2009年03月29日
テポドン その3
昨日はチャイナリスク研究会に来ていただいてありがとう。11名が参加した。前回とは違い、活発な議論ができた。来月はこのテポドンともう一つがテーマになりそうだ。
危険度が高い優位になるための策
ミサイル発射は危険度が高い優位になるための策だ。北朝鮮がテポドンのミサイル発射に成功したら、アメリカならびにアジアの同盟国にとっては危険な存在に代わるだろう。テポドン・ミサイルは1998年と2006年に発射され、2006年の核実験では部分的に成功しただけだった。
核弾頭を持って理論的にアメリカに到達することができるミサイルの発射が成功すれば、減少しつつある北朝鮮の軍事脅威に対する認識は逆転するだろう。国際的は緊張が高まることによって、北朝鮮が非核化を確約することに対する要求が弱まるだろうと平壌は計算している。平壌は国際的な怒りを緩和するために、1998年同様、これは民生用の人工衛星の発射だと主張するだろう。
一方で、長距離弾道ミサイルが失敗すれば、深夜番組のコメディアンに再びネタを提供するばかりではない。北朝鮮に対する軍事脅威に対する認識はさらに減少し、交渉の手段は弱まるだろう。そのような失敗はミサイルの交渉もしくは六カ国協議の進展に緊張感を欠くことになる。平壌はどこにでも緊張を増すことによって、埋め合わせをすることはできる。たぶん、1999年と2000年におこったような、韓国との海軍対立を引き起こすことも考えられる。
このミサイル発射はオバマ政権の最初の外交政策に対する試練となるであろう。バラック・オバマは選挙期間中に「もし北朝鮮が義務を果たさないのであれば、棚上げにされてきた制裁を再び速やかに課さねばならないし、今後の新たな制限を考えなければならない。」と宣言している。この大統領は北朝鮮のミサイル発射にどう反応するのだろうか。
後は夕方。これからインラインスケート。花見だ。
危険度が高い優位になるための策
ミサイル発射は危険度が高い優位になるための策だ。北朝鮮がテポドンのミサイル発射に成功したら、アメリカならびにアジアの同盟国にとっては危険な存在に代わるだろう。テポドン・ミサイルは1998年と2006年に発射され、2006年の核実験では部分的に成功しただけだった。
核弾頭を持って理論的にアメリカに到達することができるミサイルの発射が成功すれば、減少しつつある北朝鮮の軍事脅威に対する認識は逆転するだろう。国際的は緊張が高まることによって、北朝鮮が非核化を確約することに対する要求が弱まるだろうと平壌は計算している。平壌は国際的な怒りを緩和するために、1998年同様、これは民生用の人工衛星の発射だと主張するだろう。
一方で、長距離弾道ミサイルが失敗すれば、深夜番組のコメディアンに再びネタを提供するばかりではない。北朝鮮に対する軍事脅威に対する認識はさらに減少し、交渉の手段は弱まるだろう。そのような失敗はミサイルの交渉もしくは六カ国協議の進展に緊張感を欠くことになる。平壌はどこにでも緊張を増すことによって、埋め合わせをすることはできる。たぶん、1999年と2000年におこったような、韓国との海軍対立を引き起こすことも考えられる。
このミサイル発射はオバマ政権の最初の外交政策に対する試練となるであろう。バラック・オバマは選挙期間中に「もし北朝鮮が義務を果たさないのであれば、棚上げにされてきた制裁を再び速やかに課さねばならないし、今後の新たな制限を考えなければならない。」と宣言している。この大統領は北朝鮮のミサイル発射にどう反応するのだろうか。
後は夕方。これからインラインスケート。花見だ。