2014年09月
2014年09月30日
イスラエルは凶暴な軍隊がもたらす脅威が増大しているのでシリアを攻撃している。(3)
The same is true on Israel’s southern flank. Jihadi groups have made a battleground of Egypt’s largely ungoverned Sinai peninsula. And in the Gaza Strip, militant Palestinian groups such as Islamic Jihad have launched scores of rockets toward Israel’s civilian population. The groups are all more radical than Hamas, the militant organization that won Palestinian legislative elections in 2006, and a year later took over Gaza outright.
flank:側面
outright:完全に
こうしたことと同様なことが、イスラエルの南部にも当てはまっている。ジハード組織は、エジプトの巨大な統治されていないシナイ半島を戦場にしてきた。そしてガザ地区では、イスラムジハードのようなパレスチナ武装組織が、イスラエルの一般市民に対して多くのロケット弾を発射している。それらの組織は、全体的に2006年にパレスチナの議会選挙で勝利した武装組織ハマスよりも過激であり、そしてその1年後にはガザの統治を完全に奪った。
※シナイ半島
2010年のエジプトホスニ・ムバラク政権末期から、半島北部でイスラム原理主義勢力の活動が確認されており、同勢力とエジプトのムスリム同胞団との関係がエジプト軍などからは疑われている。2013年エジプトクーデターの際には、イスラム原理主義勢力により、公共施設の襲撃やイスラエルに対してロケット弾を発射している。
Israel regards Hamas as a terrorist organization, but the rising challenge from more radical groups has prompted some Israeli opinion leaders to officially recognize it as a government. In a column published on the news site Ynet by former national security adviser Giora Eiland, the operative logic was the same that led Israeli jets to government targets in Syria: “The more Gaza is a state, and the more we treat it as one, we’ll have more stimuli against it, stimuli which can force it to maintain peace and quiet, which is our main interest.”The same holds true to the north, of course. What’s less clear is how much of the Syrian state actually remains to be engaged, or deterred, by Israel’s military.
stimuli:刺激/皷舞
deter:抑止する
イスラエルはハマスをテロリスト集団と見なしているが、しかし更に過激な集団からの増加する攻撃が彼らを政府として公式に認識するように何人かのイスラエルで影響力をもつ人たちを刺激している。前国家安全保障担当補佐官であるGiora Eilandが、ニュースサイトYnetに書いたコラムによると、 軍事行動の論理はシリア内の政府の標的にイスラエルの戦闘機を向かわせるのと同じだと書いている。:「ガザが国家であり、そして我々がガザを国家として扱えば扱う程、我々はそレに対してより刺激となり、その刺激が平和と静寂を維持させるようとするだろうし、そうしたことが、我々の大きな関心事である。」 当然だが北部においても同じことが当てはまる。実際にはシリアの国のどの程度が、イスラエル軍によって関与しまたは抑止されているのかという事は明らかではない。
これはタイムだ。
Microsoft Admits to Searching Blogger’s Emails
Maya Rhodan @m_rhodan March 21, 2014
マイクロソフトはブロガーのEメールの検査を認めている。
The tech giant admits it searched a blogger's emails during an internal investigation into a former employee who was accused of leaking company secrets, saying in this case it “took extraordinary actions"
そのITの巨人は、会社の機密情報を漏らしたとして訴えられていた元職員を内部調査する際に、ブロガーのEメールを調べていたことを認め、この事例は「行き過ぎた行動だった」と言っている。
Microsoft admitted Thursday that it searched a blogger’s emails during an internal investigation into who leaked company secrets. John Frank, the company’s deputy general counsel said in a statement that Microsoft “took extraordinary actions in this case,” the Associated Press reports. In September 2012, Microsoft searched the Hotmail account and instant messages of a blogger who was communicating with a former software architect for the company, Alex Kibkalo.
マイクロソフトは木曜日、会社の機密情報を漏らした人物を内部調査している際に、ブロガーのEメールを調べたことを認めた。会社の副法律顧問のJohn Frankはマイクロソフトは「この問題で行き過ぎた行動を行なった」と発表したことをAP通信が報道した。2012年9月に、マイクロソフトは、会社の元ソフトウェア開発者であるAlex Kibkaloと接触していた、あるブロガーのHotomailのアカウントとインスタントメッセージを調査していた。
Kibkalo was named in an FBI complaint filed on Monday, but the blogger was not identified, the AP reports. Kibkalo allegedly shared tweaks to the Windows 8 RT operating system and software tools that could have aided hackers in navigating and activating Microsoft programs. Kibkalo’s cloud account, which he allegedly used to share files with the blogger, was also searched. Kibkalo has since located to Russia, according to authorities.
complaint :告訴
allegedly:伝えられる所では
tweak:微調整
navigate:操縦する
activate:作動させる
aid:支援する、補助する
since:その後
Kibkaloは月曜日のFBIの告訴申請の中に名前が載っていたが、そのブロガーは特定されなかったと、AP通信は報告している。伝えられる所では、Kibkaloはマイクロソフトのプログラムを操縦し、作動させる際にハッカーの助けになる可能性がある、Windows8のRTレポーティングシステムとソフトウェアツールへの微調整の情報を流出させた。伝えられる所では、ブロガーにファイルを共有する際に使用していたKibkaloのクラウドアカウントも調べられていた。当局によると、Kibkaloはその後ロシアに住居している。
火曜日。今日はこれまで。昨日は日本ハムの矢野さんと倉部さんと会食した。午後は眠くてしょうがなかった。夏の疲れかもしれない。10時前に跳ねてしまったが、朝も起きられなかった。過労だ。今日は午後に建部さんが友人を連れて来る。ではまた明日。
flank:側面
outright:完全に
こうしたことと同様なことが、イスラエルの南部にも当てはまっている。ジハード組織は、エジプトの巨大な統治されていないシナイ半島を戦場にしてきた。そしてガザ地区では、イスラムジハードのようなパレスチナ武装組織が、イスラエルの一般市民に対して多くのロケット弾を発射している。それらの組織は、全体的に2006年にパレスチナの議会選挙で勝利した武装組織ハマスよりも過激であり、そしてその1年後にはガザの統治を完全に奪った。
※シナイ半島
2010年のエジプトホスニ・ムバラク政権末期から、半島北部でイスラム原理主義勢力の活動が確認されており、同勢力とエジプトのムスリム同胞団との関係がエジプト軍などからは疑われている。2013年エジプトクーデターの際には、イスラム原理主義勢力により、公共施設の襲撃やイスラエルに対してロケット弾を発射している。
Israel regards Hamas as a terrorist organization, but the rising challenge from more radical groups has prompted some Israeli opinion leaders to officially recognize it as a government. In a column published on the news site Ynet by former national security adviser Giora Eiland, the operative logic was the same that led Israeli jets to government targets in Syria: “The more Gaza is a state, and the more we treat it as one, we’ll have more stimuli against it, stimuli which can force it to maintain peace and quiet, which is our main interest.”The same holds true to the north, of course. What’s less clear is how much of the Syrian state actually remains to be engaged, or deterred, by Israel’s military.
stimuli:刺激/皷舞
deter:抑止する
イスラエルはハマスをテロリスト集団と見なしているが、しかし更に過激な集団からの増加する攻撃が彼らを政府として公式に認識するように何人かのイスラエルで影響力をもつ人たちを刺激している。前国家安全保障担当補佐官であるGiora Eilandが、ニュースサイトYnetに書いたコラムによると、 軍事行動の論理はシリア内の政府の標的にイスラエルの戦闘機を向かわせるのと同じだと書いている。:「ガザが国家であり、そして我々がガザを国家として扱えば扱う程、我々はそレに対してより刺激となり、その刺激が平和と静寂を維持させるようとするだろうし、そうしたことが、我々の大きな関心事である。」 当然だが北部においても同じことが当てはまる。実際にはシリアの国のどの程度が、イスラエル軍によって関与しまたは抑止されているのかという事は明らかではない。
これはタイムだ。
Microsoft Admits to Searching Blogger’s Emails
Maya Rhodan @m_rhodan March 21, 2014
マイクロソフトはブロガーのEメールの検査を認めている。
The tech giant admits it searched a blogger's emails during an internal investigation into a former employee who was accused of leaking company secrets, saying in this case it “took extraordinary actions"
そのITの巨人は、会社の機密情報を漏らしたとして訴えられていた元職員を内部調査する際に、ブロガーのEメールを調べていたことを認め、この事例は「行き過ぎた行動だった」と言っている。
Microsoft admitted Thursday that it searched a blogger’s emails during an internal investigation into who leaked company secrets. John Frank, the company’s deputy general counsel said in a statement that Microsoft “took extraordinary actions in this case,” the Associated Press reports. In September 2012, Microsoft searched the Hotmail account and instant messages of a blogger who was communicating with a former software architect for the company, Alex Kibkalo.
