2009年07月22日
発展途上国の債務4
昨日は8月6日に行う南京での日中経済人の講演会の資料を作成した。セミナーのタイトルは「日本企業は今回の金融危機をどう乗り越えることができるだろうか.」サブタイトルは「中国とのビジネスがその起死回生のチャンスだ.日本のローカル文化からグローバル文化へのトランスフォーメーションだ.」にした。
今までは講演も雑誌の原稿も、BPOだけだったが、今回から、グローバリゼーションに話しの内容を拡大した。日本と中国。そして、世界の経済の動きの中で、我々は昨年の金融危機からどう脱出することができるのかを論じようと考えている。議論のベースは勿論このブログだ。グローバルかつ英語文献を扱うようになって、5ヶ月目に入ってきたので、もうそろそろこうした討論会で、デビューしようと考えている。BPOの視点だと、どうしても読者が限定されてしまう。このように大きなテーマにチャレンジすることによって、日本経済の問題意識を大きなパイで、共有したい。解決策はそれからでいい。来月の国貿促への寄稿はBPOだが、10月の東レへの寄稿はグローバリゼーションだ。今翻訳している内容が我々の関心事とはほど遠いとは思わないでほしい。世界の人は今このことが関心事なのだ。日本人はこうしたグローバルな視点をもった上で、どうするか考えないと、世界の人と同じ目線で、議論ができない。今の日本がそうだ。G20でも日本が議論に参加できないのは今日のテーマもそうだが、ジュビリー2000とは何かを知らないと、アフリカのことは議論できない。
最近の債務免除
多くの貧困国は最近、外国政府とIMFとか世界銀行のような国際金融機関からの一部もしくは全面的な債務の取り消しをしてもらうことができた。
ジュビリー2000の横断幕のもとで、ドイツのコロンでG7が開催された際に、様々なグループが連立し合って、一緒に債務取り消しの要求に加わった。結果として、世界の最も金持ちの国々の財務大臣が適正をもった国々の債務を免除することに合意した。
ジュビリー2000:(Jubilee 2000)は、いわゆる第三世界に属する最貧国の債務を2000年を区切りに帳消しを求める、40カ国以上に及ぶ国際的に連帯して行われた運動。運動の名称、趣旨と期限は、カトリック教会のキリストの生誕年を基点とするキリスト紀元すなわち西暦紀元で1000年の区切りで祝典を行うグレート・ジュビリー(Great Jubilee)の2000年を控えていたことに由来する。2001年前半から、ジュービリー2000は世界中の多数の組織に分かれた。
2004年の世界銀行/IMFの調査でわかったことだが、債務免除を受けた国々の中で、1999年と2000年の間に貧困削減の改善策の効果は2倍になった。タンザニアでは救済された金額で、授業料を免除し、より多くの教師を採用し、より多くの学校を建設するために利用した。ブルキナファソでは劇的に命を救う薬のコストを削減し、きれいな水へのアクセスを増加させることができた。ウガンダでは学校への登録人数が2倍以上になった。
2005年にはMake Poverty History(貧困を過去のものに)がスコットランドでのG8サミットの準備期間から始まったのであるが、もう一度債務の問題を取り上げて、メディアや世界のリーダーの関心を得ようとした。幾人かはこの Live 8コンサートは楽器によって、G8で債務問題の概要を取り上げているが、そもそもこれらはサミットの事前協議で、サミットで発表される債務の条件に合意された後に発表されていると言っている。だから、このイベントは限界効用でしかないと言っている。
ここで言っている限界効用と言う意味は本来の限界効用ではなくて、一杯めのビールなら最高だが、2杯目のビールだからうまさもそれほどではないと言う意味。
それにひきかえ、「貧困を過去のものに」は Live 8コンサート発表の5ヶ月も前に運動を始めてきていて、ジュビリー2000キャンペーンとしてはもう10年もやっていて、本質的にこのブランドを引き継いできている。この新しい改善策のもとで認定された18ヶ国の債務免除はまた、報告書上では印象的な結果をもたらした。たとえば、この報告書によれば、ザンビアは救済された金額で、健康、教育、諜報のインフラへの投資を劇的に増加するために使った。
