emerged as the key source of trade and investment critical to Syria's prospects -- and very different ideas on how the Assad regime should deal with the political crisis. And even while Turkey has distanced itself from the U.S. strategy of isolating and pressuring Iran over its nuclear program, Tehran and Ankara are also rivals for influence in the wider Middle East.

 

トルコとイランはシリアの主要な外国の同盟国であるが、彼等はダマスカスと極めて異なった関係を持っていて,ー テヘラン(イランの首都)とは長く確立した同盟国であり,一方で,アンカラはシリアの繁栄にとって極めて重要な貿易と投資の主要な源泉として最近出現して来 た事がその基礎となっている。ー そして、アサド政権がこの政治的危機をどのように扱うべきか関しては極めて異なった考え方を持っている。そしてトルコがアメリカのイランの核プログラムに 対して孤立化させ,圧力をかけている戦略から距離を置いて来ているけれども、テヘランとアンカラはまた,より広範囲の中東に於ける影響力に対して競争相手でもある。

 

Saudi Arabia is also a substantial patron of the Assad regime, and no fan of Arab democracy in principle, but it would dearly love to move Syria out of Iran's strategic orbit. Viewed from that perspective, there's no contradiction between Riyadh authoring a harsh crackdown on democracy protests in Bahrain, and then condemning Assad's own crackdown: Bahrain's protestors were Shi'ites, after all, and therefore deemed by the Saudis to be illegitimate claimants of political power and a proxy for Iran; Syria's protestors are Sunnis, like the Saudis themselves, while the Assad regime is based on the Allawite minority, a spin-off of Shi'ism.

 

サウジアラビアはまた、アサド政権の強固な後援者で,原則として,アラブ民主化のファンではないが、シリアをイランの戦略的な軌道から必死にはなさせようとしているようだ。その見方からすると、リヤドがバーレーンに於ける民主化の抗議運動に対しての苛酷な取り締まり行っている事と,そして、それからアサド自身の取り締まりを非難していることとの間には矛盾はない。:バーレーンの抗議者達はシーア派であり,結局、そして、それ故に、サウジによって正当性の無い政治権力の要求者たちであり、イランの代理人だと見なされている。;シリアの抗議者達はサウジ自身と同様のスンニ派であり,一方で,アサド政権はシーア派から 分派したアラワイトの少数派が基盤になっている。


ややっこしいが、サウジはスンニ派で、バーレーンの抗議運動はシーア派なので弾圧し、シリアの抗議者達はスンニ派なので、アサドの弾圧を非難している。だから、イランはシーア派と言うことになる。注


Turkey, of course, is in neither camp, basing its foreign policy on the principle of resolving conflicts by integrating all key players into new and more equitable arrangements that take into account the vital interests of all stakeholders to ensure stability.


トルコは勿論,陣営のグループの中だけではなく,安定性を確実にするためにすべての利害関係者の重大利益を考慮した、新しくかつより公正な取り決めの中にすべての主要なプレーヤーを統合することによって、紛争を解決する原則に基づいて外国政策を作り上げている。


この長たらしい文章で今日は終わりだが、トルコ、イラン、サウジの3つどもえの紛争になっていて、そこにイスラム宗派が絡んでいて、複雑な様相を呈している。アメリカはアフガニスタンの教訓があるから、リビア同様に、容易にこの国内に踏み込めない。イスラム教徒の背後のアルカイダを警戒している。ところで、このイランの核プログラムの話が出て来ていたが、トルコは最近、アメリカの要請で NATO・北大西洋条約機構の防衛システムの1部としてレーダーの配置を受け入れている。ますます複雑怪奇だ。今日はこれまで。



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2011年10月06日

中国の元紙幣3

さて今日は中国元紙幣の最終回だ。明日からは久しぶりにトルコとシリアの話だ。今、気がついたが明後日が研究会だ。早いものだ。まだ、その準備は何もしていない。今回は青木さんの要望で、過去の私の話を幾つかピックアップしてそれをさらに解説すると言うことにしようかと思っている。何を解説するのかはまだ決めていない。要するに、一回話しただけでは言っている内容がよく理解できないと言う要望に応えようと思っている。それと、もうそろそろ、参加者と議論もしたい。では今日も続きを始めよう。

Its role also remains lopsided. Of the trade settled in yuan in the first quarter of this year, 94% was foreign goods sold to China, not Chinese goods sold abroad. In other words, yuan flow out not in.

