2011年11月

2011年11月13日

台湾の中国スパイ4

昨日はグローバリゼーション研究会があった。だんだんメンバーが意見を言うようになって来たので、良い傾向だ。次月はもう忘年会のシーズンだ。今日はいつものようにスケートをして、午後は面接が一点あり、そのあとは新しい英語の勉強を始める事にしている。では今日も始めよ う。スパイの話は今日が最終回だ。

 

The KMT, which has rapidly expanded Taiwan’s economic and other ties with the mainland since returning to power in 2008, has responded furiously to suggestions that Lo’s betrayal points to a wider rot and that the military can’t keep U.S. secrets safe, insisting that it shows only one man’s weakness in the face of temptation.

 

国民党は2008年に政権が戻って以来、大陸と台湾の経済並びに他の連携を急速に拡張して来たが、Loの背信は広範な腐敗を指摘していて、軍部はアメリカの機密を安全に維持できないと言う忠告にたして、激しく反応して、その件は誘惑に直面して一人の男の弱さを示しているに過ぎないと主張している。

 

Brother points to U.S.

Lo’s brother, however, said he doubts that sex led his sibling astray, noting that Lo was a devout Buddhist and could “control his desires.” He instead blamed his brother’s troubles on the United States, suggesting that he had been set up. He said Lo returned from a visit to Hawaii with a Taiwan military delegation last year complaining that he’d been approached by unidentified Americans in his hotel and treated “very rudely.” It is not clear who they were or what they wanted, although one former Taiwan defense official said the FBI had tried to turn Lo and recruit him as a double agent.

 

兄がアメリカに指摘している。

Lo の兄は、しかしながら、セックスが彼の弟を堕落させたことを疑っていると言っていて、Loは敬虔な仏教徒で、「彼の欲望を管理」することが出来ると言った。その代わり、彼はアメリカ合衆国に対して彼の弟の問題を責めて、彼は仕掛けられていたと言い出した。彼は昨年、台湾の軍事代表団とともにハワイへの訪問から戻って、彼は彼のホテルで知らないアメリカ人が近づいて来て、「極めて無礼に」扱われたことに不満を言っていた。ある元国防部の役人は、 FBIがLoに近づいて、彼を二重スパイに採用しようとしたと言ったが、彼らが誰なのか、何をしようとしたのかはっきりしない。

 

York Chen, a pro-opposition defense expert, said he met Lo while serving as a senior adviser to Taiwan’s national security council under President Chen. Sex, he believes, “was just a trigger” for deeper grievances against civilian politicians. “To him, the situation looked hopeless,” York Chen said.

 

York Chenは野党支持の防衛の専門家だが、陳総統下の台湾の国家安全保障理事会でのシニアアドバイザーをしている時のLoに彼は合ったと言った。彼が信じて いるのは、セックスは文民政治家に反対するかなり深い不満に対して「誘発しただけだった。」「彼にとってはその状況は絶望的に見えた。」とYork Chenは言った。

 

Tiehlin Yen, a retired naval captain and a scholar at National Chengchi University’s Center for Security Studies, also met Lo but thinks his treachery was simply a desperate attempt to protect his career after getting trapped in a sexual liaison he wanted to keep quiet. “He had everything. He was a future star,” Yen said.

 

Tiehlin Yenは退役した海軍大佐で、国立政治大学で安全保障研究センターの学者だが、かれもまたLoに会ったが、彼が秘密にしておきたかった密通にはまった後で、彼の背信は彼のキャリアを守ろうとする為の自暴自棄の試みでしかなかったと思う。「彼は何でも持っていた。彼は将来のスターだった。」とYenは言っ た。

 

Shortly before Lo’s arrest, his son enrolled in a Taipei military academy, continuing the family’s military tradition into a third generation. (The son has since been expelled, officially because of poor grades.) Tsai Jung-ming, a 91-year-old KMT veteran who lives next to the Lo family farm, said Lo used to visit him whenever he came from Taipei to see his mother and brother. They sometimes talked about the trips that Lo’s father had made to see family on the mainland. China, Tsai said, is “now much richer,” but “I still hate the communists.” He can’t believe that Lo would have spied for them. “One day maybe we will understand — and he will be clean again.”

 

Lo が逮捕される少し前に、彼の息子は台北陸軍士官学校に入学し、3世代にわたる家族の軍の伝統を続けていた。(この息子はその後、除名され、公式には成績が悪いからであった。)Tsai Jung-mingは91才の国民党の古参兵だが、Lo家族の農場の隣に隣に住んでいて、彼が台北に来て、彼の母や兄に会う時はいつでも彼を訪問していたと言った。彼らは時々、Loの父親が大陸で家族に会う為に行って来た旅行の話をした。中国は、Tsaiは言った、「現在、大いに豊かだ。」しかし、「私は依然として共産党員は嫌いだ。」彼はLoが彼らの為にスパイをしたことを信じることが出来ない。「ある日、我々は理解することが出来るかもしれないー そして彼は再び無実になるだろう。」

 

これで終わりだ。最後のところは意味深長で、台湾が中国に統一されれば、彼は無罪になると言う事だ。いつもは取り上げないような内容の記事だが、たまにjは良いかもしれない。今日はこれまで。明日から共和党の上院の議長のベイナーの記事だ。