マイクロソフトは木曜日、会社の機密情報を漏らした人物を内部調査している際に、ブロガーのEメールを調べたことを認めた。会社の副法律顧問のJohn Frankはマイクロソフトは「この問題で行き過ぎた行動を行なった」と発表したことをAP通信が報道した。2012年9月に、マイクロソフトは、会社の元ソフトウェア開発者であるAlex Kibkaloと接触していた、あるブロガーのHotomailのアカウントとインスタントメッセージを調査していた。
Kibkalo was named in an FBI complaint filed on Monday, but the blogger was not identified, the AP reports. Kibkalo allegedly shared tweaks to the Windows 8 RT operating system and software tools that could have aided hackers in navigating and activating Microsoft programs. Kibkalo’s cloud account, which he allegedly used to share files with the blogger, was also searched. Kibkalo has since located to Russia, according to authorities.
complaint :告訴
allegedly:伝えられる所では
tweak:微調整
navigate:操縦する
activate:作動させる
aid:支援する、補助する
since:その後
Kibkaloは月曜日のFBIの告訴申請の中に名前が載っていたが、そのブロガーは特定されなかったと、AP通信は報告している。伝えられる所では、Kibkaloはマイクロソフトのプログラムを操縦し、作動させる際にハッカーの助けになる可能性がある、Windows8のRTレポーティングシステムとソフトウェアツールへの微調整の情報を流出させた。伝えられる所では、ブロガーにファイルを共有する際に使用していたKibkaloのクラウドアカウントも調べられていた。当局によると、Kibkaloはその後ロシアに住居している。
火曜日。今日はこれまで。昨日は日本ハムの矢野さんと倉部さんと会食した。午後は眠くてしょうがなかった。夏の疲れかもしれない。10時前に跳ねてしまったが、朝も起きられなかった。過労だ。今日は午後に建部さんが友人を連れて来る。ではまた明日。
2014年09月29日
イスラエルは凶暴な軍隊がもたらす脅威が増大しているのでシリアを攻撃している。(2)
“We hold the Assad regime responsible for what happens in its territory,” Israeli Defense Minister Moshe Ya’alon explained in a statement, “and if it continues to collaborate with terrorists striving to hurt Israel then we will keep on exacting a heavy price from it and make it regret its actions.”
strive to:目指す
exacte:要求する、強いる
regret:遺憾とする
「我々はシリア国内で起こることはアサド政権の責任だと考えている」と、イスラエルの国防相Moshe Ya’alonは声明文で説明し、「そしてもしアサド政権がイスラエル人を攻撃することもくろんでいるテロリストに協力し続けるならば、後に我々はそれからの重い代償を要求し続け、そしてそうした活動を後悔させるだろう。」
In the Israeli media, blame for the strike was laid at the feet of Hizballah, the Shiite militia that supports Assad. No evidence was provided, but Hizballah had vowed revenge for Israel’s Feb. 24 attack on a weapons convoy. It was the sixth such airstrike aimed at preventing Hizballah from moving advanced weapons systems out of Syria, but the first to hit inside Lebanon, the militia’s home base.
Laid at the feet of:に責任を負わせる
Hizballah:レバノンに拠点を置くシーア派のイスラム武装集団。
イスラエルの報道では、攻撃に対する非難は、アサドを支援するシーア派武装組織であるHizballahの責任だとした。証拠はないが、しかしHizballahは、イスラエルの2月24日の武器護送集団への攻撃に対する報復を誓っていた。Hizballahによる最新兵器をシリア国外への移動の妨害を狙ったこのような空爆は6回目だったが、しかし武装組織の本拠地があるレバノン国内を攻撃するには初めてであった。
Hizballah is a non-state actor mostly in name. It fields some 20,000 fighters and possesses a huge military infrastructure. But while many of the fighters are working in Syria, where they have helped turned the tide of the war toward Assad, the organization’s infrastructure is based in Lebanon. And for political reasons, Israel is not eager to send its planes where their bombs would be seen as punishing not only Hizballah but also the Lebanese state that the West, including Israel, prefers to shore up as a counterweight.
in name:名目上
turned the tide of the war:戦争の流れを変える
field:配置する
possess:所持している
punishing:痛手を与える
counterweight:対抗勢力
shore up:持ちこたえる、補強する、支える
Hizballahはほとんど名ばかりではあるが非国家主体である。Hizballahは約20,000人の兵士を配置し、巨大な軍事的基板を保持している。しかし多くの兵士が、アサドの為に戦争の流れを変える手助けをしていて、その組織のインフラはレバノン内に置かれている。そして政治的な理由で、イスラエルは、彼らの空爆がHizballahだけではなく、イスラエルを含んだ欧米勢が対抗勢力として進んで支援をしているレバノン国家にも痛手を与えているとして見られているところに、爆撃機を送ることに積極的ではない。
“For us it’s very important to give the Lebanese Armed Forces its sovereignty, its ability to carry out its duty,” a senior Israeli officer on the Lebanese border told TIME in a January interview. Already arrayed along Israel’s border with Lebanon, Hizballah is also now free to operate along the portions of the border with Syria still controlled by Assad’s forces. However, in a stretch of border that for several miles abuts territory held by the Free Syrian Army—the most moderate of the rebel groups—Israel will even allow the FSA to leave its wounded fighters near the fence for retrieval by the Israelis, who take them to Israeli hospitals for treatment.
sovereignty:統治権
array:配置する
abut:に隣接する
for retrieval:救助するために
「我々にとって、レバノンの軍隊に、任務を遂行するための能力である統治権を与えることは重要である」と、レバノンの国境でイスラエルの高官が、タイム誌の1月のインタビューで言った。既にHizballahはレバノンとのイスラエル国境沿いに配置されており、彼らは現在、アサドの軍隊によって未だに管理されているシリア国境の一部にそって軍事行動を自由に行なってもいる 。しかしながら、数マイルに渡ってFree Syrian Army(FSA)—最も穏健な抵抗勢力—によって保有された地域に隣接している国境一帯で、イスラエルはFSAに対して、国境フェンス近くに、イスラエル人が救助するために負傷したFSA兵士を残していくことを許しており、イスラエル人はそうした負傷兵を治療するためにイスラエルの病院に連れて行っている。
Farther to the south, however, where the borders of Israel, Syria and Jordan come together, Syrian territory is held by rebels of a more fundamentalist streak, according to Israeli officials. Across the entire theater of war, the most effective militias remain those aligned with al-Qaeda.“What we see is many organizations from the area coming to power,” says the senior Israeli officer, “and all these organizations have a common enemy, which is us.”
streak:傾向
theater of war:戦場
aligned with:協調する
しかしイスラエルの政府当局者によると、イスラエルとシリアとヨルダンの国境が一緒になっている更に遠方の南部地域では、シリアの領土はより原理主義的な傾向が強い抵抗勢力によって占領されている。全ての戦場の至る所で、最も実働的な軍隊はアルカイダに相変わらず同調している。「我々は、勢力を得て来ている地域から、たくさんの組織が生まれていることを認識している」とそのイスラエルの政府高官は言い、「さらに、そうした全ての組織は、我々を共通の敵としている。」
月曜日。今日はこれまで。昨日はスケートだけだった。午後は自由だったので、芝浦の祭りを見て、あとは午後一杯仕事をすることができた。今日の昼は日本ハムの矢野さんとの会食だ。ではまた明日。
strive to:目指す
exacte:要求する、強いる
regret:遺憾とする
「我々はシリア国内で起こることはアサド政権の責任だと考えている」と、イスラエルの国防相Moshe Ya’alonは声明文で説明し、「そしてもしアサド政権がイスラエル人を攻撃することもくろんでいるテロリストに協力し続けるならば、後に我々はそれからの重い代償を要求し続け、そしてそうした活動を後悔させるだろう。」
In the Israeli media, blame for the strike was laid at the feet of Hizballah, the Shiite militia that supports Assad. No evidence was provided, but Hizballah had vowed revenge for Israel’s Feb. 24 attack on a weapons convoy. It was the sixth such airstrike aimed at preventing Hizballah from moving advanced weapons systems out of Syria, but the first to hit inside Lebanon, the militia’s home base.