Yu Yongding, of the China Society of World Economics, argues that this outflow of redbacks is paradoxically tying China ever more tightly to the dollar. In the past, Chinese importers settled more of their trade in dollars. This dollar outflow relieved some of the upward pressure on the yuan’s exchange rate. Insofar as yuan settlement replaces this dollar outflow with a yuan outflow, it erodes one of China’s few channels for easing the pressure on its currency. To keep the yuan down, the central bank will end up adding more dollars to its stockpile, not fewer.


その役割はまた、 釣り合いが取れていない。今年の第1四半期に元で取引されは貿易の94%は中国で売られた外国商品で,海外で売られた中国商品ではない。言い方を変えれば,元は出ていていて入ってはいない。中国社会科学院世界経済政治研究所のYu Yongding(余 永定)は中国紙幣の流出は矛盾しているように思われるかもしれないが、中国をよりドルにしっかりと連結していると主張する。過去に於いて,中国の輸入業者はより多くの貿易をドルで決済した。このドルの流出は元の交換レートに対して幾分かの上昇圧力を和らげた。元決済がこのドル流出を元流出に置き換える限りに於いて,その事はその通貨への圧力和らげる上で,中国の数少ないチャンネルの一つを浸食している。元を低く抑えておくためにはこの 中央銀行はその備蓄に結局はドルを積み上げておくとであって,減らす事ではないだろう。

 


まだ長い道のりだ
ドルに対しての元

Foreigners will be keen to acquire yuan, and reluctant to part with it, for as long as they think it is artificially cheap. That perception was only reinforced by China’s external surplus of $69.6 billion in the second quarter, a big jump from the previous three months. That may have prompted China’s central bank to let the yuan rise to a rate of 6.4 redbacks to one green (see chart 2).


外国人は熱心に元を得ようとしているだろうし,それを手放したがらないだろう。なぜならば、それは人為的に安いと思っている限りは。その認識は過去3ヶ月からの大幅な上昇である,第二四半期の696億ドルの中国の国際収支の黒字によってまったく裏付けられた。その事は中国の中央銀行に1ドルに対して6.4中国紙幣の率に元を上昇させて来た。(図2参照)


The government is also making diplomatic efforts on behalf of the redback. It is nudging countries such as Venezuela to pay in yuan. Indeed, in June yuan payments from the mainland to Hong Kong fell short of payments in the other direction, contributing to a conspicuous slowdown in offshore deposits. But that may reflect the Chinese regulator’s decision to tighten up on triangular trade transactions, in which Chinese importers paid yuan to an intermediary, who then paid the foreign supplier in dollars.


この政府はまた中国紙幣のために外交努力をしている。ベネズエラのような国家に元で支払うようにうるさくせがんでいる。確かに、6月に大陸から香港への元の支払いは片方で支払い不足が生じ、オフショアの預金の中で,目だった減速に寄与している。しかしその事は中国の取締官の意思決定が3者間の貿易取引を厳しくしようとしていることを反映しているのかもしれない。その取引の中で,中国の輸入業者達は仲介業者に元で支払った。彼等はそれから外国の供給者達にドルで支払った。


A pause in the breakneck growth of yuan deposits may be a relief to some. These deposits are not particularly profitable for Hong Kong banks, because they are struggling to find anyone to lend them to. In June, outstanding loans amounted to only 11 billion yuan, giving banks a yuan loan-to-deposit ratio of just 2%.


元預金の猛烈な早さの成長に於ける中休みは幾人かにとっては安堵かもしれない。これらの預金は特に香港の銀行に利益をもたらさない。と言うのは彼等は誰かに貸そうとする相手を捜してあがいているからだ。6月に貸付残高はわずか110億元になり,わずか2%の元の預貸率を銀行に与えた。


Hong Kong is keen to embrace its role as China’s offshore financial laboratory. But the experiment is not without side-effects. The helicopter buzzing back and forth across the skyline represents the financial centre’s more yuan-denominated future. But it was a relief when a rainstorm forced it to take a break.