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2011年11月12日

台湾の中国スパイ3

今日はグローバリゼーション研究会だ。テーマは25日に浩志会の講演があるので、その前段のグローバルな政治、経済の動きについて今までの話を総括しようと思う。ヨーロッパ連合の混乱、中東の課題、アメリカの政治経済、中国の問題について話をし、日本がどうすればグローバリゼーションの方向に向かう事が出来るのかを議論する。今ホットなTPPについても多少言及したい。激動の世界の渦中にあって、平和な日本の中にいながら、 世界の動きを少しでも共有したい。

さて、今日も昨日の続きだ。こうした北京のハニートラップ攻勢は現在のビジネスも一緒だ。先日、揚州で中国人の経営者の会合に行ったが、200人ほどが集まっていて、日本人も2、30人いた。彼らの日本人に対する接待は尋常ではなかった。ITアウトソーシ ングの責任者達がホテルのロビーでたむろしていて、彼らをカラオケに勧誘する。金に糸目を付けない接待を行う。日本人はCSRがあるからと言ってこうした事はしないが、中国人のこうした接待尽くめの営業には絶対に勝てないだろうと思った。ともかく凄まじかった。では今日もその続きを始めよう。


Under Chen, the word “Taiwan” appeared on Republic of China passports, and statues and photographs of Chiang Kai-shek, the KMT’s late leader and a champion of Chinese reunification, vanished from many public buildings. Lo’s brother, speaking at the family’s farm in his first interview, said his jailed sibling never revealed any sympathy for the Communist Party but didn’t consider it Taiwan’s enemy anymore.

“We were raised on slogans about fighting communists and serving the Republic of China,” said the spy’s older brother. “I know my brother would never betray Taiwan’s interests.”

 

陳の時に、「台湾」と言う言葉が中華民国のパスポートに現れた。国民党の末期の指導者であり、中国再統合の擁護者であった蒋介石の彫像と写真は多くの公的な建物から消えた。Loの兄は彼の最初のインタビューで、家族の農場で話をしたが、彼の収監中の弟は共産党に対して全く共鳴してはいないが、台湾の敵であるとはもはや考えていなかったと言った。「我々は共産主義者と戦い、中華民国に奉仕するスローガンを掲げて来た。」とこのスパイの長兄は言った。「私の弟は決して台湾の利益を裏切ってはいないことを知っている。」

 

Beijing, the brother said, “stopped being our enemy” when Taiwan lifted restrictions on travel to the mainland in the 1980s, and their father, along with many other former KMT soldiers, began making trips back to visit relatives.

 

北京は、その兄が言った。台湾が1980年代に大陸の旅行する制限を止めた時に「我々の敵であることを止めた。」そして、彼らの父親は多くの他の元国民党の兵士とともに、親族を訪問するために帰郷の旅行をし始めた。

 

A history of espionage

Espionage across the Taiwan Strait is hardly new. When the KMT decamped to Taiwan in 1949 — along with tens of thousands of soldiers such as Lo’s father — it left a network of agents behind and has worked to keep intelligence flowing ever since. Meanwhile, Beijing has developed its own network in Taiwan. In August, a court in Taipei convicted a Taiwanese software engineer for trying to obtain information about Taiwan’s U.S.-made Patriot missile defense system from friends in the military.

 

スパイ活動の歴史

台湾海峡を挟んだスパイ活動の歴史は今に始まったことではない。国民党が1949年に台湾に逃亡した時ー Loの父のように数万人の兵士と一緒に、ー それ以来、諜報員のネットワークを背後に残し、諜報活動の流れを維持して来た。一方で、北京は台湾で彼ら自身のネットワークを展開して来た。8月に、台北 の裁判所は軍隊にいる友人達から台湾の米国製パトリオットミサイル防衛システムに関する情報を得ようとしたかどで、台湾のソフトウェアエンジニアに有罪判決をした。

 

But Lo’s betrayal has stirred particularly acute alarm. His job gave him access to some of Taiwan’s most closely guarded secrets — involving a new command, control and communications system known as Po Sheng, or “Broad Victory,” long a target of Chinese espionage here and in the United States. In 2008, former Pentagon employee and Alexandria resident Gregg W. Bergersen pleaded guilty to providing classified information on U.S. weapons sales after the FBI uncovered a Beijing spy ring focused on American military cooperation with Taiwan. One of its main targets, according to an affidavit presented in court, was Po Sheng.

 

しかし、Loの背信は特に重大な警告をかき立てて来た。彼の仕事は台湾の最も厳密に防護された機密の幾つかに彼がアクセスできた。ー 長い間、こことアメリカ合衆国内の中国人のスパイ行為の目標であるPo Sheng(勝專案) もしくは「広範の勝利」として知られている新たな指令、管理、伝達システムが含まれている。北京のスパイ一味が台湾とアメリカ軍の協力に焦点を当てていたことをFBIが暴いて、アメリカ武器販売の機密情報を提供したことで、2008年に元ペンタゴンの従業員で、Alexandria在住のGregg W. Bergersenが有罪を宣告された。その主な目標の一つは、裁判所に提出された宣誓供述書によれば、Po Shengであった。

 

Yang, Taiwan’s deputy defense minister, said the system “has not been compromised” by Lo’s spying, which involved at least five separate transfers of information to, and illicit payments from, a Chinese handler. But at a recent Taipei conference on security, Jean-Pierre Cabestan, a Taiwan expert at Hong Kong Baptist University, said the case suggested that Taiwan’s espionage and counter-espionage networks are “deeply gangrened’’ by communist agents.