Laid at the feet of:に責任を負わせる
Hizballah:レバノンに拠点を置くシーア派のイスラム武装集団。
イスラエルの報道では、攻撃に対する非難は、アサドを支援するシーア派武装組織であるHizballahの責任だとした。証拠はないが、しかしHizballahは、イスラエルの2月24日の武器護送集団への攻撃に対する報復を誓っていた。Hizballahによる最新兵器をシリア国外への移動の妨害を狙ったこのような空爆は6回目だったが、しかし武装組織の本拠地があるレバノン国内を攻撃するには初めてであった。
Hizballah is a non-state actor mostly in name. It fields some 20,000 fighters and possesses a huge military infrastructure. But while many of the fighters are working in Syria, where they have helped turned the tide of the war toward Assad, the organization’s infrastructure is based in Lebanon. And for political reasons, Israel is not eager to send its planes where their bombs would be seen as punishing not only Hizballah but also the Lebanese state that the West, including Israel, prefers to shore up as a counterweight.
in name:名目上
turned the tide of the war:戦争の流れを変える
field:配置する
possess:所持している
punishing:痛手を与える
counterweight:対抗勢力
shore up:持ちこたえる、補強する、支える
Hizballahはほとんど名ばかりではあるが非国家主体である。Hizballahは約20,000人の兵士を配置し、巨大な軍事的基板を保持している。しかし多くの兵士が、アサドの為に戦争の流れを変える手助けをしていて、その組織のインフラはレバノン内に置かれている。そして政治的な理由で、イスラエルは、彼らの空爆がHizballahだけではなく、イスラエルを含んだ欧米勢が対抗勢力として進んで支援をしているレバノン国家にも痛手を与えているとして見られているところに、爆撃機を送ることに積極的ではない。
“For us it’s very important to give the Lebanese Armed Forces its sovereignty, its ability to carry out its duty,” a senior Israeli officer on the Lebanese border told TIME in a January interview. Already arrayed along Israel’s border with Lebanon, Hizballah is also now free to operate along the portions of the border with Syria still controlled by Assad’s forces. However, in a stretch of border that for several miles abuts territory held by the Free Syrian Army—the most moderate of the rebel groups—Israel will even allow the FSA to leave its wounded fighters near the fence for retrieval by the Israelis, who take them to Israeli hospitals for treatment.
sovereignty:統治権
array:配置する
abut:に隣接する
for retrieval:救助するために
「我々にとって、レバノンの軍隊に、任務を遂行するための能力である統治権を与えることは重要である」と、レバノンの国境でイスラエルの高官が、タイム誌の1月のインタビューで言った。既にHizballahはレバノンとのイスラエル国境沿いに配置されており、彼らは現在、アサドの軍隊によって未だに管理されているシリア国境の一部にそって軍事行動を自由に行なってもいる 。しかしながら、数マイルに渡ってFree Syrian Army(FSA)—最も穏健な抵抗勢力—によって保有された地域に隣接している国境一帯で、イスラエルはFSAに対して、国境フェンス近くに、イスラエル人が救助するために負傷したFSA兵士を残していくことを許しており、イスラエル人はそうした負傷兵を治療するためにイスラエルの病院に連れて行っている。
Farther to the south, however, where the borders of Israel, Syria and Jordan come together, Syrian territory is held by rebels of a more fundamentalist streak, according to Israeli officials. Across the entire theater of war, the most effective militias remain those aligned with al-Qaeda.“What we see is many organizations from the area coming to power,” says the senior Israeli officer, “and all these organizations have a common enemy, which is us.”
streak:傾向
theater of war:戦場
aligned with:協調する
しかしイスラエルの政府当局者によると、イスラエルとシリアとヨルダンの国境が一緒になっている更に遠方の南部地域では、シリアの領土はより原理主義的な傾向が強い抵抗勢力によって占領されている。全ての戦場の至る所で、最も実働的な軍隊はアルカイダに相変わらず同調している。「我々は、勢力を得て来ている地域から、たくさんの組織が生まれていることを認識している」とそのイスラエルの政府高官は言い、「さらに、そうした全ての組織は、我々を共通の敵としている。」
月曜日。今日はこれまで。昨日はスケートだけだった。午後は自由だったので、芝浦の祭りを見て、あとは午後一杯仕事をすることができた。今日の昼は日本ハムの矢野さんとの会食だ。ではまた明日。
2014年09月28日
ギリシアの市場への復帰 道楽息子 国債発行は1つの節目であるが、未だ道のりは長い。(3) イスラエルは凶暴な軍隊がもたらす脅威が増大しているのでシリアを攻撃している。
Yet adopting those reforms and sustaining previous efforts are essential. The IMF has estimated that reforms could boost GDP by 4% over five years and by 10% in the long term. The reform fatigue in Athens may be understandable but it betrays a reluctance to accept that the country was the architect of its misfortune. Greece entered the crisis as a dysfunctional state with an impaired economy. It is hard to imagine the country sustaining a decade or more of self-denial if left to its own devices. The grumpy political mood in Greece suggests that it has not fully got the message about how much more has to be done.
fatigue:疲れ
betray:示す/漏らす
reluctance:不本意/嫌気
misfortune:逆境/災難
impaired:正常に機能しない
self-denial:自制
if left to its own devices:放っておけば
grumpy:イライラした/不機嫌な
それにもかかわらず、それらの改革を採用し、これまでの努力を持続することが不可欠である。IMFは、この改革はGDPを5年で4%、長期でみれば10%押し上げることができると試算している。アテネでの改革の疲れは理解できるものであるが、ギリシアは自国がその災難を創ったということを受け入れることに嫌気を示している。ギリシアは損なわれた経済による機能不全な国としてその危機に陥ったのである。放っておいてその国が10年以上自制を持続していることを想像するのは困難である。ギリシアでの不機嫌な政治ムードは、この後どれだけのことをしなければならないかというメッセージをギリシアが完全には理解していないことを示唆している。
これはタイムだ。
Israel Strikes Syria as Threats From Rogue Forces Grow
Karl Vick @karl_vick March 19, 2014
rogue:凶暴な
イスラエルは凶暴な軍隊がもたらす脅威が増大しているのでシリアを攻撃している。
There's no evidence the Syrian government was involved in setting up a booby trap that injured four Israeli soldiers, but Israel's defense minister says it holds "the Assad regime responsible for what happens in its territory" as Syria's civil war spirals out of control
booby trap:仕掛け爆弾
spirals out of control:手に負えない状況に陥る
hold:だと考える、見なす
シリア政府が4人のイスラエル兵士が負傷した仕掛け爆弾の設置に関与していた証拠はないが、しかしイスラエルの国防相は、シリアの内戦が手に負えない状況に陥っているが、イスラエルは「シリア国内で起こることはアサド政権の責任」だと考えていると言っている。
The wave of airstrikes Israel carried out on Syria overnight not only demonstrated how it’s being drawn into the civil war there, but also the challenges awaiting Israelis on a battlefield crowded with non-state actors. Israel launched the attacks, which the Syrian government said killed one soldier and injured seven, to retaliate for the injuries to four of its own soldiers by a booby trap buried along the border fence with Syria the day before. The device was detonated after the Israelis left their armored vehicle to proceed on foot toward a shepherd, who may have been stationed near the fence to draw them toward the bomb according to the Israeli military. It was the fourth violent incident on Israel’s northern border this month, and the first to result in injuries, one of them serious.