香港は中国のオフショア金融実験所としての役割を熱心に受け入れている。しかし、この実験は副作用を伴わないことはない。地平線を横切ってヘリがぶんぶん 行ったり来たりしている事は金融センターの更なる元に支配される将来を表している。しかし、暴風雨がそれを中断させる時、安堵があった。

以上。ここで副作用と言っているのはよくわからない。暴風雨と言うも何だろうか。では今日はこれまで。では明日はトルコとイラクだ。


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2011年10月05日

中国の元紙幣2

さて今日も昨日の続きだ。中国元の国債の発行の話題だ。私にとっては専門外なので、頑張ってやろう。この分野は今月の海野会の講師の東洋証券の熊谷さんが専門なので、丁度いい。では今日は前置きなしで、始めよう。

Despite these headline-grabbing offerings, the dim-sum market has remained true to its name: “delicious but limited”, as Tony Wang of Bank of China put it at a conference organised by the Centre for Financial Regulation and Economic Development (CFRED). Bond sales have remained bite-sized and quick to digest, with a typical maturity of two or three years. By the end of June, there were 4.7 yuan in Hong Kong deposits for every one yuan of dim-sum debt (valued at its issue price). That is why the finance ministry’s 20 billion yuan offering got everybody’s rotors beating.


こうした一大ニュースになるような販売にも関わらず,この点心市場はその名前通りであった。:「おいしいが、しかし、限定されている」。中国銀行のTony Wangが金融規制並びに経済発展センター(CFRED)が組織したコンファレンスで言った。国債の販売は一口サイズだったし、すぐに消化され,代表的なものは2,3年で満期になる。6月の終わりには(発行価格で評価された)点心国債は一元あたり香港供託金は4.7元であった。その事がなぜ財務部の200億元の販売がすべての人をばたばたさせたのかの理由だ。


No way home

This week’s bond issue will not be the government’s last, according to Li Keqiang, a Chinese vice-premier destined to succeed Wen Jiabao next year as prime minister. In a speech in Hong Kong on the day of the sale, he said that non-financial Chinese firms would be allowed to raise yuan offshore, a privilege previously reserved for mainland banks.


自国への道がない。

来年首相として温家宝を後継する事になっている中国副首相の李克強によれば、今週の国債発行は政府の最後のものではないだろうということだ。この発売の日の香港の演説で,彼は金融企業でない中国企業があらかじめ大陸の銀行に予約した特権としてオフショアで元を起債する事は許されるだとろうと言った。
 

That will expand the menu somewhat. But the biggest deterrent to offshore borrowing is the difficulty of getting the money back onshore again. China’s government remains deeply ambivalent about the redback’s role in cross-border investment. Chinese companies can now buy foreign ones with yuan; foreign firms can invest yuan raised offshore in their operations on the mainland. But both transactions are subject to government approval.

この事は幾分メニューが拡張されることになるだろう。しかし、オフショアの借入の最大の阻害要因は再びお金をオンショアに戻す事の難しさだ。中国の政府は国境を越えた投資について中国紙幣の役割について、深く揺れ動いている。中国の企業は現在,元で外国のものを買うことができるし,外国の企業は大陸で,彼等の事業において元をオフショアで起債して投資をすることができる。 しかし、双方の取引には政府の許可が必要である。


In the early days of dim-sum issuance, approval took only a month or two, a sign the government wanted the market to succeed. But because China’s authorities now worry that capital inflows will stoke an overheated economy, they have tightened up: one company that raised yuan in Hong Kong at the start of this year is still waiting to bring them across the border.


点心の発行が間もない頃,承認はわずか一、二ヶ月であったし,政府が市場での成功を望んだ兆候であった。しかし、中国当局は現在、資本の流入が過熱した経済に一撃を与える事を心配しているので、彼等は引き締めている。: 今年の始めに香港で元を起債したある企業はそれを国境を越えて持ってくるためにまだ待っている。


Mr Li’s speech may signal a softening of attitude. China already allows some “qualified” foreign investors to buy mainland securities, subject to a quota. These investments are settled in dollars. Now, Mr Li said, it will allow such investors to link up to 20 billion of offshore yuan into China’s stockmarket too. That will give foreigners another reason to hold redbacks.