 

台湾の国防部副長官のYangはこのシステムはLoのスパイ活動によって「損なわれて来ていない」と言った。それは中国人の窓口に少なくとも5回に分けて情報の移送と彼からの不法な支払いに関わった。しかし、安全保障の最近の台北のコンファレンスで、香港パプチスト大学の台湾の専門家であるJean- Pierre Cabestanはこの事件は台湾のスパイ行為と反スパイネットワークが共産党の諜報機関によって「極めて壊疽にかかっている」ことを示していると言っ た。


今日はこれまで。

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2011年11月11日

台湾の中国スパイ2

イタリア国債の金利が急上昇し7%を超えてしまった。ユーロ危機はさらに深刻の度をまして来た。仮にイタリアにデフォルトの可能性が出て来たら,もうどこもイタリアを救済することはできない。

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そのため,NYダウは400ドルも下落したが,理由が理由だけに,今日だけに留まらない。しばらく は下落し続けるだろう。そうなると年間最安値を割り込む可能性が十分にある。下手をすると一万ドルさえも割り込んでしまうかもしれない。そうなると日本もリーマンショックのときの株価になってしまう危険性すらある。すなわち、7000ドル台だ。

もう一つ昨日は馬鹿げた記事があった。日航がタイに支援物資の無償輸送をすると発表したことだ。破綻したばかりで,株を紙くずにした企業がまだ性懲りもなく殿様商売をしている。あきれてものが言えない。本当にこういう企業は救済するべきではない。殿様の血がまだ流れている。この間,ボーナスを配当したばかりだ。

昨日eBayに取引金額の限度の上限を上げてくれるようにアメリカに電話した。もう半年も交渉ししているが、このBig brotherは結局上げてはくれなかった。理由はインターネットでの取引金額が増えていないと言う事のようだ。アメリカは取引による利益よりも、こうしたビジネスは与信管理の方の比重が大きいのはわかるが、ちょっと度を超している。中国のように、ものすごい数の人が監視業務をしているのだろう。やり過ぎだ。

さて、今日のテーマに話を戻そう。ちょっと気になったのはこのスパイ行為に対しての軍事裁判が終身刑だと言う事だ。普通は銃殺刑だが、彼の今までの出身の背景があったからだろうか。グローバリゼーション研究会は明日に迫って来た。それでは続きを始めよう。

But what those values are, exactly, has become increasingly confused in recent years as democracy has shaken old certainties and exposed deep divisions between those who favor rapprochement — and even reunification — with the mainland and rivals who want to keep Beijing at arm’s length. Lo’s motives for spying, said Andrew N.D. Yang, deputy minister of national defense, are under investigation. “It is a jigsaw puzzle. We haven’t reached the final stage yet,” he said in an interview in his office, the walls plastered with military maps of Taiwan and mainland China, which lies just over 100 miles away — and claims Taiwan as its territory.

 

しかし、これらの価値観が何であるのかは,まさしく近年において、ますます混乱して来ている。それは民主主義が昔から変わらないと確信しているものを揺すぶって来ていて、そして、大陸との親交関係の確立ー そして再統合さえもー 支持する人々と北京を敬遠しようとしている対抗者達との間の深い分裂をさらして来ているからだ。Loのス パイの動機は、国防部副長官のAndrew N.D. Yangが言ったのは、目下調査中であり、「それはジグソーパズルだ。我々はまだ、最終段階に達していない。」と彼は彼の事務所でのインタビューに答えた。壁には台湾と大陸中国の軍事マップが張られていた。大陸はほんの100マイルしか離れておらず、ー そして、台湾をその領土として主張している。

 

The case has come at a particularly sensitive time for Taiwan, which will hold a presidential election in January and has spent recent months frantically lobbying Washington for new warplanes. The Obama administration last week unveiled a $5.8 billion arms package for Taiwan that includes sophisticated radar and other equipment to refurbish an aging fleet of F-16 A/B jets. But the White House shows no sign of approving a long-standing request by Taipei for new, more advanced planes.


この事件は台湾にとってとりわけ微妙な時期に起こったが、1月には大統領選挙が行われ、最近の数ヶ月は新たな戦闘機のことで、ワシントンのロビー活動に躍起になって来ている。先週、オバマ政権は台湾に対して、58億ドルの武器パッケージを公表し、F-16 A/Bジェット機の古くなった飛行隊を改装する為の精巧なレーダーとその他の設備が含まれている。しかし、ホワイトハウスは新しい、より先進的な飛行機に対する長年の台湾の要求を承認する兆候を見せていない。

 

‘Money and sex’

Taiwan’s government, which was tipped off about Lo’s double game by the United States, has released few details of his treachery. But, through media leaks and occasional statements, it has sought to calm fears that he betrayed Taiwan because of any pro-Beijing ideology or desire for swift reunification. “His motive was just money and sex — mainly sex,” said Lin Yu-fang, a KMT lawmaker and member of the legislature’s Foreign Affairs and National Defense Committee. This explanation holds that Lo — a married father of three — simply stumbled into a Beijing-sprung “honey trap” while serving in Bangkok from 2002 to 2005 as a military attache.