airstrikes:空爆
crowded:一杯の
demonstrate:明らかにする
be drawn into:引き込まれる
await:待ち受ける
non-state actor:非国家主体
retaliate:報復する
device:計略、策略、爆弾
detonate:爆発させる
armored vehicle:装甲車両
shepherd:羊飼い
proceed on:進む
station:配置される
incident:紛争、事件
シリアに対する夜通しのイスラエルの相次ぐ空襲は、そこで内戦がどのように引き込まれているかを明らかにしただけではなく、非国家主体が一杯の戦場でイスラエルを待ち受けている難問も明らかにした。イスラエルは攻撃を開始したが、その日の前日にシリアの国境のフェンス沿いに埋められた仕掛け爆弾によって、自国の4名の兵士が負傷させられた報復に対して、シリア政府はそれにより兵士1名が死亡し7名が負傷したと発表した。イスラエル兵が装甲車両を離れて、羊飼いの方に歩いて行った時にその爆弾は爆発した。イスラエル軍によれば、爆弾の方に自分たちを引き寄せるために、その羊飼いは国境のフェンス近くに配置させられていた可能性がある。これは、今月に起こったイスラエル北部の国境沿いにおける4例目の不慮の事件であり、負傷者を出すことになった最初の事件で、その一人は重体だ。
Yet there was no sign that the Syrian military was involved in placing the booby trap or was involved its detonation. Israel apparently struck a divisional headquarters, a training base, and an artillery battery because those sites were fixed, near the border, and available as targets. It may not have had any other options. Of the four known armies operating on the northern side of the border fence, only one, clad in the fatigues of the Syrian Armed Forces loyal to President Bashar Assad, has a fixed address. So that’s where the missiles were directed.
apparently:明らかに
strick:打撃を与える
artillery battery:砲撃台
not any other options:他に取りえる選択の自由がない
clad:着ている
fatigues:軍服
known:名高い、有名な
しかしシリア軍が仕掛け爆弾の設置または爆発させたことに関与したという形跡はなかった。イスラエルは恐らく地域司令部、訓練施設と砲撃台を攻撃した。そこは固定され、国境に近くに位置し、その上に標的となりやすいためだったからだ。他の選択肢がなかったのかもしれない。国境フェンスがある北部地域で作戦行動している4つの知られている軍隊のうちの一つだけはバッシャール・アサド大統領に忠実なシリア軍の軍服を着ていて、駐留している。だからそこがイスラエルのミサイルが向けられていた場所だった。
日曜日。今日はこれまで。昨日はJoseph Nyeのソフトパワーの議論をして、そのあと2セッションの講義があった。あっという間の一日だった。今日は朝スケートがあるが、午後の先生はキャンセルとなり、久しぶりに、自由だ。今日もいい天気だ。ではまた明日。
fatigue:疲れ
betray:示す/漏らす
reluctance:不本意/嫌気
misfortune:逆境/災難
impaired:正常に機能しない
self-denial:自制
if left to its own devices:放っておけば
grumpy:イライラした/不機嫌な
それにもかかわらず、それらの改革を採用し、これまでの努力を持続することが不可欠である。IMFは、この改革はGDPを5年で4%、長期でみれば10%押し上げることができると試算している。アテネでの改革の疲れは理解できるものであるが、ギリシアは自国がその災難を創ったということを受け入れることに嫌気を示している。ギリシアは損なわれた経済による機能不全な国としてその危機に陥ったのである。放っておいてその国が10年以上自制を持続していることを想像するのは困難である。ギリシアでの不機嫌な政治ムードは、この後どれだけのことをしなければならないかというメッセージをギリシアが完全には理解していないことを示唆している。
これはタイムだ。
Israel Strikes Syria as Threats From Rogue Forces Grow
Karl Vick @karl_vick March 19, 2014
rogue:凶暴な
イスラエルは凶暴な軍隊がもたらす脅威が増大しているのでシリアを攻撃している。
There's no evidence the Syrian government was involved in setting up a booby trap that injured four Israeli soldiers, but Israel's defense minister says it holds "the Assad regime responsible for what happens in its territory" as Syria's civil war spirals out of control
booby trap:仕掛け爆弾
spirals out of control:手に負えない状況に陥る
hold:だと考える、見なす
シリア政府が4人のイスラエル兵士が負傷した仕掛け爆弾の設置に関与していた証拠はないが、しかしイスラエルの国防相は、シリアの内戦が手に負えない状況に陥っているが、イスラエルは「シリア国内で起こることはアサド政権の責任」だと考えていると言っている。
The wave of airstrikes Israel carried out on Syria overnight not only demonstrated how it’s being drawn into the civil war there, but also the challenges awaiting Israelis on a battlefield crowded with non-state actors. Israel launched the attacks, which the Syrian government said killed one soldier and injured seven, to retaliate for the injuries to four of its own soldiers by a booby trap buried along the border fence with Syria the day before. The device was detonated after the Israelis left their armored vehicle to proceed on foot toward a shepherd, who may have been stationed near the fence to draw them toward the bomb according to the Israeli military. It was the fourth violent incident on Israel’s northern border this month, and the first to result in injuries, one of them serious.
airstrikes:空爆
crowded:一杯の
demonstrate:明らかにする
be drawn into:引き込まれる
await:待ち受ける
non-state actor:非国家主体
retaliate:報復する
device:計略、策略、爆弾
detonate:爆発させる
armored vehicle:装甲車両
shepherd:羊飼い
proceed on:進む
station:配置される
incident:紛争、事件
シリアに対する夜通しのイスラエルの相次ぐ空襲は、そこで内戦がどのように引き込まれているかを明らかにしただけではなく、非国家主体が一杯の戦場でイスラエルを待ち受けている難問も明らかにした。イスラエルは攻撃を開始したが、その日の前日にシリアの国境のフェンス沿いに埋められた仕掛け爆弾によって、自国の4名の兵士が負傷させられた報復に対して、シリア政府はそれにより兵士1名が死亡し7名が負傷したと発表した。イスラエル兵が装甲車両を離れて、羊飼いの方に歩いて行った時にその爆弾は爆発した。イスラエル軍によれば、爆弾の方に自分たちを引き寄せるために、その羊飼いは国境のフェンス近くに配置させられていた可能性がある。これは、今月に起こったイスラエル北部の国境沿いにおける4例目の不慮の事件であり、負傷者を出すことになった最初の事件で、その一人は重体だ。
Yet there was no sign that the Syrian military was involved in placing the booby trap or was involved its detonation. Israel apparently struck a divisional headquarters, a training base, and an artillery battery because those sites were fixed, near the border, and available as targets. It may not have had any other options. Of the four known armies operating on the northern side of the border fence, only one, clad in the fatigues of the Syrian Armed Forces loyal to President Bashar Assad, has a fixed address. So that’s where the missiles were directed.