李氏の演説は態度を和らげる兆候かもしれない。中国は既に幾人かの「資格のある」外国の投資家が割当に従って、大陸の証券を買う事が許可されている。これらの投資はドルで行われる。 現在,李氏はこのような投資家には中国の株式市場にも200億のオフショアの元を連結する事を許すだろうとも言った。その事は外国人が中国紙幣を保有するもう一つの理由を与えることになるだろう。

 


かなりの金額だ。
線:香港の元預金 10億元
棒グラフ:元で取引された国際貿易 10億元

China’s government has no such ambivalence about the redback’s role in international trade. In 2009 it allowed firms in China’s most dynamic provinces to trade goods in yuan; this week Mr Li extended this right to the whole country. The currency was used to settle 600 billion yuan-worth of cross-border commerce in the second quarter of this year, up from less than 50 billion a year before (see chart 1). But that still represents only 7% of China’s total trade and 2% of the world’s.


中国の政府は国際貿易に於いて中国紙幣の役割について,そのようなどっちつかずの態度は持っていない。2009年に中国の最もダイナミックな幾つかの省に元で商品を取引す る事を認めた。;今週、李氏はこの権限を全国に広げた。この通貨は今年の第二四半期に6,000億元相当の国境を越えた商取引を行うために利用され,1年前の500億元以下だったところより上昇した。(図一参照)しかし、その事は中国の全貿易のわずか7%で、世界の2%でしかない。


今日はこれまで。金融の素人には少しわかりにくいかもしれないが、中国元がダイナミックに動き出したと言うことだ。特にこの図を見てほしい。尋常は増大ではない。この調子で行けば後数年で、中国の国際貿易は相当の部分が元で取引されることになる。仮に5年で5倍になるとすれば世界の取引の10%が元決済になると言うことだ。そうした現実は不可能ではない。今日はこれまで。明日もこの続きがある。ではまた明日。

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swingby_blog at 06:14コメント(2) 

2011年10月04日

大統領候補リックペリー2/中国の元紙幣

本日ヘルパーさんから電話があって、両親が店を出していると言う驚愕の連絡があった。2人ともこの2ヶ月前には死にそうになってICUにいたのに、何と言う生命力だ。又家具屋を始めたと言うことだ。そのあげくに、今日は母親が食欲がないと言い出して、寝てしまったようだ。 80歳を過ぎても、気持ちは20歳なんだろうか。良いことだが、自己管理しないと、又心臓が止まってしまう。

父親はと言うと、一歩一歩、歩くのがやっとだと言うのに、一昨日は自分で、どこかの耳鼻科に行って、補聴器を注文して来たと言う連絡があった。彼は全くぼけてはいないが、つい先日には動脈を切って、3分の一の血が流れてしまったばかりだ。人間の生命力の強さと年齢と気持ちとのバランスが両親ともとれていな いようだ。明後日は医者との面談があるので、実家に行くことになっているが、私としてはどうしようもない。不安を通り越して、あきれている。私の親なので、自分も気をつけなければ行けない。いつまでも若くはない。考えることと行動のアンバランスに気をつけなければならない。

昨日はソフトブリッジの柳川社長とあった。70才なのに、インドで研修事業をされている。関心して、インドの話を聞かせていただいた。私も数年前まで、インド人会を12年やっていたので、彼の話がよく分かった。今年な無理だが、来年は是非プネに行ってみたい。

さて、今日はペリーの続きが少し残っている。そのあとは中国の元紙幣の話だ。最近、米英の新聞に中国の記事が増えて来た。日本の記事も増えて来ているが、あまり良い記事ではないのが多い。そのうちに、何か探して取り上げよう。
では始めよう。

Meanwhile, Mr Hjelm's question and his follow-up blog post reveal an emerging line of attack on Mr Perry from the most fervently small-government precincts of the tea-party right: Mr Perry is a big-spending, lobbyist-loving, Al Gore-supporting ex-Democrat who is all pork and no tricorne. Sarah Palin, who may yet enter the race, recently retweeted a blog post featuring these charts:

一方ではHjelm氏の質問と彼のその後のブログ投稿はティーパーティ右派の最も熱心な小さな政府を支持する選挙区からのペリー氏への新たな一連の攻撃を明らかにしている。: ペリー氏は支出を切り詰めず、ロビー活動を好み、人気取りばかりで、ティーパーティのメンバーで無い
、アルゴアを支援した元民主党員である。サラペイリンはこの選挙戦にまだ入っていないかもしれないが、最近、下記の図を特集したブログ投稿を引用した。:

 
tricorne:三角帽子の意味で、1773年のボストン茶会事件でこの帽子をかぶっていたので、ティーパーティの代名詞になっている。注

上の図は知事の間の負債残高に於ける累積の変化
下の図は知事の間の負債残高に於ける年間の平均の変化
灰色が合計で、青が一人当たり。


It seems that a good deal of Texas' debt comes from bonds issued to finance new infrastructure. Given Texas' population growth, the last several years' low interest rates, and a large pool of un- and under-employed workers, this might be smart government. But try telling that to Mrs Palin, or Michele Bachmann. Mr Perry's going to have to do better than "You obviously don't know what you're talking about, sister", even if it's true.


テキサスの大量の債務は新たなインフラに資金提供するために発行された債券から来ているようだ。テキサスの人口の成長、最近の数年の低金利、そして失業もしくは潜在失業労働者達の大きな予備要員を考えると、このことは賢い政府なのかもしれない。しかし、ペイリン女史とかミシェルバックマンにそれを語らせよう。ペリーがやっていることはたとえそれが事実だとしても、「あなたが話題にしていることはあなたは明らかに理解していないよ。シスター。」と言うこと以上のことをしなければならない。

要はペリーはたいしたことをやっていないが、政治家としては一流で、庶民をその気にしてしまう魅力を持った男だと言うことかな。だから、ペイリン女史とかミシェルバックマンのうるさ方ががたがた言っても、適当にあしらってしまうことが出来ると言うことか。いずれにしても彼が一番人気の共和党の大統領候補だが、人気はあるが、たいしたことはないようだ。どこかブッシュに似ているような気がする。さて、引き続いて、中国元の話に移ろう。この記事はエコノ ミストの記事だ。

Redback and forth
The yuan is flowing beyond China’s borders—and back again

 

THE helicopter buzzed to and fro, hour after hour, high above Hong Kong’s shining harbour and glistening skyscrapers, a bright red advertising banner trailing behind. What unmissable opportunity was it selling? Government bonds, that’s what, yielding as little as 0.6%.

ヘリが香港の照り返す港と光を反射する摩天楼、その背後にたなびく鮮やかな赤い宣伝の垂れ幕の上高くを行ったり来たり、一時間毎に飛び交っていた。それはどんな見逃せない好機を売っていたのか? 国債。それは何だ。利回りはわずか0.6%しかない。
 

The bonds were issued on August 17th by China’s Ministry of Finance in its own currency, the yuan. That would not normally be a banner-waving event. But what made this sale notable was its size—20 billion yuan ($3.1 billion)—and its buyers: offshore investors in Hong Kong. It represents by far the biggest issue of “dim sum” bonds, securities denominated in the currency of mainland China, but sold in Hong Kong, where people like to eat dumplings, pork buns and other tasty morsels known as dim sum. It therefore marks another step in the globalisation of the redback.

この国債は中国の財務部によって8月17日に、この自身の通貨、元で発行された。そのことは通常は愛国心を盛り上げようとするイベントではないだろう。しかし、この売り出しを注目させたのはその規模だった。ー200億元(31億ドル)ー そしてそのバイヤー達。:香港のオフショア投資家達だ。それは群を抜いて最大級の「点心」国債、大陸中国の通貨建ての証券の発行によって表現しているが、 香港で売られ、そこの人々は水餃子、豚饅頭、その他点心として知られているおいしい品々を食べるのを好む。したがって、中国紙幣のグローバル化に於けるもう 一つの歩みを示している。
 

The first such bond was sold by China Development Bank in 2007. The bank has since been followed by more than 80 other issuers, including the World Bank, a Russian bank, McDonald’s, Volkswagen and a casino operator.