 

「金とセックス」

台湾政府はアメリカ合衆国によってLo の表裏のある行動についてこっそりと知らされたが、彼の背信の詳細は殆ど公表しなかった。しかし、メディアへの情報漏洩と時折の声明から、彼が台湾を裏切ったのは何らかの北京支持のイデオロギーかもしくは迅速な再統合への願望であるということで不安を鎮めようとして来た。「彼の動機はまさに金とセックスだった。ー 主にセックスだ。」と国民党の議員であり、立法府外事並びに国防委員会のメンバーである Lin Yu-fangは言った。その説明はLoはー 3人の子供の父親だがー2002年から2005年に武官としてバンコクに赴任していた時に北京が仕込んだ「ハニートラップ」に単にはまってしまった。

 

ハニートラップ:女性スパイが対象男性を誘惑し、性的関係を利用して懐柔するか、これを相手の弱みとして脅迫し機密情報を要求する諜報活動

 

It was a time of frustration and even anger in Taiwan’s KMT-dominated military and civilian bureaucracies, which worried about the country’s direction under then-President Chen Shui-bian, the island’s first non-KMT leader since 1949. Chen, who left office in 2008 and is now in jail for corruption, alarmed many in the KMT by stressing Taiwan’s separate identity from that of the mainland and by making gestures, mostly symbolic, that tilted toward independence for Taiwan, something that Beijing has vowed to stop at any cost and which the KMT also opposes.

 

台湾の国民党を支配している軍部と官僚に中に失望と怒りさえ感じる時期であった。彼らは、1949年以来、この島の最初の国民党でない指導者である、当時の陳水扁総統下でのこの国の方向を心配している時であったからだ。陳は2008年に辞任し、現在、収賄で収監中であるが、国民党の多くの人たちに警告し、大陸のそれとは異なった台湾の独自性を強調し、そして、殆どは象徴的だが、台湾の独立に傾いた態度を見せ、それは北京が如何なる犠牲を払っても阻止しようと誓って来たことであり、 また、国民党もまた反対して来たことである。


彼は中国の三十六計の美人計にはまったと言う事のようだ。中国政府がとる常套手段だ。人口が多いだけに、人による奸計には事欠かない。今日はこれまで。

 

 

 

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2011年11月10日

台湾の中国スパイ

私のグローバリゼーション研修で来年の9月に上海ーアモイー台北研修があるが、中国の経済から見ると台北はもはや独立国ではない。東京から見れば、独立国の台湾だが、上海から見ると、もはや、独立国ではない。そうした研修がこの来年の9月に企画している。上海から台北に行く研修であり、あえてアモイを入れたのは台湾と同族だからだ。言語が一緒なので、福州とは違う。閩南語だ。そうした事を踏まえて、今日の記事を見てみよう。

今回の記事は今までとは全く違う内容だが、台湾の軍人に中国のスパイがいたと言うショッキングな記事なので取り上げてみた。
これはワシントンポストからの記事だ。冒頭に述べた背景が今回のよ うな問題を引き起こしているのかもしれない。中国政府としてはこうしたスパイ活動はもはや台湾に対しては軽い気持ちにちがいない。大騒ぎしているのは台湾の一部の政治家だけではないだろうか。もしくは世界に疎い日本人もそうかもしれない。では始めよう。

In Taiwan military, Chinese spy stirs unease

By Andrew Higgins, September 28

台湾の軍隊の中で、中国のスパイが不安を引き起こす。


KUANSHAN, TAIWAN — Early this year, military intelligence agents and prosecutors showed up at a white, single-story farmhouse here in southern Taiwan and told Lo Hsien-sheng that they needed to search the premises. They hunted in sacks of rice, burrowed in the garden and checked the chicken pen.


今年の始め頃,軍の諜報機関と検事が南台湾のここの白い平屋の農家に現れ,屋敷を探索する必要があるとLo Hsien-shengに語った。彼等は米の袋の中を探し,庭の中で穴を掘り,そして鶏舎をチェックした。

 

“They said they were looking for money,” recalled Lo, a 52-year-old retired soldier whose younger brother — a senior officer in the Taiwanese military — had just been arrested in Taipei, the capital, and charged with spying for China.

 

「彼等はお金を探していると言った。」とLoは回想した。彼は52才の退役した兵士で,その若い弟はー 台湾軍の上級将校でー 台北の首都でまさに逮捕されたばかりで、そして中国のスパイ容疑だった。

 

 

 

The search was part of a frenzied effort to answer questions deeply troubling to not only Taiwan but also Washington: Why did a successful and seemingly loyal officer in a military rooted in hostility to the Chinese Communist Party turn against his country, and what secrets did he betray? Until his arrest in late January, Maj. Gen. Lo Hsien-che ran the army command’s communications and electronic information department. This put him at the heart of a command-and-control system built around sophisticated and highly secret American technology that China had been trying to get its hands on for years.

