日本人が国際会議で発言しないと言う事は今回の洞爺湖サミットでも周知の事実ですが、そう言った、根回しが出来る日本人がほとんどいない．英語が話せるから出来ると言う物でもない．こう言う事では将来の日本がダメだと言うような事は今迄、何度も言って来たが果たして日本人が新渡戸稲造先生みたいにグローバルで今後活躍できるのだろうか．

確かにそう言う人物を１００人養成する事は日本にとって必要だと思うが、どう考えても、１０００人は無理だ．そうなると、今の最先端をいっている環境課題にたいして、電気自動車なり、大陽発電、風力発電、原子力発電などの事業を地道にやる事が世界に対しての日本人の最大の貢献方法のような気がして来た．一方ではそうしても課題は残る．

世界にフランス人とかインド人のように国際会議でスピーチが出来なくても良いが、世界の情報とか意見とかを摂取しなければならない．そうしないと、毒入り餃子のように鎖国政策が一番良いみたいな意見が出てくる．日本語情報に変換する人たちの努力と日本人の国際感覚の育成は欠かせないように思う．世界に対して、何をするべきかが間違えてしまう．

福田さんがあれだけ努力しても日本人がアンケートで、彼を評価していない．気の毒だよね．日本人全体の問題なのにね．昨晩は大連の副市長の戴さんと会った．中国人が世界で最もグローバルだと話をしたんだけれども、多分理解してもらえなかったと思う．いつかは中国人がそうだと言う事に気がつくと思うし、日本人がいつかは箱庭に中にいる事に気がつくのを期待したい。

株式会社TRINC　代表取締役社長　高柳 眞さんが私の本を読んで、支援してくれてるが、やはり、日本企業には国際化が絶対必要だ．BPOを何としてでも普及したいところだ．戴副市長が我が社に見学に来てくれると言うので、心強い．今週は出張で無理だと言うので、来週かも知れない．味方がまた一人と少しずつ増えて行くのが心強い。