最初のこのような国債は2007年に中国発展銀行によって発売された。この銀行は以来、世界銀行、ロシア銀行、マクドナルド,フォルクスワーゲン、カジノ業者などの80以上の発行体によって利用されて来た。


と言うことで今日はこれまでだが、中国元建ての200億元の国債が香港で売り出された。いよいよ元が中国から本格的に出て行く兆候かもしれない。今まで元はドルに変えて持ち出すことが出来なかった。2、3年前に一億元を香港に持ち出したいと言う依頼を受けたが、調査したら、手数料が5%だった。あの国境を越えるだけの手数料だ。それがようやく、自由に取引できる時がもうじき来そうだ。そうなるとますます中国の経済が加速する。我々にとって良いことなのか悪いことなのかは対応次第だろう。今日はこれまで。

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2011年10月03日

大統領候補リックペリー

あっという間に10月になってしまった。朝晩涼しくなって来た。日も短くなった。今日は珍しくアメリカ大統領の候補者の記事で、今のところこのリックペリーが有力候補だが、内容を見てみると今いちのような気がする。オバマが失業率を改善できず、経済政策では大幅な刺激策を発表 したが、果たしてどうなるのか。今日はそうした背景の中での共和党の候補者の記事を見てみよう。まだ一波乱ありそうだ。では始めよう。この記事はエコノミストの記事だ。

Iowa 2012 An intimate moment with Rick Perry
アイオワ2012年 リックペリーの親密なひと時

Aug 17th 2011, 13:15 by W.W. | IOWA CITY

RICK PERRY made a campaign stop the other day at Iowa City's Hamburg Inn #2, a small diner renowned as a destination for presidential hopefuls. Tipped off by a friend employed there, I wandered over and scored a seat just before the crowd of media and curious locals started to push up against the fire code.


リックペリーは先日、大統領の有望な候補者の行き先として有名な小さな食堂であるアイオワシティのハンバーガーイン#2に選挙運動で立ち寄った。そこで働 いている友人がこっそり知らせてくれたので、私はぶらぶら歩いて行き、マスコミの集団の丁度前の席を手に入れた。そして、好奇心の強い現地の人たちは防火規則に反対して議論をし始めた。


I found myself seated across from Drew Hjelm, a University of Iowa undergraduate studying economics and information systems. Mr Hjelm told me he had voted for Ron Paul at the Ames Straw Poll on Saturday. He sported a mises.org rubber bracelet and was not impressed with Mr Perry's small-government credentials.


私は経済と情報システムを勉強しているアイオワ大学の学部の学生であるDrew Hjelmが向こう側に座っているのを見つけた。Hjelm氏は土曜日のAmes Straw世論調査ではRon Paulに投票をしたと言った。彼はmises.orgのゴムバンドを見せびらかし、ペリー氏の小さな政府の業績には好印象を持っていなかった。


As we waited for Mr Perry to wend his way through the crowd toward our booth I joked with a friend about questions to ask the governor of Texas: "Why are you so handsome?" "What conditioner do you use?" "George W. Bush: Great president or greatest president?" Mr Hjelm, it turns out, had a serious question for Mr Perry. When Mr Perry got to our table, Mr Hjelm put it to the governor. I happened to catch Mr Perry's somewhat brusque reaction on video:

What did Mr Hjelm ask? Here's his own account:

我々はペリー氏が群衆を通り抜けて、我々のブース席に向かってくるのを待っていた時に、私はテキサス州知事に尋ねる質問について友人とジョークをかわした。: 「あなたはなぜそんなに美男子なんですか?」「どんなコンディショナーを使っているのですか?」「George W. Bush: 偉大な大統領ですかそれとも最も偉大な大統領ですか?」Hjelm氏は、と言うことになったのだが、ペリー氏に真面目な質問をした。ペリー氏が我々のテー ブルに来た時にHjelm氏は知事に聞いた。私はビデオで、たまたまペリー氏のいくぶん無愛想な反応を捉えた。:Hjelm氏が何を聞いたのか?ここに彼自身の記述がある。:

What I asked Governor Perry was “Considering state debt has nearly tripled and spending has increased by two thirds since you were governor, and also that ACORN considered your help their ‘proudest moment,’ what were the differences between him and the current liberal president?” As you can see, he immediately tried to excuse away the numbers. 

