2008年07月25日
今日は初代の専務の都祭が遊びにくる.
昨日は朝時間があったので、一杯かけました。起床は今朝も4時半なのでかきますね。今日は日本人の信頼と中国人の信頼について話をしましょう.日本人の信頼はよく「30年築いて来た。」とか「今までの信頼関係のやり方で中国人も信頼してくれる.」といって、失敗しています.どうしてでしょうか。「精一杯相手に示せばかならず信頼してもらえる.」と言う事は中国人には無いんです.なぜでしょうか。この背景には日本人には一価値観、一つの文化が日本にはありますが、中国にはそういった共通の価値観と言うものが無いんです.
彼らの信頼とは「家族」「同郷」「学閥」関係が最も築きやすいといえます。「家族閥」は強烈で、3代も4代もさかのぼっても絶対的に有効です.無条件の信頼があり、ビジネスをしても、値引き交渉は全くと言っていい程ありません.賄賂の概念もありません.家族ですから、金の融通は当たり前です.国土が広いので、家族を大事にします.最も信頼できる組織だからです.
もう一つこれとは違った信頼関係の例があります.大連のいつも行っているお茶屋です.もう40回以上になります.最初の10回は大連研修の都度、値引き交渉をしていました.そのあとは値引き交渉をするのを止めました.そのあとの10回はおまけをくれました.その後はおまけもくれなくなりました.言った値段をその通り払うだけになりました.そのビルは朝鮮館で、朝鮮族の人たちがものを売ったり、骨董品を売っています.そこの2階に「クマの胆嚢」を売っている店があり、そこでも何度かそれを買っていたんですが、彼にいったら、仕入れ値で買ってくれました.日本ではあり得ないんですね.売る方も、紹介する方もいくらかのマージンはとるもんです.彼らは全くとらなかった.
彼との関係は家族、同郷、学閥でもないんです.自然と家族的な信頼が出来てしまった.彼が結婚した時にも結婚祝いをあげました.彼の交友の範囲であれば、家族扱いをしてくれます.毎月大連研修のバスの運転手も50回になりますが、この劉さんも同じです.彼の友人の骨董の店に時々行きますが、25000円のポスターは一万円です.もう5年になります.彼も私を絶対的に信頼しています.
この2つの例に共通するのは信頼を得るには時間がかかったと言う事です.お互いの性格、考え方、行動パターンを理解してこいつならやって行けると思ったら、信用しだすのでしょうか.日本人の信用を得るまでの期間が長いのかもしれません.国が広いから、価値観が違う.違う価値観の人を信用するためには相当の期間つきあって行かないと信用しないと言う事なんでしょうね.
先日、本当に信頼できるのは家族閥だけですよねっていったら、そこで会議をしていた会社の方はどうしようって顔をしていましたが、よく考えますとこう言う事なのですね.先般は失礼しました.要は中国はいろいろな価値観の人がいるから容易には人を信用できないって言う事でしょうか.半年間で、老朋友とか竹馬の友なんて事はあり得ないと言う事です.そうはいってもこの手合いでうまくいかない人はいっぱいいるんです.何度言っても特に年寄りだめですね.「いままでの信頼のやり方でいけば絶対に大丈夫。」って言う事を聞かない。
もちろん、どんなにつきあっても信用できないって言う人は五万といますから、そう言う人は早めに縁を切ると言う事は日本も同じですが.最近はこう言う手合いも結構多いので、困りますね.
彼らの信頼とは「家族」「同郷」「学閥」関係が最も築きやすいといえます。「家族閥」は強烈で、3代も4代もさかのぼっても絶対的に有効です.無条件の信頼があり、ビジネスをしても、値引き交渉は全くと言っていい程ありません.賄賂の概念もありません.家族ですから、金の融通は当たり前です.国土が広いので、家族を大事にします.最も信頼できる組織だからです.
もう一つこれとは違った信頼関係の例があります.大連のいつも行っているお茶屋です.もう40回以上になります.最初の10回は大連研修の都度、値引き交渉をしていました.そのあとは値引き交渉をするのを止めました.そのあとの10回はおまけをくれました.その後はおまけもくれなくなりました.言った値段をその通り払うだけになりました.そのビルは朝鮮館で、朝鮮族の人たちがものを売ったり、骨董品を売っています.そこの2階に「クマの胆嚢」を売っている店があり、そこでも何度かそれを買っていたんですが、彼にいったら、仕入れ値で買ってくれました.日本ではあり得ないんですね.売る方も、紹介する方もいくらかのマージンはとるもんです.彼らは全くとらなかった.
彼との関係は家族、同郷、学閥でもないんです.自然と家族的な信頼が出来てしまった.彼が結婚した時にも結婚祝いをあげました.彼の交友の範囲であれば、家族扱いをしてくれます.毎月大連研修のバスの運転手も50回になりますが、この劉さんも同じです.彼の友人の骨董の店に時々行きますが、25000円のポスターは一万円です.もう5年になります.彼も私を絶対的に信頼しています.
この2つの例に共通するのは信頼を得るには時間がかかったと言う事です.お互いの性格、考え方、行動パターンを理解してこいつならやって行けると思ったら、信用しだすのでしょうか.日本人の信用を得るまでの期間が長いのかもしれません.国が広いから、価値観が違う.違う価値観の人を信用するためには相当の期間つきあって行かないと信用しないと言う事なんでしょうね.
先日、本当に信頼できるのは家族閥だけですよねっていったら、そこで会議をしていた会社の方はどうしようって顔をしていましたが、よく考えますとこう言う事なのですね.先般は失礼しました.要は中国はいろいろな価値観の人がいるから容易には人を信用できないって言う事でしょうか.半年間で、老朋友とか竹馬の友なんて事はあり得ないと言う事です.そうはいってもこの手合いでうまくいかない人はいっぱいいるんです.何度言っても特に年寄りだめですね.「いままでの信頼のやり方でいけば絶対に大丈夫。」って言う事を聞かない。
もちろん、どんなにつきあっても信用できないって言う人は五万といますから、そう言う人は早めに縁を切ると言う事は日本も同じですが.最近はこう言う手合いも結構多いので、困りますね.