今までは講演も雑誌の原稿も、BPOだけだったが、今回から、グローバリゼーションに話しの内容を拡大した。日本と中国。そして、世界の経済の動きの中で、我々は昨年の金融危機からどう脱出することができるのかを論じようと考えている。議論のベースは勿論このブログだ。グローバルかつ英語文献を扱うようになって、5ヶ月目に入ってきたので、もうそろそろこうした討論会で、デビューしようと考えている。BPOの視点だと、どうしても読者が限定されてしまう。このように大きなテーマにチャレンジすることによって、日本経済の問題意識を大きなパイで、共有したい。解決策はそれからでいい。来月の国貿促への寄稿はBPOだが、10月の東レへの寄稿はグローバリゼーションだ。今翻訳している内容が我々の関心事とはほど遠いとは思わないでほしい。世界の人は今このことが関心事なのだ。日本人はこうしたグローバルな視点をもった上で、どうするか考えないと、世界の人と同じ目線で、議論ができない。今の日本がそうだ。G20でも日本が議論に参加できないのは今日のテーマもそうだが、ジュビリー2000とは何かを知らないと、アフリカのことは議論できない。
最近の債務免除
多くの貧困国は最近、外国政府とIMFとか世界銀行のような国際金融機関からの一部もしくは全面的な債務の取り消しをしてもらうことができた。
ジュビリー2000の横断幕のもとで、ドイツのコロンでG7が開催された際に、様々なグループが連立し合って、一緒に債務取り消しの要求に加わった。結果として、世界の最も金持ちの国々の財務大臣が適正をもった国々の債務を免除することに合意した。
ジュビリー2000:(Jubilee 2000)は、いわゆる第三世界に属する最貧国の債務を2000年を区切りに帳消しを求める、40カ国以上に及ぶ国際的に連帯して行われた運動。運動の名称、趣旨と期限は、カトリック教会のキリストの生誕年を基点とするキリスト紀元すなわち西暦紀元で1000年の区切りで祝典を行うグレート・ジュビリー(Great Jubilee)の2000年を控えていたことに由来する。2001年前半から、ジュービリー2000は世界中の多数の組織に分かれた。
2004年の世界銀行/IMFの調査でわかったことだが、債務免除を受けた国々の中で、1999年と2000年の間に貧困削減の改善策の効果は2倍になった。タンザニアでは救済された金額で、授業料を免除し、より多くの教師を採用し、より多くの学校を建設するために利用した。ブルキナファソでは劇的に命を救う薬のコストを削減し、きれいな水へのアクセスを増加させることができた。ウガンダでは学校への登録人数が2倍以上になった。
2005年にはMake Poverty History(貧困を過去のものに)がスコットランドでのG8サミットの準備期間から始まったのであるが、もう一度債務の問題を取り上げて、メディアや世界のリーダーの関心を得ようとした。幾人かはこの Live 8コンサートは楽器によって、G8で債務問題の概要を取り上げているが、そもそもこれらはサミットの事前協議で、サミットで発表される債務の条件に合意された後に発表されていると言っている。だから、このイベントは限界効用でしかないと言っている。
ここで言っている限界効用と言う意味は本来の限界効用ではなくて、一杯めのビールなら最高だが、2杯目のビールだからうまさもそれほどではないと言う意味。
それにひきかえ、「貧困を過去のものに」は Live 8コンサート発表の5ヶ月も前に運動を始めてきていて、ジュビリー2000キャンペーンとしてはもう10年もやっていて、本質的にこのブランドを引き継いできている。この新しい改善策のもとで認定された18ヶ国の債務免除はまた、報告書上では印象的な結果をもたらした。たとえば、この報告書によれば、ザンビアは救済された金額で、健康、教育、諜報のインフラへの投資を劇的に増加するために使った。