私がペリー知事に聞いたことは「あなたが知事になって以来、州の債務はほぼ3倍で、支出が3分の2増加して来たこととまた、ACORNがあなたの支援を 「かれらの最も誇るにたる機会」だと考えたことから、あなたと現在のリベラルな大統領との違いはなんだったのか?」お分かりのように、彼は直ちに数字を離れて、弁解しようとした。

ACORN(Association of Community Organizations for Reform Now)- アメリカ合衆国の低所得者支援団体


This is a challenging line of questioning, but it was set forth politely, and I would have liked to have heard Mr Perry's reply. Mr Perry had started to say "I don't know where..." and then changed course. When Mr Hjelms talked over him to cite his source, replying to what he took to be the thrust of Mr Perry's abandoned first response, and when he continued to try to say where he got his numbers, Mr Perry used the opportunity to act as though Mr Hjelms was not actually interested in a response and moved on. "You obviously don't know what you're talking about, brother", he added in valediction, which is somewhat ironic, as Mr Hjelms was trying to explain how he knew what he was talking about.

こ れは一連の厄介な質問だ。しかし、それは丁寧に述べられた。そして、私はペリー氏の返答を聞きたかった。ペリー氏が話し始めた。「私はどういうことなのかわからないが、.....」と行って話の流れを変えた。Hjelms氏が彼の情報源を引用して、彼について議論をした時に、彼がペリー氏の放棄した最初の返答への攻撃であると理解したことに答え、そして、彼が彼の数字をどこから得たのか言い続けようとした時に、ペリー氏はHjelms氏が実際に返答に関心 がなかったかのようにその場において行動し、移動した。「あなたは明らかに、あなたが話そうとしていることを理解していないよ。兄弟。」と彼は別れの言葉を言ったが、それは幾分皮肉を込めていた。Hjelms氏は彼が話していることをどのように理解しているかを説明しようとしたのだが。
 

I enjoyed witnessing this fleeting, close-up moment of flesh-pressing campaign politicking. Mr Perry's skillful exit from the exchange, his calmly assertive demeanour (note the way his initially attentive eyes narrow into a challenging "kiss off" grin, the way he presses his index finger softly into Mr Hjelm's chest) and the folksy leavening of his denigrating parting shot, all suggest to me a seriously skilled retail politician whose swagger remains mostly charming even when he's being an impatient prick.

私は握手攻勢に於ける選挙運動の、このつかの間の、クローズアップした瞬間を目撃したことを楽しんだ。ペリー氏のこのやり取りの巧みな退場、彼の穏やかに自信を持った振る舞い(始めは思いやりのある目を細めてから、挑戦的な「問題を避けた」にこっとした笑うやり方、彼が人差し指をHjelm氏の胸に軽く押すやり方を書き留めておく。)そして彼の卑下した別れの時の社交的な感化力。こうしたすべてが、彼が耐えきれない下衆野郎であっても、その威張った態度が大抵は魅力的になる、極めてスキルを持った、一般大衆に迎合した政治家を私に連想させる。


ようは彼ははぐらかすのが極めてうまい政治家だと言うことを言ってる。あまり彼のことは評価はしていないようだ。今日はこれまで。ではまた明日。

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swingby_blog at 05:39コメント(0)トラックバック(0) 
プロフィール

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海野 恵一
1948年1月14日生

学歴:東京大学経済学部卒業

スウィングバイ株式会社
代表取締役社長

アクセンチュア株式会社代表取締役(2001-2002)
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海野塾のイベントはFacebookのTeamSwingbyを参照ください。 またスウィングバイは以下のところに引っ越しました。 スウィングバイ株式会社 〒108-0023 東京都港区芝浦4丁目2−22東京ベイビュウ803号 Tel: 080-9558-4352 Fax: 03-3452-6690 E-mail: clyde.unno@swingby.jp Facebook: https://www.facebook.com/clyde.unno 海野塾: https://www.facebook.com TeamSwingby
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