 

この調査は台湾のみならず,ワシントンに対してもまた深く困惑させた問題の答えを出すための取り乱した努力の一部であった。:なぜ中国共産党に対しての敵意が深く根付いた軍の中で成功し、そして一見したところ、忠誠心を持った将校が彼の国家に背き,そしてどんな機密を彼が裏切ったのか?1月末に彼が逮捕されるまで,Lo Hsien-che少将は陸軍司令部の通信電子情報部を運営していた。この事は複雑で,高度な機密を持ったアメリカの技術で取り囲むように作られた指令な らびに管理システムの中枢部に彼が配属されていた。中国はこの技術を何年も手に入れようとして来ていた。

 

Sentenced to life in prison in July by the Military High Court, Lo is the highest-ranking officer convicted of espionage in Taiwan in decades — and a reminder, according to the Ministry of National Defense, that, despite a recent warming of relations between Taipei and Beijing, “mainland China’s efforts to collect our military intelligence have not stopped but intensified.”

 

軍の高等裁判所によって,7月に終身刑を宣告され,Loは数十年間に於ける台湾でのスパイ行為で有罪を宣告された最も高いランクの将校である。ー そして、国防部によれば,台北と北京の間の関係の最近の親密さにも関わらず,「我が軍の諜報情報収集の大陸中国の努力は留まる事なく,増大している。」事を思い起こさせる。

 

Lo’s spying on behalf of Beijing, which went on for at least seven years, has stirred deep unease, not only because he had access to secrets but also because of his background. The son of a Kuomintang (KMT) soldier who fled to Taiwan in 1949 to escape Mao Zedong’s victorious Red Army, Lo grew up infused with the values that dominate the military establishment of Taiwan, also called the Republic of China.

 

北京のためのLoのスパイ行為は少なくとも7年間続き、極度の不安を引き起こしてきていて、それは彼が機密にアクセスして来たばかりではなく、彼のバックグラウンドのためでもあった。毛沢東の勝利した赤軍から逃れるために、1949年に台湾に 逃げた国民党(KMT) 兵士の息子のLoは台湾、また、中華民国と呼ばれ,その軍の体制を支配した価値観を吹き込まれて育った。


今日はここまで。


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2011年11月09日

アメリカと中国の経済比較8

今日で米中の経済論議は終わるが、ここでの著者の課題は中国を一つの国家として見ているところに評価の軸がずれていた。そうした意味では欧米人には中国と言う国家が一つに見えてしまうのかもしれない。中国こそアメリカ以上に合衆国であり、連邦だ。国家として統合された時よりも、何千年の間、争っていた時の方が長い。それが近年、共産党により統合されただけだから、その過去の歴史は拭えない。そうしたところが日本人も含めて、 どうしても理解できないところだ。

そしてもう一つ、アメリカ人がオバマを含めて、元高を声だかに言っているが、これも馬鹿げている。輸出を増やし、雇用を増大しようとしての施策だが、過去の実績からそうなっていない。ドル安の為、輸入物価がどんどん上がり、国民が貧しくなるだけだ。なぜそう言う事に気がつかないのだろうか。日本もそうだが、政治家への圧力団体がそうさせている。国家の損失だが、馬鹿げた話だ。

社会保険と一緒で、Social Securityのシステムは日本もそうだが、ポンジスキームなのだが、昔からそうだから、誰も疑問に思わない。なぜ円安にならないのか不思議でしょうがない。だから日本企業は円高の今のうちに海外に投資をするべきだ。アメリカがこの馬鹿げた現象に気がついた時には間違いなく円安に触れる。いつまでも国民がどんどん高くなって行くガソリン代金に黙ってはいないだろう。それがいつかはわからないが、そう遠い先の話ではない。

では今日はその最終回を始めよう。

In the meantime, the desire among some American politicians to imitate Chinese subsidies must be blocked. Chinese subsidies go almost exclusively to state entities tightly bound to the party institutionally and personally. Subsidies have widened income disparities after these were dampened in the first decade of reform (when subsidies were slashed). While subsidies appear to increase growth, they are ultimately unsustainable and apparent gains are illusory. Government is not organised to create wealth and subsidies encourage development of a less efficient economy.


差し当たり、幾人かのアメリカの政治家が中国の助成金をまねようとする願望は排除しなければならない。中国の助成金は機関としても、個人的にも党にしっかりと結びついた国家の事業体に殆ど独占的にまわされる。(助成金が削減された)改革の最初の10年間でこれらが抑制された後、助成金は所得格差を広げて来た。助成金は一見、成長を高めるように見えるが、それらは結局は持続不可能であり、外見上の利益は実体のないものだ。政府は富を造り出す為に組織化されてはいないし、助成金は効率的な経済の発展を促進しない。


What the U.S. should do

To compete successfully with China, the U.S. should:

アメリカがなすべきこと

中国と競争して優勢になる為にアメリカは:

  • Limit federal control of lands to defence needs and preservation of natural and cultural phenomena. The Department of the Interior should avoid resource management, shown to distort the economy and reduce prosperity;
防衛の必要性並びに自然および文化的事象の保存に対しての土地の連邦管理を限定せよ。内務省は経済を歪めたり、繁栄を減少させるとみられているような資源管理を回避するべきだ。
  • Immediately and sharply cut the federal deficit. Congress must ignore claims that deficit spending somehow creates wealth, as it actually forces the nation’s capital toward low returns;
連邦赤字を直ちにかつ敏速に削減せよ。赤字支出はともかく富を造り出すと言う主張を議会は無視するべきであり、それは実際に国家の純資産を低い利益の方に押し進めている。