apparently:明らかに
strick:打撃を与える
artillery battery:砲撃台
not any other options:他に取りえる選択の自由がない
clad:着ている
fatigues:軍服
known:名高い、有名な
しかしシリア軍が仕掛け爆弾の設置または爆発させたことに関与したという形跡はなかった。イスラエルは恐らく地域司令部、訓練施設と砲撃台を攻撃した。そこは固定され、国境に近くに位置し、その上に標的となりやすいためだったからだ。他の選択肢がなかったのかもしれない。国境フェンスがある北部地域で作戦行動している4つの知られている軍隊のうちの一つだけはバッシャール・アサド大統領に忠実なシリア軍の軍服を着ていて、駐留している。だからそこがイスラエルのミサイルが向けられていた場所だった。
日曜日。今日はこれまで。昨日はJoseph Nyeのソフトパワーの議論をして、そのあと2セッションの講義があった。あっという間の一日だった。今日は朝スケートがあるが、午後の先生はキャンセルとなり、久しぶりに、自由だ。今日もいい天気だ。ではまた明日。
2014年09月27日
ギリシアの市場への復帰 道楽息子 国債発行は1つの節目であるが、未だ道のりは長い。(2)
If Greece has come a long way from those dark days, it is still far from being able to support itself financially. Like the rest of southern Europe it has gained as investors take a more favourable view of the euro zone and also anticipate possible quantitative easing by the European Central Bank. Yet though Greek ten-year bonds fell this week to below 6%, that is still much too high to be affordable for a country forecast by the IMF to grow by only 0.6% in 2014 and experiencing deflation (with prices falling by 1% in the past year). Greece remains in the dock compared with Ireland and Portugal, the second and third countries to require bail-outs, whose ten-year yields are less than 3% and 4% respectively.
affordable:十分に乗り越えられる
in the dock:非難を受けている
もしギリシアが失意の日々から回復したとしても、財政的に自立するには未だ遠い。投資家がユーロ圏により好意的な見方をしており、欧州中央銀行による量的緩和を予想しているので、ギリシアも他の南ヨーロッパと同じように得をしている。それにもかかわらず、ギリシアの10年国債は今週6%以下に下落したものの、2014年にわずか0.6%成長するというIMFのフォーキャストを超えるには高すぎで、現在デフレにある(昨年物価は1%下落している)。ギリシアはアイルランドやポルトガルと比べて未だ非難を受ける状態にある。アイルランド、ポルトガルは救済措置を必要とした2番目と3番目の国であり、10年国債の利回りはそれぞれ3%、4%以下である。
Indeed, Greece would be quite unable to access the markets but for the massive support it continues to receive from the rest of the euro area. Despite the default, public debt, at 175% of GDP this year, is much higher than before the first bail-out. That burden is made bearable only through concessions by the European lenders who now hold most of the debt. Their loans are at ultra-low interest rates. They have been extended to such an extent that the average maturity of Greek debt is extraordinarily high, at 17.5 years. European countries like Germany have in effect restructured their lending to Greece without having to admit this awkward fact to voters by formally forgiving some of it.
burden:負担/重荷
maturity:満期
awkward:厄介な/間が悪い
本当にギリシアは市場に参入することはできないだろう。しかし、大規模な支援については他のユーロ圏から受け続けている。デフォルトにも関わらず、今年のGDPの175%という公的債務は最初の救済措置以前よりもずっと高い。その負担に耐えられるのは、現在そのほとんどの国債を保有する欧州首脳の譲歩があるからだ。彼らの融資は極めて低金利だ。その融資は平均の満期が17.5年と異常に長いところまで引き延ばされている。ドイツのような欧州の国々は、その幾分かを形式上帳消しにすることによって、この有権者に対してこの厄介な事実を認める必要なしにギリシアへの貸し付けを事実上再編している。
Even more help will be necessary. The IMF continues to insist that euro-zone governments will have to make further concessions if Greek public debt is to be put on a sustainable trajectory. The fund believes that relief worth 4% of GDP is needed in the next year or so if the objective of debt of 124% of GDP by 2020 is to be achieved, with more to come if this is to be yanked down below 110% by 2022.
yank down:引っ張りおろす
更に一層の支援が必要になる。IMFは、もしギリシアの公的債務が持続可能な軌道に乗せるためには、ユーロ圏の政府は一層の譲歩をしなければならないと主張し続けている。IMFは、もし2020年までにGDPに対して124%の負債という目標を達成するのなら、GDPの4%に当たる救済措置が来年くらいには必要になり、もしこの目標が2022年までに110%以下にまで引き下げられるべきであるならより多くが必要になると確信している。
Even with extra help the targets are heroic. Greece has only just managed, in 2013, to achieve a surplus on its primary budget (ie, excluding interest payments), of 1.5% of GDP. That was higher than expected and is a massive improvement on the dire position in 2009 when there was a deficit of 10.5%. But if the debt goals for 2020 and beyond are to be met that surplus must rise to 4.5% of GDP by 2016 and be sustained at 4% in the 2020s.
heroic:大胆な/思い切った
surplus:黒字/超過分
primary budget:基礎的財政収支
dire:悲惨な/切迫した
追加救済があったにしても、その目標は大胆である。ギリシアはやっと2013年にGDPの1.5%の基礎的財政収支(利払いを含めて)黒字となっただけである。これは予想よりも高く、10.5%の赤字があった2009年の悲惨な状況からの大きな改善である。しかし、2020年以降の負債目標を達成する為には、その黒字分は2016年までにGDPの4.5%まで上昇しなければならず、2020年代には4%で持続されなければならない。
That is not wholly infeasible: Belgium managed to run an average primary surplus of 4.3% of GDP between 1987 and 2008. But it is a tall order for a country that has spent over half the time since it became independent in 1830 in default. More than this week’s foray into the markets, what matters is whether Greece has really changed its ways. That seems far from clear. The latest slug of bail-out money has taken ages to be approved because the regular programme review by the IMF and European authorities got bogged down in ill-tempered negotiations as the government resisted more reforms.
infeasible:実行不可能な
tall order:難しい注文
foray into:への進出
slug of:ひと塊の
get bogged down:泥沼にはまる/行き詰まる
ill-tempered:険悪な
それは全く実行不可能わけではない。ベルギーは1987年から2008年の間、基礎的財政収支でGDPの平均4.3%の黒字を計上してのけた。しかし、1830年に独立して以来の半分の時期を債務不履行で過ごしてきた国にとっては難しい注文である。今週の市場への進出よりも、重要なことはギリシアが本当に変わったのかどうかである。それは全く分からないように思える。ギリシア政府が更なる改革に抵抗したためIMFと欧州当局による定例の計画レビューは険悪な交渉のために行き詰まり、最新の救済資金は、承認されるのに時間がかかっている。
土曜日。今日はこれまで。昨日は日刊工業の甲斐さんとの会食があった。あとは今日の海野塾の準備をした。Joseph Nyeのyoutubeは良い選択だった。英語が理解で来ても中身を理解するのが大変だ。今日は日本語の海野塾がある。ではまた明日。
affordable:十分に乗り越えられる
in the dock:非難を受けている
もしギリシアが失意の日々から回復したとしても、財政的に自立するには未だ遠い。投資家がユーロ圏により好意的な見方をしており、欧州中央銀行による量的緩和を予想しているので、ギリシアも他の南ヨーロッパと同じように得をしている。それにもかかわらず、ギリシアの10年国債は今週6%以下に下落したものの、2014年にわずか0.6%成長するというIMFのフォーキャストを超えるには高すぎで、現在デフレにある(昨年物価は1%下落している)。ギリシアはアイルランドやポルトガルと比べて未だ非難を受ける状態にある。アイルランド、ポルトガルは救済措置を必要とした2番目と3番目の国であり、10年国債の利回りはそれぞれ3%、4%以下である。
Indeed, Greece would be quite unable to access the markets but for the massive support it continues to receive from the rest of the euro area. Despite the default, public debt, at 175% of GDP this year, is much higher than before the first bail-out. That burden is made bearable only through concessions by the European lenders who now hold most of the debt. Their loans are at ultra-low interest rates. They have been extended to such an extent that the average maturity of Greek debt is extraordinarily high, at 17.5 years. European countries like Germany have in effect restructured their lending to Greece without having to admit this awkward fact to voters by formally forgiving some of it.