それは幾ら何んでも暴言だ。そんな事をしたら、世界恐慌になってしまう。注
  • In particular, reduce subsidies of every kind. At this point, energy subsidies are especially damaging; and
特に、あらゆる種類の助成金を削減せよ。この点に於いて、エネルギーの助成金は特に、被害を与えていて、そして
  • Ensure a well-educated and growing labour force. The Departments of Education and Justice should stress immigration transparency and education diversity, where the U.S. has an edge over China.
十分な教育を受けた、そして育ち盛りの労働力を確保せよ。司法省は移民の透明度と教育の多様性を強調するべきであり、そこではアメリカは中国に対して有利である。
  • To encourage mutually beneficial Chinese development, the U.S. should:
お互いに有益な中国の発展を促進する為に、アメリカは:
  • Focus on subsidies as the biggest Chinese trade distortion. The Department of the Treasury, the United States Trade Representative, and Department of Commerce should estimate Chinese subsidies for the purposes of reducing them through bilateral and multilateral negotiations; and
中国の最大の貿易の歪みとして助成金に焦点を充てろ。財務省、アメリカ合衆国貿易代表部、そして商務省は双方向の、もしくは多角的交渉を通じてそれらを減少させる目的で中国の助成金を評価するべきである。
  • As part of these negotiations, should offer to welcome Chinese investment in natural resources in exchange for greater American access to the PRC market.
これらの交渉の一部として、中国市場へのより大きなアメリカの参入と交換に、天然資源への中国の投資を歓迎する申し出をするべきだ。

まさしく今年ロック商務長官が中国大使になったのは更なる中国の市場開放が目的で、それに日本が便乗すべきだと私は言っている。その為には日本企業はもっとアメリカ企業に接近するべきであって、中国市場を攻めるのは中国企業に接近する事ではない。また、最後のところで、この著者は為替のことを言わなかった。いわゆるアメリがが要求して来た元高だ。そうすれば、アメリカの輸出が増えると言う今までの論理で、かって2008年に元高にした時には結局、アメリカの商品の輸出は増えなかった。そうした事に結びつかないから、ドルがただ安くなるだけなので、結局海外からの輸入品が高くなり、ガソリンのように2年ちょっとで倍ぐらいになってしまった。

アメリカ人の平均所得が45,000ドルだから、日本円にすると350万円だ。日本人は2007年で437万円だ。今給与が上がらないので、最新でもこんな数字だろう。そうなると2007年は1ドル120円ぐらいだったから、その時のアメリカの所得換算をすれば、540万円もあった事にになる。と言うことはどんどんドル安になると言う事は日本から見てアメリカはどんどん貧しくなると言う事に他ならない。

アメリカ政府はドル安にして輸出振興をすれば、企業収益が上がり、雇用が増えると思っている。そうはなっていない。元高になるだけで、iPadの生産は相変わらず中国で生産される事になるだろうし、GEのナビゲーションシステムも中国で、開発されるだろう。結局雇用は増えない。そうしたからくりがオバマには理解できない。どこかでそのからくりの誤謬が暴かれれば、ドル高になる。注

The U.S. holds the cards

The PRC’s rise from poverty due to the marvelously successful market reforms introduced in 1978 has obscured serious economic weaknesses compared to the U.S. These weaknesses have been exacerbated in important ways by renewed Chinese state intervention starting around 2003. America should not lose track of its advantages over China — in wealth but also in natural resources, and in surprising areas such as employment. Most important, the U.S. should not make the error of mimicking unwise Chinese policies, and should instead focus on getting the American house in order.


アメリカは幾つかのカードを持っている。
1978 年に導入した、驚嘆すべき成功した市場改革によって中国は貧困から立ち上がり、アメリカと比較して重大な経済の弱点を覆い隠して来た。これらの弱点は 2003年頃から始まっている、復活した中国の国家介入による、顕著な手段で、悪化して来ている。アメリカは中国に対する優位性を見逃すべきではない。ー 富の中に、しかしまた、天然資源の中に。そして雇用のような驚くべき領域に於いて。最も重要なことはアメリカは浅はかな中国の政策をまねる間違いを犯すべきではない。そしてその代わりに、アメリカの問題を解決することに焦点を当てるべきだ。
 
この最後のところで、中国の経済の弱点を中国政府の一党独裁による国家介入が問題だと言っているが、逆にこうした事により、今までは民主主義よりも即時に経済の問題、例えば、不動産の高騰、インフレの高騰、失業の増加に手を打てて来た。しかしながら、昨今は豚肉の高騰に対して即座に手を打ってもすぐには解決できない経済規模になって来ている。それだけ経済が複雑になって来たのだろうか。だから、著者が言う
中国の経済の弱点の視点は違う。

また、中国の浅はかな政策と言っているが、これは市場の規制、中国企業の保護、助成、為替の管理の事を言っているのだろう。アメリカの優位性として言っているのはアメリカは天然資源が豊富で、資金にしても中国より豊かだということだ。更にここではアメリカの雇用の優位性、生産性の高さを言っているが、必ずしもそうではない。今回の論文では言及しなかったが、アメリカの最大の優位性は技術とソフトウェアだ。中国にはまだそうしたものがない。日本の昭和の頃にような高度成長期が始まったところだ。まだそうした高度なものは熟成する段階でない。