burden:負担/重荷
maturity:満期
awkward:厄介な/間が悪い
本当にギリシアは市場に参入することはできないだろう。しかし、大規模な支援については他のユーロ圏から受け続けている。デフォルトにも関わらず、今年のGDPの175%という公的債務は最初の救済措置以前よりもずっと高い。その負担に耐えられるのは、現在そのほとんどの国債を保有する欧州首脳の譲歩があるからだ。彼らの融資は極めて低金利だ。その融資は平均の満期が17.5年と異常に長いところまで引き延ばされている。ドイツのような欧州の国々は、その幾分かを形式上帳消しにすることによって、この有権者に対してこの厄介な事実を認める必要なしにギリシアへの貸し付けを事実上再編している。
Even more help will be necessary. The IMF continues to insist that euro-zone governments will have to make further concessions if Greek public debt is to be put on a sustainable trajectory. The fund believes that relief worth 4% of GDP is needed in the next year or so if the objective of debt of 124% of GDP by 2020 is to be achieved, with more to come if this is to be yanked down below 110% by 2022.
yank down:引っ張りおろす
更に一層の支援が必要になる。IMFは、もしギリシアの公的債務が持続可能な軌道に乗せるためには、ユーロ圏の政府は一層の譲歩をしなければならないと主張し続けている。IMFは、もし2020年までにGDPに対して124%の負債という目標を達成するのなら、GDPの4%に当たる救済措置が来年くらいには必要になり、もしこの目標が2022年までに110%以下にまで引き下げられるべきであるならより多くが必要になると確信している。
Even with extra help the targets are heroic. Greece has only just managed, in 2013, to achieve a surplus on its primary budget (ie, excluding interest payments), of 1.5% of GDP. That was higher than expected and is a massive improvement on the dire position in 2009 when there was a deficit of 10.5%. But if the debt goals for 2020 and beyond are to be met that surplus must rise to 4.5% of GDP by 2016 and be sustained at 4% in the 2020s.
heroic:大胆な/思い切った
surplus:黒字/超過分
primary budget:基礎的財政収支
dire:悲惨な/切迫した
追加救済があったにしても、その目標は大胆である。ギリシアはやっと2013年にGDPの1.5%の基礎的財政収支(利払いを含めて)黒字となっただけである。これは予想よりも高く、10.5%の赤字があった2009年の悲惨な状況からの大きな改善である。しかし、2020年以降の負債目標を達成する為には、その黒字分は2016年までにGDPの4.5%まで上昇しなければならず、2020年代には4%で持続されなければならない。
That is not wholly infeasible: Belgium managed to run an average primary surplus of 4.3% of GDP between 1987 and 2008. But it is a tall order for a country that has spent over half the time since it became independent in 1830 in default. More than this week’s foray into the markets, what matters is whether Greece has really changed its ways. That seems far from clear. The latest slug of bail-out money has taken ages to be approved because the regular programme review by the IMF and European authorities got bogged down in ill-tempered negotiations as the government resisted more reforms.
infeasible:実行不可能な
tall order:難しい注文
foray into:への進出
slug of:ひと塊の
get bogged down:泥沼にはまる/行き詰まる
ill-tempered:険悪な
それは全く実行不可能わけではない。ベルギーは1987年から2008年の間、基礎的財政収支でGDPの平均4.3%の黒字を計上してのけた。しかし、1830年に独立して以来の半分の時期を債務不履行で過ごしてきた国にとっては難しい注文である。今週の市場への進出よりも、重要なことはギリシアが本当に変わったのかどうかである。それは全く分からないように思える。ギリシア政府が更なる改革に抵抗したためIMFと欧州当局による定例の計画レビューは険悪な交渉のために行き詰まり、最新の救済資金は、承認されるのに時間がかかっている。
土曜日。今日はこれまで。昨日は日刊工業の甲斐さんとの会食があった。あとは今日の海野塾の準備をした。Joseph Nyeのyoutubeは良い選択だった。英語が理解で来ても中身を理解するのが大変だ。今日は日本語の海野塾がある。ではまた明日。
2014年09月26日
ギリシアの市場への復帰 道楽息子 国債発行は1つの節目であるが、未だ道のりは長い。
これはエコノミストだ。
Greece’s return to the markets
The prodigal son
A bond issue is a milestone but there is still a long way to go
Apr 12th 2014 | From the print edition
ギリシアの市場への復帰
道楽息子
国債発行は1つの節目であるが、未だ道のりは長い。
THE journey has been an epic one, but Greece has reached, if not the destination, at least a waymark. The last time that its government raised long-term funds was in March 2010, just weeks before the markets lost confidence in Greece altogether, forcing its first bail-out. This week the Greek government returned to the markets, raising €3 billion ($4.1 billion) in five-year bonds at a yield of just under 5% in a heavily oversubscribed issue.
epic:壮大な
waymark:道標
altogether,:完全に
bail-out:緊急措置/救済
oversubscribed:募集枠を超えた
道のりは壮大なものであったが、ギリシアは、それが目的地でないなら少なくとも道標にはたどり着いた。その政府が前回長期資金を調達したのは2010年の3月であり、その市場がギリシアの信頼を完全に損ない、最初の救済措置を余儀なくさせたわずか数週間前のことだ。今週、ギリシア政府は市場に復帰し、5%以下の利回りの5年国債を募集枠を大きく超えて発行し、30億ユーロ(41億ドル)を調達した。
The amount might be small and the yield high compared with borrowing costs in other rescued countries, such as Portugal, whose five-year notes were trading at around 2.6%. But the notion of any bond issue at all still prompts eye-rubbing, given the depth of the Greek crisis. Six consecutive years of recession have seen the economy shrink by a quarter, prompting social and political turmoil that at its worst seemed quite likely to push Greece out of the euro zone. For most of the past four years a return to the markets on any terms seemed inconceivable, a view underscored by vaulting bond yields (see chart).
eye-rubbing:困って目頭を押さえる様子/目をこすること
turmoil:騒動/混乱
inconceivable:考えも及ばない/あり得ない
vaulting:飛躍する/飛び跳ねる
その量は小さく、ボルトガルのような他の救済国の借入コストと比べて利回りが高い。ポルトガルの5年手形は約2.6%で取引されている。しかし、とにかく国債発行という考えはギリシャ危機の深刻さを考えると未だ悩み・困難を伴うものだ。6年連続の不景気によって経済は1/4縮小してきており、社会的・政治的混乱を引き起こしていて、最悪、ユーロ圏からギリシアを追い出しそうに思われていた。過去4年間のほとんどの期間、どんな条件であっても市場への復帰はあり得ないと思われた。跳ね上がる国債利回りによって強調された見方だ。
Over this period Greece has been wholly reliant on help from euro-zone governments and the IMF to meet its financing needs. In May 2010 it received its first three-year bail-out, of €110 billion. The aim then was that it should start tapping the markets again as early as 2012. Instead within less than two years Greece required a second and even bigger bail-out, raising the total amount of funding from euro-zone lenders and the IMF to €246 billion by 2016, equivalent to 135% of last year’s GDP.
tap the market:市場を開発する
この期間を通じて、ギリシアは資金調達ニーズを満たすためにユーロ圏の政府およびIMFからの救済に頼りきりであった。2012年5月には1,100億ユーロにのぼる最初の3年救済措置を受けた。その狙いはギリシアが早ければ2012年にも再び市場を開き始めることであった。しかし、それどころか2年も経たないうちにギリシアは2回目のより大規模な救済措置を必要とした。ユーロ圏の首脳およびIMFからの資金調達の総量は2016年までに2,460億ユーロにのぼる。これは昨年のGDPの135%と同等だ。
The scale of the rescue effort was made necessary by the delay in recognising that Greece was bust and needed a debt restructuring; much of the early official lending was used to repay private creditors as the bonds they held matured. In early 2012 Greece did carry out such a restructuring, wiping out over €100 billion of government debt. Despite this relief, the crisis intensified. In two nail-bitingly close elections held in the summer of 2012, the country came close to a catastrophic “Grexit” from the single currency.
bust:破産した
debt restructuring:債務のリストラ
nail-bitingly:爪をかむような/ハラハラする
close election:僅差の選挙
Grexit:ギリシアのユーロ圏離脱を意味する造語(Greece+exit)
ギリシアが破綻しており債務リストラが必要とされているという認識をすることが遅れたことによって救済の取り組みの規模が必要とされた。初期の公的融資のほとんどは民間債権者に彼らが満期のまま持っていた債券として払い戻すために使われた。2012年始めに、ギリシアは1,000億ユーロを超える政府負債を償却するというリストラを実行した。この救済にもかかわらず危機は悪化した。2012年の夏に実施された2つのハラハラする僅差の選挙では、この国は単一通貨からの悲劇的な“Grexit”をしてしまいそうだった。
よじ上った山
ギリシャの10年国債金利
第一回救済措置
金曜日。今日はこれまで。昨日は久しぶりに昭和電工の齋藤さんと会食した。夜はJoseph Nyeのビデオを見た。彼のソフトパワーの考えだ。平易な文章だが、中身が難しい。今日の昼は日刊工業の甲斐さんとの会食がある。明日は楽しい日本語の海野塾だ。講師は高橋と大神で、大神はデビューだ。ではまた明日。
Greece’s return to the markets
The prodigal son
A bond issue is a milestone but there is still a long way to go
Apr 12th 2014 | From the print edition
ギリシアの市場への復帰
道楽息子
国債発行は1つの節目であるが、未だ道のりは長い。
THE journey has been an epic one, but Greece has reached, if not the destination, at least a waymark. The last time that its government raised long-term funds was in March 2010, just weeks before the markets lost confidence in Greece altogether, forcing its first bail-out. This week the Greek government returned to the markets, raising €3 billion ($4.1 billion) in five-year bonds at a yield of just under 5% in a heavily oversubscribed issue.
epic:壮大な
waymark:道標
altogether,:完全に
bail-out:緊急措置/救済
oversubscribed:募集枠を超えた
道のりは壮大なものであったが、ギリシアは、それが目的地でないなら少なくとも道標にはたどり着いた。その政府が前回長期資金を調達したのは2010年の3月であり、その市場がギリシアの信頼を完全に損ない、最初の救済措置を余儀なくさせたわずか数週間前のことだ。今週、ギリシア政府は市場に復帰し、5%以下の利回りの5年国債を募集枠を大きく超えて発行し、30億ユーロ(41億ドル)を調達した。
The amount might be small and the yield high compared with borrowing costs in other rescued countries, such as Portugal, whose five-year notes were trading at around 2.6%. But the notion of any bond issue at all still prompts eye-rubbing, given the depth of the Greek crisis. Six consecutive years of recession have seen the economy shrink by a quarter, prompting social and political turmoil that at its worst seemed quite likely to push Greece out of the euro zone. For most of the past four years a return to the markets on any terms seemed inconceivable, a view underscored by vaulting bond yields (see chart).
eye-rubbing:困って目頭を押さえる様子/目をこすること
turmoil:騒動/混乱
inconceivable:考えも及ばない/あり得ない
vaulting:飛躍する/飛び跳ねる
その量は小さく、ボルトガルのような他の救済国の借入コストと比べて利回りが高い。ポルトガルの5年手形は約2.6%で取引されている。しかし、とにかく国債発行という考えはギリシャ危機の深刻さを考えると未だ悩み・困難を伴うものだ。6年連続の不景気によって経済は1/4縮小してきており、社会的・政治的混乱を引き起こしていて、最悪、ユーロ圏からギリシアを追い出しそうに思われていた。過去4年間のほとんどの期間、どんな条件であっても市場への復帰はあり得ないと思われた。跳ね上がる国債利回りによって強調された見方だ。
Over this period Greece has been wholly reliant on help from euro-zone governments and the IMF to meet its financing needs. In May 2010 it received its first three-year bail-out, of €110 billion. The aim then was that it should start tapping the markets again as early as 2012. Instead within less than two years Greece required a second and even bigger bail-out, raising the total amount of funding from euro-zone lenders and the IMF to €246 billion by 2016, equivalent to 135% of last year’s GDP.
tap the market:市場を開発する
この期間を通じて、ギリシアは資金調達ニーズを満たすためにユーロ圏の政府およびIMFからの救済に頼りきりであった。2012年5月には1,100億ユーロにのぼる最初の3年救済措置を受けた。その狙いはギリシアが早ければ2012年にも再び市場を開き始めることであった。しかし、それどころか2年も経たないうちにギリシアは2回目のより大規模な救済措置を必要とした。ユーロ圏の首脳およびIMFからの資金調達の総量は2016年までに2,460億ユーロにのぼる。これは昨年のGDPの135%と同等だ。
The scale of the rescue effort was made necessary by the delay in recognising that Greece was bust and needed a debt restructuring; much of the early official lending was used to repay private creditors as the bonds they held matured. In early 2012 Greece did carry out such a restructuring, wiping out over €100 billion of government debt. Despite this relief, the crisis intensified. In two nail-bitingly close elections held in the summer of 2012, the country came close to a catastrophic “Grexit” from the single currency.
bust:破産した
debt restructuring:債務のリストラ
nail-bitingly:爪をかむような/ハラハラする
close election:僅差の選挙
Grexit:ギリシアのユーロ圏離脱を意味する造語(Greece+exit)
ギリシアが破綻しており債務リストラが必要とされているという認識をすることが遅れたことによって救済の取り組みの規模が必要とされた。初期の公的融資のほとんどは民間債権者に彼らが満期のまま持っていた債券として払い戻すために使われた。2012年始めに、ギリシアは1,000億ユーロを超える政府負債を償却するというリストラを実行した。この救済にもかかわらず危機は悪化した。2012年の夏に実施された2つのハラハラする僅差の選挙では、この国は単一通貨からの悲劇的な“Grexit”をしてしまいそうだった。
よじ上った山
ギリシャの10年国債金利
第一回救済措置
金曜日。今日はこれまで。昨日は久しぶりに昭和電工の齋藤さんと会食した。夜はJoseph Nyeのビデオを見た。彼のソフトパワーの考えだ。平易な文章だが、中身が難しい。今日の昼は日刊工業の甲斐さんとの会食がある。明日は楽しい日本語の海野塾だ。講師は高橋と大神で、大神はデビューだ。ではまた明日。
2014年09月25日
中国の市民社会 氷河の下で 政治的弾圧にも関わらず、豊かな市民社会が開花してきている 。(8)
After loosening the restraints on NGOs, the party could easily tighten them again. And Chan Kin-man at the Chinese University of Hong Kong says that NGOs have exploded in number but not in influence. The space in which civil society may operate is actually shrinking, he argues. Aspects of the current political clampdown, such as a law against rumour-mongering, would seem to bear him out. Yet others say that space for action that is won through negotiation, not confrontation, is space nonetheless. Meanwhile, many feel that the party’s distinction between service provision and advocacy will erode. “There is no way to deliver services to the elderly without becoming an advocate for the elderly,” says a foreign NGO worker in Beijing.
mongering:利用すること
bear out:裏付ける
nonetheless:それでもなお
space:そっとしておかれること
distinction:区別
erode:損なわれる/失われる
NGOへの制限を緩和したのち、党は容易に再び締め付けることもできる。香港中文大学のChan Kin-manはNGOの数は急増しているが、影響力はそうなっていないと言っている。市民社会が活動できる余地は実際、縮小していると彼は主張する。風評を利用することに対する法律などの現在の政治的な弾圧の状況は彼の主張を裏付けるものだろう。それでも、対立でなく交渉で勝ち取った活動の余地は冒されていないという人もいる。その一方で、多くの人はサービス提供と支援活動に対する党の区別が失われると感じている。“高齢者の支援者になることなくして高齢者にサービスを届ける手立てはない”と北京で活動する外国のNGOは言っている。
Whither China?
Some activists still worry that by allowing themselves to be co-opted, they are strengthening the Communist Party’s dictatorial hold on power because they are helping it to solve its biggest problems of governance. The Chinese head of an NGO says his friends tell him he should let the whole system “rot until it collapses”. His organisation provides funding and support to injured workers, a tricky area. Yet as soon as the NGO received publicity for its work through microblogs, the government donated several million yuan to the cause. “Once you highlight an issue, the government has to act,” he says.
whither:どこへ
rot:堕落させる
中国はどうなる?