一方で、これからの10年の巨大なマーケットが今まさ しく出現しつつある。アメリカは国家が縮小して行かないが、箱もの産業は萎縮している。オバマは国内の雇用を第一に考えているが、アメリカは今の国家の状況はもう消費大国ではなくなった。そうなると、アメリカの産業も日本と同様に、中国にそれを求めて行かなければならない。その際に、オバマが言うように、輸出の促進ではない。日本と同じように、企業そのものの進出で、iPadのように、中国で物を作り販売すると言う事がコストと為替から妥当である。

そう見てくると、今のアメリカの為替も含めた経済施策は変化してくのは時間の問題だ。オバマはこうした経済に疎いから、来年の選挙で新しい大統領が決まるまではそのことに気がつかないかもしれない。先ほども言ったように、気がつけば、ドル高で、その結果、円安になる。いつそうなるかわからないが、少なくともオバマの後だろう。大きな変化が日本にも起こってくるが、よく考えてみれば、至極当たり前の事だが、オバマは選挙で目がくらんでいるのだろう。イスラエルの支援と一緒で、あまりに近視眼的だ。それでは選挙にも勝てないと言いたいところだが、運良く、共和党の候補もオバマに競合できる人材が出て来ないのが寂しい。今日はこれまで。


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2011年11月08日

アメリカと中国の経済比較7

昨日は海野会があり、京都大学大学院の松下教授が講師だった。今回の試みとして著名な教授なので、講演の後も引き続き8時過ぎまで、討論会を行った。幸い、以前日経新聞の論説主幹の永岡さんも来ていたので、議論が盛り上がった。参加者は食事をしながら、彼らの突っ込んだ討議を聞く事が出来た。さすがに、歌手だが、勉強家の小田陽子さんが討論に積極的に参加してくれた。ブータンの国民総幸福の議論からTPP、地球温暖化、原子力発電の是非に至るまで、絶対にニュースでは聞けない話を幅広く聞く事が出来た。私も十分に啓発される会議だった。

さて、今月25日に浩志会で講演することになっていて,そのために、昨日ブログを読み直したが,その中で「債務上限」の記事をもう一度読んでみたが,自分で翻訳したにもかかわらず、難しかった。なぜ欧米人はこうした難しい論文を好んで書くのだろうか。そして、このブログについて来る事が如何に大変だということが自分でも実感出来た。早朝にこうした翻訳を行っているので、塵も積もれば式にこうして今まで無意識にきているが、自分ながらも、こうしたことは尋常では継続出来るものではないと改めて思った。このブログをきちんと勉強していれば、たしかに、オバマさんと一時間に議論が出来そうだ。ただ、理解してついて行く事は容易ではない事もわかった。

朝は頭がすっきりしている一方で,何かをしようと言う邪念が涌かないし、意識がまだハッキリしていない朝だからきっと出来るのだろう。昨日はこの継続の意義を実感することができた。では今日も米中の比較を始めよう。明日まで続く。

For labour, a simple indication of American advantage is the ratio of GDP to worker — the U.S. has a larger economy despite a smaller labour force. The American lead is on the order of 11:1; the average American worker is 11 times more productive. Manufacturing, where China is thought to be the new global leader, requires more than eight Chinese workers to equal the production of one American worker. While productivity has been rising in the PRC, the demographic shift means its labour force will shrink. Over the next generation, China will transform from a society younger than America’s to a society that is older than America’s, with proportionately fewer workers.


労働に関してはアメリカの優位性の単純な兆候は労働者に対するGDPの比率である。ー アメリカは少ない労働力にも関わらず、より大きな経済活動を行っている。アメリカの中国との差は約11 対1であり,平均のアメリカ人の労働者は11倍より生産的だ。製造業では中国は新しいグローバルリーダーであると考えられているが,1人のアメリカ人の労働者の生産高に等しくするには8人以上の中国人の労働者達を必要としている。生産性が中国で上がって来ている一方で、人口の変動はその労働力が減少している事を意味している。次の世代にわたって,中国はアメリカより若い社会からアメリカより年を取った社会にかわり、比例的に見るとより少ない労働者となる。


この比較は正しくない。中国を都市部の4億と農村部の9億とに分けてみるか、もしくは先進国部分を抜き出して比較しなければならない。残念ながらそうした統計がないので、その数字を把握する事は困難だが、それをしないとこの米中の生産性比較は出来ない。広州でFoxconnが100万人労働者を使ってiPadの組み立てを行っているが、ここの生産性が低ければ、Appleが中国に依存する事はあり得ない。アメリカ政府は中国の経済をこの4億に限定してみていて、9億を眼中に入れていない。だからここで言うように、アメリカが中国よりも10倍の生産性を持っていると言う事は正しくない。注


Greater productivity makes the average American much more prosperous than the average Chinese. Nor has this prosperity come at the expense of jobs; more of the labour force is employed in the U.S. than in the PRC. Good policy thus embraces effective education and training and a youthful labour force. There is also a financial component to labour force changes: Unfunded pension liabilities must eventually be addressed. As vast as these are in the United States, they are smaller for the U.S. in relation to GDP than for China.

 

より大きな生産性は平均的な中国人よりも、平均的なアメリカ人のほうを遥かに豊かにさせている。この豊かさは雇用を犠牲にしている訳ではない。;一層多くの労働力が中国よりもアメリカで雇用されている。このように優れた政策は効率的な教育、そして研修、そして若い労働力を受け入れる。また、労働力変化に対する財務の要素もある。未払年金債務は結局は取り組まれねばならない。アメリカ合衆国に於いてはこれらはとても膨大ではあるが、それらは中国にとってよりもGDPと対比してアメリカにとっての方がより小さい。


未払年金債務 Unfunded pension liabilities:年金の積み立て不足。将来の支出に備えて蓄えておくべき金額である退職給付債務(従業員に対して将来支払うことを要する年金・退職金の合計額を現在価値に引き直したもの)に比べ、実際の蓄えである年金資産と退職給与引当金の合計額が不足している状態を指す。


As for capital, both countries are currently poor performers. Just a few years ago, the U.S. sustained 2 percent to 3 percent GDP growth without extracting $1.5 trillion to fund federal deficits. Until 2003, Chinese fixed investment rose roughly as quickly as GDP; since 2003, it has risen more than twice as fast. The two countries’ return on combined public and private investment is falling as more financial resources run through the state and are applied to commercially wasteful projects, repeating the mistake made and continued in Japan.

 

資本に関しては両国は現在、お粗末な実績だ。ちょうど数年前に,アメリカは連邦赤字に資金を提供するために1.5兆ドルを引き出す事なしに,GDPの成長を 2から3%維持した。2003年まで中国の固定型投資はおおよそGDPくらい早く上昇した。;2003年以来、それは全速力で,2倍以上上昇して来た。この2国の公共ならびに民間のあわせた投資の利益は落ちて来ていて,それは多くの金融資源が国家を通じて運用され,商業的に無駄なプロジェクトに適用され,日本で行われ,継続された間違いを繰り返したからだった。


Also mimicking Japan, American real interest rates were below 2 percent in 2010 while Chinese real rates were negative. Dangerously low American and Chinese rates are linked by a set of poor policies in both countries that extend beyond simple interest rate targets and have created excess liquidity worldwide.


また、日本によく似ているが、アメリカの実質金利は2010年に2%以下だったが、一方、中国の実質金利はマイナスだった。危険なほどアメリカと中国の低金利は両国の粗末な一連の政策に起因していて、それは単なる金利目標を超えてしまい、そして、世界中に過剰な流動性を作り出して来ている。


この過剰な流動性がユーロの危機にさらに刺激されて、円高を招いて来ている。注


As the Index of Economic Freedom has demonstrated both across time and across counties, whichever nation can rein in public finance the quickest will have an edge in contributing to economic growth. Whether it is American government borrowing or the many Chinese policies that exalt the place of investment within the economy, overreach will eventually be corrected, voluntarily or involuntarily.


経済の自由度指標が時間と国家をまたがって、立証しているように、最も早く国家財政を制御できる国家が経済成長に貢献する上で、有利であろう。 アメリカ政府の借入金や経済の中の投資の位置を高める数多くの中国の政策がどうであれ、行き過ぎは意識的にしろ、無意識にしろ、結局は修正されるだろう。


経済の自由度指標:Heritage FoundationとWall Street Journalが作成しているIndex of Economic Freedom historical rankingsというものがある。世界の国を下記の10項目について評価して国別ランキングを作成している。

Business Freedom (営業の自由)
Trade Freedom (貿易の自由)
Monetary Freedom (金融の自由)
Government Size (政府のサイズ)
Fiscal Freedom (財政の自由)
Property Rights (財産権)
Investment Freedom (投資の自由)
Financial Freedom (金融の自由)
Freedom from Corruption (腐敗からの自由)
Labor Freedom (労働の自由)

この表によれば、14年連続で香港が1位、シンガポールが2位をキープしている。2011年度のランキングによれば、米国は9位、チリ11位、日本は20位、スウェーデンは22位だ。中国は30位以下。

http://bobby.hkisl.net/mutteraway/?p=590


経済の自由度指標と言う言葉ははじめて聞いたが、今回の日本が参加しようとしているTPPにおいて面白い指標を与えていると思う。アメリカも決して経済の自由度指標から見て高い位置ではない。日本は2008年の15位から落ちて来ている。日本はもともと鎖国しているかのように、国民の文化が閉鎖的だから、国を開いた方が良い。


事細かに調査して、その是非を問うよりかは、日本そのもの変革のトリガーを求めるべきだと思う。そうした機会はなかなかやって来ない。あとから入ってきても議論に参加できないと言う人が多々いるが、最初から入っていても議論に参加できる日本人は殆どいないのが現状だ。それほど日本人は対外的な人材がいない。そうした現実を味わう時が今回のTPPではないのか。日本にいて、日本の中で議論していると、そうした事がわからない。今日はこれまで。

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プロフィール

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プロフィール

海野 恵一
1948年1月14日生

学歴:東京大学経済学部卒業

スウィングバイ株式会社
代表取締役社長

アクセンチュア株式会社代表取締役(2001-2002)
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海野塾のイベントはFacebookのTeamSwingbyを参照ください。 またスウィングバイは以下のところに引っ越しました。 スウィングバイ株式会社 〒108-0023 東京都港区芝浦4丁目2−22東京ベイビュウ803号 Tel: 080-9558-4352 Fax: 03-3452-6690 E-mail: clyde.unno@swingby.jp Facebook: https://www.facebook.com/clyde.unno 海野塾: https://www.facebook.com TeamSwingby
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