あ る活動家は彼ら自身が組織として認められることにより、彼らは共産党がガバナンスという最大の問題を解決する手助けをしているため、共産党が独裁的権力を保つことを強化していることに依然として気をもんでいる。あるNGOの中国人の代表によれば、彼の友達は共産党が崩壊するまで全体のシステムを腐敗させておくべきだと言ったという。彼の組織は扱いにくい分野である、負傷した労働者への資金的支援を行っている。 しかしながら、そのNGOがマイクロブログを通じてその活動が評判になった途端、政府はその理念に対し数百万元を寄付した。 「あなたが問題を目立たせたら、政府は行動しなければならない。」と彼は言う。
It is not clear that the party believes in civil society. More likely it sees NGOs as a useful tool to achieve its own ends. But with politics directed from on high unable to meet social needs, and a new generation that wants more participation, some increased role for civil society is unavoidable. So a strange, unspoken pact has evolved, where both sides accept the compromise as a way of furthering their goals in the short term, while hoping future developments work in their favour.
unspoken pact:暗黙の協定
党が市民社会を信じているかどうかは明らかでない。おそらく、NGOのことを自分自身の目的を達成するための便利な道具として見てい る。しかし、社会のニーズに見合うことの出来ない上から方向付けされる政治とより多くの参加を求める新たな世代がいる状況にあっては、市民社会に対する役割が増加することは避けられない。そのため、奇妙な暗黙の協定が築かれている。両者は将来的な取り組みは自分たちに有利に働くことを望む一方で、短期的に彼らの目標を推し進める方法としての妥協を受け入れている。
Limitations and frustrations are legion. Changes to the registration procedure will be slow to affect the day-to-day life of ordinary Chinese. And other social or financial problems could multiply, negating any progress towards a broader civil society. Yet, in their way, NGOs are starting to provide a glue that can help knit society together as the state retreats, family structures change and the social fabric is stretched to the point of tearing. Today’s NGOs are backed by a new generation of Chinese who feel better off and more empowered. The party will not find it easy to slap them back down.
legion:多数の
negate:無効にする/否定する
knit together:団結する
retreat:静養所
fabric:骨組み/基本構造
tear:裂ける
better off:もっとよい状態になる
slap:科す
back down:後退する/退却する/引き下がる
制約や不満はたくさんある。登録手続きの変更が一般の中国人の毎日の生活に影響を与えるには時間がかかるだろう。また、社会的あるいは資金的な問題は増え、より幅広い市民社会に向けた進展を無効にするようなるだろう。それであっても、国家が後退し、家族構成は変わり、社会の基本構造はそれが裂けるまで引っ張られているので、彼らの活動の中では、NGOは社会が団結するのを手助けする接着剤を提供し始めている。。今日のNGOは、暮らしはもっとよくなり、もっと権利が与えられると感じている新しい世代の中国人によって支持されている。党は彼らを引き下がらせるのは簡単なことだとは思わないだろう。
木曜日。 今日はこれまで。昨日はまだ風邪がよくなていなかったが、仕事のペースは落ちなかった。少しぼーっとしている方が集中できるのかもしれない。邪念を持つ余裕がないからかもしれない。今日の昼は昭和電工の齋藤さんとの会食だ。彼はメールアドレスが新しくなったので、連絡が取れなくなって一年ぐらい会っていない。ではまた明日。
mongering:利用すること
bear out:裏付ける
nonetheless:それでもなお
space:そっとしておかれること
distinction:区別
erode:損なわれる/失われる
NGOへの制限を緩和したのち、党は容易に再び締め付けることもできる。香港中文大学のChan Kin-manはNGOの数は急増しているが、影響力はそうなっていないと言っている。市民社会が活動できる余地は実際、縮小していると彼は主張する。風評を利用することに対する法律などの現在の政治的な弾圧の状況は彼の主張を裏付けるものだろう。それでも、対立でなく交渉で勝ち取った活動の余地は冒されていないという人もいる。その一方で、多くの人はサービス提供と支援活動に対する党の区別が失われると感じている。“高齢者の支援者になることなくして高齢者にサービスを届ける手立てはない”と北京で活動する外国のNGOは言っている。
Whither China?
Some activists still worry that by allowing themselves to be co-opted, they are strengthening the Communist Party’s dictatorial hold on power because they are helping it to solve its biggest problems of governance. The Chinese head of an NGO says his friends tell him he should let the whole system “rot until it collapses”. His organisation provides funding and support to injured workers, a tricky area. Yet as soon as the NGO received publicity for its work through microblogs, the government donated several million yuan to the cause. “Once you highlight an issue, the government has to act,” he says.
whither:どこへ
rot:堕落させる
中国はどうなる?
あ る活動家は彼ら自身が組織として認められることにより、彼らは共産党がガバナンスという最大の問題を解決する手助けをしているため、共産党が独裁的権力を保つことを強化していることに依然として気をもんでいる。あるNGOの中国人の代表によれば、彼の友達は共産党が崩壊するまで全体のシステムを腐敗させておくべきだと言ったという。彼の組織は扱いにくい分野である、負傷した労働者への資金的支援を行っている。 しかしながら、そのNGOがマイクロブログを通じてその活動が評判になった途端、政府はその理念に対し数百万元を寄付した。 「あなたが問題を目立たせたら、政府は行動しなければならない。」と彼は言う。
It is not clear that the party believes in civil society. More likely it sees NGOs as a useful tool to achieve its own ends. But with politics directed from on high unable to meet social needs, and a new generation that wants more participation, some increased role for civil society is unavoidable. So a strange, unspoken pact has evolved, where both sides accept the compromise as a way of furthering their goals in the short term, while hoping future developments work in their favour.
unspoken pact:暗黙の協定
党が市民社会を信じているかどうかは明らかでない。おそらく、NGOのことを自分自身の目的を達成するための便利な道具として見てい る。しかし、社会のニーズに見合うことの出来ない上から方向付けされる政治とより多くの参加を求める新たな世代がいる状況にあっては、市民社会に対する役割が増加することは避けられない。そのため、奇妙な暗黙の協定が築かれている。両者は将来的な取り組みは自分たちに有利に働くことを望む一方で、短期的に彼らの目標を推し進める方法としての妥協を受け入れている。
Limitations and frustrations are legion. Changes to the registration procedure will be slow to affect the day-to-day life of ordinary Chinese. And other social or financial problems could multiply, negating any progress towards a broader civil society. Yet, in their way, NGOs are starting to provide a glue that can help knit society together as the state retreats, family structures change and the social fabric is stretched to the point of tearing. Today’s NGOs are backed by a new generation of Chinese who feel better off and more empowered. The party will not find it easy to slap them back down.
legion:多数の
negate:無効にする/否定する
knit together:団結する
retreat:静養所
fabric:骨組み/基本構造
tear:裂ける
better off:もっとよい状態になる
slap:科す
back down:後退する/退却する/引き下がる
制約や不満はたくさんある。登録手続きの変更が一般の中国人の毎日の生活に影響を与えるには時間がかかるだろう。また、社会的あるいは資金的な問題は増え、より幅広い市民社会に向けた進展を無効にするようなるだろう。それであっても、国家が後退し、家族構成は変わり、社会の基本構造はそれが裂けるまで引っ張られているので、彼らの活動の中では、NGOは社会が団結するのを手助けする接着剤を提供し始めている。。今日のNGOは、暮らしはもっとよくなり、もっと権利が与えられると感じている新しい世代の中国人によって支持されている。党は彼らを引き下がらせるのは簡単なことだとは思わないだろう。
木曜日。 今日はこれまで。昨日はまだ風邪がよくなていなかったが、仕事のペースは落ちなかった。少しぼーっとしている方が集中できるのかもしれない。邪念を持つ余裕がないからかもしれない。今日の昼は昭和電工の齋藤さんとの会食だ。彼はメールアドレスが新しくなったので、連絡が取れなくなって一年ぐらい会っていない。ではまた明日。